タグ「作曲」のついた投稿作品一覧(35)
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逆さにしたって出て来ない
みんな不可逆を望んでいる
いいわけあるか良い明日
気にし過ぎたって良い未来
聞かせてくれよ貴方の決意
みんな変わらず変わりたい
けどね
逆さにしたって出て来ない
みんな皆と性善説
いいことあるか無い明日...君の言葉を望んでいるか
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神在月から神無月に消滅(かわった)ここで
なにかを祈る不様(ぶざま)な儀式
縋(すが)るひと藁(わら)もないのに人ごみだけが増えていく
糸が切れたように縁切り
結び目からは針の穴がつっかかり
元のようには通らない
神が全てと説く国が戦火を巻き上げる
八百万(やおよろず)の神々が亡くなるこの国は
白旗...神の分離
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壮美な誘惑
渾身の一撃
ふたつに叩き割った同情
片方は愛情
秀逸な出来上がり
心干された
決定打はなんだったっけ?
温もりをひとつ
心に火傷
蝋燭に火を灯す日々...灯す情
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あなたがこの世に生まれてきたこと
忘れないよ
時代がかき消えて
スローモーションを繰り返して
走馬灯の中に埋もれようとも
レンタルなんかじゃ決められないよ
誕生日があるのは
永遠を亡くすためには
必要なことなんだよ
失敗は成功と決められる...あなたがこの世に生まれてきたこと忘れない
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みんなお祭り行った~?
わっしょいっわっしょいっ
今日は楽しいお祭りだぁ~
夕焼けこやけで日が暮れて
暗ぁくなったらお祭りだ!
浴衣に下駄でカランコロン♪
何して遊ぶ?何食べる?
ワクワクっ
金魚さん素早しっこいよぉ~
たこ焼きあちちっ...ミクミクとお祭り
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メッセージなく何度も聴き返した
後ろに静かに響く足音
鳴り止まぬ
カタカタと震えるのは看板か僕の指先か
キーボードを叩いて高鳴った心臓が今は
走りきることで
耐えられるほどの強さを備えているのか
捕まったら
この夜を迷宮の始まりにしてしまう
誰かに呼ばれるようで確認する着信...夜の迷宮
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花も身を隠す夜道を歩く
浴衣の袖なびく夕涼み
雲に隠れた月の煌々
もう少し話したかったかな
月明かりを求めて歩く
僕の視点はどこに向いているのだろう
空を仰ぎ立ち止まり
僕を呼ぶ地に視界が開ける
地上の花々と満天の星空が対となり
満月が映し出す定点観測...花咲く満天と花びらになりたい僕
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彩色鮮やか四季のある国
乱世を静めひきこもり
めずらしいもの好き人見知り
幸せほうけた地上の異界
憧れと呆れがこだまする
主従従順年功序列
過去の栄誉にしがみつき
譲り合いと助け合い
後への実力者より権力者
変化ない安寧は続かない...彩色変遷四季国
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看板に写された君
毎日挨拶見とれてる
キミだよ
結成されたばかりの
看板娘
キミだよ
まだぎこちないかも
注目されるため
振りまく笑顔
小声で世界中に発信中...看板娘と自転車少年
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ひとつ心がゆらゆらと
ふたつ心がふらふらと
みっつ心がくるくると
ゆらりふらめき消えてゆく
ひとつ魂ゆらゆらと
ふたつ魂ふらふらと
みっつ魂くるくると
ゆらりふらめき生まれてく
ゆらめいて
ゆらめいて...ゆらめく旅路
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民主主義の少数派である
この考えと行動
値(あたい)にしたら弾かれるコミュニティ
蔑まされる罵られる冒涜(おかし)さ
変だ変だ普通という大衆空間
そんなの分かってる
自分はいつも少数派
そしてその少数派すらからも支持されない
いつだって孤独扱い
自分は自分を曲げない強い意志の元...天上天下唯我孤独(てんじょうてんげゆいがこどく)
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羽が生えた日から戻らない
日常への回帰が止められない
あんなに欲しかった翼が
飛び続けなければ許されない
限界への開錠
美しくどこまでも自由に
高みへ望むままに行ける
それは叶わぬ者だけが
夢見ること
今は知ってしまった...叶っても果てはなく
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昔々あるところに
ミクという子が居(お)りましたとさ
ネギを持ち持ちいつも歌って
それを聴いて皆は笑顔になる
その子は不思議な力をもっている
一度その歌声聴くと
みっくみくにみっくみくに
みくみくみくみくされちゃう
実はこの子には噂があって
未来から来たスパー☆スター...ミクの昔話
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運試しをしてみよう
鉛筆を転がす
テストで自己最高点
アイスキャンディーを食べる
当たりが出てもう1本
今日はラッキーday
運を試してみよう
テレビの占いを観る
占いで全チャンネル1位
自販機でジュースを買う...ラッキーday
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毎年訪れる観察者
展示された悲観者
涙の痕(あと)さえ愛(め)でたというの
満ち満ちた風に守人(もりびと)とうずくまる
白爪草
ドアノブに刻んだ鍵穴は遮断され
年月過ぎず外遊(がいゆう)から帰れない
尋ね人にさえ傍観されず
放置された懇願者
微笑(わら)うことさえ断罪されるの...閉鎖的放任
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かぐや姫が月へ帰ったのは
射止めて 引き止めて 心を通わす
最後を描けなかったから
どんな故郷が懐かしくとも
貴方となら新天地を模索したい
満月を求めるよりも
もっと満ちるものを下さい
そんなに色々いりません
私が待ち続けても
待ち人来ず貴方はどこに?...満ちる月とかぐや姫
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いつも真夏ならいいのに
夏休みのような楽園
オアシスで過ごすのが一番いい
皆 体が軽くなって
ゆるんだひと時
キッチリ は もうやめた
クールビズで無礼講
縮こまることなんてない
大の字で寝て 王様気分
もっとゆるくいこうよ...真夏endless楽園
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ほーりんらぶで投げキスキスキス
らぶキッチュッ
きゅんっとハートの流れ星
君に向かって飛んでいけ~
3回お願いしてね
すきすきすきって
その声の元へ飛んでけキッチュッ
ひらりとスカートフリフリ
見るのはギリギリそこまで
お顔が真っ赤な恥ずかしがり屋...☆彡らぶキッチュ
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言葉を一つくれた
心が一生縛られた
物を数え切れないほどくれた
心の穴はいつまでも膨らむ
何がいいのか知っている人いますか?
どんな人でも解き放たれる
魔法なんてこの世に在るんですか?
探して探して 堕ちないように
結局は何かにつかまらないと
この道を歩いていくことはできない...言葉と物と魔法と
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朗らかなほっぺにぷるるんポンプ
迷路を眺めてあっちへこっちに
ちょこちょこぺたぺたまったったっ
いっちにーいっちにーワンツースリー
階段ジャンプでステップアップあっぷぷぷ
あの旗目指してすったかたー
すってんころりんころころぽよりん
トランポリンでショートカット
裏技発動3面飛ばし
ほっぺが膨らみ真...ホップステップほっぺぽよりん
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家の窓から眺める雪雫
長いしっぽが腿(あし)に絡まりこそばゆい
炬燵(こたつ)に並ぶみかんの皮たち
暖をとりつつ
虚(うつ)ろ うつろ
雪降る国の囲い世界
置き去りにされた様な
世界を貸切
空(うつ)ろ うつろ
寒さと共に時間が眠る...雪国時間
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家の前が砂利道だった頃
三輪車を転がしてたね
写真での笑顔こんな顔初めて見たよ
楽しい記憶は最初からなかったんだと
ぼやけた深層を探るのは現物支給で我慢してあげる
三輪車のように
3つのタイヤが同じように転がり進むことはないけれど
無いことじゃなかったんだ
駅に階段しかなかった頃好奇心の塊だった
冒...転車輪
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キミハ幻影ホログラム
キミト幻惑ホログラフィ
触れることなく現れて
環境無害ヒスティック
痺れてこじれてミスティック
虹色七色暴いて暴れて暴かれて
レーザーサーベル振り上げて
開発大国滅多斬り
取って喰われて砂漠化し
まやかし幻影蜃気楼...ホログラフィティ
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結晶は安定した六角形
自然界の宝石
ふっとした時に現れ
すっと消えていく
純白クリスタル
包まれたドキドキ
時々吸い付くされる熱に
全ては無かったんじゃないかと
思う
冷たいの...融けない鼓動
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swingして交わした人生(みちしるべ)は
座標から遠ざけ標識を突き破った
効率を優先(かんがえ)ると白線の内側に
整列した行進曲がお行儀良いよ
passionから静脈へ巡った感情
保存をかけあわせてメモリー消滅
定例会議は時刻厳守で示し合わせ
採決でも教科書で歴史の繰り返し
もう待たなくていいよ
...時空人生
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「好きだよ」
こんな私を抱きとめ告白してくれたあなた
悲しみの体(ぬけがら)は 階段から落ち
心は恋に落ちて守られた
あなたが抱きしめたのは私の宝物(こころ)
助けてくれたから伝えてくれたから
でも返事はまだ言えません
瞳が耳が恥ずかしがっていう事きいてくれません
見つめたいのに聞きたいのに
近づく...守ってくれた君に
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ぐるぐら頭を揺すってみても
何も変わらない世界
私の目が回っているだけ
ぐるぐるくらくら
地球だって周っている
けっこういろいろまわっている
くるくるぐらぐら
考えすぎてまわっちゃう
眠たすぎてまわっちゃう
ひゅんひゅん回ってまわりすぎて...くるぐるまわるん?
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硝煙高く振り上げた
大気を廻(めぐ)る響く咆吼
美空から眺める統治された具現
さざめく狂気と空振る前衛
猛者と賢者の果し合い
草原が荒野へと消えて足跡だけが残る
どちらに行こうか 僕を導いて
あなたがいたからこの重さを背負って
小さい世界を広大な自由へ
僅かな歴史でもここに残りたい...戦いの女神
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転がり落ちたら雨だった
プカプカ浮かれて沈んでた
シャンシャンシャンシャ
しゃんとしろ
心が折れて傘折れて
タイフーンに飛ばされて
コロコロほわほわ漂ってたら
命をすくってもらったよ
金魚と一緒に救われた
そして今では四角い世界に閉じ込まれ...雨とまあるい四角
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愛らしい子猫さえ
愛玩されているのが解っているのに
隣に寄り添う貴方は愚かなの?
知らんぷり
人形劇は終わらない
観客は誰もいないのに
もう・・・
中心なのか片隅なのか
始まりなのか終わりなのか
滑稽なのかコッケッコー...愛玩劇場
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