タグ:メグッポイド
204件
突然の電話から翌年の今日まで
後悔したか、と聞かれたら
していません。って胸張って言えるよ
そんな恋でした そんな恋でした
そんなつもりじゃなかった、と泣く声に君は
そんなつもりじゃなかった、と困る
互いにゴメンナサイも言えないような
そんな恋でした そんな恋ってあるのかな?
今思えばあたしは焦って...君に聞かせたい言葉
あわもみじ
何事もなかったのかのように戻ってきたカイトに肩を借りつつ、メイコがよたよたと戻ってきた。素早く行動を示したのはルカだった。痛そうに腕を押さえるメイコを肩を貸し、壁伝いに座らせると、そっとメグにアイコンタクトを送った。それに応じるようにメグが頷き、メイコの前に進み出て傷口に触れる。その瞬間、メイコが...
今日も双子日和 16
リオン
第十一章 反乱 パート2
元部下達との殺し合いというものは心苦しいものだな。
一つ剣を振り、抵抗を続ける黄の国の兵士を薙ぎ棄てたメイコは、ふとその様なことを考えた。反乱は予想以上に上手く進んでいる。城下町は既にメイコ達の手により占領を完了させており、残るは王宮のみという状態であった。その王宮...悪ノ娘 小説版 (VOCALOID楽曲二次創作) 24
レイジ
第十章 夢 パート2
ルカが疲労困憊という様子で黄の国の王宮に到達したのはその日の夕暮が近付く頃であった。馬から飛び降りたルカはすぐに衛兵に至急の要件を伝え、リン女王への謁見の取り次ぎを依頼する。
ひどい空気だわ。
王宮に一歩踏み入り、ルカはそんな感想を持った。空気が悪いとは違う。
怨嗟で満...悪ノ娘 小説版 (VOCALOID楽曲二次創作) 22
レイジ
また、しばらくの間、休憩時間だ。
「リン、レン、凄かったわ!」
長女らしく、妹と弟を正直に褒める。
「本当!いつの間にあんなうまくなったの?」
両手を合わせて頬に寄せると、ミクが笑う。
「…まあまあでしたわ」
褒めているのかいないのか、よくわからないがルカの反応はよろんでいいのだろう。
「か...今日も双子日和 13
リオン
「あ、デルさん…。おかえりなさい」
薄暗い部屋に帰ってきた銀髪の青年を、同じく銀髪の女性が申しわけなさそうに出迎えた。女性の前を素通りし、先ほど氷山から受け取った機器を弾くように女性のほうへと放り投げ、奥の椅子に腰掛けた。プラズマ画面が表示されると、女性へ呼びかける。
「読み込め。報告するものはバ...今日も双子日和 10
リオン
少し汗をかいた様子で上着をパタパタと前後に動かして風を起こしながら、メイコがカイトを引き連れて五人のもとへ帰ってきた。一番素早く動いたのは、ルカだった。あまり疲れた様子のないメイコに寄り添うように歩いてきたカイトを突き飛ばし、メイコに突進していく。そのルカを慣れた様子でひらりとよけ、メイコは大きく...
今日も双子日和 9
リオン
第七章 赤い騎士の除隊
間に合ってくれ。
カイトは祈るような気持ちで、ただひたすらに緑の国に向かって進軍を続けていた。グミが急報を告げてから三日が過ぎている。カイト率いる青の国の精鋭部隊は、強行軍の甲斐あって僅か三日で国境付近の砦まで到達していたのである。
明日にも緑の国に侵入できる。そうすれ...悪ノ娘 小説版 (VOCALOID楽曲二次創作) ⑰
レイジ
第五章 遊覧会 パート2
遊覧会は例年三日間に渡って開催される。一日目は晩餐会と各国の官僚同士の挨拶で終始するということが例年の相場であった。
それは今年も変わりなく、正装に着飾ったリンは他国の貴族連中からの挨拶を延々と述べられることになったのである。その間、時間のできたレンは少しだけ散歩をする...悪ノ娘 小説版 (VOCALOID楽曲二次創作) ⑩
レイジ
数分後、七人が(主にリンレンが)心待ちにしていたイベントの開始を告げる、美しいベルの音が響き渡った。
『――大会参加登録者ノ皆様、対戦組ミ合ワセガ決定シタシマシタ。モニターヲゴ覧クダサイ――』
ドーム内の巨大モニターに映し出されたのは、これも大きなトーナメント表。それぞれ、登録するときに取られた...今日も双子日和 7
リオン
第三章 緑の国の女王
「ミク、また手紙が届いているわ。本当にモテモテね、あんたって。」
緑の国の女王、ミクに対して遠慮のない言葉を放ちながら緑の国の謁見室に現れた人物はネルという。明るい金髪をサイドテールにした髪型が特徴である彼女は、ミク女王に向かって半ば放り投げるようにして手にした手紙をミクに...悪ノ娘 小説版 (VOCALOID楽曲二次創作) ⑦
レイジ
かくして、某マスター宅のボカロたち、『メイコ』『カイト』『ミク』『メグ』『ルカ』、そして新入りの『リン』、『レン』の七人は、某大会に出場することが半ばメイコに強制されたようなカタチで決定した。
少人数のチーム戦。
二人一組、あるいは三人一組だ。
三人一組の場合、不公平さをなくすために対戦する...今日も双子日和 6
リオン
まだ少し緊張している二人を、下の女子組み二人がちやほやする。後二人のお酌と肩揉み、マッサージとおつまみ作りにネイルアート…つまり、身の回りのことは何でもやっている。
ふと、メイコが思い出したように言った。
「適正診断をしなくちゃあね」
「適正診断?」
二人は双子らしく声を合わせて聞き返した。ち...今日も双子日和 2
リオン
休日の午後、とあるマンションのとある青年の住むマンションのチャイムがなった。
「ごめんくださーい。お届け物でーす」
待っていましたと言うように素早く対応し、ドアを開く。運ばれてきた荷物を見て、青年は目を輝かせた。たいした大きさではない。小包。判を押して、荷物を受け取ると、いとおしそうに荷物をぎゅ...今日も双子日和 1
リオン
雑貨アーティストのテトさんと、友だちのルコ坊は、きょうは羽田空港に来ていた。
と言っても2人は、旅行をするのではなく、お店を見に来たのだ。
空港の、ショッピングゾーンにある、雑貨のお店「トーイパーク」だ。
場所がら、いろんな“旅”に関するグッズを揃えてある。
ノートやダイアリー、メモなど、異国情緒た...玩具屋カイくんの販売日誌 (38) メグさんの旅の雑貨
tamaonion
そのとき、携帯電話かなにかの着信音がなった。
とっさに三人全員が自分のポケットをあさった。しかし、レンとカイトのポケットからは何も出てこず、携帯電話はルキの服のポケットから出てきた。
「…済みません、すぐ終わらせますから」
そう言って二人にまた頭を下げて、部屋に隅のほうに行って通話ボタンを押し...遠い君 16
リオン
【A】
鳴り響く音 覚醒する意識
視界に広がる 色無く染まる空が
ゆっくりと 時を綴る
ここは ありきたりの僕の世界
【B】
ゆらりゆらりと揺らめいた足元に広がり
僕を映す水面(ソラ)の向こうに見えるのは
夢が溶けた 青の世界
【S】...The ordinary world(ありきたりの世界)
章
見慣れてる街に 光がおりて
トクベツ、で包む 一日がはじまる
なのにきみの背中 揺れて、ぶれ なにか哀しそう
冷たい朝の奥 埋もれてく ちいさな影
安くない迷いを抱えてる
わかってるよ だけど せめて今日は
ちいさな キセキ信じ 笑顔を 見せてほしい
無邪気に 降り注いだ ましろな 夢のなか
合図は...White present
桃華なゆた・灯下箱
-第三十四章-
何かが破裂するような、乾いた音が廊下に響き渡る。広い廊下に反響し、何度も山彦のように重なって、次第に音は小さくなり、消えた。
その場に、リンが倒れこむ。しかし、リンは無傷だった。その手についた赤々と燃え盛るような紅のそれは――。
「レン、何、やって...真実のガーネット 35
リオン
-第三十三章-
しばらくいくと、ひときわ大きな美しく豪華に縁取りされた扉の前に行きついた。
何度か深呼吸をし、扉をぐっと開いた。扉の向こうにいたのは、顔のよく似た金髪の少女と少年の二人だけ、他に人間らしき影は見えない。――猫はいたが。
中にいた二人は驚いたよう...真実のガーネット 34
リオン
-第三十二章-
ひたすらに走り続ける。
行く先、直線上には何の障害物も見当たらない。人気(ひとけ)もなく、まるでこちらが敵の手の上で転がされているような、わざと泳がされているような風にすら思える。ぞっとするような感覚を抑え、メイトは一度、深呼吸をしてまた走り出した。...真実のガーネット 33
リオン
-第三十一章-
まるで風があせりや不安を代弁するかのように、大きく木々を揺らして青々としたまだ若い葉を落としていく。街路樹がシンクロするように皆かぜに合わせて不安を大きくさせるように『ザァァァァアアアア』と音をならしていた。
「――大丈夫、だな」
そう、メイトが...真実のガーネット 32
リオン
【緑のツインテール】
作詞:トーマ 作曲:にくた@入場無料P
可愛いあの子はツインテール
いつでもどこでもツインテール
そうさあの子は人気者
ああこんなに大好きなのに
愚鈍(ぐどん)なぼくとじゃ
吊りあわないね
だからこっそりじっくり見つめてる...緑のツインテール
トーマ
-第十一章-
リンは紙袋の中をごそごそと漁り、お目当てのものを見つけると嬉しそうにそれを取り出し、部屋を出た。進む先は勿論一つ、レンの部屋に他ならなかった。
コンコンと何度かノックし、反応ナがないことを確認すると、リンはにやりとわらってわざと中に聞こえるように、声...真実のガーネット 12
リオン
-第九章-
いたずらっぽい笑みを浮かべたまま、メグはリンと向き合った。
「めぐって…」
呟いたリンの脳裏に、レンが書いたあの表が浮かんでいた。
ルカ リーア湖の畔 クォーツ
めぐ レオ山の麓の道場 エメラルド
...真実のガーネット 10
リオン
-第八章-
街を見てまわっていたリンが、いきなりレンの手を引っ張って一つの店のほうへと歩き始めた。
「あっ、レン、あれみたい!」
「だって、もうそろそろ待ち合わせの時間…」
「少しくらい、いいでしょっ」
待ち合わせ場所へと急ごうとするレンを制し、リンはそのまま店の前へと...真実のガーネット 9
リオン
-第七章-
「リン、今日は神威のところに行くよ?」
そういって、レンはリンを起こした。
眠気眼をこすりながら、リンはベッドから起き上がってくると、時計は既に昼の一時をまわっていた。部屋からレンを追い出し、どうにか着替えを始める。
あれから、一週間も経っていない。ルカ...真実のガーネット 8
リオン
「それだけじゃだめだよ」
Music どぅるぎたー(2009)
Vocal Gumi
Backing Vocal KAITO、鏡音レン、神威がくぽ
あなたが いつも 私のそばにいて
いつでも 変わらず微笑んでくれる
でも それだけじゃだめだよ
お腹がすくし ご飯を食べなくちゃ(ah)
あなたが いつ...GUMI with バナナイス「それだけじゃだめだよ」歌詞
どぅるぎたー
行く先を決めるのはこの心
ひたすらな道ばかりじゃなくても
打ち破る瞬間を見せてあげる
揺るぎないスタイル 崩さずに
止め処なく溢れる思考の波から
守れるものは多くない
だから 奥底で瞬く微かなシグナル
細く願う声 ほら
一つ それは二度とない貴重なチャンス
運任せ 成功だけイメージ でなきゃジ・エン...♪ STYLE
晦サト
1、
きみに逢いに行くんだ今
超特急!で走ってくよ
君に逢えたときにはそう
抱きしめちゃうかも
大好きなんて(恥ずかしいから)
いえないけれど だ か ら
早く私に(きみの歌を)
歌わせて欲しい I want a sing!
大好きなんだ...逢いたい
春焔