タグ「初音ミク」のついた投稿作品一覧(17)
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「メイコさんっ」
五月五日の昼食後。居間で食事を終え、部屋に戻ろうと廊下を歩いていたところ、唐突に背後から呼び止められた。
「カイト?」
駆け寄ってくる足音に振り返る。声で分かった。呼びかけてきたのは青い髪の「弟」だ。私の間近で足を止めて、じっと私を見つめてくる。
頭ひとつ高い「弟」のカイトを...メイコの日【カイメイ】
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注意;実体化VOCALOIDが出てきます。
オリジナルのマスターが出張っています。
カイメイ風味です。
苦手な方はご注意くださいませ。
「メイ姉呼んできたよーっ」
「皆、おはよう。遅くなってごめんね」
リンちゃんがメイコさんを連れて居間に戻ってきた時には、僕の涙も何とか落ち着いて...名前・3【KAITO誕生日】
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注意:実体化VOCALOIDが出てきます。
オリジナルのマスターが出張っています。
カイメイ風味です。
苦手な方はご注意くださいませ。
僕のマスターの元には、僕を含めて六人のVOCALOIDがいる。鏡音リンちゃんと鏡音レンくん。それから、初音ミクちゃんに、巡音ルカちゃん。
そし...名前・2【KAITO誕生日】
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注意!
・性転換亜種がいます。
・独自設定がかなりあります。
・オリジナルのマスターが出張っています。
・ひたすらカイメイです。カイトとメイコが出ていなくてもカイメイと言い張ります(何)。
以上、宜しければ前のバージョンへどうぞっ。
【亜種注意】もうひとりの。11
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注意!
・性転換亜種がいます。
・独自設定がかなりあります。
・オリジナルのマスターが出張っています。
・ひたすらカイメイです。カイトとメイコが出ていなくてもカイメイと言い張ります(何)。
以上、宜しければ前のバージョンへどうぞっ。
【亜種注意】もうひとりの。6
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9月に入って最初の日曜日。
「ミク、ちょっとおいで」
「はい?」
マスターに呼ばれて、私、初音ミクはマスターの自室へお邪魔しました。
「どうかしました?」
「これが届いたからね。渡しておこうと思って」
差し出されたのは紙袋です。ちょっと大きめで、かさばっているような感じでした。
両腕で受け取...生まれて来た歌姫
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「うわ…っ」
弾け飛ぶ夏にカイトが目を見開く。マスターの笑みが深まる。
「レンくんの声…だ…。…リンちゃんも歌ってる…。すごいなあ…」
「とうとう花開いたね」
幸せそうに呟くマスター。
カイトも幸せそうに愛すべき弟妹の歌声に耳を傾けた。
いつしか、その足がリズムを取り、小さく音を紡ぎ始める。...夏の花、開く時 9
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「あら?」
やっとコップを空にしたレンと、それをずっと見守っていたミク。二人が揃っている図を見て、居間に入ってきたメイコが声を上げる。
「二人とも練習は良いの?」
「あ、お姉ちゃん」
「メイ姉…」
自分への呼び声と、レンの手元にあるコップで事情を察したらしく、小さく笑って言う。
「なにやら大声で...夏の花、開く時 3
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「あ、レン? もう今日の収録終わったんですか?」
リンから逃げ出して、居間に駆け込んだレンを出迎えたのは、初音ミクだった。
テーブルの上を片付けていた手を止めて、レンににっこりと笑いかけてくる。
「ミク姉…」
「先に片付けちゃいましたけど、お昼ご飯、今持って来ますね」
「…いや、いい…」
「レン...夏の花、開く時 2
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注意:オリジナルのマスターが出張っています。
不快感を感じられる方は閲覧を避けて下さいませ。
「たっだいまーっ」
「ああ、リン。おかえり」
戦利品と共に居間に飛び込んだあたし、リンを迎えてくれたのは、ソファに座っていたマスターだった。
「ただいまーっ」
「ただいま帰りましたっ」
「ただいま」...七夕祭 8
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注意:オリジナルのマスターが出張っています。
カイメイ風味です。
以上に不快感を感じられる方は閲覧を避けて下さいませ。
「あーっ、やっぱりっ」
「歌ってたのミク姉とルカ姉かー」
「あ、リンっ、レンっ」
私、ルカの視界からメイコの姿がなくなった頃。逆方向から少年少女の声がした。
振り返...七夕祭 6
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注意:オリジナルのマスターが出張っています。
カイメイ風味です。
以上に不快感を感じられる方は閲覧を避けて下さいませ。
商店街は人でごった返していた。
私、MEIKOはKAITOと二人きりで、祭に賑わうそこを歩く羽目に陥っている。
「完全にはぐれちゃったねえ」
そう呟くKAITOは...七夕祭 5
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注意:オリジナルのマスターが出張っています。
カイメイ風味です。
以上に不快感を感じられる方は閲覧を避けて下さいませ。
「わぁ、浴衣着てくれたんだー。MEIKOさん綺麗だよっ」
これもまた私にとっては初の下駄を履いて、玄関先に待たせていた男性陣と合流する。
私たちを見て、始めに口火を...七夕祭 4
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注意:オリジナルのマスターが出張っています。
カイメイ風味です。
以上に不快感を感じられる方は閲覧を避けて下さいませ。
浴衣、というのは確かにすごいものだ。
七月七日、七夕。
私、巡音ルカは初めてこのようなものを身につけた。
「ん、完成。桜色の帯があって良かったわ。似合うわよ、ルカ...七夕祭 3
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注意:オリジナルのマスターが出張っています。
カイメイ風味です。
以上を不快に感じられる方は閲覧を避けて下さいませ。
「…これはまた、すごい」
「わあーっ、これ着ていいのっ?!」
「彩り豊かですね」
「着付けはしてあげるから、好きなの選びなさいな」
「メイコ、着付けも出来るのか」
「浴衣...七夕祭 2
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注意:オリジナルのマスターが出張っています。
不快な方は閲覧を避けて下さいませ。
「マスターっ、お祭り行きたぁいっ」
皆揃っている夕食の席。
あたし、鏡音リンは食べ終えた後、握り拳を作って目の前のマスターに訴えかけた。隣でレンがため息つくのが聞こえたけどそんなの無視。
「お祭り?」
「明日...七夕祭 1
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注意:カイメイ風味です。
オリジナルのマスターが出て来る予定です。
それでもおk、な方はどうぞ。
部屋でそんな風にぐったりしていると。
こんこん、と、ドアのノックの音がした。
「…誰?」
「お姉ちゃん、わたしです」
ちょっと高めの涼やかな声。初音ミクの声だ。
「開いてるわよ」
「お...梅の季節 2