ailsの投稿作品一覧
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サインとネオンの夢見る日
夜中の1時は食人植物
食べ飽きたランチのおかわりは食器の破片でまかなった
ライトやノイズの逆さ吊り
昼間の2時は人身事故で
トーク番組の司会者とピースサインでセンセーショナル
手を引いて
踊れないなら踵を削ればいい話さ
今非日常に反旗を
空になったボストンバック...放浪癖テロリズム
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はろーはろーあいでんてぃてぃは就寝中
ふとんにもぐってもぐもぐもぐもぐ
固くなったパンの食べた枚数を数えている
はろーはろーいんぽっしぶるは就職難
履歴書の欄はらんらんらんらん
白くなった履歴書、人生、すべての答えは42
あいむあらいだー! すーぱーらいだー!
地球を救える仲間の一人
あいむあらいだ...すーぱーらいだー
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心臓が痛いよ
破裂しそうだよ
誰かの横を通るたびに、また
揺れる吊り橋の
上で泣いている
いっそ板を
踏み抜いてしまえば君に
何も押し付けなくて済む
のに、ああ!
ねぇ構ってよ構わないでよ...嗚咽の吊り橋
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僕の研究によれば
あなたの存在価値なんて
ほとんど無いに等しいはず
だったらあなたは最初から
いてもいなくても同じだから
僕があなたのことを
なかったことにしてもいいですよね?
「きみはいつもそうだ」って
あなたが笑う
でも...イナイナイナイーブ
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指先を使ってほんの0.1秒
赤いボタンが沈んで戻れば世界が始まる
さあ今日もドラミングならぬ
プッシングを
リズムよくやれば一日終了(ステージクリア)さ
逃げるのに体力はいらない
体を動かすのに使うのは指さ
うまい具合に十字を右・左
連打Aボタンで君子は危うきを回避
うまい飯が食いたいのなら...OVER GAME
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腐る。僕の心が。
腐る。きみの顔が。
腐る。僕の体も。
腐る。きみへの思いも。
きみを永遠ではなくとも確かに愛していた。
声も、体も、顔も、心も、「全部を」?
誰かが僕のこの気持ちを
証明しなきゃいけないんだ。
僕がきみを愛してないはずがないけれど、
もし、「本物」じゃなかったら...ディプレッションラブマーダー
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週末の深夜
いつも通りにパソコンをつけて
仕事をするふりで隠れて開く2ch
緊張した日常の中で
唯一リラックスできる喫茶店のような場所
そこで出会った
とあるネジの外れた言葉
僕はそれに腹を抱えて笑ったんだ
「WAROTA」Ah...
今日は特に疲れた...WAROTA
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泣いてるの?
吐いてるの?
何を憂いて足掻いてるの?
ただの普遍的な道路に立つだけのことがどうして辛いの?
体が友達より小さいことを嘆き
頭がずば抜けていないのを憂い
容姿が恋人できぬ理由で貶め
ただ生きているだけを苦しんだ
人生に溢れる誰しもが通る泣いたその記憶を
誇張して悲劇のバーゲンセール...濁りもの症候群
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気をつけ、
礼、
前ならえ。
それはとてもとても気持ちの悪い人形(ひとかた)
種類は多すぎて分けられないぐらいいるの
たとえばプロトタイプ茶型ガーリー風パーマ女子
あなたの周りにいる割合は一クラスに十人くらい
たとえばメカニック黒型スポーツマンさわやか男子
こいつはかなりレア型だけど一クラスに一人は...アンドロイドレボリューション
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もしも僕に根があったなら
それを足に日向を歩こう
もしも僕に翼があったら
それを糧に夢を紡ごう
枯れた頬に愛を垂らして
そんなことしても僕は覚めないのに
まやかしでいいから
ふざけた神様に反抗期を
もう一度だけ好きと言ってよ
この彼岸で...Waiting
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『さあさあ 皆さん
どうぞお集まりくださいな
今宵お目にかけますは楽しい人形(ひとかた)の阿鼻叫喚。』
パッパラドゥラッタッタッタッタッ
人の為の偽物の愛
生み出すのは哀苦ばかり
パッパラドゥラッタッタッタッタッ
睦言と。
部屋の落ちた灯の汚れ。
世界はいつだって負けてるん(マイナス)だ...法螺吹き道化師の似非劇場
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美しい 勇ましい
大衆に愛でられた
水を受け背を伸ばし凛と咲き誇る一輪の花よ
おお! 貴方は美しい
誰かのため 皆のため
愛を振りまく
誰のものでもない
僕がそう
悠久の刻の中で恋(こ)がれ続けた
貴方は誰のものでもない...おお麗しき我が姫君よ
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装甲車の逃走者
目的? そんなもん無いよ
君が思った先が言うなら目的地さ
「逆さにしたら“唾と蜜”
それがどうした、罪と罰」
走った者が勝ちだなんて
よくも言ってくれたもんだ
俺もそう思うよ、誰だって捕まえたモン勝ちだ
「追いかけているつもりでも、無駄。
この中に入ってしまえば最後、追いかけられる、...ボヘミアン・ラプソディー
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静かな
静かな
庭にひとり私は居ます
今日のお昼にふと香りました
それは小さな小さな金木犀
思えば今まで無欲な生き方でした
ひたすらに頭を下げて
へらへらりと笑って
寂しくなかったと言えば嘘になります
虚しくなかったと言えば嘘になります...花香る風の庭で
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泡の向こうに弾けて消えた
キミのかお 福笑い
ふふふ。
「知ってるよ」「知らないよ」「忘れたな」
を繰り返して
逃げるウサギの羽を掴んだ。
ふわふわふるる
飛んでった風船は
夢を乗せた人のための儚い幻想(ユメ)
ぷ、ぷ、わ、ぷわり...バブルミラージュ
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ひとつ
「あのさ今日、」
ふたつ
「友達と」
みっつ
「こんなこと」
よっつ
「したんだよ」
ほんの数十秒
たった一瞬で...11111の言葉
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妙な考え方じゃ狭いんじゃない?
もっとCool&Beauty,Poppingじゃなきゃ!
行けるならカッコつけずに肩の力抜いたほうが、ラクになるよ
さあEverybody Dancing! Come on my stage!
全力で歌え踊れ真っ白に飛ぼう
Oh year
咲いて吐いて抱いて泣いて沸い...Full of idiots
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千回 僕が雪に溶けても
満開の桜を咲かせても
きっと 君は何も知らないんだろう
「僕も知らないよ」
心壊 君は窓の向こうで
融解 君は人魚姫へと
再会 君の心の音が
数回 止まるような気がしてた
もっともっともっと
僕がHero manになれたら...酷、告、白
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夢見心地のピエロ
不幸せさに飲んだくれ
生死さまよう羊は
悪魔に連れ去られた
天使の目玉と
ぐつぐつ煮たしっぽ
とことこ歩いてく女の子
ピエロの手を取った
ルンタッタ
ルンタッタ...ウタカタシティ
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無秩序、無自覚、無関心?
不用意、不可能、不明瞭?
僕らの明日は何処へゆく
重ねた手と手の温もりは
採点? 回転? それとも退転?
This sad days is mine.
なら目の前の嬉しさは誰のもの?
But I dere mine.
“許してほしい”
「……何を?」...BORDER MINE
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手を伸ばしている
あなたを見ている
繋げる日はきっと遠くへと
こすれている日常の中で
心がささくれ立つ寂しい僕
愛されたいと願う想いは血に溶け込ませ
半端に削られたままでずっと過ごしていこうと思っていた
だけどあなたがいた
受け入れてくれた
見えない居場所が瞬く間に現れた...ロンリ・ディアーズ
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てろってろ。
何もかも、
僕とキミだけ溶けちゃえばいい
残った心臓は誰かに食べてもらって
胃袋の中で結婚しよう
あれも嫌い これも嫌い。
世界が全てガラスだったら
金属バットで一番端から
壊しにかかるくらいには
ああ そうしたらキミは...メルトダウンフレーバー
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サスペンダーやっつけんだー
みんなみんなみかん頭
剣持ってんの倉持ってんの城も持ってれば百人力さー
ボッシュートンの今週ドン!
カッコ良ければお開きも見開き
明日(あす)朝明後日漁麻浅……
また、笑え。
有無は拐え。
あなたを彼方に連れ去ってみたいの
サヨナラ噛ませて打ち消したいの...センチュリー・ボーイ・アー・ヒーロー
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「愛す」ってなんだっけ?
「アタシ」って誰だっけ?
この手についた“コレ”しか、見えないや
嫌い、嫌い、嫌いだよ
諦めの悪いお馬鹿さん
そのくせ愛情には飢えてて我儘三昧さ
ふてぶてしいんだ
いざとなったら知らんぷり
純粋? 何だよそれ君には当てはまらないでしょう
また喚くの?...喧騒トライフル
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なぜ なぜなんでしょう
ボクが一番嫌うもの
見ないよう 会わぬよう 気をつけていたはずなのに
ふと顔を上げたら、ほら
そこには黒い不法侵入者
田舎町のいい思い出が
全て吹き飛んでしまうほど
おどろおどろしく そして汚らしい
飛び出る中身と新聞紙
確かに聞こえる足音...G☆SHOCK
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景色眺めて、不快になって
騒ぐ声に塞ぐ耳
立ち上がって、飯食って寝て
惰性のまま 奇声のママ
殺意持って手ぇ叩いて
気が狂って世界喰って
睨んで磨いて喘いで
縛って犯して嘆いて
結局矛盾まみれのまま
夜も殺したくなるほど...レンゲード
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明日、窓に陽が見えたら
この手を引いてもよろしいですか
力も血飛沫もいりません
柔らかい陽射しとご飯と寝床と
そしてあなたがいれば平穏が訪れる
あなたの為に刃を振るう
それを厭いはしないけれど
できれば愛を
そして花束を
この手に持って死にたい...閉鎖雛喚
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恋し乙女の虚ろな想い
塵となり露と散り消え失せた
氷の堅牢 閉じ込められた一輪の花
甘い香りを発しながら
差し伸べられる妖しい慰みの手
取ることが後々己枯らすと知らず
魔性の囁き 虜となった一輪の花
甘い蜜毒に侵されて
語り続ける寂しい後朝の文(きぬぎぬのふみ)
やめることも永久、許されないままに...幻春雛散華
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彼女の髪を梳くのが、好きだ。
その昔、首が出るまでに短く切ってしまった黒髪は、やっと肩にかかるぐらいまで伸びた。一度ばっさりと切ってしまって、短いのを気に入ってしまった彼女は何度も「切りたい」と言ったが、僕がそれを許さなかった。確かに短い髪は彼女によく似合っていたのだが、ふわふわした髪が動くたび...君恋し口付けを
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存在するのか分からないような
電子画面に映った人を見る
これが全て作り話だったら良かったのにね。
大ヒット間違いなし、伝説の詐欺師
脂ぎったおっさんたちができもしないことをぐだぐだと
大義名分掲げるおばさん 子供いるのに性交否定
耳障りな熱の籠る声が
この脳を侵していく
大人も子供も変わらないさね
...暴論持論妄想論
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