タグ「ＧＵＭＩ」のついた投稿作品一覧（111）

期待をするほど　何もないよ
夢見るほど　余裕もないよ
明日が見えても　行き先わかんないんだ

答え探すけど　わかんないよ
何してても　変わんないよ
何を言ったって　誰に聞いたって　教えてくれないんだ

大層な夢を　描いてた...

感情の宛て先はどこにもなくて
どこか吐き出し口を探してたんだ
自分を愛するなんて無理難題で
肯定も否定もできないのさ

誰かになれたらいいななんて
そんなことばかり思考巡って
撞着のサイクル繰り返し
もうどうでもよくなってしまうよ...

ありきたりな人生だ
見栄えしない人生だ
僕にはどうしようもない世界だった
逃げ場のない現実と
置き場のない心とが
僕にはちょうど良かったんだ

数えるほどの優越感と
数えられない劣等感が...

目蓋押しつけた涙
逆らって走り出した
この世がすべて
正しいわけじゃない

見かけ倒しばかりだな
瞳孔を開いたって
見えるものすら
見えないじゃないか...

いつも僕が持ってるのは　宛てのない想いばかりで
寂寞した感情すらも　
無意味になって　くだらなくなり
飽き始めてたんだ

言葉に隠れた愛を　本能にまみれた愛を
こんなにも感じてるのに
憶病なんだ　許せないんだ
口に出せないんだ...

偽りが気持ち隠して　互いの夢は交わった
気がしてたら誰もいなくなった
遠くては見えなくて
近すぎても見えないのなら
ひねくれた思考、感情でも
脳内を張り巡らせてみたら
いいのかな？

どうしても叶えたい　叶わないから愛おしい...

雪解けの雨が　心を溶かしてく
ありきたりなご時世で
夢見心地に　憂いを吐いていく
この言葉も同じだ

別れの言葉が滲んだ手紙は
キミの涙でふやけていく
もう何もキミに伝えられないから
言の葉に想いを詰めて封をした...

こんなにも好きでいるのに
どうしても好きでいるのに
僕らはすれ違うばかりで
何も始まらないまま・・・

息苦しい6畳半の部屋にひとり
憂鬱な想いが空気張りつめていく
言葉では何も言い返せなかった
なんて僕は憶病なんだろう...

いつもの帰り道　少し遠く思えた
歩幅が急に小さくなる
楽しげな顔しても　心の奥底では
キミは一体何を思ってるの？

幸せすぎるのが怖くて
この手を強く握りしめた
一度この手を離したら　もう届かなさそうで
キミのいない明日なんて　想像もつかなくて...

桜散って　もう何度目の春だろう？
手を翳しては　押し返した
横並びで帰った　帰り道
キミがいれば　それだけでよかったんだ

現実にぶつかってたあの時も
憂鬱、空見上げたあの時も
キミは僕をずっと支えてくれた
これからそれぞれの道へと...

目に映るものすべてが
答えばかりじゃないと思い知って
中身のない独善者も
結局は明日の踏み台にのさばってんだ

手探りで掴んだものほど　真実は案外わかるもので
澄んだ色しているものほど　本当は薄汚れているんだ
黒い箱の中に　何もかも押し込めて
もうどうでもいいと　何もかも投げ出した...

傷つくばかりの世界で
自分だけは違うと思ってた
「傷つくことなんて怖くない」と
そう強がればいいと思ってた

虚勢を見せては怖がって
余裕をかましてふらついて
誰にも悟られぬよう
痛みを感じるその前に逃げ出した...

孤独に苛まれてばかりじゃ
どうなってももう仕方ないし
好きだと言いたい人だって
目の前だと胸が苦しいんだ

まどろっこしい言葉を吐いて　退屈なんだと言う
言いたいことも喉が詰まって　何も言えないと言う
どうにもならないと言うなら
すべてが終わった後でいいじゃないか？...

少女は言う、「なんだかつまらないな」
口に含んだガムも無意味になって
世界は無愛想な顔をして
膨らむ不安を見事に割っていたんだ

視界は煙り　心は憂いを吐いた
宙へと浮かぶ　心と心の隙間
誰にも掴むことのできない
先の見えない未来へ　耳を塞いで走るの...

ステレオタイプな言葉や
世迷いごと呟いては逃げて
みせかけの愛の言葉を
自分で手繰り寄せては捨ててるんだ

嫌なことすべて人のせいにして
生きること自体つまらなくなって
死ぬのはなんかめんどくさくって
結局は何もせず生きてるんだ...

寂しがり屋の僕は　目に映るもの信じられなくて
震えてシーツかぶり　何かが見える前に寝てしまおう
凍えた身体は温もりを求めてたんだ

冷たい夜の時を超えて
キミの笑顔が虚ろいで
嘘つきの僕はたじろいで
キミの優しさ汲み取って
夢の中、ひとり彷徨ってたんだ...

僕らが勝手に想像した世界は
僕らが勝手に終わらせていくんだ
自分という形を抑え込んで
肯定すら見失ったアバター

期待はずれな未来の　ブレーカー落として
暗黙のまま世界は　沈黙を守って
誰かにその答えを委ねてたんだ
「ねぇねぇ、未来はどこ？」...

ふたりはレイニーデイ
キミがぼやけて見えないんだ
手探りで探して掴んだのは
誰かが涙したあとの傘

砕け散った心は　誰のものだ？
鳴り止まない着信　バイブレーションが
この涙を止まらせないんだ...

世間じゃデマと言われてる　恋愛の方程式は
自分の価値観なんかで　だいたいは決まるらしくて
嘘つきな私だって　好きになったりするんだ

キミの前では強がって
小馬鹿にしてさ　笑い飛ばしてさ
胸の苦しさなんか　キミに見せたくなくて

「嘘つき」と言ったこの口が嘘つきだ...

悶えるだけなら楽なんだ　いくつもの涙が
雨粒となって心の雨となる
雨音に掻き消されたのは　孤独と喧騒
みじめな僕は震えるだけなんだ

想像したよりも辛いや　言葉にするのも辛いや
想いの雫が貯まっては　切ないと口にしてばっか
やりきれないならいっそ　すり抜けてしまえばいい...

瑠璃色した太陽が今も
心の中で錆びついている
せわしいだけの恋心たちは
淘汰ばかりで変わり映えない

キミと僕だけの嘘つき匁
付け焼き刃じゃ　どうしようもない
キミと僕漬けの毎日にはね
涙雨まみれ　目蓋をこすりつけた...

アナタといる時間　それは子供の時から
なんだか素直になれないんだよ
アナタの笑顔をさ　失うのが怖くてさ
心から漏れた“好き”をしまい込んだ

「好きな奴いるのか？」って聞かれたときも
照れくさくて嘘をついちゃったんだ

私の想いが　叶わなくとも...

日々強くなっていく想いの環状を
詰め込めば詰め込むほど
この愛で溢れたバッグは閉じれない
膨れ上がる愛の肯定

でもねアナタの好きが強すぎて
僕は臆病になっちゃうんだ
でもねアナタのことは好きなんだ
なんかよくわかんないでしょう？...

「ごめんね」が響いて
心の歯車は軋んで
想いは宙に浮いて消えた
よくある実らない恋の話

キミがその気じゃないのは
初めから知っていたんだ
でもこの想い抑えきれなくて
想いを言葉に出してみた...

目を覚ませば世界は色を失い
言葉は味気のない塊に変わり
目を霞ませた未来は答えを無くし
夢など黒く塗り潰されていたんだ

明日を食い尽くした世界は
厭なことも傷つくことも忘れさせてくれた
でもさ、後先の見えない時間軸に
飛び込んでみるのもいいんじゃない？...

ひねくれた思考を振り回してさ
胸張って歩き出した割にはすぐ立ち竦んで
「仕方ない」とかまた言い訳してさ
誰かが造ったレールの上を走ってんだ

大体それでいい気になって
躓いて転んで諦めるのを繰り返して
そんな森羅万象、どうにもならない
理屈じゃ言い切れない何かに足掻いていく...

完全とはいかない感情
情緒不安定は常識でしょ？
照らされるは涙ばかりでさ
気持ちばかり置いてけぼりなんだ

転ばぬよう　傷つかぬよう
心に蓋をしていたんだ
まぶた閉じて　掌当てて
それでも正直でいたいよ...

どおりでまた退屈な人生だ
虚ろな目線は画面に吸い込まれ
足下すくわれないように誰もいない孤独を選んだ
理由なんてこれっぽちもない
単なる僕の気まぐれさ

相対　相愛　自分を愛せない
後悔？　そうかい　ならば構わないさ
喉に詰め込んだものをここに吐き出せばいいさ...

人の“普通”なんてそれぞれで
逆に誰かが基準たてるなんてあり得ないわけで
そんなどうにもこうにもいかない現実が
この世界には蠢いてるんだ

ありふれてる従順で純情なハートなんて
結局まがい物で中身は腐ってんのさ

きっと僕にとっての当たり前はこの世界では“普通”ではなくて...

呂律の回らない日常が
ナイフのように突き刺さるように
息の続かない体験が
私のような人を生んでいく

無駄口を叩かぬように
この口を押さえつけた
悲劇のヒロインを演じるのが
ある意味幸せに思えた...