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「サクラバナレ」
A
出会いあればいつか必ず
別れ来るもの
「今」がいくら待ってくれようとも
時間は待ってくれないもの
突然、目の前に桜舞ってくるように
思い出が頭にふと舞ってよぎる
B
君とふざけ合った日々も...

誰かに取り放題なマウンティングも
自分がよじ登られる側になったり
繕ってみた愛しさも寂しさが綻んで
必至に縫い合わせた残り少ない赤い糸
見えそうだった君の気持ちも偽物で
足取り軽く飛び越えてみたら泥まみれ
ヒールで踏みつけた鎖がいつの間にか
自分の足にとぐろを巻いてたなんてさ
見もせず無理矢理飲み干...

《A1》
どれくらいの月日が経ったろう
瞼は閉じたがっている
ピクリとも動かない肉塊は
終幕の時を伺ってた
限界を紛らわす為
最後に口にしたのは毒団子
飢えた胃袋はそれさえも
消化できず吐き出した
《B》...

目にも耳にも入れないで
この先　生きていけたらと
昔スマホから消した
名前を何故か今見つめてる
めんどくさいから欠席に
〇して出したらメール来た
「貴方に来て欲しい」なんて
そっちの都合なんざ知らねーわ
どれだけ美しく着飾っても
貴女は生臭い純白装うティッシュ...

（Aメロ）
泣いたら曇りも晴れるって？
腫れたら明日も見えやしない
僕だけなのかな、笑っちゃうな
（Bメロ）
どこかで聞いたエピソード
泣いたあの僕はどこへ行った
もういいよ、もういいや、だから
（サビ）
響け響け、がなる唸りよ...

きみはぜったいぜったいぜったいぜったい
失恋したりしない
そういう呪いをわたしがかけた
きみはこれからもいろんな女の子を好きになって
だけどだれからも一生振られたりしない
どうせいままでだって振ったことしかなかったんでしょ？
きみはいつも振る側
女の子を泣かせる側
愛なんて言葉 一瞬の幻
そしてささ...

S
蠱毒を埋めて葬った
知らず植えられた桜
呪いを込めて咲き誇る
嗚呼、蠱桜花乱舞
A
赤い桜の下で
出会った俺と君の恋は
桜のように赤く熱く
ずっと一緒よ...

義理と人情の呪いを
私が私に懸けて久しい
私は私がする事為す事
止めを入れようとしてるんだ
何か出来る予感
感じ乍ら
現実主義に
押し潰されそう
私は私1人を
助ける事も出来無い儘で...

赤ずきんが　帰ってこない
心配になった母さんと　僕は
ばあちゃん家に行きました
そこには首を切られた　狼が
横たわり　トランプの兵士が死体を運んでいました
母さんは家に帰りましたが　僕はトランプ兵士の後を追った
トランプ兵士は木の根元の穴に入っていった
直感で考えた結果
赤ずきんはどうやらこの奥らし...

「弥陀の墨着た天使」と笑い
嘆き光らす民へ溶き看取る
罪の血を着た悪魔も問わず
白い奉仕を巻いてただ笑う

呪縛の譜は高々編まれ
秋立つ綾が着こまれる
炙りの詞が看取りを拒み
闇路に雪は寄せてきた...

・
星がキレイな夜
二つの灯りに誓って
私は許さず生き抜くことを
決めました―
―前奏―
・・
最近途絶えていた
彼からの伝書鳩
私はいつもずっと...

「約束ね」
「約束だよ」
　幼い子供の、可愛い指切り。
　ずっと一緒…それが当然と思っていた日々。
　しかし、それは脆くも崩れ去った。
　事故により、1人があっけなく世を去ってしまった…
　－それから5年。
　残された少女の周りには誰もいなかった。
　無口で根暗…悪口にはもう慣れた。
　少女にとって...

くるりくるりと　回る月
それは　月が回るのか？
月明りの下　碁を興じる双子
声をかければ笑いあう
真っ赤な着物を着た少女は
剣を抱き
真っ白な着物を着た少年は
恭しく袋包みを掲げてみせる
袋から覗くは　男の首――
惹かれて手を伸ばせば...

１、２
１、２、３、４
ミクのうたを　聴いてくれよ？
みみをかたむけ聴いてくれよ？
ミクは歌歌うボーカロイド
おどりもこなすぜ、
ネギもふるぅぜ。
一生懸命歌歌うよ
今度は、オマエを教えてくれよ？
Hey、名前は何だ？　Oh、歳はいくつだ？...

砕け散る　硝子人形
転がった　その碧の瞳
貴方が　好きだった　この色を
私に　纏わせて
狂いだす　運命さえ
受容して　快楽に変えるの
月夜の　この部屋に　訪れる
音色は　鎮魂歌
撫でている　その手に
この薔薇の棘を　突き刺し...