タグ「鏡音レン」のついた投稿作品一覧(41)
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【鏡音リン・レン他】祝・民族調曲コミュ一周年【告知】
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「どうしよう……」
体温計が示した値に、あたしは途方に暮れた。
レンが倒れるのなんて、少し前まではよくあることだった。自分が芸能界に入ったきっかけも、レンの代役だった。
別に珍しいことじゃない。
ここ二年くらい調子が良かったから油断していただけ。雨に降られたんだから、こうなって当然だ。
あ...【小説】wo R ld's end 12
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【鏡音リン・レン】よろしくね
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鏡音act2二周年祭(フライング?)
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【鏡音リン・レン】水鏡プリテンス
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「わぁっ!」
書斎の方から声がして、僕は扉を開けて中を覗いた。
「……何やってるの?」
少女が僕の家で暮らし始めてから、一週間以上が経っていた。腕を怪我した僕のためか、彼女は慣れない手つきで家事をしてくれている。
だが、料理は壊滅的で、掃除洗濯はそこそこ上手いのだが、たまに失敗する。
埃の中...【小説】wor L d's end 11
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【鏡音リン・レン】断罪の剣
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断罪の剣
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「はい、OK!」
あたしは、レンとルカ姉の撮影を見ながら、腕時計を確認した。早く終わればいいのに、と心の中で繰り返す。
問題のシーンの撮影はどうしても見たくなくて、カイト兄に泣きついた。カイト兄がレンとルカ姉のマネージャーを数日間引き受けてくれて、あたしはその間ずっとミク姉のサポートをしていた。...【小説】wo R ld's end 10
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【鏡音リン・レン】時の歯車~光と闇の人柱~
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時の歯車~光と闇の人柱~
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「ほら」
ミク姉に促されて、少女は僕の家に入ってきた。
ばつが悪そうにそっぽを向いている様子は、まるで子供のようだ。実際、まだ大した年齢ではないけれど。
「おかえり」
僕が微笑むと、少女は怒ったような顔をして、でも何も言わなかった。
少女の唇だけが動く。きっと、ただいま、と言ったのだろう。
...【小説】wor L d's end 09
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PAPILLON-パピヨン-
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【鏡音リン・レン】PAPILLON-パピヨン-【未完成】
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季節はもう移ろい、映画の撮影も始まっていた。
主題歌と劇中歌を、来年の映画公開に合わせて発売することになっている。
曲も歌詞も出来ていたけれど、まだ収録はしていない。
あたしが収録時期を先延ばしにした。
レンの声変わりのことがあるからだ。来年も同じ声だとは限らない。声が変わったのは分かるの...【小説】wo R ld's end 08
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「大丈夫、大丈夫」
何度も何度も、ただ無意味に繰り返される言葉。
ミク姉に抱きしめられた少女は、真っ青な顔をして震えていた。その理由すら、僕には分からない。しかし、少女がひどく怯えていて、ミク姉の声すら耳に入っていないことは分かった。
ミク姉は僕の存在に気付いたようで、少女の方を気遣いながらも...【小説】wor L d's end 07
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杖を地に突き立て、前もって村の周辺に描いておいた陣を浮かび上がらせる。
魔法とは、呪文と陣、すなわち言葉と図形を組み合わせて起こす奇跡のことである。
そう言うと難しそうに聞こえるが、なんていうことはない、ただ単に「自分が考えていることを言葉と図形で表現して、それを相手の思考に刻みつけてしまう」...【小説】wor L d's end 05
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テレビに映し出された偶像。あたしのことだ。
ファンに崇め奉られて、歌の実力も磨き上げた容姿も置き去りに、知名度だけが先走る。
きっと、この国のどこかで、あたしの映像を見ながら、馬鹿らしい、と吐き捨てている人がたくさんいる。
別に、アイドルになりたかったわけじゃない。なりたくなかったわけでもな...【小説】wo R ld's end 04
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「なるほどねー……」
何故だか少女は、メイコ姉に対してはそれなりに素直だった。不機嫌な顔をしているが、質問にはそれなりに答えている。
名前は……まだ答えてくれない。年齢は僕と同じ十四歳。適性は剣士だけれど、武器は持っていない。武器どころか、回復用のアイテムも盾も鎧も何もないらしい。
倒れて当然...【小説】wor L d's end 03
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「あぁもう! なんであたしが仕事ある日に限ってホームルーム長引かせんのよあの担任はっ!」
あたしは必死で走っていた。校門までの距離をこんなに長く感じたことはない。――そこ、マラソン大会のときの方が長く感じただろうとか突っ込まないでよ。
「リンちゃーん!」
校門の外で黒塗りの車が待っていて、その中...【小説】wo R ld's end 02
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ここで暮らし始めて、どのくらいの時間が経ったのだろう。僕はいつから存在しているのだろう。
そんなこと考えたこともなかったし、君と出逢わなければこれから先も疑いなどしなかっただろう。
世界はここにあり、僕はここにいる。そう、信じて疑わなかった。他の世界なんてどうでもいいと思っていた。
-----...【小説】wor L d's end 01
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「さぁて、始めるよ!」
中等部の吹奏楽部も、高等部の管弦楽部も、中高合同の合唱部も、大所帯でバリバリ活動している。そんな中で、何故に「歌唱同好会」などというこじんまりとした集団が、四畳ほどの部室で活動しているのか。
それは、この同好会の目的が、「歌手としてのデビュー」という大それたものだからであ...【小説?】CR学園歌唱同好会
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world's end
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姫+騎士
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「ミク、ルカ!」
靴の音を高く響かせて、部屋の中へ入る。
「カイトはどこにいます?」
「んー? えっとねぇ……」
ミクが、その辺をきょろきょろと見回した。部屋の中にいるわけでもないのに、きょろきょろしても意味ないと思う。
可哀そうだから言わないけど。
結局、カイトは未だに、騎士としてこの王宮...【中世風小説】Papillon 終
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ねぇ。君が悲しんでくれるなら、俺は死んだっていいと思っていたよ。
そんな勇気なかったけれど、でも、君の涙は俺の悲しみで、幸せだった。
君がいない場所で、君に知られずに死んでいくのが怖かった。それだけは耐えられないと思った。
でも、そうなってしまうんだね。
運命が憎いよ。
でも、本当に憎い...【中世風小説】Papillon 13
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「何してるの!」
声が響いたかと思ったら、後ろから思い切り腕をひねりあげられて、俺は剣を落とした。
後ろを見ると、目を真っ赤にはらしたミク姉が、驚いたような顔をしている。
俺は、思わず笑ってしまった。
「何驚いてるの、自分でやっといて」
「だ、だって……」
剣を持っていた俺を見て、自殺すると...【中世風小説】Papillon 12
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流血はありませんが、人が死にますので、苦手な方はご注意ください。
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「せめてもう少しだけ、ここがあんたたちにとって温かな場所であり続けられれば……」
眠りにおちる少し前、メイコ姉はあたしを抱きしめて、そう呟いた。そのときメイコ姉がどんな表情をしていたのか、あたしには見えなかった。
---...【中世風小説】Papillon 11
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無言で差し出された剣。カイトは俺をまっすぐに見て、いつもの穏やかな表情すら浮かべず、剣を持つように促した。
「ちょっと、カイト!」
ミク姉が走ってきて、カイトを止めようとする。だが、カイトはそれすら無視して、ただ俺を見ていた。
「何やってるの、二人とも! まだ、外に出ていいなんて言われてないよ!...【中世風小説】Papillon 10
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「一緒に、逃げよう」
……その言葉の意味が、俺には分からなかった。
いや、本当は、分からないはずがなかった。
それはずっと、俺が考え続けていた言葉。口にする勇気もないまま、いつか言おうと心に決めていた言葉。
でも、それはもう、無理だ。
「あたしがレンの右手になる。二人でなら、どこでだって生き...【中世風小説】Papillon 9
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