ブックマークした作品

A
よく見れば何もかも波動
姿かたち夜に啼く虚構
されども抱きしめられぬ混迷
沈む寝床は質量の証明
砂浜の粒数え多量
影は何故に息づかぬ謎
あるいは口きくだけの造形
疑う自我こそ存在の証明
B...

謝りたい　ごめんよ俺のギター
本当なら　本当なら
こんなとこで　こんなヘタクソな音で
歌うために作られたんじゃないのにな
出来ないことはやろうとしないで
出来ることだけにしておけば
それが合理的なんかもな
だけど夢と希望はどうすりゃいいんだ
パワーコードも鳴らせないのにな
やめてしまえばそれで済むの...

A
居場所が無いんじゃない
座る椅子が無いだけ
本のページめくるように
世界が変わったら
囚われたままでいたい
いつか砂になるまで
たぶん私ドライフラワー
恋に落ちたの
B...

・Verse
Why do you seem suffer？《The reason for the freeze pain》
（きみは何故、苦しそうなの？《その冷たい痛みの理由を》）
I wonder if You can help？《I to relieve is it be able?》
（私が...

踏切を超える度、失う感情。車内の灯りが小さく揺れる。
逆行する細胞 もうあそこには戻れないのに
沸騰する脳漿 あの判断は正しかったのか
旅情よ、俺だけを置いて行ってしまうのか。
慕情よ、あの人を乗せてやってくれないか。

I　「時間が巻き戻ればいいのに」
　　なんて　呟いた声は
　　閉ざされて　もう届かない
A1　『昔々ある所に』
　　そんな言葉で始まる
　　物語はハッピーエンド
　　主人公は幸せに暮らしました
B1　誰もが羨む幸せな結末
　　王子様と結婚
　　誰も知らないその後...

子供みたいだなって
笑ってくれるかな
今でも誰かのヒーローに
なりたがってるんだ
もう遅いかな
そんなことないよ なんて
誰かが否定したら
そこで終わるくせに
夢のまま 夢のまま
ずっとそうやって...

A
バケツの中を泳いでる
アメンボが見上げた
迫る雷鳴に怯えてる
僕は逃げ出した
B
雨粒に満たされて
君は自由の身だね
僕は泥濘(ぬかるみ)にはまって
もう進めないんだ...

神様なんてものにすがる時がくるなんてね
神様愚かな私に教えてください
私はどうすればよかったのでしょうか
愛する人よどうか
どうか涙を流さずに生きてはくれないか
愛する人よどうか
どうか誰かを愛して生きてはくれないか
あなたをこの手にもう一度もう一度だけ
抱きしめたかった
さよならなんてことを言えた...

幸せの奥に隠れてる
暗い毎日に飽きそうだ
幸せの意味に隠れてる
あいつの涙を見ないフリした
好きだったことすら
できなくなって
楽しかったことすら
嫌いに変わっちゃったんだ
誰だって夢を見たい
誰だって叶えたい...

ぼくを嫌いでもいいよ
愛してくれなくていいよ
眠る時だけのキスも
おはようのない朝も
別に
好き、だけじゃ
どうにもならないことを知った
きみ、じゃなきゃ
どうしても笑えないなんて
そう思ってんでしょ...

A
きっと此処が世界の果て
踏み外したら落ちてゆくだけ
区切られた真っ白なキューブで
ぼくらは管理されている
A
全ては個々にあると言って
踏み外したら切り離すだけ
暗闇に繋がれたチューブで
ぼくらは操作されている...

A
ああ 朝、目覚めるように
喉が渇くように
あなたに恋をした
それはそれは、曖昧な恋
ああ 今、言葉にすれば
嘘が重なってく
本当のことなんて
僕は僕は、言えないんだよ
B...

A①
緩く融けていくコバルトの中
時期が来たのだと目を瞑る
海馬を走らせ 記憶を灯そう
温もりが尽きる前に
B①
淡く首に 染み付く口癖が
篭って ここに 留めている
サビ①
それでもまだ 溢れるとしたら...

うさぎ星
A
ある晩、僕らは旅に出た
ターコイズブルーの
水平線の向こうへ
小さな船で行こう
B
夜明け前の海は
流れ落ちた星で満ちてる
のぞき込んだ僕の...

届け この想い
ひとつひとつの言葉が踊る
届け この気持ち
君に伝えるよ さぁ走り出せ
一秒ごとに鼓動がなっていく
夢みたいなことばかり 追いかけていたいけど
一秒だけでも 君が笑ってくれるならさ
僕はそれだけでいいんだよ
触れあうことはできないけど
出会えたことに意味はすべて...

生きるってなんだろうな
生きるってなんだろうか
わかりもしないまま
息を吐いていた
あいつにも 僕にも あの花にも
名前があるし 息だってするし
あいつにも 僕にも あの花にも
始まりがあれば 終わりがやってくる
当たり前だ
生きるってなんだろう...

散々歩いてきたね
いくつもの夜越えて
光を目指してきたんだ
かじかんだ手のひらを
吐息で吹きかけるたび
現実に戻されていた
時計の針が0時を
指すところまでは見えていたよ
スノースーパーマン
冷たい体と...

もし
明日世界が終わるとしても
幸せだ、なんて言えない。
哀しいだとか 寂しいだとか
それって結局
独りよがりじゃない
楽しそうに見えるあの子も
本当は 笑えてないのかもしれない
苦しそうに見えるあの子は
本当に 苦しくてたまらない...

我儘って 言えたような
人間じゃないのに
幸せって 言えたような
人間じゃないのに
騙された嘘も 本当の台詞も
何も要らないよ 何も要らないよ
そばに居るだけで
それでよかったよ それでよかったよ
それがよかったよ
哀しい言えたような...

ない！ない！
ないないない！
メガネメガネメガネがない
メガネはどこ行った
かくれんぼ？おにごっこ？だるまさんが…
転ぶ前に転んじゃうよ！？
メガネを探すのに メガネがいるのに
そのメガネさえも見つからない
これじゃ君の心も見つからない？
メガネメガネメガネがない...

A
ボクの人生の「はじめまして」と
「サヨナラ」足して、引いてみたら
いつかは、最後は、そうね、きっとね、
「サヨナラ」ばかりの明日がくるのかな。
A
消えた靴下の「右側の子」は
部屋のどこかで、泣いてるかな
いつかは、どこかで、そうね、たぶんね、
帳尻合うように出来てるんだろう。...

わからないことばかり
かき集めた嘘ばかり
それでもいいんだよって
笑ってくれないか
笑ってくれないか
灰色になった 今
君の横顔 見切れてた
触れていいのなら
触れていいのなら
嗚呼 笑っていたかった...

A
例えば、
夜の帳に
二人の姿が
隠れたとして
暗闇に、
探り見つけた
君の唇に
触れることよりも
B...

高いところから
飛び下りた
もしかしたら
翔べるんじゃないかって
夢みたんだ
狭いところから
泣きだした
もしかしたら
届くんじゃないかって
夢みたんだ...

永遠に流る不屈のメロディ
幾千の時を経てもここに在り
集っては散りゆく葉で節を知り
そしていつまでも清らなる大地を望む
神が示したこの命
この手はきっと特別だ
大きく移ろう空の下
出ない芽を嘆き果てて
謳おう
この世の命抱ける心もって...

１
立って這って吸って吐いて
孤独な世界で
この身が果てるまで　狭い水槽　自由さ
足並みは合わず　足音の不協和音
出過ぎた杭に　居場所はない
本当のことを　言えばほら「言い訳」
言葉飲み込み「すみませんでした」
雑踏葛藤　嘘八百
虚構の世界で...

Let me touch you
Pick me up ah!!(触れさせて、拾い上げて)
堕ちてく階段
このまま君となら
深い闇夜の底まで？
変わることばかり
求められ続けた
僕の存在、消してしまおう
たとえ誰かが
ほんの 少しだけ...

サヨナラが今
さらわれていく
群青色に
溶け込んでいく
夕焼けに
呑まれてく
きみの顔
みえなくて
風鈴が
寂しげに...

眠る季節のなかには
おとぎ話のような
藍色に染まる月が
密かに隠れていった
風が通りすぎる街並み
古びた煉瓦の家たち
錆びたような柵の境界線を越えたら
眠るには心地いい夜でした
情に浸れるほど綺麗じゃないの
眠る頃に貴方はそっと歩み寄って...