タグ「初音ミク」のついた投稿作品一覧(152)
-
#10
ミクがコンピューターウイルスであることが判明し、それは最初から、誰かによって仕組まれたものだった
「あなたは、最初から騙していたのね…」
「…最初はそのつもりでした。けれど…マスターと一緒に生活していく中で、私の中に「もっと一緒にいたい」という気持ちが生まれたのは事実です…」
しかし、自分に...初音ミクという名のソフトウェア#10
-
#9
私は会社から、裏切り者のレッテルを張られた
それは絶望に近いものだった
今後、どうしたらいいのかわからなかった
けれど今は…どうしても確かめておかなくてはならないことがあった
「あ、マスター。おかえりなさい。早いですね?」
「…うん」
「…元気ないですね?」
ミクが心配そうに私の顔を見る
「ね...初音ミクという名のソフトウェア#9
-
#7
その日は仕事が手につかなかった
まさか、ただの仕事仲間だと思っていた彼が、私に気を持っていたなんて…
自分の中で整理が出来ない
また、その日の仕事終わりの直前に、ミクは私のパソコンに現れた
私は、「そういえばミクもいなかったんだっけ」と思いだした
もう、昼のことで頭がいっぱいだった
私はミクが...初音ミクという名のソフトウェア#7
-
#6
月曜日、私はミクをUSBメモリに移し、いつもより早めに出社した
そして、自分の仕事用のパソコンにUSBメモリを差し込む
USBメモリが読み込まれると、画面の右下に小さくミクがあらわれた
【マスター!見えますか?】
ミクは文字だけで私に話しかけた
会社では声を出さないというのが、約束だったからだ...初音ミクという名のソフトウェア#6
-
#5
土曜日…会社はお休み
「マスター、何しているんですか?」
「ん?曲をつくってるの。ミクに歌ってもらおうと思ってね」
「え?!私のために?!」
「うん!」
私はそういうと、昨日、会社で鼻歌を歌ってしまった、あの曲を黙々とつくる
問題は歌詞…歌詞は考えてない…
「マスター!私、今からドキドキします...初音ミクという名のソフトウェア#5
-
#4
翌日、会社での昼休み…
私は昨日、一緒に帰った後輩と一緒に食事をとっていた
「先輩!ボーカロイド買いました?」
「え?!」
私はドキッとした
誰にも買ったことを話してなかったからだ
「え…あ、いや…やっぱり、私には無理だと思うわ」
私は嘘をついた
あんな形で手に入れたとも言いづらく、また、まだ...初音ミクという名のソフトウェア#4
-
#3
その日の深夜
私は眩しい光で目が覚めた
パソコンの画面が光ってる
「え?パソコンはウイルスにやられて、壊れたはずなのに…」
私は不思議に思いながらも、パソコンの画面に近付いて覗いた
すると、画面にアイコンなどはなく、ライトグリーンの髪をしたツインテールの少女がうつっていた
「なにこれ?」
「な...初音ミクという名のソフトウェア#3
-
#30-4「みんな!大好き!」
ライブが終わった後のグミの控室
そこにはグミとカイト達、そしてミクがいた
「みんな!久しぶり!」
ミクが笑顔でそう言った
「ミク姉!!」
「ミクちゃ~ん!!」
リンがミクに飛びついた
それに便乗してリリィも飛びつく
ミクが2人の頭をなでる...みんなでボーカロイド観察(仮)#最終話ー4
-
#30-3「みんなの歌姫」
ライブは満員御礼の大盛況
いざ、ライブが始まると大熱狂のファン
カイト達は、グミから最前列のチケットを手配してもらっていたので、最前列でグミを応援していた
リンやレンは汗だくになりながらぴょんぴょん跳ねている
他のみんなも手を振り上げたり、手を振ったりしている
そして、ラ...みんなでボーカロイド観察(仮)#最終話ー3
-
#30-1「みんなとの別れ」
翌朝、天気は快晴
今日はミクがマスターと共に寮を出る日
寮のみんなは、ちゃんと全員が起きて朝食をミクと一緒にとった
そして、朝食を食べ終わると寮のインターホンが鳴った
それはミクのマスターである彼女がやってきた音だった
しかしその音は、みんなにとって、ミクとの別れが近い...みんなでボーカロイド観察(仮)#最終話ー1
-
#29-4「みんなで騒いだ夜」
ミクは昼にレンに言われたとおりに、近所の河原に向かっていた
ドキドキする
男が真剣な顔で夜の河原に呼びだしたのだ…
ドキドキしないはずはない…
それでも、ミクは勇気を出して河原を目指す
目的地に着くと、何やら火の明かりが見える
「あ!ミク様!こっちで~す!」
と、グミ...みんなでボーカロイド観察(仮)#29-4
-
#29-3「みんなと…ジレンマ」
翌日…
ミクは明日、マスターと共にこの寮を出る
それはもう決まりだった
なぜなら、それが四年前の約束で、ミクがあのマスターのボカロだから…
その日の昼、ミクがリビングで落ち着きなくうろうろしていた
明日、ここを出る…
ミクはマスターを心待ちにしていた
けれど、ここの...みんなでボーカロイド観察(仮)#29-3
-
#29-2「みんなとさよならなんて…」
みんながリビングで話をしている間、ミクは部屋で一人考えていた
待ちに待ったマスターが、私を迎えにきてくれた
それは素直に嬉しい
けれど…みんなとさよならなんて…
ミクがそう思って、窓の外をしばらくじっと見つめていると、ドアがノックされた
ミクは部屋のドアをあけ...みんなでボーカロイド観察(仮)#29-2
-
#28-4「みんな、マスターのために」
ミクを預かって、一か月もたつと、会話くらいは出来るようになってきた
ミクはとても素直だった
それはマスターに「メイコさん達に迷惑をかけないようにして、いい子にしてまってて」と言われたからなのだろうか
「ミク、アイスあるけど食べる?」
「あ、いえ、おかまいなく…...みんなでボーカロイド観察(仮)#28-4
-
#28-3「私たちとみんなは違う」
ミクという子を、私たちが預かることになって早一週間
マスターの彼女と別れる時は、泣きわめいていたミク
「やぁぁぁぁだぁぁぁぁぁ!!!ますたぁぁぁ!!おいていかないでぇぇぇ!!」
「ミク…必ず成功して、迎えにくるから。それまで、メイコさん達に迷惑をかけないように、い...みんなでボーカロイド観察(仮)#28-3
-
#28-2「みんなそれぞれの事情」
今から四年前…
それは、僕とめーちゃんが、この寮で生活するようになって、わずか二カ月後のことだった
ある日、一人の女性が、緑の髪をした少女を連れて、尋ねてきた
僕とめーちゃんが軽く自己紹介をすると、
「はじめまして!あの、ここってボーカロイドの方が住んでいらっしゃ...みんなでボーカロイド観察(仮)#28-2
-
#28-1「みんなとの最後の始まり」
メイコの家出騒動の翌日
今日は休日
外では朝焼けとともに、小鳥の鳴く声が聞こえる
みんなが、まだベッドで、すやすやと眠っていたころ
メイコだけが目を覚まし、リビングでコーヒーを淹れていた
そんな時、寮のインターホンがなった
こんな朝早くに誰かしらと不思議に思いな...みんなでボーカロイド観察(仮)#28-1
-
#27-1「みんなに見つからない場所」
昼過ぎ…
がくぽとルカは、手分けして心当たりのある場所を手分けしてあたってみた
しかし、メイコの手掛かりは何一つなかった
「…うん…うん…そっか、わかった。ミクちゃんも気をつけてね。うん、何かわかったら…うん、またね」
ルカが携帯の通話を終える
「ミク殿も駄目...みんなでボーカロイド観察(仮)#27-1
-
#26-4「みんなに潜む心の闇」
カイトはその紙をもって、リビングにいった
今日、仕事が休みでリビングにいたのは、ミク、ルカ、ハク、がくぽだった
「え?メイコさんが?!いないんですか!」
ルカが驚いて、立ちあがった
「うん、こんな書き置きが…」
カイトが書き置きの紙をルカに渡した
それを他のみんなも...みんなでボーカロイド観察(仮)#26-4
-
#26-1「みんな、あいつの仕業」
テト達が去った日の夜…
夕飯を食べ終わって一息ついたころ…
リビングにカイトとミク、リリィがいた
「そっか…やっぱりそれじゃ、テトさん達は出て行ったんだ」
ミクがそういうとカイトは黙ってうなずいた
「でも…かわいそうじゃないですか?確かにあの人たちがしたことって、...みんなでボーカロイド観察(仮)#26-1
-
#25-3「みんな大好き、野次馬」
レンの悲鳴を聞いたテト、ミク、リンがレンの部屋のドアを開けようとした
しかし、あかない…鍵がかかっているようだ
「レン君!どうしたの!?大丈夫?!!」
「レン!レン!」
ミクとリンがドアをたたきながら、中にいるだろうレンに向かって叫ぶ
「ちょっとどいてください!は...みんなでボーカロイド観察(仮)#25-3
-
#25-1「みんな、ほんとうに馬鹿だなぁ…」
今日は新入居者がやってくる
女の子2人ということだったが…
今日のいつごろ来るか、聞いていなかった
「ミク姉、今日来る人って、電話でどんな感じだった?」
椅子に座っているリンが、向かい側にいるミクに向かってきいた
「うーん、特にこれといって感じなかったよ...みんなでボーカロイド観察(仮)#25-1
-
#24-4「みんな迷惑かけたわね」
その日の夕ご飯時…
仕事にいっていたメンバーも帰ってきて、全員リビングにそろっていた
「みんな、迷惑かけたわね!もう大丈夫よ!もう二度と風邪なんてひくもんですか!」
メイコがみんなの前にやってきてニカっと笑った
「メイコ姉、完全復活だぁ!!」
リンがメイコに飛びつ...みんなでボーカロイド観察(仮)#24-4
-
#24-1「なんとなくみんな…」
時は現代のミクの部屋
「まぁ、そういうわけでミクちゃんがグミの恩人になったってわけ」
「でも、私の声をきいたからって、普通、恩人にまでなりますか?」
「それだけ、グミにとっては重要なことだったのよ」
ミクは、今一つ理解できないでいた
「そういうこと!」
「え?!」
...みんなでボーカロイド観察(仮)#24-1
-
#22-4「みんなに話さないで」
「がくぽさん、さっきはありがとうございます。あの、グミさんはどうなりました?」
「グミでござるか?とりあえず、布団に寝かせてきたでござる。そのうち、起きるでござるよ」
と、手慣れた様子で話すがくぽ
「そうですか、よかったです。がくぽさんは、グミさんとはいつから知り合...みんなでボーカロイド観察(仮)#22-4
-
#22-3「元気に駆け回るみんな」
「ミク様!つきました!」
「え?ここは…公園だよね?」
そこは寮の近所の公園、子供たちが元気よく駆け回っている
「はい!あ、あのベンチに座りましょうか」
そういって、グミはミクを無理やり引っ張ってベンチに座った
「あの…グミさん?どうして公園に?」
「私、子供たち...みんなでボーカロイド観察(仮)#22-3
-
#22-2「みんな忙しいし…」
グミが嬉しさのあまり倒れてしまった
ミクは一人ではどうすることもできなかったので、寮の誰かに助けを呼ぼうとして携帯を取り出した
だれに電話をかけようか…
「カイト兄さん、がくぽさん、レン君、ネルさんは仕事だし…メイコ姉さんは病み上がりだし…」
「となると…ハクさんかル...みんなでボーカロイド観察(仮)#22-2
-
#22-1「みんな知らないけど」
お祭りの日から三日後の昼、ミクの部屋に訪れた人物がいた
「ミク様!今日、私と一緒に出かけませんか?」
「わ!びっくりした……グミさん、驚かさないでください……いいですけど、どこに…」
「わぁぁぁ!やったぁ!ミク様と一緒に外出!!…さぁ!行きましょう!」
「えぇ!?わ...みんなでボーカロイド観察(仮)#22-1
-
#21-1「みんな気付いてなかったのに…」
お祭りのあった日の翌日の朝…
リビングで食事をしながらの会話…
「メイコ姉さんは、やっぱりまだ熱が下がらないの?」
ミクがカイトにむかってきいた
「うん…いまもハクさんがついてくれてるんだけどね…」
「そか…」
ミクがしょぼんとして元気がない
「ただの風邪...みんなでボーカロイド観察(仮)#21-1
-
一日一本って約束でしょ?