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【ツクヨミトリップ】
孤独酷く蔓延する 浮世に流す
快楽 娯楽 凌駕する猛毒電波
科学 宗教 カルト オカルト 超えた発明
目を背けたくなる現実(こと)は 全て忘れて
誰にも話せない
悩みを抱えてる
現を抜けだして
自由になろう?
さぁ頭の中開いて...ツクヨミトリップ
みらう
おやすみなさいのそのあとで
こそこそこっそりれいぞうこ
のこりのケーキをたべちゃった
むしばみがかずにねむっちゃった
はれるかな はれるかな
あしたはれるかな?
きょうのぼくはえらかったので
ぺたぺたぺたんこニコしーる
いちにちいっこのはずなのに
ぜんぷのしーるをはっちゃった...あしたはれるかな?
まほうびん
あなたが自宅にいるまさにその時
電話は鳴り響く受話器を上げる
ガイダンスは何かを知らせる
ノイズ混じりの音声に無意識に承諾
「コレクトコールでありがとう
これからあなたの宝物を頂くわ」
理解するより前に電話は切れる
何が起こったか分からないまま
お金か財産か物か人かなんだろう
焦って走って処分と対策...コレクトコールの魔女
ろろあ製菓堂
(かごめかごめ 後ろ正面だぁれ?)
Midnight 寝静まる頃 故に
見えない空 闇に染まる
気づいたなら 「おめでとう」
傷つけないから「こっちにおいでよ」
手招きながら笑顔で
迫る恐怖にただ 足がすくむ
歪んだ思考回路線
愛憎交じりの死を送るよ
そして共に堕ちて行こう...心を捧げ ~instrumental~ マスタリング済
HAiKE
ー「あの日交わした約束、覚えてる?ー
ー『物語の結末、一緒に見ようね』って言った…。」ー
『ぼくらはずっと、きみ達を見続けてきた』
旅人は語る この世の伝説を
幸せをもたらすという 流星群の話
信 じ る 者 は い な い
『影からきみ達の手助けをしていたんだ。でも…』
決して 同じ いのち など...プレアデスの観測 歌詞
咲真 亞紗楽
【サビ】
心がチクりとするならさ
詞(ことば)をゾクりと響かせて
ダレモ知らない御話で
キミモおいでよおヒトリで
【Aメロ】
晴天の空が眩しすぎて
曇天の雲に祀られる
「コドモヲ、
ヒトリにはさせないで」...何処にいったの?
咲良ましろ
黒蜥蜴、黒蜥蜴の夜(仮)
❶
『ねえ、こんな噂知ってる?』
ある日の夕方
放課後の教室での会話
何気なく聞いた話に漂う不穏な空気
『ねえ、黒蜥蜴って知ってる?』
『この話を聞いたら××日後にその人のところに来るらしいよ…?』
そんな迷信信じない
だってただの噂話...黒蜥蜴(くろとかげ)
被験者4:44号
旅路が途切れてく 右も左も失す
底を尽きた糧が 今ある現実(イマ)物語る
他人(ヒト)を待つこの旅路に人工物(ヒト)の気配無し
いずれは烏の餌となる?
飢えと渇きに支配されていく螺旋
歩けど見えるのは木々の壁と他の生物(チクショウ)と……
何も変わらぬ螺旋は生命(ヒト)を蝕む
仕方が無いから飯を狩(...アガリビト
野中ハロウィン
雑居ビルエレベーターのボタン押したら なんか
異次元に行けるとか聞いたんだけど ねえ
やり方を教えてよ 行ってみたいから 誰か
帰れなくなるのはちょっと怖いけれど でも
錆びたドアが開いたその時に
風が生ぬるく頬を撫でた
赤い信号の先
ちょっと覗きたい
行ってはいけない わかってるけど
何かが背...めさきましきそん
オレンジベリー
こんにちは 私の名前ははなこ
みんなには『はなこさん』って呼ばれてるよ
棲家は全国の学校のトイレだよ
赤い服におかっぱ頭
それがわたしのみんなのイメージ
だからわたしは大体そんな姿でいるけど
ほんとはもっとおしゃれしたい!
試しにパーマをかけてみました
「失敗しちゃったよ!」
パンチパーマになりまし...はなこのおしゃれ事情
蒼色ヒナタ
1.電脳世界に蔓延る 奇々怪々なる話たち
これは本当の話なの? そんなことはどうでもいい
僕は恐怖と狂気に酔っていたいんだ
「話を読むのは自己責任」
そんな当たり前のことで
いちいち騒ぎ立てるな このバカ野郎!
この世にあらざるモノなら 全ては空虚な幻なの?
そう言う君の大事なモノも いつかは空虚な...ネットロア
ノリー
「ああ、アトバシュね!」
オカルト好きのリンもピンと来たらしい。
「ちょっと待ってよ。アトバシュっていったい何のことかしら?」
メイコが一人取り残されて慌てている。
「アトバシュって言うのは、『ダ・ヴィンチ・コード』にも登場した暗号で、教会による弾圧が厳しかった時代に、教会の教えに反する書物を守...VOCALOID CODE[FILE10]
上尾つぐみ
「とりあえず、この暗号を解読するしか道はないわけだ……」
レンが再び暗号の書かれた紙に向き直る。――「L Ch T N N」
「どう? 何かわかりそう?」
リンがレンの表情を伺う。
「一つだけわかることがある」
レンは言った。
「暗号の主な方式には順番を並べ替える『転置式』と文字を別の文字に置...VOCALOID CODE[FILE9]
上尾つぐみ
「……なるほどね」
茶髪の女性、アパート大家の咲音メイコは頷いた。
「どうしよう、たねぴこ、ウイルスで消去されちゃったんじゃ……」
「そう決めつけるにはまだ早いよ」
レンはリンの方を撫でた。目の前で友達が消えた恐怖と悲しみから、がくがくと震えていた。
「メイコさん、ウイルス駆除ソフトのログを見せ...VOCALOID CODE [FILE8]
上尾つぐみ
「なんだ!?」
レンは声を上げたつもりだったが、自分の声の反響が聞こえないことに気づく。
コンピュータ・ウイルスがこの部屋のプログラムに侵入したらしい。
「おい、リン、たねぴこ、大丈夫か!?」
音声と映像をストップされてしまったのだろうか、呼びかけるがリンもピコも答えない。
落ち着け、下手に...VOCALOID CODE [FILE7]
上尾つぐみ
言い出したからには引けない。レンは画面を起動しマネジャーについての情報を集める。
「普通人間の芸能人につくマネジャーが一人なのに対し、ミク先輩みたいな歌手ソフトにつくマネジャーは複数名。プロデューサの作った曲を歌手ソフトに届ける仲介役をしている――なるほどなぁ」
「マネジャー」という職のネット上...VOCALOID CODE [FILE6]
上尾つぐみ
ズル、ズル、
這う、這う、
突然 訪れた違和感
身体を伝う 妙な汗
時計の秒針は 大きくなるわ
私の脈は こんなにも
早かったかしら
コン、コン、
鳴る、鳴る、
度々 襲いくる違和感...日常茶飯事
星乃
「どう? もしかして、ミク先輩を誘拐した犯人が残した声明文とかじゃない?」
リンが自らの手柄を誇示するように胸を張った。
しかし、レンは即座にそれを否定する。
「いや、それはないよ」
「なんでそんなことが言えるのよ!」
リンが頬を膨らませた。自分のアイデアが即座に否定されたのが面白くないらしい...VOCALOID CODE [FILE5]
上尾つぐみ
「鍵かけ忘れか? 芸能人にしては随分無用心だな……」
レンは家の中に足を踏み入れた。誰もいない他人の家というのは、なまじ生活感が伝わってくる分不気味だ。隣家の生活音に対して家の中が全くの無音という状態が、まるで家の中だけが異次元であるような錯覚さえ起こさせる。
「あら? 何かメモがあるみたいよ」
...VOCALOID CODE [FILE4]
上尾つぐみ
「っと、ここだよな」
ミクが在学していた当時の担任、始音カイトに話を聞いたところ、結構簡単にミクの住所を聞き出せた。個人情報の管理が甘いともいえるが、中学一二年生が悪用することはないと思われたのだろう。
「確かに標札は初音になってますね」
ピコが標札の文字を指でなぞる。厚紙にマジックで書かれた安...VOCALOID CODE [FILE3]
上尾つぐみ
「……この初音ミクって、ミク先輩のことか……?」
初音ミクはゲキド中学校の卒業生だ。卒業とほぼ同時にデビューし、今は高校に通いながら歌手として活動している。学年はリンとレンの二つ上なので、ピコは彼女の在学中のことを知らない。リンとレンにしろ、特別ミクと親しかったわけではなく、ただ当時から声楽部のホ...VOCALOID CODE [FILE2]
上尾つぐみ
インターネットという、情報の海の片隅にたたずむ仮想空間上の街、ゲキド街。その町のさらに片隅にあるゲキド中学校の、さらに片隅のミステリー研究部室。そこで副部長の鏡音レンは推理小説を熟読していた。
最終下校時刻が迫り、帰宅部はもちろん文化部員もほぼ全員が下校している。熱心な一握りの運動部の掛け声が校...VOCALOID CODE [FILE1]
上尾つぐみ
くろい
けんばんの
おとを
おぼえる
ために
つくったうた!半音なんてこわくにゃい
猫豆福耳堂