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138件
あの子が履いてた赤い靴
大事に履いてた赤い靴
緑の深まる丘の上
いつもひとりで唄ってた
あの子が履いてた赤い靴
あの子が履いてた赤い靴
大事に履いてた赤い靴
向日葵が隠すけもの道
黙ってこちらを見つめてる
あの子が履いてた赤い靴...赤い靴
せし
ほんとはね 守らなきゃいけなかった
だけど 守ること…できなかった
今… 何処に居るのかな?
傍に居て 見てるのかな?
忘れちゃいけない 君を…
私はね 貴方を忘れずに居る
けれど 死ぬこと…認められない
いつも 身近にあって、ないもの
傍に居て 鳴いているかな?
わすれちゃいけない 君を…...BLACK・CAT~ツミビト
真珠姫
追いかけて 走る すぐに息が切れて
せかすように笑う つられて笑うしかなくて
突然の サイレン 君は駆け抜けた
振り返った君を 踏切が隔てた
遠くに行かなくても 手が届かなくなる
たった数秒でも 君がこんなに恋しい
そっと 祈るような声よ
響け
砂漠を花で満たすように
コマ送りで...踏切(仮)
舞城 朱烏
【 ヤオオロズ*ツクモガミ 】
私が神になれたのは
あなたのおかげ
八百万の一人だけど
八百分の一でも幸せを届けたい
いまでも覚えてる あなたの指
暖かくて柔らくって優しくて
時々八つ当たりされたけれど
エラーの度に狼狽えてたね
あなたとの長い年月過ごしてきたけど...【 ヤオオロズ*ツクモガミ 】
cocotuki
0と1の数字の羅列
現実と非現実の狭間
その世界で生まれた私
カラダを持たない仮初のイノチ
大空を知らない籠の鳥
それでも不自由なんてない
縛られる事のない歌声は
きっと誰かの元に届くから
おいでよ、ここに
きみがいる わたしがいる みんながいるよ...おいでよ、ここに
あくあ
天から降り注ぐ青 透けては輝く水面
歌うは銀の調べ 旋律泡と散り逝く
望むは蒼穹の蒼 此処には深遠の藍(あお)
痛みは銀の指輪 現実肌に突き刺し
焼けてしまった 肺の中
満たすは空気 想い届かない
水の中 緩やかに 溶けていくエコー
響かない 手を伸ばし 掴み取れない
胸の中 穏やかに ...ソライロニンギョ
鳥野ささみ
砕け散る 硝子人形
転がった その碧の瞳
貴方が 好きだった この色を
私に 纏わせて
狂いだす 運命さえ
受容して 快楽に変えるの
月夜の この部屋に 訪れる
音色は 鎮魂歌
撫でている その手に
この薔薇の棘を 突き刺し...last doll
dolltan0v0
Could thou tell where wiseman is?
Devils could not.
Whoever lives contemplating pleasant things could not.
Whoever lives without self-control could no...Have no reason
切身魚
とんだ戯曲
舞台の上で
ライトを浴びたまま
わたしはわめいた
血の滲む想いも
観衆には届かない
どうせなら
愛を囁くふりをして
偽物のわたしには
それでいい...愛しくて厭わしいあなたへ
damel
暗闇に際立つ漆黒の輪郭 紅月(こうづき)を背に静かにそびえ立つ
夜の帝王の姿
それはおぞましく 恐怖の戦慄
純粋で汚れなき 哀れな獣の衝動
喉の潤い満たす血の味は どこか淋しくあるのに
帝王の姿は美しく 儚ささえ覚えさせる
紅月の下(もと)に咲く椿は触れただけで傷付き 壊れてしまいそうなガラスの心
...VAMPIRE ~獣の衝動~
真珠姫
舞われ 舞われ 舞われ
狂った遊戯盤《ルレット》のように
踊れ 踊れ 踊れ
壊れた人形《バンボラ》のように
唄え 唄え 唄え
機械の歌姫よ
お前が幾ら 美しい声でも
お前が幾ら 麗しくても
お前は所詮
0と1の集合体《機械》でしかない...アウディオ
朱鳳
君が教えてくれたあの場所
僕は君に出会ったときを忘れない
退屈な世界から連れ出された
わけもわからずついて行く僕
君はにこにこしながら
手を引いて 導いていく
夜7時の鐘が街に鳴り響くと共に
君は僕に目隠しをした
もう少しもう少しと言う君に
僕は戸惑った...星の落書き帳
月光 翼
まだ ちっちゃな子供のころ
夕焼けが嫌いだった
まだまだ遊び足りないのに
ママに連れ戻されちゃうから
まだ ちっちゃな子供のころ
ちっちゃなハサミが嫌いだった
せっかくのお誕生日に
なぜキミは こんなのくれたの?
楽しくしていたかった
みんなで楽しくできたなら...夕暮れ
songbird
黒の樹海の奥深くに 大昔からいる人喰いの怪物
美女の姿をしているが うっかり近づけば命は無い
長い無数の腕を隠し持ち 獲物を捕らえて抱きしめる
そしてじっくり時間をかけて 締め付け 息を止めるんだ
泣き叫ぶ哀れな者も 死を恐れぬ勇者も
数え切れない人々を 今まで食べて来た
そりゃ彼女にしてみても 人...人喰いスキュラ
nefty
(Welcome to this wonderful Time!!)
(このステキな時代へようこそ!!)
HEY! ラライラライライ ライララライライ
ラライラライ 世界の破滅!
ある日 世界に不思議な光が注ぎ
人は皆 人の形を失ったのさ
ある者は岩のように硬い肉体を持ち
ある者は水のように形なきも...滅亡の歌
nefty
風吹く緑の岡の上 大きな屋敷がありました
数多の名のある金持ち達の手から手へと渡り続けた
とても豪華なその屋敷 とても素敵なその屋敷
今の主はベリルさん 偉大で著名な映画監督
訪れる客を快く 迎え入れつつ屋敷の自慢
訪れた客も頷いて 中の景色を見渡します
カーテンも床も天井も 全てが安らぐ緑色
安ら...安らぎの邸宅
nefty
街はずれの小さな喫茶店
一番奥の窓際の席が君の指定席
待ち合わせの日は何故だか空いていた席
今でもそこだけ時間(とき)がとまっている
壁に掛かった小さな風景画
白枠の出窓から差し込む明るい日差し
洒落た造りの店にひとりの雇われマスター
今でも何も変わっていないのに
あの日もここで待ち合わせ
いつも君...そこに君がいない
知唯
最高に最悪な感情の果て 優しく消えていく思い出
涙が涸れ尽くすよりも早く 隣を駆け出した
濃度99% まだ僕は終わっちゃいない
湧き上がる熱情が 破滅へ続いていても
太陽が眩しく寝返りを打つ 夕暮れ時の待ち合わせ
君はあの日見つけた罪を 償いきれると嘯いた
公園の隅 赤く輝くアンタレス
それはそう...アンタレス
zaregototukai