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もっと綺麗な言葉かけたら あの子はずっと傍にいてくれたかな
深い鱗色の下 懺悔しながら 泣いてるぼくがいるんだ
墨色の空から白がふわりふわり
肌色に浸って消えた 一瞬で
雪をかぶる椿をみると 初めて口紅を塗る あの子を思い出す女々しいぼくがいる
あの子の「好き」と 声優しさ笑顔
つらいだけなら忘れた...リグレットカラー
猫と尾と眼
迷惑かけてごめんねって 謝ったんだ
するとみんなは大丈夫って
でも君はそっぽ向いた わかってた 私が
私が悪いんだ
何回も謝りたいよ もっともっと謝りたいよ
それだけじゃ足りないことわかってるよ
全部私が幼かったせいだ
弱くてごめん
ただの嫉妬から イラツキから あんなことに
なるなんて 私も...ごめんねを言いたい
猫と尾と眼
君は今幸せ?
問いかけに首を傾げた
嗚咽を気にせず答えた わからないんだ
僕が泣いても裏側で 大切な人が笑ってるなら
僕は幸せだよ
「嘘吐き」
その時の感情なんて 思い出せない
その時の感情なんて 計り知れない
それでもいつかは笑えるなら 僕は 幸せだ
だから そろそろ泣き止むよ...今日もそれぞれ生きている
猫と尾と眼
私事(わたくしごと)を申し上げると 本日も好調に
あなた様のお口に入るひと掬いに毒をば
朝にひとつ夕べはふたつ
暗い部屋で時計通りに
ナイフは重くて持てないし
おもちゃの銃はごみ箱行き
抱きしめる力もなく
ただ床の上に眠らせて
虚ろなるその目にああ
こんな常闇(とこやみ)を見せないよう...アカツキ
ろふぇりあ
【リライアンス】
作曲:たてごと♪
作詞:しープ
イラスト:にと
動画:琳袮
《A》
たったひとりで 塞いだ夜(7・6)
部屋の隅で泣いた(9)
何故 傷つくの?(2・5)
《B》...【動画公開中】リライアンス
しープ@動画師様募集中
少女は門を見上げていました。
町の入り口の、大きくて重そうな鉄の門です。開かれた扉を、様々な格好の人たちが通りすぎていきます。
「本当に、ここまででいいのか?」
少女の隣りで、女性騎士が尋ねます。
「うん。送ってくれて、ありがとう」
少女は頷き、お礼を言って、町の入り口へ足を向...棺桶少女 エピローグ 終(つい)の街/丘の上の家へ
海月大和
あるとき、少女はゆらゆら揺れる焚き火を眺めていました。
街道を少し外れた森の中。棺桶は相変わらず、膝を抱えて座る少女の隣にあります。
少女は一人ではありませんでした。少女の向かいには、木に繋がれた鹿毛の馬と愛馬を撫でる女性騎士がいます。彼女は盗賊を追い払った騎士団の一人でした。
「あま...棺桶少女6 森の中で/女性騎士
海月大和
あるとき、少女は街道の真ん中にいました。
「やぁやぁ、お嬢さん。一人でどこへ行くのかな?」
「知ってるかい? ここいらは今とっても物騒なんだぜ。恐ろしい盗賊が出るからね」
「おお、怖ぇ。だけどお嬢さんは運がいい。なにせ百戦錬磨の傭兵が目の前にいるんだから」
「どうだい? 護衛に俺たちを雇...棺桶少女5 街道の真ん中で/傭兵と盗賊
海月大和
あるとき、少女は木工屋の工房の中にいました。
棺桶に付いていた木の車輪が、荒れ道のせいで壊れてしまったのです。
雑多な工房の隅っこで、手作りの椅子にちょこんと座り、少女は木工屋の仕事を眺めていました。椅子の隣には、車輪を外された普通の棺桶がありました。
「棺桶用の車輪だァ?」
少女...棺桶少女4 工房の中で/木工屋の男
海月大和
あるとき、少女はサーカスの一団とともにいました。
団員用テントの隅っこで、椅子代わりの丸太に腰掛け、少女はジャガイモの皮を剥いています。
少女の前には、山盛りの皮付きジャガイモ、綺麗に皮の剥かれたジャガイモ、重なったジャガイモの皮、そして棺桶が置いてありました。
小さな手のひらで小振りのナイ...棺桶少女3 テントの中で/ナイフ投げの娘
海月大和
あるとき、少女は乗合馬車の中にいました。
心優しい老夫婦が、一人きりで道を歩く少女を見かねて、声をかけてくれたのでした。
馬車の幌の中、膝を抱えて座る少女の横には、当然のように棺桶が置かれています。
「ねぇあなた? お母さんとお父さんは一緒じゃないの?」
老婦人は少女に優しく尋ねま...棺桶少女2 馬車の中で/老夫婦
海月大和
がらがらと車輪を転がし、少女は歩きます。
小さな体の倍はありそうな棺桶を後ろに連れて、木の車輪をがたがたと鳴らしながら、少女は歩きます。
くりっとした大きな銀色の瞳を真っ直ぐ前に向け、歩きにくそうなドレスの裾を引きずって、少女は歩きます。
毛先の跳ねた長い金色の髪を揺らし、手にはしっか...棺桶少女 プロローグ 旅の途で/露店の店主から
海月大和
初めまして。僕は南 知里。まぁ、マスターとでも呼んでくれればいい。
ちなみにこう見えても女だ。
どうして笑わないかって…?
僕が笑わなくなった理由を教えて欲しいのか…?
そんな事を言う人は初めてだ…。
まぁ…二つあるんだが………
”裏切られた”からと………”過去”のせいだ………。
レン》マスター‼︎...僕なんかでいいんですか…? 一話
マカロンもちただの一般人w
サテ サテ ウソツキハダレデショウ?
赤黒い 部屋の中
静寂に包まれた七人
向かい合う その先は
何を見据えているのだろうか
「サァ コレカラ タノシイ アソビヲハジメヨウ」
不気味に 笑ウピエロ
合図なのか鳴り響く鐘の音
目の前のソレはニヤリと笑い
言葉(ことのは)のナイフを投げ付けて...フーダニット
琴子
「カラフル」
(1A)
どんな私も貴方にならば
見せても構わないって思うくらい
全てを許して求めた恋だった
他の人じゃなくて
Oh, no
(1B)
幸せの鮮やかさを知ったけど
その代償は 背負うのには...「カラフル」
sen nihta@コラボ停止&記録用垢
とある所に とある一人の少女が 普通に楽しく暮らしていました
まあまあ平平凡凡な毎日を それなりに楽しく生きていました
だけどその楽しい日々は ある日突然崩れ去ってしまった
なぜかって?どうしてかって? 裏切られたんだよ大切な人に
言いようのない感情は 小さな少女の体を蝕み
さあさあこのくだらな...幻想blue spring
rio
あの日ボロボロの僕を救ってくれた
愛は君という光でした
あの時の君は眩しすぎて
見つめることすら出来なかったよ
君は僕に全てを教えてくれたね
愛される幸せ、愛する喜び
君の傍で僕は いつの間にか
光になった気でいたよ
愛されていたと感じていたよ
...光亡き愛
ぴくと@作曲者募集
貴方に何が あったかなんて
知りもしない私だけれど
ただ一言 言いたい言葉がある。
今日もレジを流れた 赤い赤い剃刀
その腕を隠す袖の下の包帯が隠れきれていないよ
俯きがちの顔 目の下に うっすら浮かぶ 黒いクマ
腫れぼったい様なその目はいったい何を考え泣いた跡
私はあなたを知りはしない
決して声を...Cut the wrist
津波
- 一章乃三 -
大した娯楽のない村だ。
だからこそ、大元の成り立ちがこの土地の豊饒を祈願するための祭事であろうが、本当は厳かな空気をもって進められなければならない筈の儀式であっても、この時ばかりは参加しているもの全てが心を躍らせ羽目を外しがちになる。
そこかしこで笑顔が溢れかえる。
先ほど...不死鳥と鳳-アゲハ-蝶 (歌姫異聞) - 一章乃三 -
凛豆_2024
‐ 一章乃二 ‐
規模の小さな村とて教会のひとつくらいは存在している。
大陸全土から見れば、馳せる名も持たぬ程度でしかない大公の治める小国。せせこましい領土の中に散らばった町や村の集合体。領土を広げんとにらみを利かせる他国からこの国の体裁を侵されないためにも、国民一人ひとりが貴重な資源となり、また...不死鳥と鳳‐アゲハ‐蝶 (歌姫異聞) ‐ 一章乃二 ‐
凛豆_2024
- 一章乃一 -
ベー……ベベゥー……
耳をくすぐる音が風と共にやってくる。
外に出るにはまだ薄着では寒かったが、変わりやすくなった天候の影響で雨に濡れる大地は恵みの力を内部に蓄えつつある。地肌むき出しの道はぬかるんで歩きにくくはあったものの、運ぶ足を跳ね除ける冷たい氷の表情をすることは無くなった...不死鳥と鳳-アゲハ‐蝶 (歌姫異聞) - 一章乃一-
凛豆_2024
- 序 -
高くそびえる針葉樹林の奥深く、目立たず僅かに開けた場所でソレは出現した。
大気を震わせる重低音が一瞬辺りを支配し、先ほどまで何も無かった空間に無数の塵が吐き出されたのである。
薄ぐもりの空を走る亀裂からは幾筋もの光が差し込まれ、その光線を浴びる形で様々な色にきらめいた塵のシャワーが降...不死鳥と鳳-アゲハ-蝶 (歌姫異聞)
凛豆_2024
A
独り影追い 喧騒にまぎれ
モノクロ 振り返る 過去
はじめて知った
自分の弱さと 隣にあった強さ
S
まぶたに映る 思い出たちは
戻らぬ 笑う君
僕はまだ大人になれず
うつむく 涙堪え...film.(仮題)
CHIHIRO
A
雨音 鳴り響く
運命にしばられて
壊れかけの人形は
箱庭で生きるしかない
B
神様お願いです 私を救い出して
こことは違う世界へ そう 絵本の中へ
S
私はお姫様 踊るの...Book of Eden(仮題)
CHIHIRO
何も見たくない 何も感じたくない
何も聞きたくない 何も知りたくない
何も考えたくない
思ってたよりも人は汚くて
それに触れながら生きていく
ずっと ずっと
キレイな人なんて全然いなくて
気付けば汚れてる
洗っても洗っても落ちなくて
一緒にいる...夢見少女
凜歌
「vida」
(1A)
暗い街の底
光も届かぬ部屋
他人(ひと)の目に触れることなく
そっと寄り添う
(1A')
遠い雑音と
近くで震える息
言の葉は想いを紡ぎ...「vida」
sen nihta@コラボ停止&記録用垢
壊してしまった ガラスの玉を見つめる
もう戻らないことがわかっているのに 泣きながらかけらを集めた
過ぎてしまったことは戻らない そんなこと知っているよ
裂けた皮膚から流れ出る 命を舐めた
なぜ ここに居るの なぜ 置いていったの
どこまでも いつまでも 一緒と言ったのは 嘘?
なぜ 生かしているの...狭い部屋
いちごようかん
ドナーを待つ。
ドナーを待つ。
ぼくはドナーを待っている。
僕の心臓は弱い。
僕の筋肉は弱い。
僕の骨は弱い。
僕の声は弱い。
また血を流す。
また血を流す。
ドナーを待つ。...warten.
七九
(昔昔あるところに
一人として生まれたはずの
よく似た双子がおりました…)
1A
僕は君で君は僕で
君は私で私は君
1B
生まれた時からずっと一緒
離れるなんて有り得ない...永遠の繋がり
Arma
〔Aメロ〕
真紅の色はキミの髪のよう。
血のようにきれいでキミの罪を隠す
落ちた花弁は運命の糸をなぞるよう
悲しみの涙は頬をつたって。
嘆きも叫びもキミにキコエナイ
ボクの声は届かない――――――
〔Bメロ〕
今、動き出すんだ歯車よ。
誰もあらがえない未来へと。...紅い雪(仮):歌詞
朝麦柚音