タグ「GUMI」のついた投稿作品一覧(97)
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天ノ弱
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君の好きな本
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第二十話 雪の降る場所
「レン遅い!! 早くしないと怒られるんだから!!」
「ま、待ってよ……グミ……速い……」
僕は幼馴染のグミと一緒に近くの森に探検に来ていた。
言いだしたのは僕だけど、グミは運動神経もいいし体力もあるから、いつも僕が置いていかれる。
逞しく根を張った木の幹が邪魔をしてう...ノンブラッディ
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第十八話 昨日のことが昔の様で、もう。
「うわああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!」
...ノンブラッディ
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かかってこいよ。
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第十七話 過去から
あの事を、あの人を、あの過去を―――おとてさんは―――。
「なんだいなんだい。しらばっくれるんじゃないよ。言ったね? あたしは、知ってるんだ――この意味、わかるよねえ?」
わかるもなにも。
わかる以前の問題で分かっている。
何しろその事件は、私が起こしたも同然だから。
...ノンブラッディ
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第十二話 思い出の記憶
一度目をあけると、そこは真っ白だった。
私はここに来たことがある。
『レン』
誰かが呼んでいる。
けれども、まぶたが再び重くなってゆく。
だめだ、目を閉じてしまってはだめだ。
もう、その声を聞けないかもしれない。
もう少し、もう少しの間でいいから、私の名前を呼んでほ...ノンブラッディ
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第十話 彼の真意
レンのもとへ行こうか行かまいか、迷っていた。
何かお土産でも買っていこうか。
そんな呑気に考えていて、今、レンに何が起こっているなどと、考えても見なかった。
―――どんっ、と誰かがあたしにぶつかった。
「すみません……」
と、下向きに謝るその少年は、どう見てもレンだった。...ノンブラッディ
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かかってこいよ。
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カミサマネジマキ
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ウソナキスト
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第九話 吸血鬼の少年
とうとう前が見えなくなってきた。
出来るだけ人気の少ない場所を通っているが、見えない以上、ここがどこかは分からない。
「……うっ、ぐぅ…………っ…あぁ…………」
もう足も動かなくなってきた。
―――どん
と、誰かにぶつかった。
顔をみられては、元も子もないと思い、顔を...ノンブラッディ
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第七話 勝ち組
「ごめん……、連れ帰られなかった……」
あたしがそう言うと、その男は「やっぱりな」と、気だるそうに呟いた。
手を首の後ろに持って行って、自分のうなじを撫でている。
「――仕方ねえな。俺が行ってやるよ、お前も、もう一度ついてこいよ」
キザなマントを豪快且つ優雅の翻し、門の方へと...ノンブラッディ
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第五話 血の色
前を向いて、歩いてほしかった。
あの日からずっと、あたしはそう思ってた。
あたしの手首から染み出す赤い血。
そりゃあ、誰でも血を見たら怖いだろうけど、“この子”は違う。
“特別“。
だから、「落ちこぼれ」と言われてきた、この子。
原因はわかってる。
絶対、あの日のこと...ノンブラッディ
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第四話 馴染みの顔
この世界には、「四季」という概念がある。
魔界にはそんなものなかった。
晴れ、曇り、雨、雪、雷、それはあったけど、季節。
これはなかった。
人間界で言うところの、ずっと春だったのだ。
そして、早いことに実習に来てもう1年が過ぎた。
しかし、まだ課題は少しも進んではいな...ノンブラッディ
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第二話 初日
吸血鬼――ヴァンパイア族――。
みなに、一目おかれる存在。
俺は、その一族の長の子。
でも、「落ちこぼれ」。
あの日から、俺の人生は狂ってしまった。
歯車は、互いに噛み合っていないのに、回り続ける。
だから傷んで余計にボロが出る。
それまでは俺の人生、なんとか巧くやっていた。...ノンブラッディ
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第一話 実習
あの日、目の前が真っ赤に染まって。
もう、前も見えないくらいのどす黒い赤に染まって。
鉄みたいな気持ち悪いにおいが、僕と辺りを包み込んで。
白い雪の上で。
白い顔で―――。
もう、何回あの日のことを思い出せば気が済むんだろう。
忘れられない、あの日。
だから、赤は嫌いだ。...ノンブラッディ
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昔々、あるところに。
それはそれは美しい、姫様がおりました。
雪のように白い肌が、その美しさをより引き立てていました。
名前を、「白雪姫」。
その美しさに囚われる男たちもいれば、憧れを抱く女たちもいました。
白雪姫は、人々に愛されていました。
しかしそれを面白くないと、見ていた一人の女王が...ボカロと愉快なボカロたち。
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【第二十三話】TRUTH
平和な、「日常」が戻ってきた。
あの後、「政府秘密組織VSディフェクト遂に闘争終結!!」と数々の新聞のデカデカと1面を飾った。
TVでも、一週間くらいはそのことの特集ばかり。
政府が闘争終結の要因は明らかにしていないというのに。
専門家があれこれ、推測を述べているだけ...CrossOVER NoIsE.
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格子の心臓
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はっぴばーすでー!!ミク!!
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イカサマライフゲイム
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【第二十二話】ENDING
気が付いたら、眠っていたらしい。
体を起こす。
目には涙が、頬には涙の伝った跡が、ある。
グミさんの過去、レンの過去。
知らなかった。
前に説明してくれたのが、すべてではなかった。
「くそっくそ、ぉおっ!!」
グミさんが座り込んで、地面を殴っている。
泣きなが...CrossOVER NoIsE.
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【第二十一話】OBEY
父の顔も、母の顔も知らない。
知らないじゃないな、覚えていない。
確か2歳くらいまで一緒に幸せに、平凡に暮らしていた。
「いた」、過去形だ。
ある日、母さんも父さんも帰ってこなかった。
二度と、それから顔を見ることはなかった。
置き去り。
捨て子。
ただ、道の片...CrossOVER NoIsE.
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【第二十話】DISLIKE
「忌み子」―――それがあたしだ。
生まれたときに、どこの占いしか知らないが、そう言われたらしい。
「この子は災いを呼ぶ子だ。生かしておいては、きっと禍が起こる」と。
最初はみんな私を嫌った。
殺すのはかわいそうだと、みんなが言ったから、生きてはいたものの、死んでい...CrossOVER NoIsE.
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【第十九話】DESPAIR
ルカさんの胸に堂々と突き刺さる、長剣。
噴き出す、鮮血。
言葉にできない痛みに、歪む彼女の顔。
「……く…は……っ」
桃色の髪を靡かせながら、前のめりに倒れる。
「ルカさん!!!!」
「ルカ!!!!!」
グミさん、メイコさん、レン、そして私。
みんなが、敵...CrossOVER NoIsE.
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【第十八話】STRUGGLE
「リンッッッ!!!!やめろッ!!!」
グミさんの声が響く。
ごめん、からだが勝手に動くの。
止められないの。
「るぁぁぁぁああああああああああッ!!!!!!!!!!」
私はルカさんに向けて、全速力で剣を振りかざした。
ルカさんは避けようともしない。
逃げよう...CrossOVER NoIsE.
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【第十七話】SUDDENLY
あの、私とミクさんの件から2日は、なぜか奴らは動かなくて、平和だった。
平和すぎて、気持ち悪いほどに。
どうして動かないのか。
また奇襲をしかけてくるんじゃないのか。
みんな最初はそういうことばっかり考えていて、ピリピリしていた。
でも、2日もなると、警戒心も薄...CrossOVER NoIsE.
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【第十五話】WEAK POINT
「レン……、どうしてここに…、殺されちゃ…」
「は?何言ってんの。ここお前の部屋だよ」
「……え?」
レンにそう言われてから初めて気づいた。
確かに私の部屋。
「ミクさんは…どこに……」
そう私が訊くと、レンはため息をついた。
「やっぱり、ミクに攻めら...CrossOVER NoIsE.
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【第十二話】JEALOUS
「それは……、たぶん…、敵の攻撃を取り込んで、自分の攻撃と一緒に放出したんだろ」
リンが帰ってくるや否や、あたしに必死な顔で『なんかへんなの出来ちゃったんだけど、あれって何ですか!!!??』と訊いてきた。
話を聞くと、どう考えても、あたしが冒頭に言ったことしか当ては...CrossOVER NoIsE.