唄界の投稿作品一覧
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A1
「想えば叶う」なんて
神様はそんなに 親切じゃないでしょう
B1
それなら 伝えてしまいたい
伝えてしまいたいのに 伝えられないの
心の嵩(かさ)が いそがしいわ
A2
さえずり さざめく 夜
漂ってゆくなら 誰もいない街まで...揺心
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A1
前髪 振り払って
にわか雨を走り抜ける
畦道 露草の青
僕はどこに行けばいい?
B1
告げずに終わる恋でも
確かにここにあったと
忘れたくないよ
S1...露草色
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A1(7.7/8.7)
空を震わせ 誰かが言う
「君のことずっと 照らしていたい」
B1(7.8/8.8)
あなたは誰 この声は誰
見えないあなたに いつかは会えるの?
A2(7.7/8.8.7)
視空(しかい)の端に 輝く白を
今よりも近く 今よりも長く 眺めたいけど
B2(7.8/8.8)...廻る空
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S1(13.13.14.13)
君の裏の裏は何色?
それは本当の表なの
君の目に宿した暁(あかつき)は
燻り続けてやしないか
S2(13..15.14)
君の秘めた夢の在処(ありか)を
叩く を聞いたなら
君の胸に灯った黄昏(たそがれ)が
標(しるべ)となり未来(さき)を照らすのか...未完
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A1(5.6.13/6.7.13)
この街も いつのまにか
眠る時間の真っ只中
窓開けると わずかばかりの
人の息吹が灯っている
B1(6.15/6.15)
たったひとつ この掌に君が残るなら
どんなときも この両足で歩いて行けるよ
S1(9.4-4.7.4-4.7.8)
きれいな 星の海...たからもの
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A1(11 6-7 11 11)
春を迎え思い出す
遠い昔 交わした契り
命短し私の
桜に託した想い
B1(9-3 9-8)(8-5-7)★
今も目を閉じれば 浮かぶ
燈台の淡さと あなたの微笑み
(折結ぶ路も 滲みゆく 薄紅の宵)
S1(12 8-5 13 8-4)...百年桜(訂正中)
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〔字幕〕
この街にひっそりと語り継がれる
『百年桜』の云い伝え――
桜の老木の根元に
亡くした想い人の骨灰を撒くと
百年後、その桜に魂が宿るそうだ。
桜は再び巡り逢う日を待つかのように
百年、千年と鮮やかに花を咲かせるという。
A1(11 6-7 11 11)
春を迎え思い出す...百年桜
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A1
雪を照らす弓張月(ゆみはりづき)を
翳(かす)ませ 花魁道(おいらんどう)
百燈(ひゃくとう)灯した 大籬(おおまがき)で
さぁさ 甘い夢を見て
B1
“闇の夜(よ)は 今宵も、
吉原ばかり 月夜かな”など
誰かが歌う
云い得て妙な話に...雪花火
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A1(7.9.9 7.9.9)
忘れ去られた
鎮守の杜(もり)を抜け
そこは 花の社(やしろ)
誰もいないが
ほら ごらん もうすぐ
秋の盛りがくる
B1(7-5.8 7-5.8)
伸びる参道 縁取るの
朱い 曼珠沙華...花の社
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A1(10.11.13.13)
葉桜萌ゆる砌(みぎり)
如何お過ごしでしょうか
打ち水 砂滲ませる日々
カラカラ回して生きてます
B1(7.11.11 6.12)
隣のあの娘(こ)
恋焦がれに見舞われて
丑の時に詣でゆく
あさなあさな...ひとあい無常の世花
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A1(6.7.7.6.6.8)
下弦の月 背徳の蔓(つる)
麻痺する夜目(よめ)が 捉(とら)えたのは
愛の模造 安寧の日々を
A2(13.7.6.6.8)
扉を開けば 樟脳(セルロイド)
虚無に満ちゆく 胸を蓋(おお)う
茨の歌 永遠(とわ)に眠らせて
B1(10.7.10.7.15.6)
果てし...plangent requiem
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S1
二人分だけ
静かな鼓動 肩に感じて
深爪した 愛しい指
どうか 繋いだまま
近付く雨の匂い
遠雷に包まれて
A1
誰もいないところへ 連れていって
星屑を覆う森へ...遠雷
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A1(ab交互)
(a)「あなたの指の付け根」
(b)「なんでそんなに触るの?」
「優しい香りの髪」
「くすぐったいからやめて」
「ねぇ、もしもわたしがね・・・」
「それは云わない約束。」
S1(a.b.二人)
(a)一緒にこうして (b)ずっと並んで歩けたら
(二人)それ以上に 幸せなんてないの...もしもの話
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A1(10.10.10.5/10.10.10-3)
サヨナキドリの歌が
冷たい夜に響く
鏡の前に立てば
今日もまた・・・
誰にも見えない そう
私は幽(かす)かな存在(もの)
鏡にすら映らない存在(もの)
B1(13.13.19.5)
ほら 二人掛けのベンチとか...Reflect me
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A1
点滅する踏み切り その外側で
しゃがみ込む
途方に暮れる
あの子はだぁれ?
B1
与えられても 返せないなら
息苦しくて死んでしまいそう
だから
ひとりで 裸足を擲(なげう)つの...未完成
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A1
雨色(アマイロ)の音がする
恋に落ちた そんな音
青条(アオスジ)が羽拡(ヒロ)げ
僕たちも地図を拡げ
B1
チクタク 時が
想いの深さ刻んでくれる
もう少し早くても
もう少し遅くても...breath to breath...
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A1
歪み続ける夜の帳(とばり)を
白い咽喉を反らして
紡ぐ聖なる歌で塗り潰せ
B1
「愛してる」なんて
飢えた瞳(め)をして吐かないで
一夜の媚薬に
酔えるほど安くないもの
錆付いた扉の鍵を...コラボ用2
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A1
汚れきったこの地に
黒い愛を撒き散らす 美しきカメリア
有罪か 無罪かは あなたが身体で感じること
B1
歪な夢を飽きるまで味わって
ゆっくり 気付かないくらい ゆっくり
蜘蛛の糸に絡まってゆけばいい
S1
さぁ 縋(すが)って 泣顔を見せて...コラボ用1
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A1(7.10.11.13)
夢の切れ間に
嘘吐きな僕を見た
何て事はないけれど
少しむず痒くなったんだ
A2(7.10.11.13)
ぶっきら棒な
君の持つ小宇宙
何て事はないけれど
少し羨ましく思うよ...君の宇宙に漂う僕は
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A1
嘘に塗(まみ)れる街で
まるで世界の嘘を背負った彼に出会った
行き場のない卑屈な笑みを浮かべて
B1
笑う 嗤う 哂う 彼の仮面は
とても他人(ひと)に愛されるけど
暗い 昏い 闇い 影を落して
とても無理をしているようで
「そんなに世界が怖いの?」と...ライアー×ライアー
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A1(14.16/2-6.3-8)
あなたのその指が大好きよ
わたしは似ているだけで なにもない
でも それでいいの
だって 一緒にいたいの
B1(7.7/7.7)
作り出される キレイなものを
フィルター 向こう 灯る 眺める
C1(4-8/4-10/13)
あなたは 世界を愛して...ひとつの花に世界の色彩を
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A1(7.9.6/8.9.7/2.10.9)
花冷える午後
あなたの残香(のこりが)が床をすべる
眩暈を覚えて
横になると甘い余韻に咽(むせ)た
ねぇ あなたの指の味を 忘れてしまったわ
B1(4.4.8/4.4.8/6.6/12)
悠然 友禅 あの袖を引いて
安寧 あのねの あの角を曲がれ
意味は...花腐し
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A1(6.8/6.4.4)(6.9/6.4.4)
花筏(はないかだ)は紫を交ぜて
爪弾いて 流せば 宵々(よいよい)
春告げ鳥 番(つがい)見付けられず
長々し世(よ) 渡れや 方々(ほうぼう)
B1(5.2.8/5.2.8)(3.4/10.9/5)
満ち満ちて 嗚呼 春の泡沫(うたかた)に
引き引...花筏
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A1
あたたかい
陽射し包まれて 春の
予感がする
桜咲く懐かしいね
透明な
空の下には 春と
君がいて 恋に落ちた
B1
教科書を読む姿...春の約束
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A1(8.7.13 6.13.6.13)
だらしなく開けた君の洞穴
気味悪く滴(したた)るアングラ
意味は無いさ
人は人生の遊び人
自堕落にさ
流れに添って歩けばいい
B1(8.13 3.3.9 3.3.9 13.13)
ブラックボックス
その中身はマトリョシカ式...出遭ったブラックボックス
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A1(6.6-6.7)×2
夜になると 胸の奥が
キュッとなって 眠れなくなる
指を折って 数えたけど
途方に暮れ 泣き止んでいた
A2(6.6-6.7 6.6-6.9)
みんなが言う 『明るいもの』
不思議でした 何処にも無くて
持てるものは この両手に
抱えられる 僅かばかりでしょう...風化しない夜を幾千も
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A1
私の歌が 声が 瞬(まばた)きが
震わせられないよ
君の指を 口を 心をも
何でここに居るの?
嫌いだよ、こんなの…
B1
渡り鳥飛んだ 合間の静寂が痛い
朝の街の空気は 澄んで咽喉に刺さる
ひとつしか 歩かない 影...愛しくも愚かしい残骸
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A1(5.6.5.5 5.6.5.6)
桜咲くこの季節が
ああ、やっと 訪れた
ささやいて 君に会える
合言葉 『ハルキミスト』
A2(5.6.5.5 5.6.5.6)
下手くそに 口笛吹き
よろめいて 二人乗り
じゃれ合って 言い合うんだ
合言葉 『ハルキミスト』...ハルキミスト
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S1(10-11-12-12)
“これはいつかの悲恋(ひれん)
白い病室(へや)の物語
涙の跡は幾重にも
さあ この表紙を開きましょう”
A1(10-11-10-8)
白い病室(へや) 白い息
何も変わらないことが
一番の祈り事
他にはいらない...Initialized Selection
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A1
水音が耳に優しく
撫で付ける 白い影落として
ここは 肌寒いけど 満ち溢れた柵の中
B1
ピ、ピ、ピ、
ピ、ピ、ピ、
脈拍を紡いで
私が生きてる証 続けて
B2...(non title)