タグ「世界」のついた投稿作品一覧(41)
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人類は進化しているか
賢くなっているのか
電気仕掛けの都市と近づく仮想
菲薄化する現実
糧食にもならぬ貨幣を
共食いで奪い合う
ある意味正当か?ヒトの本能への回帰
退化という進化 あるいは 乖離
何の意味があると?
この矛盾だらけの生に...たとえ3秒後に世界が壊れても
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地球は水槽だ 狭くてビョーキも蔓延
世の中の大半が気がふれてるか無関心で
愛国憂国を叫び道に溢れるデモ隊の足の下で
アスファルトに咲いた花がぺちゃんこに潰れていった
正義の実現のためには多少の犠牲は必要だと
幸せと呼ばれる 限られたパンを取り合う
誰かと分け合えば増える裏技を知らずに
誰もが端末を軸...Goodbye, the loveless world. ~くだらない世界に花束を~
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賢いヒトは言う、この世は正しくて幸せな普通の世界だと
大多数の“まとも”な人間の幸福に合わせたからそうだと
それに外れてしまったり疑いを持つようなヤツは
きっと人間でない 獣(けだもの)かモノだろうと
黙っていれば いいように遊ばれる
嫌悪も面倒も押し付けられる世のごみ溜め
馬鹿らしくなるほどに ヒ...サヨナラディプライバー
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前線は無責任と悲しみだけを
残して砂漠の彼方へと消えた ああ
影さえも失くした命の死骸が
針のような三日月を見上げていた
パラダイムは勝者の旗の下(もと)へ傾(かし)ぎ
賞賛は瞬時に非難へと変わる ああ
唯一残された貧弱な通信機器は
「送信」を放ったっきり黙り込んだまま
立てよ 羽ばたけ 打ちひしが...ブラスヘミーの昴の鳥の歌
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この世に神はいるのですか?
ならば何故暴挙を許すのですか?
神の名の下ならすべて許されますか?
人が“神”を名乗っても良いのですか?
世紀末、人は惑い 飽きもせず繰り返す“理想”の輪廻
崩壊=法改の影、祈る声も助け求める手も
意味もなく絶えて――――
世界とは救いのない物語だ
どれほどのものが叶った...Generation×Revolution~やがては生まれ来る次の時代の者のために~
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“CQ, CQ……over………CQ…It's fine tonight…………..radio #R-Star On Air”
この地に燈(とも)る火を消したのは誰か?
遠き日の青い色を忘れたのは誰か?
灯りをつけるのは誰?
この声を聞くのは誰?
“みなさんこんばんは ラジオ#R-Starです”
“...プロローグ・ラジオ#R-Star
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振ったサイコロが転げていくように
ドミノ倒しのドミノが倒れてゆくように
世界はひとつ何かをするたびに
思わぬところまで何かを変えてしまう
弾いたビー玉がぶつかって散るように
滝の水が下へ流れ落ちてくように
私がしたことも、全部 世界の
思わぬ誰かまで変えてしまうかしら
オルヴィスの始まりと終わりはど...Stormy Butterfly
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傷ついた日の夢の欠片が 残してくれた一片の羽根
もう迷わないよ、どこまでも続く蒼穹(そら)の下
降り注ぐ春の日に抱かれ 花と虫の歌を二人聞いた
こんな穏やかな日々が いつまでも続くと信じてた
僕にそっくりな影に 告げられた真実は 無情
枯れ果てていく、仮初ごと 希望も
不意に雷(いかずち)が閃き 鳥...faithful garden -大神の居た庭-
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黎明を告げる鐘が鳴り早数年
時計台は休む間もなく時を刻み続けてる
辿り着いたここは華々しい未来
ふわり舞う 花びら ビラ どうやら新都市完成のセレモニーらしい
“文明の進化が本能さえ超えた”
電気仕掛けのハコ手にして道行く人はつぶやく
その昔誰かが予想した理想郷
歩きだす 人びと ヒト スクランブル...Hello, perfect world.
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繰り返しのコマに囚われて 鬱屈沈滞した感情
画面の中でも外でも ヒトは幸福を食い合ってる
新しい朝が来てようが 希望も変化もあるわけなく
己の罪をなすりあい 被害者面自惚れる時代
踏みにじられた草の芽は 叫ぶ声も 歩く力も持たない
抜け出すんだ この世界から さあこの雨に吠えてみせろ
情熱のままに唸...紅 -Kurenai-
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なんとなくで間違えて生まれついた
ジオラマの中息づく大概な嘘
汚れた空を見続けるだけなら
利己的な思考はいらない
どこかから零れる雨一粒
ちょっとした隙についた小さな瑕疵
あきれるほど案外簡単に、この
宇宙は壊せてしまえる
世界は変わらない それを望んでもいない
誰にも聞こえない歌を歌おう...Little Flower
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青い空の下で願った
「これから先100年続きますように」
遠い喧騒 溶けだす太陽
桜の白が目に痛かった
あれから
何千何万の逡巡を繰り返した?
この世界は僕が思ったほど進まないままで
それでも
火照った頬に当たる風は優しくて
変わらないでいてほしいものを そのままでとっておけたのかな...君と僕の100年
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静かだ
夜が来ている。
宵闇はワインのように深くて
底冷えがするね。
僕は孤独な小さな星
宇宙の隅に置き去りにされた
白色矮星は
砂糖の粒のよう。
星の瞬く時代は
もうとうに過ぎた...プロキシマケンタウリ
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暁に星が光る
東のヴィーナスが夜明けを告げてく
朝露に裾を濡らして
動き出した世界の空気を 一人感じていた
冷たい早霧に抱かれて それでも眠りが覚めないで
愚かな夢をまだ見ているの?
問われた声には返せない 心臓の鼓動で聞こえない
優しい夜を振り切ってもう足は駆け出してた
幼いままで見てた夢の続きも...未来風
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青い空を鳥が飛ぶ 乾いた音がして鳥が落ちる
一枚残された羽根はどこへ還る
暗い溝(どぶ)に花が咲く 何にも知られずに花が散る
名もないこの花が咲いた意味は いったい何だったというのだろう
針先にも満たない水 その上で僕らは繋いでいる
流星にも満たないほどの、淡く悲しい光を
赤い火が燃えている 太陽と...幻惑星ライフゲーム
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闇夜を裂いた 紅き辻風
終幕の刻告げるベルを鳴らす
悠久を語った歌劇は終わり
うたかたの命は鮮やかに燃えてゆく
度重なる悲劇と破綻を含んだカデンツァ
愛は幻想と 消えゆく世界
まるで報われぬ恋物語(ロマンス)のようで
一つまた一つ石化するペルソナ
気付けばただ一人で終焉を歌うのだ
矢来の盾のシャンデ...終焉のカンタータ ~孤独な人~
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二年前
咲いた花を
覚えているかい?
早回しで求める幸福
それはまるで金の卵を産む鶏の話
削られては戻る
川の輪廻のように
また、ふりだしに戻るんだね
土壁の上で、鳩が鳴いている。
今日も青い空は綺麗だと笑いながら。...カザブランカの鳩
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日の出と同時にカーテンを閉めて
ヘッドホン装着、ロック完了。
あと30分もすれば、今日もまた始まる
汚い人間による言葉の拷問が痛いイタいワロス氏ねキモブスキチBBAざまぁwwww
夜ごとに飛び交う悪口の弾丸
ノイズが噛みあう奇妙なシンフォニー。
音痴な九官鳥のワーグナーのリズムを
今すぐに叩き切って...ウソツキ日本橋ヒーロー
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寂しく瞬く街灯 ひと時の影を残して
はしゃぎ声が消えた世界を 一人歩いていた
湖水の鏡は笑わない 錆びた窓は開かない
凍えた機械の街が 命を吸い取ってゆく
絶望の海 沈んでいく淡い情景
化石化した音符だけ 寂しく降り積もる
水の底で 掌に受けたマリンスノウ
封じ込められた古代の 記憶を囁いて
不毛に...ソレイユの中心
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荒れ果てた言葉だけ ここに残った
月のため息が 終章(エピローグ)を彩る
変わらないものをずっと 探し続けてた
その結末が こんな 変わり映えしないものなんて
同じように広がる空の下 平等に泥雨は降り続く
吹き消された足跡を 見えない目で探っている
闇に溶け泣いた 幼い記憶のカケラ
「未来」は「希望...アフターワールドエンド
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天才のお宿はいびつな小宇宙
一度はまれば抜けられぬ迷宮
歯車ばかし住み着いた次世代改良型ウィンチェスター・ハウス
体感はいつでも発明狂時代
表の顔は奇妙な時計屋
だけどもそれは世を忍ぶ仮の姿
今に見ておれ、ダ・ヴィンチもびっくりの
マルチな才能、お目にかけましょう!
日夜ドライバーを操り目指すは永久...アポロンと懐中時計
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時々ふと思い出す色鮮やかな光景があるんだ
眠る前に見るようなそんな覚えてもいない日々のこと
もう何度目だろう、過去を辿れるクルーももうない
夏色のデジャヴ 夢の陽炎を今は一人、追いかけている
悩んでみたり転んだり王道なんてどこにもないさ
天上へ続く螺旋階段は悪意のトラップだらけ
道を踏み外し 誰かを...Re: incarnation
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黄昏の太陽が震えて 星空が世界を押し潰す
また暗い夜が来る前に、震えている君の元へ
眠れない大人たちは、また 今日も鉄を撃ち合うのかな
埃にまみれたその瞳の光をどうか消さないで
銀翼に乗り飛ぶよ この惑星の夜空を舞う小夜啼き鳥(ナイチンゲール)
赤く照らされる滑走路を駆けて、さあ、夜を飛べ!
ハロー...光の滑走路 -Rescue from the sky-
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真実を疑う無数の言葉
読みたくないから目を逸らした
どこぞの偉い人は言う、
「これを人間の退化だと批判する人こそ、退化しているのです」
だったら
いっそ飛び込んでしまえばいい
お金も報告書も大切な思い出も
電源が落ちたらすぐさま消えてしまう世界に
言葉で溢れた幻想(ゆめ)
光速でいくつもの声が飛び交...All or None
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溶けてねじ折れた天気輪に 東雲(しののめ)はそっと羽を休める
201回目の日が昇れば 暗い夜はやがて果てるだろう
僕らの追った青い地平は今 輝く炎(かぎろい)で満たされる
開かれた窓(ウインドウ)から風が吹きこんだ その刹那 永遠が壊れる
波立つたびぶつかった 感情の交錯路
出逢い頭の衝突繰り返し ...旅立ちのサン・ジョルディ - goodbye, Yuriy’s day -
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日進月歩の前途は洋洋
雷鳴のようにテーゼは轟き
急進 イノベーション 時代の狂乱
荒れ果てた大地は誰が元に戻すの?
いつだって無責任さお偉い方たちは
かしずく頭を踏みつけるのにも慣れちゃってさ
悠然とあぐらをかいてるそのシステムの
胃袋は一体誰が支えていると?
未来都市の片隅で動き出すラダイト
ゼロ...カルティベイトマシーナリー・オデュッセイア
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静かな闇の中 幽(かす)かに響く音
誰かが呼んでいる 途切れかけの声で
世界は歪んでる 歯車 終末時計
穴のあいた傘は 終焉(おわり)のエクリチュール
“皆様残念です 世界はもうここまで”
“あなた方の明日は もはや二度と来ない”
理不尽なフェルマータ 呆然と置き去られ
僕等はただ白紙のページ前に惑...Messiah the one before the last
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存在否定の雨 視界不良で足が止まった
未来ばかり見てた空想地図は白紙で
突然自分が分からなくなりました
誰しも一度はそういう時ってあるでしょう
まあ通過儀礼みたいなもんさと大人びてみる
つまずいて転んだ お構いなしに廻る月と日時計
破り捨てたカレンダーは既に山になった
“無駄な時間だね”とどこかで...過去未来時制ワンダー・クリスタル
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すきっ腹抱えて 谷間に広野に作付けても
明日には蝗(いなご)に喰われる運命さ
乾いた大地は蟷螂(とうろう)の鎌には堅すぎて
粉箱引っ掻いたってパンなんかできやしない!
間抜けな熊さんずるがしこい狐
理想の国もまるでソドムだね
極光(アヴローラ)が燃えている、呼ばれてる 戦いへ
同志、いざ行かん 最後...激震のラクリマ -血塗られる聖杯-
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センセーショナルに朝刊に踊る大衆雑誌の中刷り広告
汚い字面だなあ 眉唾の幻想(ファンタジー)ばかり
惚れた腫れたと嘘か真 化粧でごまかした女の裸
こんなものを嗜むことが大人の紳士淑女にはウケるらしい
絶え間なく箱から流れる流行りのアイドルチューン
やんなっちゃうなあ いい加減にしてほしい
愛なんて欠...Hello, world.
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