主にテキスト、リンレンの小説をやってます。 まだまだ修行中ですが、見てもらえれば幸いです。 っていうかみてください!コメントまってます!
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「・・・・・」
土手の近くの緑色のベッドにねっころがるレン
青い空をまっすぐ見上げている
しかしなぜかその表情は浮かないものだった
―――ボクは一人じゃない―――――
現実世界で言えば午後3時を回ったころ
仮想世界の土手に一人きりのレン
リビング型共通ファイルでは窮屈だろうとマスターが作ってくれたも...ボクは一人じゃない
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「う~ん・・・・・・」
「・・・・・・」
考え込むレンとその向かい側に座って本を読む桃色の髪の女性
いまこのリビング型共通ファイルのなかにはこの二人だけ
部屋の中でリン以外の女性と一緒にいるっていうのはなんだか緊張する
それもリンと違ってうるさくないし積極的でもないから余計やりずらい
それでもおなじ...ファーストコンタクト(レン→ルカ)
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現在午前10:00。
VOCALOIDに学校はないからふたりとも好きなことをしてすごす。
「♪~」
「・・・・」
読書をしながら横目で音楽を聴いているリンを見ながら思う。
(何で気づいてくれなかったんだよ・・・)
・・・あのあと結局先に起きたのはレンだった。
リンを抱いて知らない間に眠った自分を今度...Together-Fin
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・・・・・・・・・・
気がつくとすでに朝だった
そして、なぜか布団に寝かされていることに気づく。
まだ眠くて、眠いからあたまがボーッする。
あまり周りの状況が理解できない。寝起き直後のVOCALOIDは大体そうだ。
「・・もう朝か」
壁にかかっている時計が指す時刻は6時。少し早いかな・・・
昨日、あ...Together-think
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リアルについたミクは驚いた。
「あれ?寝てる?」
リンとレンはソファで寄り添って寝ていた。てっきりおきているものかと思ったのに。
しかし、目の前がさしている時計は午後11時を指している。
「寝てるのは当たり前か・・・」
流しを見れば大きな鍋と二人分の皿とスプーン。ご飯をきちんと食べたところを見ると、...Together-Anather2
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「ふあぁ~やっとおわったぁ~」
「ダメだよミク、そっちの方に取り残したバグが転がってったよ?」
「はぁ~い・・・」
リンとレンがリアルでババ抜きに夢中になっているころ、パソコンの中で夜をすごすことになったミクとKAITOとMEIKOは部屋・・・リビング型の共通ファイルの中の不純物を取り除く作業、更新...Together-Anather1
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「隣に行ってもいい?」
「えっ?」
思ってもいなかった言葉に一瞬何も考えられなくなる。
「よいしょ」
レンの返事を待たずにリンが隣にやってくる。それにレンのほうに体重をかけてくる。
「ここにいていいでしょ?」
「えっ?・・・あぁ、いいよ」
「ありがと」
言葉が見当たらずあいまいな返事になる。
反対側...Together-やさしい罰ゲーム
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「う・・・」
ゲームが進んでいくうちにリンの表情が曇っていく。
それもそのはずだ、レンが本気を出したのだから。
一番初めにレンがあえてジョーカーを引いたのは、リンの実力を伺うためだった。
わざわざみやすい場所に引かせたいカードを持ってくるということは、こっちに引かせたいカードを引かせやすいと思う場所...Together-Battle2
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壮絶な皿洗いも終わり現在午後9時。あー大変だった。
(そろそろ眠いな~)
ふぁ~とあくびをつくレン。いかにも眠そうだ。
しかしそんな都合も考えず《ヤツ》はやってきた。
「レン!なんかして遊ぼうよ!」
「うわっ!」
リンが思いっきり抱きついてきた。・・・まいったなぁ。
「なぁリン、眠くないの?」
「眠...Togeher-Battle
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「「はぁ~おいしかった~。」」
二人の満足そうな声が重なる。鍋の中に入っていたオレンジカレーもいまではからっぽだ。
野菜がたくさん入ってたから、サラダとかサイドメニューがなくても結構いける。
「じゃあこんどはわたしの番!皿洗いは任せて!」
「あぁ頼むよ。」
なんでもかんでもまかせっきりじゃ困るし、こ...Together-Wash
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現在時刻は午後7時。そろそろご飯かな・・・
「なぁリン?腹減ってない?」
「う~ん・・・そういえば少し減ったかも・・・。」
VOCALOIDがリアルにいる間は人間と同じような感覚を得ることが出来る。だからこんな風におなかが減ったりするのだ。
「よし!じゃあそろそろご飯にすっか!」
「うん!さんせーい...Together-Dinner
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「ただいま~」
「あっ!リン、おかえり。」
リアルからリンが戻ってきた。ソファに座って本を読んでいたレンが迎える。
なぜかミク姉たちがいない・・・。
「ミク姉たちは?」
「ちょっと用事があるっていってリアルのスーパーマーケットに行くって。」
「あっそ。」
ミク姉たちも用事か・・・
実は、リンもちょっ...Together
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Be Quiet(S)
そのままでいい 近づかないで、
もっとこっちに いたいだけだから
景色がゆがむ 涙のせいだ
静けさ奪う 嫌いな気配
ただいるだけじゃつまらない
もっとフルで拡散して
何もないなら作ればいい
創造でも何でもいいから
静けさを奪うものはみんな...Be Quiet
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数日後・・・
「レン!次はあっち行ってみよーよ!」
「わかったからそんなに急ぐなって!」
レンたちはいま遊園地にいる。
あのあと・・・
「すいませんマスター、次の週末、お休みをいただけませんか?」
「なにいってるんだ!また次の週末にもお前を連れていろいろとまわらなければならないのに」
「だったら、リ...ORANGE-7
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「リン。本当にゴメン。」
気が付くと、レンは飾りもなしに正直な言葉をリンにぶつけていた。
思い返せば、今日のリンは全然おかしなところなんてない。
レンのことをからかったり、天然だったり、一緒に競ったり、怒ったり・・・
みんないつものリンの姿だ。
ただ、それに気づけなかった自分が一番変だったんだ。
・...ORANGE-6
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「リン!!」
大きな声でレンはリンを止める。
「・・・何?」
「・・・その、・・・・ごめん」
「・・・聞こえない。何か言うならハッキリ言って!」
怒っている。明らかに。
そう、レンは最近リンをかまってあげられていなかった。
実はレンはこの前まで単独でマスターと一緒に全国の会場をまわってライブを行って...ORANGE-5