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「女王陛下からの招待状っス。確かに渡したっスよ。」
ひらひら、と『庭師』はパールに向かって何も持っていない手を振ってみせる。
「そろそろ仕事に戻らにゃならんっス・・・鋏を取ってもいいっスか?」
言いながら、答えを聞く前に『庭師』は鋏を手にしている。
このマイペースぶりがパールの気に触るのだろうか?青...欠陥品の手で触れ合って・第二楽章 25 『Dolore』
アリス・ブラウ
朝食の時間。
朝食は、いつもの如く
コーンフレークとコーヒーだ。
今日は、アカイトが
早く起きたご褒美に
コーヒーを入れてくれるらしく
今はそのコーヒー待ちなのだ。
「ちょっ、そこの赤毛のオニーさん!
一番テーブルのコーヒー
まだぁっ?」...気まぐれな毎日_2
猫又
悲鳴のように飛び交う剣戟。
打ち鳴らされる、剣と戦斧と仕込み杖。
決して崩れぬ世界の一部となったかに見えたそれは、徐々に乱れを見せ始めていた。
マーチが、押され始めたのだ。
ダイナの的確な援護にも拘らず、その身には無数の傷が刻み込まれ、インディオ風の衣装のあちらこちらに緋色を滲ませていた。
ダイナ、...欠陥品の手で触れ合って・第二楽章 24 『Cavaliere&Giardiniere』
アリス・ブラウ
「はぁ…」
有紗はぐったりしていた。
「マスター大丈夫か?」
AKAITOが心配そうに有紗の顔を覗き込む。
「大丈夫…」
苦笑いをして見せる。
AKAITOはある方向を見て呆れた顔になる。
「マスターは俺のだよ?」
「違いますよ?マスターは俺のです」
有紗がぐったりしている理由はKAITOと帯人にあ...番外編__旅行1
【梓】紫姫【花梅】
男の顔を見た瞬間、時間が止まった気がした。
「マスター…」
帯人が男から距離を取るかのように、抱き寄せる。
「嘘…。女?」
声や体格は男なのに顔は女である。
「…ビックリしただろう?」
相手はニコリと笑う。
「でもね…?」
次の瞬間、姿や声、喋り方が変わる。
「アタシは女よ」...闇にレクイエムを___敵→仲間…?
【梓】紫姫【花梅】
夢を見た
真っ暗 闇の中で
来るはずのない光を
ずっと待ってた
一人ぼっち
それに気づいたとき
右目に残る蒼い光が
「失敗作(ガラクタ)」の俺を嘲笑(わら)う...【曲募集】ガラクタ【イラスト募集】
K林
夜が始まり
不思議な時間
貴女が触れて
世界は動く
今日も始まる
楽しい時間
貴女が笑い
時計は動く
宵闇の向こう
ウサギが手に持つ時計の音...【曲募集】◇宵闇ワンダーランド◆【絵のネタにもお使いください】
K林
マスターI Love You ずっとYou Are Love Me
忘れさせないから僕の大事なmemory
アイスでは主食にならない
ならば消去(delete)しちゃえば僕の思い通り
何時も傍に居ます
バックアップも任せて
左から右へと邪魔者があっちこっちどっち
マスター何処に行くの?
仕事は休みで...ヤンデレ機能【替え歌】
月華
蛍光灯の破片を掻き集めながら、再び調整に使われた研究室を見回した。砕け散ったモニターやガラス、壊れたコンピューター、千切れた黒いケーブル。あらかたの片付けを終えてもなお、この部屋には、数人が取っ組み合いの争いをしたような痕跡が残っていた。ましてや、凶気に操られたアンドロイドと科学者が死闘を繰り広げ...
Eye with you第二十話「露と消えゆ」
FOX2
玲「はぁ…テストボロボロだったよぉ」
はじめまして、私広瀬玲衣。中学3年生の、15歳。
レ「玲ー衣っ!」
彼は、ボーカロイドの鏡音レン。私の家に住んでいる。
玲「なに?っていうか…。なんで制服着てないの、どうしたの?」
レ「どうしたもこうしたもねぇよっ!!」
あぁ…またリンちゃんの仕業か…。
リンち...+光と闇+ -エピソード0-
バニャニャイス
そこには冷たい顔をした、見知らぬ少女が立っていた。その顔立ちこそ僕が忘れるはずもない、今までに多くもの思い出を作ってきた少女、キクのものであったが、その凍りついた、完全に生気を失った冷酷な表情と視線は、僕の知るキクのものではなかった。
「キク・・・・・・? ねぇどうしたの。返事してよ。」
彼女...Eye with you第十九話「呑まされた凶夢」
FOX2
散歩から帰ってみると、すでに研究室には数人の科学者(おそらく本社の者)が集まり、今夜の調整のための機材を用意していた。
研究室に立ち入るなり、彼らは挨拶もなしに「二人を調整用ベッドに寝かせてくれ」と命令してきた。
本社の人間は決まって冷たく命令口調で、僕と鈴木君はやはり反感を覚えたが、ここで逆...Eye with you第十八話「冷たい寝顔」
FOX2
さて、レン王子との面会を終えて、2週間間が経った頃のある日。
「もうすっかり梅雨も明けて、晴れたわねー!青空が懐かしいわ」
アリスは、青い空を見上げてにっこりと目を細めました。
「それに、執事も私のものだし・・・私って、幸せものよねー」
執事を振り返り、少しはにかむアリス。
「・・・そう、ですね」
...不思議の国のアリスとうさ耳&執事+眼鏡verカイト その21
もごもご犬
一歩足を踏み入れただけでも、この部屋が私にとって以下に未知の空間であり、どこか落ち着きがなくそわそわとしてしまうものだった。
暖かい日差し、涼しい潮風、薄い肌色の壁、毛布のようなカーペット、本棚とそこに置かれた絵本と、色鉛筆とスケッチブック。
今まで触れたこともないようなものに実際に触れても、...Eye with you第十七話「つばさ」
FOX2
学校の昼休み。
グミは昨日の帯人とのやり取りが忘れられず、ぼーっとしたまま黒板を見つめていた。今日は帯人が運よく休んでくれたが、正直グミは帯人にどんな顔をして会えばいいか全く分からなかった。そのせいかさっきまでの授業も頭に入っていない。
…あたし、学校ではクールキャラのつもりだったのに…何か昨日ので...【小説】翠色の事情。【そのなな】
美月
あれから数週間。どうにか本社にその存在を認めてもらえたタイトとキクの二人。だが、僕と鈴木君の仕事はそれで終わったわけではない。
これからたった二人の、しかもロクに子供と接したことすら無い男二人でタイトとキクの面倒を見ていなければならなかった。しかも、これがまた意外と過酷な作業で・・・・・・。
...Eye with you第十六話「絵空事」
FOX2
※注意ヤンデレ内容ひどす。
超短編です。(^-^;
それでもよければどうぞ!
マスターへ
僕のマスター他の人を、他の子を、
僕以外のなにも貴方の目に写さないで......。
僕だけを見て、僕のマスターでいて。
カイトは刺し殺した。
メイコは締め殺した。
ミクとリンは沈めて殺した。...マスターへ
大佐(仮)
「ええ・・・・・・驚くほどの学習が早く、既に基本的な動作は完璧にこなしております。ご覧になれば、きっと驚かれるはずです。」
暖かい間接照明が照らし甘い香料が香る廊下を、僕は如何にもお偉方と言った風貌の背広の男達と歩きながら、些細な質問に対して大げさに、そして誇らしく語っていた。
二人が目覚めて...Eye with you第十五話「赤と黒の子」
FOX2
※帯人です。ヤンデレ乙
それでもよければどうぞ。
マスター、マスター、貴方の笑顔を見ていると僕は落ち着く。だから僕はマスターに抱き着く。戸惑うマスターはとても可愛い。
けど
「マスター。今日は一緒に散歩行きましょ」
そう、カイトが邪魔だった。
「駄目だよ。まだ雨だし」
「えー雨でもマスターと散歩した...マスター僕だけ見て
大佐(仮)
(イントロ)
La la la la la la la la
La la la la la la la la la
La la la la la la la la
La-la-la la la la la la la-
おーる・はいる・ばじりすく
...βασιλεμυ
咎猫
花びらが舞う思い出のせて
桜が積もる想い埋めて
幾年もまた想いを募り
幾重も積もり
土へと還る
春めいた日だまりの中で
あなたが一番暖かかった
なでるような日差しの中で
あなたが一番大好きだった
花びらが降り季節がかわり...【曲は後日付くかも?】【亜種注意】一年前にあなたにもらった景色に歌う
八木 一
久しぶりの平和が訪れた。
「今日は久しぶりに外食にしよっか?」
「たまには良いですね!」
「だな」
「…ですね」
四人で近くにあるファミレスに行くことになった。
「何名様ですか?」
「4人です」
有紗が話した瞬間、空気が変わった。
「マスター危ない!」...闇にレクイエムを___久々の平和が来たと思ったのに!
【梓】紫姫【花梅】
「…で、私じゃなきゃ解除出来ない理由は?」
有紗は腕を組みながら聞く。
「私達は、貴女の血で出来た対ウイルスデータを入れられてるのよ」
「だが、アイツ等でも解除は出来ない」
「は?あれを入れられてるの!?…って事は、解除の仕方…!」
有紗の顔が青くなっていく。
「無理!嫌だよ!私には無理ですぅ!!!...闇にレクイエム___理由があきらかに!?
【梓】紫姫【花梅】
敵の襲撃が無くなった頃、ある事件が起きた。
"事件を報道したアナウンサーが遺体で見つかった"
どのアナウンサーも、連続殺人事件や誘拐事件を報道した人だ。
「マスター…この事件」
カイトが新聞をテーブルに置く。
「断言しにくいけど、確率は高い…かもね」
有紗はテレビをつける。
男性アナウンサーが紙を...闇にレクイエムを___次の計画?
【梓】紫姫【花梅】
「おい、有紗!」
バタバタと走って来る。
「ふあー。煩い、あず兄」
勢い良く扉を開けた人物を睨む。
「呑気な事言って無いで、さっさと来い」
「うわぁ!?」
ズルズルと引きずられる。
「あ、マスター」
帯人が近寄って来る。
「あ♪マスター」...闇にレクイエムを___えー!?
【梓】紫姫【花梅】
「嘘でしょ?あの時死んだもん!!」
あの時の悲劇は嘘じゃない。
確かに殺されたんだから。
「そう。私達は確かに殺されたわ」
「だが、今居る」
二人の言葉に有紗は泣き出した。
「…データ?」
考えたく無かった。
こんなデータが保存されていた事に。
「今は、有紗達の敵よ」...闇にレクイエムを___データ
【梓】紫姫【花梅】
「ミク!」
梓の声が聞こえる。
「…」
有紗は顔を下げる。
泣いているのを知られたく無いのか、先程の事で気まずいのかは分からないが。
「マスター、良いですか?」
「わお…」
パシン
乾いた音が響く。
「…へ?」...闇にレクイエムを___一人じゃない。皆を頼ってよ
【梓】紫姫【花梅】
「…皆、ごめんな」
有紗は皆が居るであろう、茶の間には行かず、部屋の窓を開ける。
二階からなら、命を無くす程危険ではない。
「この戦いで犠牲になるのは私だけで良いの」
窓の枠に足をかけた瞬間、扉が開いた。
「マスター…何処に行くつもりですか?」
「帯人…ごめんね!」
素早く動き、帯人の背後に回り、首...闇にレクイエムを___ごめんね
【梓】紫姫【花梅】
家に着くと、玄関に亜美のボーカロイド、リンとレンが倒れている。
「リンとレン!?ちょ…二人とも!?」
有紗が慌てて、二人の体を揺らす。
「う…有紗サン?」
リンがダルそうに起き上がる。
レンも起き上がる。
「亜美…いるの!?」
二人はゆっくりと頷く。
「亜美!?」
茶の間の扉を乱暴に開ける。...闇にレクイエムを___挨拶代わりの襲撃
【梓】紫姫【花梅】
「マスター大丈夫ですか!?」
カイト達が現れる。
「遅かったね?彼女は、たった今…処分した」
劉の足下には有紗がいた。
動かない。
だが、彼等は見逃さなかった。
有紗の指が微かに動いたのを。
「…誰が処分されたって?」
有紗は素早く立ち、劉の腹を蹴る。
「!?…確かにプログラムは破壊した」...新しい物語___到着
【梓】紫姫【花梅】