皐月の投稿作品一覧
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吉原ラメント【歌ってみた】
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オレンジに染まる空
延びていく影を踏んで遊んだね
あの日の空は今でも
鮮明に思い出せるんだ
二人で通った公園で
いつまでも一緒にいたよね
時間なんか忘れるほど
僕らは自由だったんだ
覚えてるかな、あの日の約束を
「また明日ね」...夕陽
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月夜に浮かぶ雲のように
ふわり 空を流れたなら
いつか貴方の傍らに
行き着けるのでしょうか
はらり落ちた涙はもう
渇いて融けてしまったわ
月明かり射した窓際に
白い羽が舞い降りた
ひらり ひらり 月の雫
籠の蝶は何処へ行ったの...月の雫
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灰色の雲
光が遮られてゆく
私の心と同じ色ね
一雫の
雨が頬を伝い流れてく
貴方の後ろ姿を見ていた
写真立てに
飾っていた思い出はまだ
捨てられない
どうしても Ah...雨恋(あまごい)
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糸に引かれた手足を見せて
右へ左へくるくる廻る
地に足つかない私を見ては
クスクス笑う子供たち
球体で出来た関節鳴らし
操られたのはこの身体
感情のない言葉を吐いて
虚ろな空を見つめてた
小さな小さな箱の中
私はカタカタ歩き出す...人形劇
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叩かれたって泣いてた
小さい子供のように
涙が
溢れて止まないんだ
抑えたって聞える
恥ずかしくなるくらい
この声
君の名前が
届かない
いつもあと少しだけ...GLASS LOVE
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丸い大きな白いお皿に
びー玉を2つ転がしてみる
透明な玉は光を透かし
楕円の影を伸ばす
すれ違って、時にぶつかり
白い円を転がる
2つの影、重ならぬまま
音だけが響く
切なくなる貴方への想い
溜め息で苦しくなる程...円(マドカ)
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独りの部屋に流れるLOVE SONG
ちりばめた寂しさに囚われて
動けなくなる
離れるのが怖いんだ
そう言ったら君はどう思うだろう
抱き締めたこの手の震えを
君に悟られないように
甘く 切ない ビターな恋
時に甘く 時に苦く とろけるように
互いの肌を確かめたら ほら...chocolate lover
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夜の帳が 空を覆う頃
朧気に舞う桜の君
池の水面に顔映し
涙こらえて瞼閉じ
掬った清水は散り散りに
重なる波紋に夢映し
夜空に舞うサクラひらひら
風に乗りどこまでも
散りゆく花はもの悲し
淡い灯の如く...散桜
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氷の欠片が 降り積もる
見ないフリは出来るはずもなくて
それでも隠そうと してきたの
黒い渦が溢れだすのが怖くて
関わりを持つ事が
必要だとは知ってる
深く踏み込まないで
作り出す境界線
過去を忘れられないのが
私の罰だと言うのなら...未遂の恋
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[A-1]
今日のお天気「曇りのち雨」
知っていたけど
傘は持たなかった
[A-2]
家を出るとき言われたっけ
「濡れてしまうよ」
聞かずに出かけた
[B-1]
何となく...相合傘
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[A-1]
初めての出会いは箱の中
手に取った貴方の呼び掛けに
応えて私は動きだす
[A-2]
初めて歌った貴方の歌
ぎこちない手つきで作ってた
貴方の顔を思いだす
[B-1]
名前を呼ぶ貴方の声が...thank you...
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[短C]
響く重低音 弾く弦の音
掻き鳴らせ思うがままに
[A-1]
リアルから逃げ出したくて駆けた
日常は否定的 いつも何かに追われた
[B-1]
Ah 何もかも忘れて
音に包まれ充足感を得るの
誰も止められやしない...Sparking heart
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現実は孤独で 眩暈さえ覚えた
この感情が「愛」と言うなら
僕のソレはあまりに破壊的だろう
夢の中で君を奪う
何もかも 全部を
笑顔も感情も身体も
全てを奪って僕のものに
とめどなく流れる感情
欲と言う名の僕の「愛」
満たされない 何をしても...脳内彼女
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夕暮れ時に染まった 朱を帯びた空
まだらに広がった雲が 影の濃淡を刻む
この空を見上げ 物思い陰る
行き詰まった私は 自分の跡を辿る
首が回らない 振り返り過ぎて
悔やむだけの私が 私を見つめてる
頭上に広がる藍色の空
吸い込まれそうなほどに大きくて
思い知ったの 自分の小ささを
そっと目を閉じて感...哀空
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物思いに更ける 横顔
ふと、思う 「いいな」って
何気ない 会話
君の笑顔が 「いいな」って
淋しいとか 悔しいとか
そんな次元じゃなくて
笑いあいたいだけ
手に届きそうな距離ほど
遠く感じるものはない
手を伸ばしても 虚空を掴むだけ...Delirium
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ふとした瞬間に気付く
目の前に潜む影
いっそ見えなければ
どんなに気が楽だろう
私が逃げているのか
君が逃げているのか
わからないまま時は過ぎて
予想外の反応
私に歯向かうように動いて
負けられない これは闘い...G戦場のアリア
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一人立つ ビル街
ここに居れば
雲にも届く気がした
そんなハズ無いのに
見下ろすように見た交差点を行き交う
人形みたいな能面をつけた現者(うつもの)
「寂しい」なんて思う
人は皆見上げてた
白い雲の向こう側を
空の上の地上を...煙突
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叫ぶ教会の鐘
歓楽と言う名の人口密度が
私の体を蝕む
ネオンの濃淡は裏を照らして
見え隠れする腹の渦のように
時計台に集まる夜鳥達
音に共鳴して羽ばたいて
空を埋めるように
広がって消えていった
夢の中 全部投げ出して...Lost
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かごめかごめ
籠の中の鳥は いついつ出遣う
夜明けの晩に 鶴と亀が滑った
後ろの正面だぁれ
籠の目のような囲いの中で
小鳥のように鳴く今宵
柔く撓うは遊里の為と
一人二人と哀交え
嗚呼
終われど終わらぬ此の時は...籠女
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鏡の中の自分を覗いてみる
そこに居たのは、君だった
いつからだろう
気がつけば一緒に居て
それがあまりにも自然過ぎて
忘れていたんだ
鏡を写すように
だけど全然違うから
そんな君を見つめては
溜息こぼれた...鏡
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壊れる(I love you)
音も立てずに(You dislike me)
この部屋で 見せられた 現実
宛の無い 夢ばかり見ていた
Dear my master
貴方に出会えて良かった
そう思えたのも貴方のおかげ
時間が経つのも忘れた
In your dream
貴方の思いを形に...壊れる
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受話器越しの言葉
俺から切り出したサヨナラに
君の涙が染みるのを感じた
行き交う人の波
気にも止めない薄情
縋れない足はただ
嘘を刻む
君の切ない声が
俺の鼓膜を貫く
「行かないで…」...サヨナラ
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自分の立てた理想に
リアリティなんて有りはしない
夢の中に居る俺は
いつも笑っていたんだ
だけどそんな理想は
何時までも続かなくて
俺の中の非現実は
もろくも崩れた
誰かから届けられた短かすぎる手紙が
俺の中に隠れてた何かを目覚めさせたんだ...リアリティ
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[Aメロ1]
宵の月夜を仰ぎ見て
愛用の煙管を味わう
吐き出す煙で朧月
闇に融けゆく
[Bメロ1]
夜を味わう遊女屋の
お座敷優しき恋の唄
[Cメロ1]
煙管の匂りを身に纏い...遊花
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向けられる好奇な目
遠ざかる感情に
銃口を突きつけて
黒い雲払いのける
この引き金を引く私には
憂いなど在りはしない
ただ強くある事だけが
全てだと知っているから
変わってく景色が
変化という名の破壊を...Rekuiemu
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[Aメロ1]
赤煉瓦作りの
揺れる暖炉の灯
一人それを見つめ
想い更ける
[Bメロ1]
ガラスのテーブルに
割れた氷とショットグラス
強い酒に溺れれば
忘れられると...紅色WINE GLASS
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「子供のくせに」なんて
そんなのわかってる
いつまでも子供だと
思ったら大間違いだよ
ホラ
身長だってもうすぐに
追い抜いてみせるから
僕の静かな本気
気付いてないでしょ?
君の方がよっぽど...等身大
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[サビ1]
彩るだけのRelation
無関係装う夜明けを
消えるネオンの明かりの
裏に隠して
[Aメロ1]
曖昧な態度で焦らして
妖しく微笑
指先のマニキュアが
妖しく光る...Relation
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[1Aメロ]
濡れた道路
一人歩きの傘
弾ける水音と
排ガスのにおい
[1Bメロ]
暖かさを求めて
子猫を抱いた
伝わる生きた心地が
震えに換わる...Rainy
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