タグ「曲募集」のついた投稿作品一覧(40)
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夕々、病弱だ。
すぐに微熱に浮かされて。
陸を泳ぐのは、苦手だと。
笑う僕の、寂しさだ。
次々、廻っては。
これが最後だ。呟いた。
何度も言葉を裏切った。
君のこと、こんなにも。
好きだったはず。
なのに、おかしいな。...迷々、君のなか。
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迷ってばかり 歩き疲れて
帰り道は 見失ったの
右足を出して やっぱ戻して
首を振って 強がった
もう君ばかり願いながら
凍えそうな夜に眠る
此処にひとり覚めない夢を見て
薄汚れた言葉を撫でる
目印なんか 何もないから
二度と君に 会えないのかも...目眩5時、滲む灯り。
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要らないものなど、ないと。
何度目かの嘘を吐く。
僕がなくしたあの日の世界には、
背中を、向けたまま。
ずっとさ、守ってたもの。
壊れそうな白い殻。
傷付かない強い僕になりたくて。
今やテクノロジーの洪水で、
さよならさえ手渡しできずに。
逃げて。逃げて。逃げて。...こゆびのゆうぐれ
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ノイズ 半月の夜
口遊む音が揺れる
おやすみから さよならまでを
何度も 思いだして
アルカディアを待って
指を離したまま
消えそうな温度だけを
遠ざかる足音 ゆるい呼吸で
あの日に 呟く
いなくなる背中越し...それだけ
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やっぱまだ見つからないや
握ったその手を離す嘘を
何回夜を潜り抜けて
憂鬱に弱った午前五時
きっとそうだ運命じゃないんだ
だってこんな胸が痛む
陳腐な言葉も交わせない程度の
ふたりの距離が遠ざかる
正当化した臆病で
解りたくない限界を隠した僕と...終末ドリーマー
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綺麗なものになりたくて
愛される僕になりたくて
ふと掴んだ夜の風
どんな色を滲ませたの
君のためなんて気取っては
見え透いた嘘で強がった
いま背中に口づけて
こんな恋を終わらせたよ
止まった音 軋んだ歌
脆弱な未来は崩れたまま...嘘吐きピーター
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明けない夜はないよ 何度も願うなら
此処から動かないよ 約束してるから
透かした終わり方 望んでないのにな
いつまでも忘れないと 目を閉じて笑った
ゆら、ゆら 聞こえない
ぽろ、ぽろ 止まらない
会いたい 君がいる
会えない 君がいる
まるでポーラーナイト ぼくが沈んだ
淡い静寂とモノクロの世界...ポーラーナイトとさよならのユメ
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駈け出した街に取り残された
しがみついたら振り払われた
少し伸びた爪が痛くなって
追い掛ける気にならなくて
結局僕は、僕ばかりだ
「異常」な僕にはココロがあって
そこだけは多分正常だ
「異常」だと言った君を想って
その通りでいようとした
詰まらない声に取り囲まれた...ルーラ
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明日晴れて寒くなかったら
思い出の海に行ってみようか
ずぶ濡れになって子どもみたいに
日が暮れるまで遊ぼうか
夜の海はきっと綺麗で
くらげも月のように白く光ってさ
そうしてできた煌めく道を
君の手を取って歩こうか
夜明けの空は変わらなくて
光が目に沁みて涙が出て...be in my side.
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甘やかな記憶だけで
私は生きていけるの
始発電車を眺める窓辺
ひとりごちたその横顔
忘れ去られた街角
緩やかな弧を描き消えてく
群青の空の群れはいつも
誰かの合図で逃げていく
そのままで良いよ
ね、もう 終わりで良いんだよ...揺り籠
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強い陽射しを避けるように
君は此処で海月になった
少し前を歩く僕は
そんな君と此処で別れた
変わらない想いで傍にいること
こんなに明快で困難なままで
偽りだらけの脆い空間に
愛を残すことさえ出来ずに
不器用に紡いだその言葉は
すべての言葉のほんの一部で...only you know.
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僕の死にたい気持ちで
君が笑えたら なんて
あくまでも冗談みたいな風で
これを言うのはやめよう
最後の手段まで取っておこう
仮初めの愛より奥の手です
おひとついかが?
ねぇ 眠るよりも早く抱き寄せて
離れたら消えちゃいそうだから
嘘なんか吐かない なんて嘘...1010
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A)遠くで広がる海 いつも傍で笑ってた
それは泡の日々で こんなにも優しく
もう隣で生きると 強く握り締めた指
それは泡の日々で こんなにも脆いの
S)横顔に差したオレンジ 君を連れ去るのを見ていた
強がりが出した「またね」は 夜の始まりに溺れていく
A)花の音聴いてた日々 頼りのないくちづ...dusk box
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A)囁き声に埋もれるぐらいの
そんな弱々しい涙なんて
重力の右腕に引かれては
また 花を濡らしていく
日溜まりの方へ駆けていくのなら
それを引き留める術はなくて
水底で浮力を突き放して
もう ここで褪せていたい
B)ひとりよがりな願いを 「恋」と呼んだ
S)君に...水底のカラス
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夜のなかで 夢を見てた
目が覚めたら からっぽだった
気が付いたら 伸ばした腕
空を掴み さまよってた
私から逃げ出した 赤い金魚を
追い掛けて 追い掛けて
勝手に愛して
勝手に裏切られた気になって
誰にも聞こえないようにって
ぽろぽろ泣くの...ゆめきんぎょ
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ふと掴む雲
反転した世界で串刺しにした
ほら光る影
背後から優しく名前を呼んで
心は酷く煤けて
もう 愛せない
長く永い永い夜の果てにうずくまった
私を飛び交う流星が嘲った
無重力でふわり浮かぶ月の欠片含んだら
溶けるような涙の味がした...GRAVITY
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果てなく続く 透明青空 君との夢色
いつか叶えると 思い描いてた
明日の先 未来の絵
君に触れる掌 伝う その温もりに
失うことを恐れていた ねえ 君は変わらずに
此処にずっと居てよ 罰は僕が引き受けるよ
君が此処にいるのなら 何でも出来るからさ
此処にいて笑ってくれ 悲しみも預かる
もし君が幸せな...透明青空
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いつかの 冬の日 終わりかけた
世界で ずっと 生きてる
あの日 僕は 全て 失いかけ
ありきたりな日常 終わり 告げた
泣いて 泣い て泣いた 僕に 手を差し伸べて
言った「一緒に 明日 作り そして笑おう」
未来へ 未来へ
今僕たちは 負けないと 決めました
何処かで 見守る
あのすれ違うだけ ...未来へ(/不採用)
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日陰から飛び出した 纏い水のサカナ
大気にはためき揺らめくその姿は
蜃気楼に似ていてすっと目を細めた
さあ 泳げよルマネロ
満ち欠けした月に捧げろ詩
交わさない約束に 罰則を重ねて
えづきながら吐き出したのは極上の言葉
シンフォニーは響かずそっと逃げ出してた
いざ 奏でよフリエンテ
蝕まれた闇を癒せ...コウカ
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A)
君の手を 掴みたい
許されぬ 私の願い
B)
あの夜の 路地裏で 見つけたプリズム
水晶が 映し出す 罪深い私
星空の 輝きは 君を照らし出し
いつまでも 変われない 飾られた私
C)
この恋を したことが...路地裏プリズム(/不採用)
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塔のてっぺんで風を待った
すくむ足は置いてけないのかな
夜の月影は私を隠して
もう 誰にも見えないな
君の手のひらの温もりを
忘れぬよう手帳に書いた
冬の路地裏は声だけ響いて
まだ まだ さ迷うだけ
1つの星が飛び散った
なくした人を 探すように...星の塔に風は吹かない
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ふわふわって浮かぶ
小さな身体に寄り添った
頁を捲るその白い手に
私の右手を重ねた
赤い背表紙のアルバムには
1枚の写真もなくて
思いだけ書き込まれてる
始まった日は覚えてないくせに
終わる日は酷く鮮明に 覚えてる
1頁目に君が映る頃には...継続の街灯
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時間の経過は すべてを変えてく
幼い二人も 少しずつ変わる
築き上げた愛 月日が過ぎたら
いつの日か終わる? この日々は終わる?
繋いでる指を いつか離すことになると
知っているけれど 認めたくない
大切にしてた宝物を 壊す日が来るなら
いっそ持たなくても良いんだって
泣きながら言った
足跡をなぞる...Treasure(/不採用)
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夕闇に溶けた 君を
抱き寄せる術を 知らず
小さく震える僕だけ
まだ 動けない
終わりに立つ 泣いて
「もう疲れたの だから…」
足跡 振り返り見ると
ただ 悲しみに溢れてて
微笑みはもう 埋もれて見えない
大好きなのに...Sugarless cocoa(/不採用)
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手紙 宛先書けずに
そっと 花便箋には
遠く 届くはずもない
君の 名前書いてるんだ
風が 頬を撫でる度
隣 温もり求める
空に 飛ぶ紙飛行機
ここに 戻らない誰かに 届いて
行き交う人混みのなか 探すの
ねぇ まだ こんなに君が 好きなのに...花便箋(/不採用)
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「愛されるのが怖いから
君とは扉越しでしか会わないよ」
熟れた果実に溢した音は
埋もれて花にはなれなかった
本物の温もりが怖いから
一輪花瓶に咲いた造花
散ることのないその永遠が
花をより一層美しく咲かす
「きっと好きになっちゃうから」
自分に目隠ししたいと言うのです...Artificial flower
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星屑を散りばめた 秋色の心の上
欠伸をする度に廻る
淡く煌めく思い出
いつの日か大人になっても
同じ時を刻もう
つまらない話をしているだけで
素敵な日々に
ありったけの夜空集めて
リボンをかけ花束に
お月様が怒ってしまったって...そらたば(/不採用)
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泥だらけで微笑んでる
指先から零れ落ちた水
公園のベンチ 水飲み場の虹
今でもまだ眠ったまま
そして夏冬春秋来て
おかしくなる程
伸ばした手は届かないよ
何処にいるの?
迷い込んだのはあの日忘れた空
黒く塗れた優しい声...エンドロール
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吐息は二つ 夜道駆ける
かじかんだ手が 感じた温もり
影は一つ 月に映る
生温い風が 隙間通り去った
水無月何処かへ あの手を引き高く
億も前にいなくなった 星の残像
もう眠りたいな
目覚められなくても
star dust 私を遠くへ連れてって
おあいにくさま 億も前にはいないけれど...moon train
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ノートには等間隔の線が
机には訳もない相合い傘描いてる
理由なんてなくても良いんだ
出来の悪い脳味噌駆使して
辿り着いた結果「好き」なのは
答えとしてはとても上出来さ
叫びたくなる想いは今
喉で転んでまだ出てこれない
起き上がること諦めるの
諦めた声を誰かがほら待ってる...模範解答
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