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「やっぱり、テトさんの作るアクセサリーは、かわいいわあ。ほれぼれするわ」
木製のアクセサリーを手にしたマコさんは、言った。
彼女は、夢中になると思わず、関西弁が出てしまうのだ。
ここは、東京ビッグサイトで開かれている、仕入れの見本市「フェイム・オブ・グッズ」(グッズの殿堂)。
マコさんがいるのは、「...玩具屋カイくんの販売日誌 (73) コラボ・グッズを企業と
tamaonion
建前だけの感情論が俺の全てなんて
そんなのはお門違い、笑わせてくれるよな
だけどたまには楽しいことも必要だと思うよ
気が済むまでお前も満足したいだろ
「目の前から消えていった心を刺す嘘みたいに
ぐるぐるって混ざる様なこの感じがたまらない」
ねぇ?ぶっ飛んじゃうのが好きなら...え?あぁ、そう。 男性視点 歌詞
にるぶ
カフェ・つんでれで、恒例の「クラフト教室」が開かれている。
キャシー先生の、元気のいい声がひびく。
きょうの授業は、アルバムの写真をテープやシールでデコする「スクラップ・ブッキング」だ。
女性の生徒に混じって、きょうは男性の受講生もいる。
大柄な体をかがめて、一生懸命シールを貼るのは、グーグレ出版の...玩具屋カイくんの販売日誌 (72) ルコ坊のストーリー・フォト
tamaonion
「よーし、この辺の壁に、青い星を光らせよう」
デフォ子さんは、店内の見取り図を広げた。
カイくんは、カフェテーブルの上に、彼女が書いたランチョンマットを並べてみた。
「なかなかいいじゃないですか、シックで」
「だよね」
カイくんの言葉に、デフォ子さんはちょっと得意げだ。
彼女たちが取り組んでいるのは...玩具屋カイくんの販売日誌 (71) クロミク・カフェ、スタート!
tamaonion
「ふぅん、いろいろ展開するんですね、クロミクで」
カイくんは言った。
「ええ。それで、これからは“ファッション”関連の製品も出していきたいんです。よいデザイナーを探しているんです」
アル夫さんはカイくんに向かって言った。
カフェ・つんでれの昼下がり。
テーブルに向かってカイくんが話しているのは、グー...玩具屋カイくんの販売日誌 (70) クロミク、商品展開すすむ
tamaonion
高く浮かぶ 白く輝く
見上げる 見つめ続ける
少しずつ カタチ変える
静かな 暗い空の中で
想像(イメージ)できるのに
近く感じるのに
手を伸ばしても掴めない
いつまでも
楕円軌道巡って理想との位置が変わる
秘めた思い 遠ざかる姿 望まない距離...月にストロボ
4shiki【Four expressions】
「けっこう、手作りとかする人のあいだでも、人気らしいんですよ」
カイくんが言う。
「この前、近所のBOXギャラリーでも、手作りのクロミク・グッズを見かけました」
「そうなの」
美里課長はうなずく。
「ナチュラル・ハウス」のスタッフルームで、カイくんと美里さんが広げているのは、
『ほびか』という手づく...玩具屋カイくんの販売日誌 (69) クロミク・ワールド広がる
tamaonion
※
The first star of the evening
流れ出した想いは留まる事を忘れて
The first star of the evening
光が見せた輝きは僕に
世界を見せたんだ
A
真夜中に出会った君は煌めきだったんだ
あの時初めて素顔が見えた
B...【一番星】
シュウ@作曲とか作曲とかさry教えて下さる方募集
※
100万の景色をみていた
世界の彼方へ 影を追い続け
1人だけ 青くかがやく
その中の キミを探した
偽りの翼に想いをのせ
いつの日か
空を駆ける夢を見た
A
ただ1人でいるのが怖かった...【幻想の Bright Blue Bird】募集終了
シュウ@作曲とか作曲とかさry教えて下さる方募集
A
その日 ボクは涙を流した
これが 虚しさと気付いた時には
ボクの世界は
無(zero)に帰していた
B
絶望に溺れ、
光を拒み、
誰か(キミ)の愛を求めた
c...【come the end for my life】
シュウ@作曲とか作曲とかさry教えて下さる方募集
やる気が0でグッタリ倒れる無限時間
暇だ 暇だと 叫びながら、お願い誰か声をかけてよ!
何かやる気出ないわ
そこのあんた 面白い事やりなさいよ
あーもう夏バテ辛すぎ
何か起きないかな…
※
鬱な時こそ
ライトニングボルテックス
辺り一帯吹き飛んでしまえば良いのよ...【鬱な時こそライトニングボルテックス】
シュウ@作曲とか作曲とかさry教えて下さる方募集
【MID NIGHT ×××】
「あ~眠い」って
アナタが隣りでつぶやいて
寝ぼけた私を見てくる
確かに私も眠いわ
だからって私を求めるなんて卑怯じゃない?
体寄せ付けられると
胸が熱くなっちゃうじゃないの
だから
今は...【MID NIGHT ×××】
シュウ@作曲とか作曲とかさry教えて下さる方募集
●店の前に、水を撒く
「ホラホラ、アニキ、ぼんやりしてると、水かけちゃうぞ」
リンちゃんが、ひしゃくで水をすくって、道に撒く。
あわてて小さく飛び跳ねてよけるレンくん。道行く人が笑う。
原宿のキディディ・ランドの店の前で、リンちゃんとレンくん、カイくんが「打ち水」をはじめた。
1年でいちばん暑い日の...玩具屋カイくんの販売日誌 (68) リン・レンで、打ち水
tamaonion
2人きりの校舎の屋上
ただ素直になって
無我夢中になって
アナタにそっと伝えたの
もうダメ何も考えらんない
アナタを想うと胸が熱いの
私はもうオーバーヒートしちゃいます
もう鈍感め
「ずっと好きでした」だなんて言えるわけ無いでしょ
けどもう我慢の限界よ...【摂氏一万℃の恋】
シュウ@作曲とか作曲とかさry教えて下さる方募集
円柱状の機械。ガラスの壁には四角く切り取られたドアがあり、機械の操作で開閉するのだが、それが作動していないようだ。
ルカは大きく舌を打ち、もう一度ミクの名を呼ぶ。
「や…めて……。私の、歌……」
震える腕を持ち上げて、ふよりと宙に浮かぶ色とりどりの球体に手を伸ばす。
指先が赤色を捉えるよりも...VOCALOID-奪われた歌 1-4
百磨万
ガラス越しに二人の手が重なる。
部屋に満ちていた歌が止み、一瞬の静寂。
「何をやってんのよ、あんたは」
その後に、呆れと安堵の入り混じった複雑な表情で、女性が言う。ガラスに阻まれその声はくもっていたが、ミクの耳にはしっかりと届いた。
「うん、ごめんね。……ありがとう、ルカ」
心配をかけた謝罪...VOCALOID-奪われた歌 1-3
百磨万
ちょ う だ い ?
求められているのは、時の流れを知らない、「初音ミク」として動くこの身体。
カタリ、カタリ。震える、美しい声音を生む唇。血の通わないはずのそれが、心なしか青く見える。
頼りない口元を動かし、
「い…や……、いやっ! 嫌っ!」
ミクの、必死の拒絶。それを表示するように頭を...VOCALOID-奪われた歌 1-2
百磨万
1.
ビ――――― ビ―――――
ビ――――― ビ―――――
耳の鼓膜を強く打ちつけ、突き破らんとするけたたましい音。鳴り止む様子はない。
その音に掻き消されそうになりながら、人々が怒号に近い声を張り上げている。
「何だ?! 何が起こっている?!」
「エラーです!!」
「何かが彼女の中に侵入...VOCALOID-奪われた歌 1-1
百磨万
ナチュラル・ハウス・アディエマスは、きょう火曜日はお休みだ。
スタッフルームで、お店のアン店長と、会社のカイくんが話をしていた。
まだまだ世の中は景気が良くないが、お店で扱う化粧品や化粧小物は、好調だという。
「あれ、ツナちゃん、どうした?」
男まさりのアン店長が声をかける。
お店にツナちゃんが、誰...玩具屋カイくんの販売日誌 (66) ハクさんのハーブ・アドバイス
tamaonion
やめられない あのクセになる感覚
もう一回 私といかが?
とめられない あなたと私のヒミツ
あと一回 このフロアで・・・
ヌーディーな唇
艶やかな髪
これであなたも私の虜
嫌なこと全部忘れましょう
悲しいこと全て消しましょう
二人で一緒に楽しみましょう...[曲募集]アンダンテ[巡音ルカオリジナル]
亜佳莉
羽田空港にある、雑貨店「トーイパーク」。
きょうは、テトさんとルコちゃんが遊びに来ていた。
空港のショッピングゾーンにある、このお店。
“旅”をテーマに、いろんなモノを置いている。
旅の必要品や、役に立つ小物がそろっている。
●テトさんの小物が人気
店長のメグさんが言う。
「テトさんの作った小物とか...玩具屋カイくんの販売日誌 (65) テトさんの、旅の小物
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きっと永遠なんて
有り得ないから
永遠を誓ってみた
きっといつかは
忘れちゃうから
感情をカラダに刻みつけた
幸せって何
愛ってどこ
光っていつ
夢ってどういうの...ラストノート
亜佳莉
「ロボットものにするか、ヒロインものがいいか、悩むところですよね」
ネルちゃんは、企画書を広げて、指さした。
東京・青山にある「キディディ・ランド」の商談ルーム。
きょうは、グーグレ出版のネルちゃんと、吉育三さんが来ていた。
相手をするのは、キディディ・ランドのカイくんだ。
グーグレ出版では、新しく...玩具屋カイくんの販売日誌 (63) コミックの企画を立てる
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君に逢いたい君に触れたい
願いの粒は海に解けてく
強く願っても君には
逢い触れることは出来ない
海はいつもと同じ凪
でも時々姿を変える
失われた命は数知れず
海は人から恐れられている
寂しそうにしていた君も
そんな海にいたんだね?...第一章・海の魔獣と少年
ラピス
「うん、やっぱし、うまいね。兄ちゃんのカレーは」
ナンにカレーとソーセージをはさんだ、“ナンカレー・ドッグ”をモグモグして、たこるかちゃんは言う。
「ちょっ、兄ちゃんて...」
ちょっとふくれながらも、ソラくんはうれしそうだ。
たこるかちゃんと、ツナちゃんが乗りこむ、移動式カフェ「ドナドナ号」。
ソ...玩具屋カイくんの販売日誌 (61) 野外ライブと、カレードッグ
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「こんな感じでいいの?」
コーヒーカップを持ったルコちゃんが、不安そうにたずねる。
「うん。それでいいよ。普通にコーヒーの入れ方のコツを、しゃべってね、ハイ!」
ビデオカメラを持ったデフォ子さんが、しゃべりだしたルコちゃんを撮影する。
カフェ・つんでれの厨房で、撮影をするデフォ子さん。
キッチンの横...玩具屋カイくんの販売日誌 (61) デフォ子さんの発明
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夏の季節を前にして、玩具店キディディ・ランドでは、
売り場の、模様替えをすることになった。
今まで人気があった、雑貨コーナーや文具コーナーも、品揃えをガラッと変える。
いま残っている売り場の製品や、在庫の品は、明日、返品されることになる。
●どうしたの、ぼんやりして
閉店まぎわの、キディディ・ランド...玩具屋カイくんの販売日誌 (60) アリガトウ、ペンケース
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モモちゃんたちの働く「カフェ・つんでれ」がある、区の区民ホールで、
『フォト・コンテスト』がいま、開催されている。
一般の人が応募した、いろんな写真の「入選作」が展示されているのだ。
写真のテーマは“カフェ”。
「カフェ・つんでれ」の協力で、店内の風景や、テーブル、食器など、
一般の方に、自由に写真...玩具屋カイくんの販売日誌 (59) モモちゃんの激写
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「どうしたの?なんかしょんぼりしちゃって」
美里課長は、ツナちゃんに声をかけた。
ナチュラル・ハウス・アディエマスの、開店前の売り場に、彼女はぼんやり立っている。
移動店舗「ドナドナ号」で売るための、クッキーを探しながら、
ツナちゃんは、なぜか元気がない。
美里課長は、彼女のポケットに入っていた、白...玩具屋カイくんの販売日誌 (58) クレーマーと、カスタマー
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東京国際フォーラムの会場で開かれている、アートのマーケット「ダン・ダン・フリーマーケット(D・D・M)」に、
移動カフェ「ドナドナ号」がお店を出していた。
コーヒー担当の、たこるかちゃんに加えて、今日は料理担当の大間津奈(ツナ)ちゃんがいる。
オリジナルなメニューの軽食、料理をひっさげての、ドナドナ...玩具屋カイくんの販売日誌 (57) マーケット会場でお昼
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