タグ「初音ミク」のついた投稿作品一覧(31)
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はろーはろーあいでんてぃてぃは就寝中
ふとんにもぐってもぐもぐもぐもぐ
固くなったパンの食べた枚数を数えている
はろーはろーいんぽっしぶるは就職難
履歴書の欄はらんらんらんらん
白くなった履歴書、人生、すべての答えは42
あいむあらいだー! すーぱーらいだー!
地球を救える仲間の一人
あいむあらいだ...すーぱーらいだー
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週末の深夜
いつも通りにパソコンをつけて
仕事をするふりで隠れて開く2ch
緊張した日常の中で
唯一リラックスできる喫茶店のような場所
そこで出会った
とあるネジの外れた言葉
僕はそれに腹を抱えて笑ったんだ
「WAROTA」Ah...
今日は特に疲れた...WAROTA
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気をつけ、
礼、
前ならえ。
それはとてもとても気持ちの悪い人形(ひとかた)
種類は多すぎて分けられないぐらいいるの
たとえばプロトタイプ茶型ガーリー風パーマ女子
あなたの周りにいる割合は一クラスに十人くらい
たとえばメカニック黒型スポーツマンさわやか男子
こいつはかなりレア型だけど一クラスに一人は...アンドロイドレボリューション
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もしも僕に根があったなら
それを足に日向を歩こう
もしも僕に翼があったら
それを糧に夢を紡ごう
枯れた頬に愛を垂らして
そんなことしても僕は覚めないのに
まやかしでいいから
ふざけた神様に反抗期を
もう一度だけ好きと言ってよ
この彼岸で...Waiting
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『さあさあ 皆さん
どうぞお集まりくださいな
今宵お目にかけますは楽しい人形(ひとかた)の阿鼻叫喚。』
パッパラドゥラッタッタッタッタッ
人の為の偽物の愛
生み出すのは哀苦ばかり
パッパラドゥラッタッタッタッタッ
睦言と。
部屋の落ちた灯の汚れ。
世界はいつだって負けてるん(マイナス)だ...法螺吹き道化師の似非劇場
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美しい 勇ましい
大衆に愛でられた
水を受け背を伸ばし凛と咲き誇る一輪の花よ
おお! 貴方は美しい
誰かのため 皆のため
愛を振りまく
誰のものでもない
僕がそう
悠久の刻の中で恋(こ)がれ続けた
貴方は誰のものでもない...おお麗しき我が姫君よ
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静かな
静かな
庭にひとり私は居ます
今日のお昼にふと香りました
それは小さな小さな金木犀
思えば今まで無欲な生き方でした
ひたすらに頭を下げて
へらへらりと笑って
寂しくなかったと言えば嘘になります
虚しくなかったと言えば嘘になります...花香る風の庭で
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泡の向こうに弾けて消えた
キミのかお 福笑い
ふふふ。
「知ってるよ」「知らないよ」「忘れたな」
を繰り返して
逃げるウサギの羽を掴んだ。
ふわふわふるる
飛んでった風船は
夢を乗せた人のための儚い幻想(ユメ)
ぷ、ぷ、わ、ぷわり...バブルミラージュ
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ひとつ
「あのさ今日、」
ふたつ
「友達と」
みっつ
「こんなこと」
よっつ
「したんだよ」
ほんの数十秒
たった一瞬で...11111の言葉
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夢見心地のピエロ
不幸せさに飲んだくれ
生死さまよう羊は
悪魔に連れ去られた
天使の目玉と
ぐつぐつ煮たしっぽ
とことこ歩いてく女の子
ピエロの手を取った
ルンタッタ
ルンタッタ...ウタカタシティ
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てろってろ。
何もかも、
僕とキミだけ溶けちゃえばいい
残った心臓は誰かに食べてもらって
胃袋の中で結婚しよう
あれも嫌い これも嫌い。
世界が全てガラスだったら
金属バットで一番端から
壊しにかかるくらいには
ああ そうしたらキミは...メルトダウンフレーバー
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なぜ なぜなんでしょう
ボクが一番嫌うもの
見ないよう 会わぬよう 気をつけていたはずなのに
ふと顔を上げたら、ほら
そこには黒い不法侵入者
田舎町のいい思い出が
全て吹き飛んでしまうほど
おどろおどろしく そして汚らしい
飛び出る中身と新聞紙
確かに聞こえる足音...G☆SHOCK
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明日、窓に陽が見えたら
この手を引いてもよろしいですか
力も血飛沫もいりません
柔らかい陽射しとご飯と寝床と
そしてあなたがいれば平穏が訪れる
あなたの為に刃を振るう
それを厭いはしないけれど
できれば愛を
そして花束を
この手に持って死にたい...閉鎖雛喚
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恋し乙女の虚ろな想い
塵となり露と散り消え失せた
氷の堅牢 閉じ込められた一輪の花
甘い香りを発しながら
差し伸べられる妖しい慰みの手
取ることが後々己枯らすと知らず
魔性の囁き 虜となった一輪の花
甘い蜜毒に侵されて
語り続ける寂しい後朝の文(きぬぎぬのふみ)
やめることも永久、許されないままに...幻春雛散華
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存在するのか分からないような
電子画面に映った人を見る
これが全て作り話だったら良かったのにね。
大ヒット間違いなし、伝説の詐欺師
脂ぎったおっさんたちができもしないことをぐだぐだと
大義名分掲げるおばさん 子供いるのに性交否定
耳障りな熱の籠る声が
この脳を侵していく
大人も子供も変わらないさね
...暴論持論妄想論
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あのね、わたしのすきなひと
すごくカッコいい人なのよ
それでとてもやさしくて
そんなわたしのすきなひと
お話きいて、くれますか
あのね、わたし
あの人に手をひかれて
浮かぶようにひざの上へ
やさしくぎゅっとされるのがすき
ときどき、呼んでくれるなまえとあだな...あのねあのね
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漆黒のマントが広がる
にやけた顔の友人
夜にしか逢えない不思議な人
さあ、今夜もお手を拝借。
月夜の晩に迷い込んだ招かざる客
彼は覆いを取ると
私を見て 静かに微笑むの
月光の妖しさに惑わされ
少女は彼の掌の上で踊る
シンデレラの対価はその魂...月夜の逢瀬
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四重奏(カルテット)
私、ここに 居るの?
風景 霞む
遠い雑踏の音 飽和して
落ちる雫は 全ての
弾け飛んだ
均された人の中に私が
震える声で紡ぐ嘲りの唄
蒸、発。
叫び声の消失...霧の混沌
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結んだ赤い糸 何度も机の上で弄び
呆れる先生の顔 黒板と同化
君にLove Call
たとえ話し中でも留守電に山ほどの
「愛してる」を
「カッコいい」を
言ってあげる
恥ずかしい気持ちなんてないよ
だって君のこと好きなのは誇りだもん
ハートが空中に...らぶらぶはーと
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「ボク」は、どこにいる?
──どこにもいないよ。
「キミ」は、だれだろう。
──当ててみればいい。
どこに行けば、会える?
──さあ、なんとも。
「ボク」は、どこにいる?
──どこにもいないよ。
彷徨い歩く地下鉄のホーム
金属質な音が耳を焦がし...虚無の幻
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それは肉片によく似ていた。
残酷な闇の中に見えるのは、「紅?」
忍び寄る影足音がただ遠く
削ぎ落とす声の耳障りなこと。
早く燃やしてしまおうね
イイコワルイコフシギナコ
必要ないならお目目を頂戴
片腕が一人歩きしては耳をふさぐ大人が
子供に恐怖を植えつけて閉じ込め
閉鎖空間は誠に滑稽...血飛沫晩餐会
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ぼっちだっていいさ
僕にはネットがある
くだらないことに夢中な仲間に入りたくない
教室の隅っこ
窓側の列前から5番目
何も言わない限り目立たない理想郷(ユートピア)
そこが僕の席
「臭い」って言われても
それしか言わないし
「キモい」って言われても...ぼっちだっていいさ
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溶けた。
波紋ぐるぐる、ぽつりぽつり
ボクのつぶやきも掻き消されるように
空と都会の不協和音
音、遠く
匂いが臭いに変わる時さ
触れた冷たさは粘っこく腕に染みて消えた
微笑む顔が濡れてしまえば
きっと泣き止むのになぁ……無理なの?
だったら乾かそうか。...Rain。。。
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声を 出したい
いつも喚くような
這いずり回ってぐるぐる旋回
頭ん中までごちゃごちゃなって
地平線までぶっ飛ぶような
☆ 解 放 ☆
ああああああああ!!
もういやだよ
何が嫌かも分からないのに
ああああああああ!!...絶叫崩壊非日常
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赤い 赤い
地獄のような景色
かすめた冷たいもの そこへ落とす
小さな彼女は羽を焦がした
雫を垂らせば どっと沸くは爆笑
「無駄なことを」
「そんな雫で」
ここは我らの家だ
ここは私の家だ
それを淡い炎なぞに奪わさせはしない...クリキンディ
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歯車がガラガラ ボクの心はバラバラ
街に落ちてるソレ,集めても。「ボク」にはなりえない
足音はヒタヒタ 囁く声にニタニタ
噛み合った歯車の人間羨ましいな
ボクの体内(ナカ)にあるのは時計
記録された通りに決められた時間の動きをする
なあなあで,済ませちゃってー
「どう? どう?」って訊かれちゃってー...歯車モラトリアム協奏曲
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不透明な毎日 荒唐無稽な断定
通り過ぎてく言葉は、果てしなく冷たくて
すり抜けるてのひら さながら蝶、ひらひら。
心をかすめる気持ちは、意味もなく火照っていて
何も言わない 「確認できない」
喉で止まる 「私のことは好き?」
私はあなたが好きだけど
あなたはどうか分からない
猫みたいなあなただったら...半透明クロックハート
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目を開けた 見えたのは空虚だけだった
手を伸ばす 掴めたのは幻想だけだった
結局何もしたくなくて
なのに理想だけはいっぱしに追いかけてる
「お前は馬鹿だね」と親が笑った
うるさい 現在(いま)が嫌いなだけだ
変わらない毎日が
変わらないことに苛立って
変化を求めようと
貪欲な人間に同意できない僕が...change!
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「死ね」と言うなら死にましょう
こんにちは ごきげんいかがですか
私は言うことを聞くロボットです
ただ少しだけ違うのは私は“人間”であること
私には名前がついてます
「ミルミル」あだ名もついております
ただ私には、どうしても「心」が伴わないのです
生きる方法は 人に頷くこと
そのためにならば なんで...機械仕掛けの少女
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彼女は泣きそうな顔をした
「もう私はいらないの?」と
「そんなことはない」と答える声が
震えて、溶けて、落ちてった
ボクはあの子の複製(コピー)だから
あの子がいなきゃボクじゃない
でもボクは決してあの子じゃない
姿貌は同じでも絶対どこかで違ってる
だったらボクは誰なんだ?
何人もの「ボク」がいて...ボクらは
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