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教会の鐘がその大きな音を二回響かせた時、私はルシフェニア王宮の厨房にいた。
レヴィン大教会の鐘は、王都ルシフェニアンのどこにいても判別できる。この王宮にもすぐ何時かわかってしまうほど大きな音が届くので、教会の周辺で鐘の音を聞けば耳が壊れるのではないかと、この国にきた幼い頃の私は感じたほどだ。不思議な...もうひとりの
ゆるりー
UV-WARS
第三部「紫苑ヨワ編」
第一章「ヨワ、アイドルになる決意をする」
その34「ボーカロイドに勝てますか?」
ボーカロイドに勝つ、なんて、言葉にするのは簡単だけど、これほど中身が空っぽなフレーズもないと思う。
凡そ、身体を使うことで、ボーカロイドに勝つ方法があるとは思えない。
歌、...UV-WARS・ヨワ編#034「ボーカロイドに勝てますか?」
仮免美紀
「じゃあ、私帰りますね!」
鞄、もとい学校のスクールバッグを肩にかけてそう告げたミクちゃん(ドジっ娘)。
その言葉を聞いて、ルカさんとミクさん(歌姫)は驚いたように目を丸くした。
「そんな! ゆっくりしていけばいいのに! 私同じ初音ミクとしてもっともーっと話したいところだったのに!」
「それにこれと...ヴォカロ町へ遊びに行こう 13【コラボ・ゆ】
ゆるりー
あの後神威さんは意識を失って倒れた。
補正が効いているにも関わらず、出血が多すぎるという理由で。
で。
『本っ当に、ごめんなさい!!!!!!』
現在、改造専門店『ネルネル・ネルネ』本店でございます。
簡潔に状況を述べますと、ルカさんが神威さんに土下座してます。
……え。
「私、何があっても二人を守れ...ヴォカロ町へ遊びに行こう 11【コラボ・ゆ】
ゆるりー
#「しるるとネルちゃんとシルルスコープ」
かなりあ荘の住人は女の子が多い
けれど、そんな厳しい環境の中、みんなを引っ張ってくれるお兄さんがいる
なんだかんだで、みんな、頼りにしている
私だって、精神不安定な時はお世話になってます
そういえば、この間、りんごから、「ターンドッグさんと兄さんが重なってて...しるるとネルちゃんとシルルスコープ
しるる
#15
空間に穴のあいたような黒い塊……
その中から、気色悪く伸びる触手のような黒い闇……
「リン!いくよ!」
「うん!援護は任せて!」
ネルが一瞬、リンの方をみて二コリと笑った
「はぁぁぁ!!」
ネルが黒い塊に向かって走り出す
その後ろでリンがたくさんのクナイを黒い塊めがけて投げる
ネルの顔の横を...0と1に響く言の刃#15
しるる
#14
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リンたちは、連日のたび重なる戦闘によって疲弊していた
「もう!なんで、こう毎日毎日!」
リンのイライラもかなりたまっていた
「みんなには、かなり負担をかけてしまった。申し訳ない。」
カイトが頭をさげる
「カイト兄があやまっても、何も変わらないでしょ!そう思うなら...0と1に響く言の刃#14
しるる
#13
ミクはネルのことをきくため、リンの部屋を訪れた
「……そこ……すわって……」
リンは自分のベッドにミクを座らせた
ミクが枕にふれると、それは少し濡れていた……
「あんたのその刀……【音無】は……元々は、ネルのものだった」
ミクは驚き、自分の刀に目をやる
「……そして、ネルは、あんたがここにく...0と1に響く言の刃#13
しるる
#11
「……え、ネル?」
「リンさん!ルカさんはあの人にやられました!気をつけてください!」
後ろから、ミクが忠告する
「……うぅ……リン?……なんだ……また頭痛が……くそっ!」
ネルが最初と同じように頭を抱える
「……そう。ルカ姉はネルに……」
一瞬、とても悲しそうな顔をするリンだったが、すぐに...0と1に響く言の刃#11
しるる
#10
「ふ、ふふ、ははははは!やった!やった!ルカをやったぞ!」
崩れ落ちるミクと対象的に高らかに笑うネル
「……なんで……なんで笑っているんですか」
うつむいたまま、ミクは震えてそういった
「はぁ?なにいってんだ?目的達成なんだから、あたりまえだろ?」
微塵も悪いなんて思っていないネル
「……な...0と1に響く言の刃#10
しるる
#8
「んー?誰かお探しかい?」
ミクとルカの目の前に現れた金髪のポニーテールの女の子
「え……あ、あなたは……ネルちゃん!?ど、どうして……」
ルカはその人物をネルと呼んだ
「は?あんた……なんで私の名前、知ってるの?」
ネルが不思議そうにルカを見る
「まぁ、いいや……私は私の仕事をするだけさ」
...0と1に響く言の刃#8
しるる
#7
ミクとレンが、みんなの刀のことを放していると、突然、インカムに通信が入った
「みんな!バグだ!こっちに向かっている!あいつら、突然出現しやがった!」
声の主はカイト
「数は?」
インカムを通してメイコの声が聞こえてくる
同時に複数に通信がいくようだ
「わからない……けど、ここ最近なかった、かな...0と1に響く言の刃#7
しるる
#38「さよならとテト」
前回のあらすじ
深夜0時を回り、彼らが帰ると言いだした
そして、彼らは「次はない」といった
さらに「私たちはデータ本体ではなく、データの削りカスみたいなもの」とも……
「削りカス……?い、一体、どういうことですか」
私には彼らの言葉を理解できない
すると、カイトさんが前に一...みんなにインタビュー(仮)#38
しるる
#37「真相とテト」
前回のあらすじ
ようやく夕ご飯を食べることが出来た私たち
みんな、たのしそうでよかった
私たちは、夕ご飯の後、いつまでたっても帰ってこないしるるを待ちつつ、ゲームをしたり、世間話をしたりして、時間をつぶした
けれど…………しるるは帰ってこなかった
時計の二本の針は、天を指し示す...みんなにインタビュー(仮)#37
しるる
#31「行方とテト」
前回のあらすじ
私とメイコさん、がくぽさんは、引き続き料理を
その様子をカイトさんがニコニコしながら見ている
そして、リリィさんは口をガムテープでふさがれ
ミクさんは、寝ぼけているルカさんに抱きつかれていて
「まぁ、ルカはもう少ししたら起きるでしょ」
メイコさんはそう言って、特...みんなにインタビュー(仮)#31
しるる
#24「結局とテト」
前回のあらすじ
な、なんかよくわからないけど、リリィさんが、ネルさんにくっついておかしくなった!
そして、それをグミさんが椅子で殴ってしまった
えええええええ!!
幸せそうな顔のまま倒れているリリィさん
「えええ?!あ、あの……リリィさん、うごかないけど大丈夫ですか?」
「あ、...みんなにインタビュー(仮)#24
しるる
#23「豹変とテト」
前回のあらすじ
極度の方向音痴……というか、色々、やばいのでは?と思うグミさん
その世話をするリリィさんは、大変だなと思う
そして、私たちはリビングのドアに手をかけたのだった……
「みなさん、寝ているのでお静かにお願いします」
私は口元に人差し指をあてて、グミさんとリリィさんを...みんなにインタビュー(仮)#23
しるる
#19「眠気とテト」
前回のあらすじ
大人になってあらわれたリンさんは、レンさんと喧嘩して……
メイコさんに再び、封印されてしまった
「なぁ、ほんとにあのままでいいのか?」
ネルさんが、うごく段ボールとのびている二人を見てそういった
私の気持ちを理解してくれるのは、この人だけだ
「う~ん、たしかにカ...みんなにインタビュー(仮)#19
しるる
#17「再戦とテト」
前回のあらすじ
ハクさんとネルさんは、仲がいいみたい
そして、ネルさんの感性は私と近い!
さらにネルさんによって、段ボールの封印から解き放たれたリンさんとレンさん
レンさんにお礼を言われて、ネルさんの顔が真っ赤になっている
「ぼ、僕は……そ、その……ふ、二人がかわいそうだなって...みんなにインタビュー(仮)#17
しるる
#16「異常とテト」
前回のあらすじ
新たに、カイトさんがのびた……
原因は、乙女心に対する配慮が足りなかった事……なのか?
「ネル……こっちにきて、すわって」
そういって、ネルさんを手招きしたのはハクさんだった
「あれ?ハクさん、ネルさんと親しいんですか?」
「……え?」
ハクさんは、泣きそうな目...みんなにインタビュー(仮)#16
しるる
#15「嫉妬とテト」
前回のあらすじ
カイトさんと、ネルさんがやってきた
しかも、彼らは勝手に我が家を出入りしているらしい……
私は深く深呼吸し、リビングに戻る
その足取りは重く、いっそこのまま、そこの玄関から逃げ出そうかとも思った
が、結局のところ、それでは何の解決にもならない
この恨み、辛みは、...みんなにインタビュー(仮)#15
しるる
#14「我が家とテト」
前回のあらすじ
がくぽさんが、ルカさんから逃げ回っていて、私の後ろに隠れた
そして、「つい」殴ってしまった
壁に叩きつけられのびた状態のがくぽさんを、メイコさんが「ほっとけば?」といった
もうキャパシティなんて、とっくの昔にオーバーしている状態の私
せめて、ルコかテイがいてく...みんなにインタビュー(仮)#14
しるる
昔々あるところに、ルシフェニアという王国がありました。
その王国には齢14の王女様と王子様がいました。
彼女たちの両親はグーラ病という病で死んでしまったため、大臣達の支えのもと、国を治めていました。
そして今回のお話は、双子の平和で、のどかで、グダグダで、いろんな意味でありえないお話です。
──心の...【悪ノ娘】双子と平和な国での恋仲戦争【二次創作】
雪りんご*イン率低下
私、亜北ネルは、ボカロの仲良し設定が、大っ嫌いだ。
正規のボカロと仲良くなんかしたくないのに…
ベタベタ、ベタベタ、うっとおしい。
なによりもよ!
メイコやカイトが、古いって理由だけで先輩風吹かしてくるの
亜種のアタシにまで干渉ばっかり。
たまったもんじゃないわ。
やれ「他人に迷惑かけちゃダメよ」だ...【一人称?小説】亜北ネル「はぁ? ボカロで仲良しとかwww」【短編?】
亀井 英
第二話 ―届カナイヨ―
「ミク姉、また脱走してきたんだ~」
女の子がからかうような目でこちらを見ている。
「きっと城の中で迷惑してる人第一位d「レン君?何か言ったかな?」
「いえ、何も申しておりませぬお姉さま!」
「よろしい」
「ねえ、隣の人は誰?お友達?」
「そうよ。ハルさんっていうの」
「初めま...千本桜 ~脱走姫様~ 第二話
june
プロローグ 前篇
VOCALOID達の世界の昔々のお話――。
人間の世界とVOCALOIDたちの世界はとてもよく似ている。
人間の世界の日本にあたる国。
『桜花国』のお話です。
―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・
今、この国王女が生まれる...千本桜 ~脱走姫様~ プロローグ前篇
june
弱音ハク探偵事務所(後半)
「お、ご予定はお済で?この後どうです?」
ハクがミクを連れて一番に訪れた人間は、先程から懸命な営業活動に励む先程のホストであった。未だに客が捕まらないらしく、その表情には軽い焦りが見えている。
「景気よさそうね。」
社交辞令とばかりに、ハクはそう言った。
「いや...弱音ハク探偵事務所【ハロウィン特別企画】(後半)
レイジ
弱音ハク探偵事務所(前半)
都市の中には様々な風景を目にすることが出来る。近代化された、造形豊かな建築物。天をも恐れぬ高さへと伸びた、機能を追及するがゆえに生まれた美しさをもつ高層ビル。そして、そこを生活の場とする、数多くの人間、成功者。清潔な、光に見出された種族。
だが、そんな街の中であっても...弱音ハク探偵事務所【ハロウィン特別企画】(前半)
レイジ
「……ただいま」
「おかえり!久しぶり!!」
「あぁ、そろそろお前が俺を必要とする時期じゃねーかな、と」
「さっすが!正解だよ。それじゃぁ早速……いい?」
「ん、いいよ。………さて、アリスは何処だ?」
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さりげなく、前を歩くクオの...人柱Alice 7
アストリア@生きてるよ
モモの家を出、駅に入り、いくつか電車を乗り継いだ。
その金ヅルにメールを送った。すると、
「駅前の茶色の壁の喫茶店に・・・」
ときた。私の記憶が正しければ、その店はそこそこ値の張る喫茶店だったはず・・・
戸惑いながらも店内に入ると、席と席を仕切る壁の間から手が覗いていた。
その場所に行ってみると、
...巡り廻るナイフの物語 第1章「不良少女」 第5話
苺ころね
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