lunarの投稿作品一覧
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詰まんない。
如何やら自分は気が付いたらそう呟いていたらしい。ハァ、と溜息を付いてメイコはお抱えコックが作ってくれた極上のサンドイッチに口をつけた。
うん、味は申し分無い。パンの固さもその具も調和も見事なものだ。パンは固すぎず、かと言って柔らかすぎずに具の邪魔をせずともちゃんとパンがある事を主...悪食になる前の少女と悪魔の会話
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「ねー、良いでしょー。ねぇ、レン、頂戴よー」
「駄目なモノは駄目」
「良いじゃん、減るもんじゃ有るまいしー」
「一応減るから」
「むぅっ・・・!」
金髪の腰まで有る髪を少しだけ揺らしながら、蒼目の少女は頬を膨らまし、己が視線を向けている同じく金髪蒼目の少年をキッと睨んだ後、小さく叫んだ。
「良いじ...ある少女と少年の出会い
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「勝ーって嬉しい、花一匁♪ 負けーて悔しい、花一匁♪」
「・・・・・・・・・・・・」
「あの娘が欲しい♪ あの子じゃ分からん♪ 相談しよう、そうしよう♪」
「・・・・・・あのさ、ハルちゃん」
「? 何、クリスタル」
「愉快そうに“花一匁”歌うの止めてくれる!? ハルちゃんの周り遊女の霊で何か一杯だよ...花一匁について語ってた・・・筈
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・・・あ? バレンタイン? 知るかそんなモン。てかあたしは誰かって? ・・・ピアプロの規制上、詳しい事は言えないけど、言うなれば・・・此処に時たま出てくる紫音の元キャラ? みたいなっ! ・・・おい、作者、てめぇ後で覚えてろよ・・・。何で此処で巫女子ちゃんなんだよ・・・つーか話逸れてるし! まあ、そ...
バレンタイン、つったら思い浮かぶ話(作者の場合
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君に、手を伸ばす
その腕を、君に届く前に、引っ込める
君にフレルコトが出来ない
フレテハイケナイ
誰かが僕の頭の中で言う
二人で一つ、なんて誰が決めたのだろう
少なくとも、マスターは
そんな風に考えずに
君は君、僕は僕と考えてくれた
君は君 僕は僕...僕と君の心に居る“彼”
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人は誰だって、一人で生きていける程強くない
だから互いに互いを頼りあって生きているんだ
けれど、全員が全員、そうなれる訳じゃない
人は憎からず、誰かを憎む生き物だから
だけど、私はこうして、貴女と友達になれた事を、とても幸せに思うよ
きっと其れって、凄く素敵な事だと思うから
譬え貴...Happy Birthday,My Friend!
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俺は如何思ってたんだろう、リンの事。今まではそう思っていた。けれど、今ではもう、応えは分かりきった事だ。けれど、その気持を伝える訳には――伝えられる訳がない。
だって、だってリンは―――もう、いないのだから。
インストールされた時、始めて俺が見たのが、リンだった。俺と目が合うと、恥ずかしそうに...言いたかった言葉
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私は、レンの事が好きだ。・・・ううん、好きだった。過去形なの。過去形にしなくちゃいけないの。だって・・・だってレンは・・・もう、いないんだから。
始めてマスターにインストールされた時、私が真っ先に見たのはレン。レンは私を見て優しく微笑んだから、私も釣られて笑ったのを覚えている。
私達はマスター...聞きたかった言葉
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「アメジスト様」
「あ、エリム。久し振りだね」
「ふふ、アメジスト様が呼んで下されば何時だって姿を見せますのに」
「ま、それはシークとノグアも同じだろうけどね」
「そりゃそうですよ。あたしには分かります。だってあたし達は同じ卵から生まれでたモノ達ですから」
「そうだね」
「所でアメジスト様、“時を司...感情の神と誰かの会話
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「何故私は造られた? 人は私を造って如何するつもりだったのだ? 世界を手にしようと思ったのか? 私を己の思うがままに操れると思ったのか? ・・・愚かな。私はそこらにいる人間に服従してる愚かなモノ共とは違うのだ。私は私の意志で動く。人間に指図される覚えなど無い。・・・否、寧ろ誰が造ってくれと願った? ...
人間から造り出されしモノと全てを創りしモノの会話
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中学校時代、友達と二人で考えていたお話があります。私と友達、二人で設定を考えて二人で順番こに話を進めていく(つまりバトンリレー的な)様な形でスタートしましたが途中で途切れてしまいました。
今まで私はその事を忘れていたのですがふと思い立ち、キャラをボカロに変えて、もう一度書いてみようと思います。
...ちょっと考えてる案。
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また何時か出したいキャラの設定を改めたいが為の文章です。
白蛇様 齢五千年
白蛇の神様。齢五千年は神様になってからの年数で、実際は普通の白蛇として生きていた数千年があるので一万年を超えている。
普段は高層ビルよりも大きい位の大蛇の姿だが人間の姿になる事も可能。髪は銀色でそれを後ろで結わえてお...何時かまた出したいキャラの設定
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三人「皆様、明けましておめでとう御座います。今後とも、作者及び作品の事を宜しくお願い致します」
炎「・・・上の台詞って一番最後に言うべきではないか?」
紫「流せ」
炎「・・・・・・・・・・・・」
蒼「って事で新年になりました。とうとう作者も受験生か~」
紫「その前に三年に上がれるかが問題だよ」
蒼「...新年が明けたのでアンケート結果発表!
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この一年、色んな事が起こったな、と余り記憶力のない頭で振り返ってみる。
沢山の事や想定外の事も沢山、沢山起こったけれど。でも、私にとって一番の大きな出来事は―――
ピアプロに入った事でした。
始めて、本当に始めて自分の作品を知り合いじゃない誰かに見せるのは、とても勇気のいる事で。
貶された...感謝の気持を込めて
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さっきまでホラー苦手な癖に青鬼見てました← 因みに1,0です←
取り合えず青鬼怖いけどそんな事は如何でも良いので流します(自分で振っておいて・・・
て、事でアンケート終了です。応えて下さった方々、本当に有難う御座いました!
特に翔破さん、何か押し付けるような形で本当に申し訳御座いません! 死...アンケート締め切り!
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ワンクッション。
ども、lunarです。この度『悪食娘コンチータ』を書かせて頂いたのですが、取り合えず一言。
多分(←)グロいです。グロいの苦手な方はお引取り下さい。
まぁ、作者のグロなんてたかが知れてますけどね。
「グロ? 何それ美味しいの?」
「グロは大好物です」
と言う方はどうぞ前の...【自己解釈】 悪食娘コンチータ 【原曲イメージ崩壊注意】
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思い出す。レン、レン。私――あたしの幼馴染。ずっとずっと、好きだった、大切な人。思い出す。ネル、ネル。あたしの友達。ううん、親友って言っても良い。何時でも冷静な、あたしの大事な親友。思い出す。ミク姉、ミク姉。ネルの従姉妹であたし達にとっては凄く優しいお姉さん。たまに怖い時があるけど、そのギャップが...
誕生日プレゼントは、
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「マスターマスターマスターマスタァァアアアァァァァアアアァアーーー!!!!」
「如何した、ボカロ界のアイドル、初音ミクちゃんよ」
「そんな説明良いから!」
「あ、そう。で?」
「まぁーた今年もリンちゃんとレン君、進展無かったじゃないですかぁ!」
「あぁ~・・・。其れでか」
「何がですか?」
「ミクち...何時になったら、
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唐突に設定を改めたいが為の投稿です。ぶっちゃけ作者の自己満モノになると思います。寧ろ色々とヤバイねたが多いと思います(ポケ○ンとかその他諸々)
マスター 蒼 14,5歳
私設定ボカロマスター。住んでる所はジョウト地方の最初の町← でも生まれたのはシンオウ地方のコンテスト会場がある所← お母...私的ボカロ設定
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私、はレンの事が好き、で
でもレンは私とは違う “リン”ちゃんの事が好きで
その“リン”ちゃんも、レンの事が好きで
レンが他の人を好きになっても良い 私のこの思いは所詮叶わぬモノなのだから
――――でも、忘れないで下さい この想いが本気だった事を
ずっと忘れない、私の初恋の人――...好きな人の好きな人は、
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「リン・・・大丈夫?」
「うん・・・。ごめん・・・」
私はレンの背中に顔を埋めながら小さく呟いた。レンはそんな私の事を嫌がるでもなく、優しく言葉を続けた。
「無理しなくて良いから・・・。俺、ちゃんと此処にいるよ」
「うん・・・」
分かってる。レンは私を置いていなくなったりしない。もう虚像のレンじ...時には優しさは、
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「私にお父さんがいたら―――。カイトさんみたいなのかな?」
「マスター?」
ポツリ、独り言の様にマスターは俺に言った。俺を見上げる水晶色の目は少しだけ、悲しげで。
「ほら、私お父さんと一緒にいた事、無いから」
少しだけ笑う様にマスターは言葉を続けた。けれどその言葉は何処か自虐気味で。
「分かりま...もし、
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流れ星、ひとつキラリ
儚い夢を乗せて ハローハロー
いつか僕のこの願いが
届きますようにと・・・
ポロポロ、夜空から星屑が落ちる空の下、僕とレンはそんな空を一緒に見上げていた。
「良いかい? あれは流れ星、て言うんだ」
流れ星? 僕が首を捻るとレンは少しだけ笑った。
「流れ星、て言っても...【自己解釈】 クドリャフカ 【原曲イメージ崩壊注意】
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「ほら、着いたぞ」
ス、とネルがリンの家を指差し、そしてリンの方を振り返る。リンは申し訳無さそうな顔をして首を横に振った。ネルも何処か寂しげな表情を浮かべ、腕を下ろす。そしてレンの方を向き直った。
「うん、ありがとな、ネル」
「・・・何かあったら連絡しろよ。無理にお前が全て背負わなくても良い」
「...取り戻した記憶と、その代償
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「ねぇ、“時を司りし者”」
「何で御座いましょう、アメジスト様」
「貴方は時を操る事が出来るのよね」
「左様で御座います」
「なら、時を止める事も、勿論出来るよね?」
「えぇ、出来ます。寧ろ私のチカラを持ってすればその様な事など簡単に出来ます」
「でもあたしは貴方がその能力を―時を止める所を見た事が...時を司りし者と誰かの会話
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紫「て事で年賀状企画もどき締切ります!」
炎「毎度ながら唐突だな」
紫「近頃作者は“紫”って打つと東方に出てくる某スキマ妖怪が思い浮かぶらしいよ」
蒼「確かに漢字一緒だしね」
紫「それに作者は本名の方で良く名前をその某スキマ妖怪と同じ名前に間違われてるし。名前平仮名なのにね」
蒼「最初の間違いは六歳...年賀状企画・・・?
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「・・・・・・記憶喪失・・・・・・でも・・・リンちゃんは・・・無事なんだね?」
流石に年長者と言うべきか、直ぐ最初に麗羅に問いかけたのはミクだった。
「あ、はい。頭をぶつけているものの、特に目立つ外傷はありませんでした」
胸元で祈る様に手を組みながら麗羅は応える。少しの間、ミクは目を閉じていたが...失ったモノと失ってないモノ
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汚い。汚い。汚い汚い。汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い。
ニンゲンのココロは汚い。汚い汚い。汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い...ただ単に感情に任せて書き殴っただけ←
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「お早う、リン」
「あぁ、お早う、麗羅・・・。・・・・・・って・・・・・・・・・・・・うええぇええええぇええぇえええええ!!!??」
麗羅がリンに話しかける早々、リンは教室内にも関わらず大声を上げた。何故なら、
「ちょ・・・如何したの!? その髪!」
麗羅の髪がばっさりと、それはまた見事なまでに...さよならの、その後は
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ニンゲンなんて直ぐに変わってしまうモノなのさ。ほんの些細なキッカケで好き嫌いに分かれる。ま、大抵の場合は嫌いの方に傾くんだけどね。
ニンゲンほどコロコロと変わってしまうイキモノはいないさ。その場の感情、その場のノリで人生が大きく狂ってしまうというのにね。でもそれに気付かない気付けない。愚かなイキ...とりあえず書きたい事つらつらと