タグ「歌詞」のついた投稿作品一覧（30）

【Re:インカネーション】
a
昨夜(ゆうべ)投げ捨てた鏡が
音立てて砕けて散った
割れたガラスに映るのは
欠けて歪んだ僕の顔
a
むかし揶揄われた声と
理想とかけ離れた顔
他の誰かになれたらなぁ...

【タブレット】
a
今日もただ無機質な電子音が
とうに見飽きた悪夢を遮って
a
少し湿る体に寄り添うのは
昨日飲み込んだ重いタブレット
b
禁じ手のOD(オーバードーズ)無意識に破り棄て
惰性の約束は 細胞が許してくれない...

【コトダマ】
a
誰かを救える言葉なんて
自分を守れる言葉なんて
今は吐きたくないし今は聞きたくないんだ
a
綺麗な色した言葉ばっか
どこか見え透いた言葉ばっか
傷を舐めあっている なんて馬鹿馬鹿しいな
b...

【それでも君へのうただから】
a
まとまらない 小さな単語だけが溢れ出して
穴空きの パズルは色味だけを誇張してる
a
噛み合って また散り散りになっていく言葉は
何度目の 意味を見失って彷徨ってる
b
描けなくなったわけじゃないよ
未完成のまま棄ててしまうことに...

【メモリア】
a
冷たい眼で眺めたのは たわいもないニュース
なんて平和なんだ なんて煩いんだ
どこか白けた心がつぶやく
a
諦めたように言葉並べて 平気なふりしていた
今更思い出す 今更考える
あーあ どこで間違ったんだろう
b...

【メモリア】
a
君が僕を想う気持ちを
疑うことなんてなかったから
たとえそばにいないときでも
分かり合えたつもりでいた
a
僕が君を想う気持ちに
初めから嘘はなかったけど
電話越しで震える声が...

【ジレンマ・シンドローム】
a
昔サンタに宛てた手紙には
欲しいものと労いの言葉
無事届いた温かいおもちゃが
記憶を美化してる気がしてる
a
無邪気すぎたあの頃の僕らに
都合よく話を合わせては
深く踏み込んで知ろうとすると...

【もしも。】
a
ひとりになんてなれないからさ
窓を閉めて耳を塞いだ
a
気づいたらただそこにいたんだ
設定(デザイン)なんてない 台本(シナリオ)もない
b
僕は上手く生きられてますか？
遠回りしてる気がしますが。...

【自称、シアワセなインフルエンサー】
a
もう 生きてるだけで
金も時間も浪費する世界じゃ
息苦しくなるし ぶっちゃけ疲れるし
逃げたくなるのもしょーがないし
a
でも 生きてるだけじゃ
地位も名誉も守れない そうだろ？
体には鞭打って 心には蓋して...

【JOINT】
a
行き場を失ったこの手と足と
声と感情と溢れかえる熱量を抱えて
誰かが紡いだ宿り木に甘えてたんだ
どうやっても折れた枝は元に戻らない
a
護りたかったのは既に壊れそうな
不器用に貼り合わせただけの言葉たち
吐き出されたのはせめぎ合う光と影で...

【キズアト列車】
a
気怠げに歩みだした 扉の外では
焦がすような陽が差す
またか、裏切られた期待感と
眩しい匂いに噎せかえる
b
見慣れない駅を渡って
見知らない道を歩いて
両手首に集まる視線(目)が疎ましいの...

【ソラノイロ】
a
同じ景色 見飽きて目を背ける
悔しいけど そんなのが僕のデイリー
b
立ち向かうほどに傷つく
意地悪に貫かれては
僕はまた君がくれた 歌をうたう
s
夜に残した 眠れない不安と...

【かならず。】
a
あんなに楽しかった 幻想奏でる場所
幼くて ちっぽけで
今はもう意味などなくて
a
ふと口ずさんだのは 誰かが創った世界
わかってた だからこそ
隠してしまいたかった
b...

【メロディのないメッセージ】
a
時間が過ぎる度に 心の息が苦しくなって
書きたかった 見せたかった
何かを諦めてしまう
b
惹き込まれるほどの情景と
僕を目覚めさせる答えを
きっと僕は、まだ探しているんだろう
s...

【きみが優しいから】
a
もしも生まれ変わることができたら
僕は何を望んで生きるんだろう
a
もしも生まれ変わることができたら
僕は何に奮えて笑うんだろう
b
間違えるたびに 全部リセットにして
馬鹿を見るたびに 頭空っぽにして...

【Complex Vita】
a
どうして君だけが
そんな顔して生きていけるんだろう
a
僕だけが何度も
躓いた道をいとも簡単に
b
眠って目覚めてを繰り返すうちに
時計を見ることをやめた...

【おやすみなさい】
a
あぁそっか 僕が居なくても
君の世界は廻ってる
羨ましい煩わしいな
行き場の無い感情
a
まぁいっか どうせいつかはさ
忘れられていく命だ
期待せずに断ち切れたなら...

【うそつき。】
a
君に嘘をついた 初めは小さな嘘
傷つけないための 悩ませないための
a
君に嘘をついた 少しずつ膨らんで
傷つかないための 自分を守るための
b
そんな僕に 君は寄り添う
ただまっすぐ変わらずに...

【君が見えなくなる前に】
a
君が見えなくなる前に
伝えなきゃいけなかったことがある
a
君が見えなくなる前に
言わなきゃならなかったことがあるんだ
b
当たり前にそばにいたから
明日を疑わなかったから...

【Void:Mind】
a
何にも考えられなくて
指折り絡めて遊ぶ
a
特別なことなんてなくて
ただ時間だけが流れてく
b
どう映るんだろう、どう見えるんだろう
君はどう思うだろう、何も出来ない僕を。...

【Dear mama.】
a
偶然みつけたアルバムをめくると
小さな私を抱いて笑うあなたがいた。
a
「手作りのおもちゃを気に入ってくれた」と
得意げに一言 メッセージを添えて。
b
誰よりも私の 笑顔祈ってくれた。
そんなこと何よりもわかってたのに…...

【NearEmpty】
a
今日も気怠い頭は なんだか朦朧として
一点を捉えた視線は 空っぽの空虚だ
a
何のために目覚めたのか 分からない暗い朝
いつもなら容易く紡げる 言葉さえ皆無だ
b
ちょっと肌寒いな、適当に掴み羽織るダウン
それでも凍てつくように指先は悴んだまま...

【無関心症候群】
a
毎日どこか息苦しくて
頭と胸がヒリつくから
ちょっと立ち止まって考える
堰き止めてる病状がありませんか？
a
思っても無い言葉が並んだ
汚れた説教は聞き飽きた
耳に入って抜ける言語に...

【涙色言ノ葉】
a
思ったこと吐き出すためのノートに
面白くて灰色の世界を書いた
a
いつのまにか生きることが当たり前で
命を軽んじる言葉で埋めた
b
馬鹿馬鹿しいとか 格好悪いとか
卑屈なまでに自分の心落として...

【Little my World】
s
たとえ僕が消えても
誰も気づかない世界だ
だけど他では得られない温もりがあるから
a
どうだって良かった、現実うやむやにして
飛び込んできた 未知の世界
a
建前と外面 それだけで満たされてく...

【哀色ギフト】
s
張り詰めたピアノ線緩んで
捻られた鋼が糸になる
細く散り散りになったその脆さを僕は知ってる
a
冗談が通じないことは
昔からバカにされてきた
デタラメな言葉でも頷いて
まだ愛されたいのかな？...

【狡猾な僕のひとりごと】
a
酒を飲んだ次の日は必ず 頭痛と倦怠感が残るから
1杯だけにしようと冷蔵庫を強く閉めたんだ
a
眠れない日が続くほど目の下の隈が脅威を募らせるし
だったら早寝もしてみるけど真夜中目を覚ますんだ
b
一人きりの夜が寂しくて
手持ち無沙汰で退屈で...

【どっか遠いとこで消えてくれ】
s
おいおいここにもいるんですか
人誹(そし)ることに命賭けて
その癖ご自分は平和主義？
なんとも面白そうな世界ですね！
a
例えばどこにだって現れる
プライドの高い性悪女
こなす仕事が多いからって...

【DIRTY SKY】
a
それは星すら濁った夜
手慣れた頭痛を引き摺って
おかしいね、封じ込めてたはずの
熱を頬に感じた
a
皮肉にも遠くから眺めた
日常はなんて単純で
おかしいな、眼(まなこ)が暈(ぼや)けるほど...

【Dear your Voice】
ーDear your Voiceー
S
ーねえ、言葉を交わすたび(近くにいたい)
こんなに 遠い隙間に気づくんだ(もどかしくなる)
ただ、その暖かい電話越しの声が
「キミ」がいる証になるー
A
ため息 眠れない夜は
重たく沈んだ気持ちを...