タグ「応募用」のついた投稿作品一覧(52)
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真夜中に擦れ違う
闇を切り裂くライト
潮の匂い 海に向かう道
今度は一人で
上手くなった強がり
それは弱さの証拠
守る物も 分からないままで
何かを失くしてく
記憶に 溶け込む 言葉が 今では
見えない 刃を立て 胸の奥深く刺す...秋風アロディニア
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カーテンを 開けて 浴びる 朝の 日の光
しばらくは まだ寒い のかも しれない
本当は 冬は 苦手 だった はずだけど
早起きを したくなる 訳が あるから
いつも同じ 辺りで 追いつく
約束は しないけどね
偶然を 演じる 大事な ほんの ひととき
白い息 弾ませ 自然と 歩く ペース 上がるよ...WIHTE PURENESS
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いつもと同じで 待ち合わせは夜
どうせ気付かない 新しいピアス
貴方の隣で 不機嫌な顔して
結局 相手にして欲しいだけだから
加速してる心 鼓動に 焦らされる
バカみたいに すぐに 愛しくなって
強がりでもせめて 大人を 演じたい
得意じゃないけどね 駆け引きなんて
他の誰かとは 確実に違う
会...AMBER STONE
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他愛無い ものだって 簡単に 手は放せない
掴む為に 選び抜いて来た
どうせなら 嘲笑いなよ 後ろから 指させばいい
君を置いて 僕は先へ進む
嘆くより 飛び込んで 傷付いて 噛み締めて
十字架を 掲げて
幼い憧れはまだ 純粋に夢を見てる
奥深く 妖しく 鈍い 輝き
危険な匂いに惹かれ 魂は奮え滾る...BLACK TREASURE
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この手で 守りたくて 譲れない願い
擦れ違いの 正義の果てに
誰かが 導火線に 火をつけてしまう
涙の跡を 辿る流星
暗い夜明けに 煙が燻ぶって
既に何かが 終わる予感
同じ痛みを 抱えているのに
分かり合えないのはどうして
動き出す 情熱の矛先
定めて 引き金へ指を…...PURPLE DAYBREAK
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太陽よりも早く 動き出した 焦れる熱
行き所も ないまま 迎えた 予兆
様変わりの 姿に 私だとは 気付かれず
一度死んだ みたいな 気持ち
どんな幸せも 永久には続かないもので
だからこそ儚く 美しいもの
逸る胸の鼓動 浮付いた心
少し 落ち着きたい 浅く呼吸をする
手にした ばかりの 無垢な 夢...羽化するアゲハの羽模様
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闇へ浮遊する 紅く染まる月
霧に 隠された 輝きは ナイフの刃と 似ている
理性では 抑え切れない 衝動
破綻した 心で 濡れた素肌を 静かに 撫でて
首筋に 残された 傷跡は 熱く火照る 愛のTATOO
その指で 刻み込む 君だけが 夜の 孤独を 殺せる
癒える事のない 悲しみの様に
胸の 内側を...SCAR///LET NAIL
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厳しさを 増した 空気は
凛として 頬を 朱に染め
胸の 奥深く 弾く
高鳴りは 加速 していく
視界を過ぎて 流れる風景
刹那の姿 季節の彩り
白銀の大地へと 風に乗り滑り出す
軌跡を 描いて 導く 場所へ
何処までも 続く 轍に
揺れ惑う 想い 重ねて...SILVER GROUND
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並んで歩いた雪の道 足跡を残して
何処まで続くか試したい 君と一緒だから
冷たい空気に囲まれて わざと息を吐いた
綿飴みたいに白くなる 二人で比べよう
忙しさを忘れて 遊んだり 無邪気に笑ってみようよ
失くしてた感覚が 蘇る 冷えた指も懐かしい
ここで また逢いたいね 季節が繰り返すみたいに
きっと...*ウィンタープレイ*
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温もりさえ 残らない
街の 流れの 中で
あの日だけは 振り向いて
そこに貴方がいた
幸せな 熱病のせいで
幾つかの愁いを 飲み込んだ頃
視界に偶然 捕らえた姿は
見慣れない 笑顔と 左手に 光る石
舞い降りる 雪の白さは
季節の終わりを 告げる様に...Sign of the End
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息を止めて 耳を澄まして
感じている 素敵な予感
もしもそれが 勘違いでも
想いまでは 嘘じゃない
大人になる いつかの為に
今は少し 温めたくて
柔らかくて マシュマロみたい
生まれたての Material
大事に抱いた秘密 独り占めで夢見る
この世界には どれだけの 愛の形が あるのでしょう...ゆめみるPuppy love。
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時に人は迷い捨てて 命懸けで剣を握る
身も心も磨り減らして 何か 誰か 守る為に
擦れ違って奪い合って 激しく散る半ばの夢
やがて気付くその虚しさ 胸に残す傷は癒えず
旅の果てに目指したのは 強く 描く 理想の土地
失われた地平線の 彼方に成る金の果実
傷付くほどに刻む 想いの矛先は 蜃気楼
瞳の...Road To Shambhala
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眠れず迎えた 朝の 澄んだ空へと
翳したこの手に 今は 何も無いけれど
聞こえるだろう 響く 旅立ちの鐘を背に
胸の鼓動が 激しく急かす
導かれた 運命なら
風の誘う 彼方の地まで
足跡を並べながら
Are you ready for our departure?
We're never goin...Share The Pray
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過ぎ去る日々に 何を見付けて 何を失った?
諦めないで 色褪せないで まだ取り戻せる
同じ痛みを 分け合いながら 青い夢を見た
理想の未来 引き寄せるのは 奇跡なんかじゃない
やがて巡る それぞれの岐路
背を向けるまでどうか笑顔で
次の一歩 向かい風でも
走り出せる準備を
見せない顔や 秘めた言葉を...Over the Junktion!!
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透き通る空 微かに頬に 寒風
はしゃいで遊ぶ 子どもの声が聞こえる
久し振りに 通る細い道
あの頃と 少し違う眺め
それでも 大切
掌で 溶けては消える
雪の姿に 誰かを重ねてみたり
銀色に 染まる景色を
懐かしんでは 再び巡る冬を想う
冷たくなって 感覚のない 指先...Through the winter
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舞い散る 花びらは 一粒の 涙の様
果てなく 繰り返す 輪廻の 季節の 途中で
何を 失くして 見付ける 過ぎる 景色に
深く 色付いて また 褪せて 消える
痛み 悲しみ いくつも 募る 心に
そっと 咲き誇る まだ 小さな 息吹が
噛み締める 幸せを あなたに 贈りたい この手で
残酷な 真実...咲き誇る息吹~ユメノヤクソク~
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空港の雑踏に 響く足音
これから何処へ行くの 誰の元へと
今更振り向こうと 確かめようと
追う姿なんてない なのに期待してる
過ぎた時間と同じだけの 募らせた 想いをよぎらせて
数え切れない言葉 伝えたくて 伝えなくて
何を伝えたかっただろう 無理しても 隣にいてまでも
あなたと傷付くなら その...Before The Flight
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約束しても遅刻する
笑顔で『ごめん!』 許しちゃう
私ばかりじゃ 悔しくて
でも駆け引きは上手くない
無理して 強がっても
またメールを 待ち侘びて
逢いたくて 切なくなる
その時こそ 繋がりを感じる
溜め息は 白く咲いた 冬の Candyfloss
宙に舞って消えても...TAMEiKi Candyfloss
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いっそ全て 奪われたい
理性なんてもう要らない
何度でも 思い出してる その笑顔
私だけ 見て欲しい
言い出せなくて 抑えた想い
これ以上 誤魔化せない
覚めない 夢の続きに
熱くなる 冬の夜
願うよりも 確かなこと
すぐ隣で寄り添いたい...I’m yours in my mind only
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荒野に咲いたあの花
一人きりで 似てる気がして
遠くに揺れる蜃気楼
熱く焼けたアスファルト
速度を増せば 更に強まる 向かい風の中
長く続く一本道
過ぎ去った景色は 過去に変わる 当然のサイクル
いわば自分探しの旅
無理して似合わない 格好して 目指す場所も知らずに
誰かに言わせればそう...邂逅ワンダーライダー
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虚空に鳥の声 その目で何を見たのか
嵐を越えて飛ぶ 離れた遠い国までも
遥か彼方続く眺めに 繰り返す理と業
せめて贈る鎮魂歌を
(空と土と雨と花と命)
赦された幸福と 恵みの下
受け継いだ加護と共に
夕闇に 舞う炎 聖なる契り
祝されて 結ばれる為
季節が巡る度 私は服を作ろう ...遊牧民の花嫁
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人々が見上げた 教会の鐘の音
雲行きが怪しい 空の下 確かな声を聴いていた
猛る者よ 此処に集え 時代の行方は我らが手に
物語を讃えるより 刹那を生き抜くこの瞬間こそ
かざした旗の地はオルレアン
何とでも呼べば良い 眼差しは穢れず
凍て付いた雨さえ 情熱を 胸から消せはしないから
強い想い 違...純潔サクリファイス
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ヒゲ面オヤジ 四十過ぎの
小太りオヤジ そろそろキツい
不況の時代よ 備えが必要
老後を見越せば 大人はみんな お金を集める
ドクターもやった カートにも乗った
たまに弟に 助けを借りて お金を集める
しゃがむ・よける・ジャンプする
Bで走る お金を集める
キノコじゃ地味だよ なめこに変えよう
アプ...More real old
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鯨達の影を 眼下に追いかける
忘れ去られた 遠ざかる 季節と出会う為
悲しい鳴き声が 何処かで響いてる
広がる海は 涙にも 似た匂い
少し迷いながら 群れに紛れたまま
新たな場所へ
地平線よりも 彼方を目指して
やがてまた厳しい冬が来る前に
疲れ果てた羽を 休めるには早い
無駄に出来ない 限られた...The Migrant Song
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変わらないで信じていても 少しだけ切ない気分になる
仄かに 触れた熱を思い出すから
あの坂道の上で見る景色
振り向くとすぐ側に君もいた
永遠よりも大事なひとときだと
今なら分かっているのにね
飛行機雲が白く線を描いて
溶けるみたいに消えてゆく
祈るなんて儚いばかりだけど
せめて感じていたくて繋がりを...Under The Clear Sky
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「ねぇお前、私の代わりをしてみない?
今日だけよ。少しだけ遊びに行ってみたい」
『姫様、どうかお思い留まりを。
私も知られてはただではすみません』
結局話を聞かず 夜に部屋から抜け出す
扉を開けず 姫のフリをする女
憧れていた自由の身 見るもの全てが素晴らしい
声を掛けられ火遊び 初めての恋は燃え...落城オフィーリア
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誰かが願った 粉雪が降り始める
静寂の彼方に
囁き合う星 清らかに燈る炎
心を暖めて
賑わう街も やがて眠りへと近付く
まるで祈る様に
弾んだ胸のままで瞳閉じた君は
素敵な夢の中
奇跡の夜は今夜だけ
明日が来てしまう前に...Hurry!Merry!Snowy!
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スクランブル 何に追われているの?
余裕だけがなくなるよね
決まり切った 予定をこなしても
ビルに映る 冴えない自分がいる
大事な 欠片を置き去りにした
今なら まだ間に合うはず Do it!
ラピスラズリは鮮やかに色褪せない
譲れないもの 胸に一つだけ 手離せない輝き
光差し込む窓辺から恵みの朝...フェルメール・スタイル
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いくつもの朝を共にしたね
寄り添って微熱を感じて
願っても100年は生きられない
どちらかが残される… 不安になる
激しいほど 急ぐ様に 消える炎を思わせる
冷たい手を繋ぎながら 空の彼方 赤く染まる
夕焼けを見ていた
あの日二人 誓う言葉交わし
照れながら笑顔を浮かべた
あなたとだけ 見たい夢の...悠久マリアージュ
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今日初めて手紙が届いたわ
丁寧に封を開けて目を通した
『もうこちらの日々にも慣れました』
今更のよそよそしい言葉遣い
慣れない筆を取った
姿を思い浮かべては切なくなる
涙の落ちた跡かしら
滲む文字を見詰めた
外はやがて 雪の気配
あなたからも見えるでしょう...冬の仕業
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