芽莉沙の投稿作品一覧
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【亜梨亜さんへ】誕生日おめでとぉぉお!
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「ねぇ…、ちょうだい?」
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「クオーー」
間延びした声が静かなリビングに響く。
……返事は帰ってこない。
「クーーオーーー」
更に間延びする声。だが、やはりその声は寂しく響くだけで返答はない。
「クオってばー、暇ー」
やはり返答は無い。
そんなクオに、ミクはぷうっと頬を膨らませてから、ハァァっとため息をつく。
「何なのよぅ…そ...初音家の休日
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僕がずっと前から思ってる事を話そうか。
ずっと前から思ってたけど、ずっと言えなかった言葉。
「ねぇ、僕はずっと前から、いや、今でもグミヤの事―――…」
【はんたいことばの愛のうた 4】
「好き、だから…」
小さく呟いた言葉。
それは、ゆっくりと屋上の風に乗っかって―――、
「え…と、」
…グミヤの耳...はんたいことばの愛のうた 4
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正直者は何を見る?
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「もう会わないようにしよう」
俺がそう言った瞬間の君の顔。
目を見開いて、その目からは今にも涙が零れでそうだった。
その目で真っ直ぐに見つめられるのは辛く、俺は足早にそこから逃げ出した。
あぁ、俺は、グミよりずっと、
―――天の邪鬼で弱虫。
天ノ弱、なんだ。
【はんたいことばの愛のうた3 -グミヤv...はんたいことばの愛のうた 3 -グミヤver.-
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僕がずっと前から思ってる事を話そうか。
姿は見えないのに、言葉だけ見えているんだ。
―――君の噂話。
新しい彼女が、出来たって。
ねぇ、それって本当?
僕の事は、もう綺麗さっぱり忘れたの?
「僕は君の事なんか忘れたけどね。」
【はんたいことばの愛のうた】
なんて、グミヤに吐き捨てた言葉にチクリと胸が...はんたいことばの愛のうた 2
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僕がずっと前から、思っている事を話そうか。
友達に戻れたら、それ以上僕はもう望まないさ。
君が、それでいいなら…
これは、嘘つきの僕が吐いた――――
【はんたいことばの愛のうた 1】
今日の天気は、突き抜けるような晴天。
なのに、僕の中は土砂降りの雨。
グミヤと、別れた、から。
―――きっかけはグミ...はんたいことばの愛のうた 1
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あなたの鏡音廃度が分かります☆←w
【第1問】
鏡音リンレンの膝下からのレッグカバーに付いている丸いものの正体は?←
①ただのデザイン
②スピーカー
③換気用
【第2問】
鏡音リンレンの公式年齢は?
①12歳
②13歳...ボカロクイズ☆【鏡音さん編】
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なら今日ぐらいは
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最近、とても重要な事に気付いた。
こんなこと言ったら、全国の非リア充さん達や管理人さんに贅沢過ぎって言われそうだけど、(とゆうか管理人にはもうぶつくさ言われた…)その、えぇっと、なんていうか…
―――好きって言われた事がない。
う、あ、いや、あの後付き合うことになったし、デートもするんだけどっ!
レ...まだ終わったなんて、・その後
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バイトで出会った少年。
夏限定で募集していた喫茶店のバイトを、どうせ暇だから、と言う理由で受け、そこで同じように働いていた。
そいつ…―――レンのことを好きになっちゃったんだ。
バイトは今日で終わり。
どうしよう…。
【まだ終わったなんて、】
「リーーンっ!」
「っ?!」
呼ばれただけでかぁっと顔が...まだ終わったなんて、
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「ルッカー♪おはよー!」
土砂降りの雨が降った次の日。
絵文字で言う「ノシ」な感じに手を振りながら、リンが駆けてきた。
「おはよ。リn…げ、」
私も挨拶を返したけど、途中で気付いた。
リンが手に持ってる物……
――――私の傘!?
「あ、はは…リン、その傘どうしたのよ…」
絶対バレてる!昨日リン家の前...a childhood friend 4
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次の日。
今日はしとしとと、さり気ない感じの雨が降っていた。
だから私は優雅に読書をしていたのに、お母さんが急に、「カフェ・オレが飲みたいぃぃぃいいぃぃい!」を叫び出し、「あぁ、でもコーヒー豆が無いわ…」と思案顔になり、「私の娘なら、買ってきてくれるわよね?そうよねそうよね、ハイ!いってらっしゃい!...a childhood friend 3
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「がっくんって最近かっこよくなったよねー」
「…は?」
そんなことを急に言い出したのは、私の親友、リンだ。
丁度、がくぽに肉じゃがをあげてから、2週間ほど後の事である。
そういえば、あの後がくぽに会ってない。家隣だし、同学年だし、会おうと思えば会えるのだが、クラスが違うし、会おうと思わないので、会っ...a childhood friend 2
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「はい。これ、神威さん家におすそ分けしてきてね」
そう言ってお母さんから手渡されたのは、お鍋に入った肉じゃが。
いや、この現代に「余ったからお隣さんにあげちゃえ☆」的なノリは98%位絶滅してると思うんだせどなぁ。
心の中でそうツッこんだが、声には出さず、「はーい」と無難な返事をしておく。
母というも...a childhood friend 1
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「リ、リン!?」
「あ、おかえり!れんきゅん♪」
「俺はれんきゅんじゃねーーーーーーーーっ!!!」
【それは俗に彼シャツと呼ばれるものである。】
「…で?な、ん、で、俺のシャツを着てるんだ?」
「んー…とねぇ……、あ、そうだ。メイコ姉と洗濯物を片づけてたの。」
と言いながら、リンは俺の斜め前のソファ...それは俗に彼シャツと呼ばれるものである。
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ボカロクイズ☆【初音さん編】
うっかり始まりましたー!ボカロクイズ的な何かですー。
これで、あなたのボカロ廃度が分かっちゃうよ☆←
【第一問】
ミクさんのキャラクターデザインをしたイラストレーターさんは?
①KEIさん
②KAIさん
③HEIさん
【第二問】
「初音ミク・アペンド」では、何種類のライ...ボカロクイズ☆【初音さん編】
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がたんっ…
俺はリンの手首を掴み、床に縫い付ける。
「えっ!?ちょ、れ、ん?」
リンの声を無視して俺はリンの首に顔を埋めた。
「っ…ひぁっ…」
【思春期ですから。 3 】
リンの声が小さく部屋に木霊する中、俺はリンの鎖骨付近にちゅっ、とキスマークを付けた。
ぴくんっとリンの体が跳ねる。
「れ、レン…...思春期ですから。 3
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夏ですね!
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「レン」
”出来るだけ、真剣に”
ミクちゃんが言ってた。
だから、いつもみたいにふざけたりしないで、一回だけ名前を呼んだ。
そして、続ける。
「話が、あるの。あたしの部屋に来てくれる?」
レンは一瞬目を見開き、その後目を泳がせて悩むようにし少しの間悩んでから、何かを決意したような表情で呟く。
「…何...思春期ですから。 2
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ケーキ、いる?
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聞いて下さい!
最近、レン君がかまってくれないのですー!
この私リンちゃんが、「レーンッ!遊ぼっ!」と言っても「今忙しい」って冷たく断られるし、「レン大好きだよ!」って言っても「あ、そう」と華麗にスルーされるし、リンちゃんがレン君の事をぎゅーってすると露骨に嫌そうな顔をするし、ずぅぅっとゲーム機に目...思春期ですから。 1
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私は元の一人よ
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