タグ「応募用」のついた投稿作品一覧(27)
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A1
濃紺にゆれる地下鉄の窓に呟く
街の目をくぐり抜けて
仮面を外した 心を煽ぐ
ダルレッドの唇 鞄の底に沈むアウトロー
トートロジーを絡めてデザートにしよう
B1
ジャカジャカした胸の中の
潤せない今日もまた
ミラー越しの瞳がほら焼き付いていく...TACTICS
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どこにもない世界で
あなたの声を聞いた 涙の跡
見つめた先の光
幼い自分の願いの
向こう側を探している
この闇の中でひとり 進む思いがあるなら
今すべてを手放していく
頬を撫でる指先に 優しい声に会いたいから
永遠の灯(ともしび)に
心を包み捧げよう...幻光
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ドレミの音で創る 私と君の世界
無邪気な色に染めて
両手の中で光る 無数の響き抱いて
愛しい今日を始めよう
空に手が届いたら 何色の風の歌を聞こう?
どこまでも行ける心の巣箱に
いくつ小鳥を宿して
自由な夢が今は 御伽噺だなんて言えない
君が望めば望むほど
なんでも出来る世界に生まれたの...Dear worlds
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あなたが冬の風景ならば
雪の腕(かいな)に 倒れこみたい
野ざらしの日々 全てを消して
ただのわたしにしてよ
花飾りのように 不自由な笑顔で
生きていた自分の 意味を知ったの
近道ではけして 来られない場所まで
駆け抜けて
星を辿るように あなたに触れていく
囁きのような愛し方...天蚕糸(てぐすいと)
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鏡に手を当てて
汚れた声で おわりと呟く
雲間に見えていた
いつかの物語まで
涙に濡れて もう震えて冷たいのに
ほつれた匂いも 強がるような声も
燃えるようで 嗚呼
大人になれなくて 子供にもなれない
ただ少し笑うだけ
伸び上がり身を寄せ...close our eyes
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届いてる…?君の夜に
ラジオ星の銀の声
忘れないで
コバルトの胸に囁いた
悠然と凪ぐ花吹雪
影荒ぶ火にのまれても
遠い空から 海の狭間から
呼んでる
この街に沈む歌は
静かに目を閉じてゆく...小惑星はもうじき
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決められた結末を捨て
新しい私になるの
満ち足りたままじゃ見えない
傷だらけ 偽りの姿
だけど弱さに怖がりに…さよなら
熱帯夜 心揺らす光
ありのままの自分自身なんて
時代遅れよ
どれだけ着飾れるのかで勝負の
火花の世界...Spectacle
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雨音にしな垂れて 微睡みの花が散る
ひとり待つ公園で 目を閉じた傘もなく
みどりに光る季節を まとう君のやさしい声は
さよなら ほどけてゆく
誰にも言えず心は 桜の風の中
透明に色を乗せ 春はもう先をゆく
わけもなく知っていた 変わらないことだけを
僕らが見てた景色は 揺れる肩越しの蜃気楼
さよなら...ハルサナギ
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よみがえることをしっていてつきは
めをとじるけど
こっちはあしたのすがたすらしれず
はいまわるのよ
きみのなかにおとをたて
ひねりこみたいくらい
ぼたんにうもれるくろねこよろしく
ウヤンとなけば
どれすのそこらにかがやくといきが
あかぐろくなる...ABCの呪文
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a
震える指で君に触れた
甘い孤独が染み込むように
灰色に広がる世界の滸(ほとり)で
形もなく生まれて失われる
その実りたちに 強がりに
囚われて踊るよ
b
僕等はみんな等しく 誰かを待っているんだ
過去よりもずっと前に 未来を想う先に...徒爾アンビバージュ(作曲: 周水音贄(スルンディラP)様)
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A
水色の胸の中で
あなたの心臓が鳴ってる
分からないほどの熱さで
きっとちゃんと息もしてる
B
薄い紙をつきやぶる
金魚の翅(はね)みたい
そっと僕の心を 奪い去ってく
C...透色金魚(作曲のほほんネコ様)
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A
半円の夢の中で
水鳥(みずどり)は遠く揺れる
彩られて 縁取られて
刻んだ 真緑の痕
A
フレームにおさめられた
優しさの木槿(むくげ)の花
遥か高く 嘸(さぞ)高く
木霊(こだま)する あなたを連れて...名残の庭(作曲:torekuru様)
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両手を重ねた 綿津見のように
銀糸の涙で 睫毛を綴じれば
ほつれる刹那に 君のホログラム
光を焚いては 世界を透過する
揺れて月から零れた
ray… 歌が消えてく 褪色のアリア
聴こえる夜霧 紛れて
虹の産声
君が君に生まれ変わる
はるか遠くの螺旋で...COLD WORLD
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伝播せよ 心音の巡る先まで
錆び凍てる沈黙に光るタワー
言えない本音が くるくる円んで
スパイスカラーのあなたを求めて
Call me now! candy eyes
極彩の未来は
audience?player?
撃ち落とす為に…
布告せよ 偶像の滲む先まで
媚び放つ欲望に満ちるシャワー...Call me now(作曲者:jospecial様)
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ぐるりと目を剥いた銀河は
瑠璃色 グリースシュガー
70億の味蕾に痺れて
胸の中に消えた
ふりといたセーラーと
充電器 半挿しのまま
人工の放熱が ほつれては
床に散らばる
右倣えで的を決める
味のない誤飲 喉打つ...グルギラ(作曲者:そが様)
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ねぇ君が 空をまとい笑うから
僕は目蓋とじて
かき抱いたものをさらう神様の
骨組みの奥で 眠った
言葉を紡げば紡ぐほど
夜は繊維状 張り巡らせて
地球の真裏で 息づいた君の
笑顔が 撚れた気がした
煮詰めた赤い果実のそばには
そろい並ぶ写真...ペーパームーン(作曲者様:ryota01様)
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乾いた唇 撫でては
君のうた盗んでしまう
肩越しに見えた月の
輪郭を思い出しながら
運命のカードを引いた
逆位置を深読みして
切り裂いた女神様の
微笑みが忘れられない
こんな穏やかな日々を捨てて
生きること 迷いはしないけれど...運命とあくび(作曲者:コバ様)
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遮った border light
視界は闇よりも眩しく潤びれてく
絡まった Q.E.D.
時間よ留まれと願うの 少女のように
ガラスの向こうのイデア
殺した自分を見下ろしていた
微笑む魔物は夜風
貴方を 私を 喰らい尽くして
見限った two-two-one
コールに目を伏せて本音をかき乱した...R.I.P. ※応募中
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迫る東の空 ゆらゆらと
波に追われ 消えてゆく
どうか行く末に口接けを
小夜啼鳥のように
涼しくなった肩を抱き 遠い君を望む
燹の灯り映った 地に背を向け
運命は唄いだす きりきりと
絡繰りの累年を捨てて
どんな夢よりも射干玉な
世界に涙した...因(よすが)作曲者:kumasu様
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僕等脈打つ命に 名前を付けたら
胸にとどめてた 手を放したんだ
昨日観てた映画の最後を思い出した
きっと地平線のアンドロメダまで
見定めてる 誰かがいる
僕等こんなにも高く 飛び立てるのなら
絶えず聴こえる遠音(とおね)目指してく
そのとき世界が 煌びやかじゃなくても
愛の数だけ 混ざり合うから
...DeColors(作曲:デコシャビ様)
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僕たちはきっと叫び続けて
声を枯らしてみせては
この沈黙の朝に消えてしまう
みんな正しいことに騙されて
ふわり生きていたいんだ
目を閉じれば世界は光ばかり
誰かの身勝手なひとことが明日を
救うこともあるから
やさしさの名のもとに謳おう
雨がもう一度止んだら...誰もしらない空のいろ
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高鳴りあう 鼓動の音(ね)を
包む夕暮れ
星は遠く 手招いてる
妖精のくに
銀細工の園に咲いた
禁忌の薔薇を
棘も厭わず飲みほした
新月のよる
街角は重なるふたつの手を
覆い隠して目を伏せた...荊道より愛をこめて(作曲:photaena様)
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触れた風は夏色 こころ焦がして消えてゆく
あの日絡めた指に どんな歌声が似合うだろうか
二度と会えぬ空ならば 遠い轍に想いをのせて
「会いたい」や「ふれたい」が はぐれぬ心のまま
呼んでる 叫んでる 君の名前も知らずに
This road continues to you far away
揺れた影...KALOR(作曲: CØRY-J様)
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瞬いた熱に 頬を寄せ
君という音を 探していたの
色尽くめの雨 銀河の世界で
ノイズの滴る 夜へ踊りだす
一億光年の 狭間で夢を見る
僕等はいつからか モノクローム
不滅の時を超え 神話の先へ飛ぶ
歌声響かせて 会いにゆく
Virtual world 決まりきった
世界の果て 何を見る...電ノ雨世界(作曲:ELE_K様)
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深い海の底まで 月明りが溶けこめば
言葉を捨て 君を探す羽根になる
やがて朝へ還れば 硝子めいた胸に落ちる
愛おしさの温度たち 白い光浴びて壊れてゆく
夢の中
吐息が舞う春の木漏れ日でさえ
君に霞む 花かんむり
音のない部屋で 応えはないと
知っていても 呼んでしまうの
愛を囁けば おまじないのよう...白より白い(作曲:Ekusuy様)
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指の先まで熱が宿る夜は
輝きごと抱きしめたくなって
コバルトの青がまるで君を
makeする 痛みさえ色付いて
その合図さえ聞こえたなら僕は
欲深なハートを曝け出して
弱さとか 脆いだけの愛が
今を割り砕いてしまわぬように
支配者がどちらなのか なんて
眼を瞑れば忘れてしまうから...NEON SIGN (作曲:carina様)
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重なり合う手を
さらう 夏の終わりに
なにもかも消える
感覚を握りしめて
瞬きの隅で 姿横切る
誘蛾灯集う 翅のように
君を探す影法師 見上げれば
遠くなる夏の空
涙の跡
幼き世界で...影法師(作曲:にぢるちゃん様)