タグ「初音ミク」のついた投稿作品一覧(152)
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私はミクとイアちゃんの読み聞かせを、子供たちの後ろにまわって、一緒になって聞いていた
今日のお話は「白雪姫」
美しい姫が7人の小人と出会い生活していく中で、嫉妬深い魔女に毒りんごをたべさせられ、王子様のキスで目を覚ますという定番と言えば定番なお話
二人とも緊張はあるものの、はじめてにしては、結構出来...図書館は秘密がお好き #12【グミ視点・しるる】
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#10
私がメグミさんたちに読み聞かせの練習に付き合ってもらって、早二週間
付き合ってもらってというか、巻き込まれてというのが正しいのかもしれないが……
今日が、メイコさんが私たちに提示した【読み聞かせ、本番の日】でもある
正直、まだ全然不安でしかない
そもそも、メグミさんの教え方……毎日毎日アドリ...図書館は秘密がお好き#10【イア視点・しるる】
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【重音テト】雨に負けず、風になりたい【オリジナルカバー】
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私は何故かめーちゃんに【今日、イアと音宮さんの読み聞かせの練習、あなたが指導しておいてくれない?】と頼まれてしまった……
もちろん、私は【ええ……なんで私が……】と断ろうとしたが……
【あっそ、じゃ、今からのバイト代はナシね、もう帰ってもいいわよ】なんて、鬼なこというから……仕方なく私は付き合う
そ...図書館は秘密がお好き#8【グミ視点・しるる】
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#「航宙巡洋艦カナデ」(SFを真面目に書いてみた結果
宇宙(そら)にきらめく光
それは地球上からも見える
遥か遠くの星々の光……もあるが、それだけではなかった
暗い宇宙(そら)を駆ける一隻の大型航宙巡洋艦
その艦めがけて、光が伸びて刺さる
「きゃああああ!!か、艦長!敵主砲、右翼に被弾!」
髪をツイ...【めー誕】航宙巡洋艦カナデ【なんてなかった】byしるる
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#4
「グミ……ちゃん」
恥ずかしそうに赤くなりながら、私の名前を呼ぶミクちゃん
ほんっと、かわいい
「ミクー!!」
私は思わず、本能のままにミクに飛びついた
「わぁい!うれしい!もう友達だねー!」
私のことをグミと呼んでくれた彼女なら、もう彼女は友達!
ミクもやれやれといった様子で、受け入れてくれ...図書館はひみつがお好き#4【グミ視点・しるる】
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#2
私はこの静かな図書館の空間が好きだ
下の階のカフェのコーヒーの香ばしい香りもリラックスさせてくれて、とても気に入っている
今日は天気が良かったので窓の外には夕日が見える
時刻は18時ちょっと前……
大抵の図書館はすでに閉館時間を過ぎているのだろうが、【うち】は近くの大学や高校があるので、彼らも...図書館はひみつがお好き#2【イア視点・しるる】
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「私の正体は……」
久しぶりの休日……
それなのに私は機嫌が悪い……
部活も忙しいし、小さいころからの習い事であるピアノも続けている
あと、考えたくはないが、夏休みの宿題もある
最近の高校生だって、それなりに忙しいのだ
「ミクちゃん…………私ね、魔法使いなの!」
「……ふーん」
私の前で訳の分からな...私の正体は……【byしるる】
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#42
ミクとカイトは、敵をせん滅し、施設に帰ってくる
すると、そこにはすでにメイコが帰ってきていた
「あ、メイコさん!無事でしたか!お疲れ様です!」
ミクが笑顔でメイコに近づく
「ええ……ちょっと、二人に話があるんだけど……」
けれど、メイコは真剣な顔でそういった
「何があったんだい?」
カイトは...0と1に響く言の刃#42
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#39
そして、今日もバグたちはやってくる……
「カイト、くれぐれも無理しないで」
メイコはそれだけ言い残すと、東にむかって一人走っていった
「さ、僕らも行こう、ミク」
カイトが【蒼槍】(そうそう)を抱えて、西に走る
「はい!」
ミクもその後を必死についていく
「いいかい、ミク。僕は戦闘中には、感知...0と1に響く言の刃#39
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#38
「次の戦闘から、僕も出るよ!」
リンがいなくなり、レンが負傷したあの日から、四日目の朝を迎えた
そして、いまだにレンは目が覚めない
栄養点滴をうって、ベッドに寝ている
そんな中、カイトがメイコとミクに向かって、そう宣言した
「え!カイトさん、戦えるようになったんですか?!」
ミクが嬉しそうに...0と1に響く言の刃#38
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#37
メイコは、一人でリンのヘッドセットを発見し、それを強く握った
「……あなたも……私を置いて行くのね……」
ポツリとつぶやく
この戦いの初期から活躍するメイコ……彼女を置いていなくなった同胞は数多かった……
そして、彼女が施設に戻ると、レンがベッドに横になっていて、その横に二人の姿がある
「あ...0と1に響く言の刃#37
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#36
ミク、メイコ、カイトがレンの弱まる反応にむけて走る
「カイト……あなたは中にいてもよかったのよ?」
「ありがと、めーちゃん。けど、じっとしていられなくて…………そこを左だ!」
カイトがメイコの【心配】をよそに指示を出す
ミクがカイトの指示通り曲がる
必死に走ったミクたちは、数分でレンのもとに...0と1に響く言の刃#36
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#35
「めーちゃん……この子は、あの時の【アイツ】じゃない」
カイトの言葉に混乱するメイコ
「え、だって……さっき!」
メイコが血の後をみて、その後にミクの体を見る
「あ!」
そして、気づいた
メイコの血の気が引いて行くのがわかる
「そうだ、よく見てみるんだ。この子は怪我してないだろ?」
「で、で...0と1に響く言の刃#35
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#34
ミクが黒い塊の中にはいって姿を消した
すると今頃、非常用の電灯がついて、部屋の中をうっすらと明るくする……
メイコは辺りを警戒しながら、倒れているカイトに駆け寄る
「カイト!カイト!しっかりして!」
「ん……んん?」
カイトが反応し、メイコはほっと胸をなでおろす
カイトはまだ目を覚まさないよ...0と1に響く言の刃#34
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#33
施設の西に出現したバグの対応に向かったメイコとミク
…………ところが、事態はおかしなことになった
「メ、メイコさん……これって……」
ミクが目の前の光景に動揺していた
「……どういうことかしら」
メイコも状況がわからないようだ
「バグが……一体もいない?」
二人が目的地につくと、そこにはすで...0と1に響く言の刃#33
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#31
カイト、レン、リン、ミクの四人は、カイトの部屋で今後の対策や、敵の狙いについて話し合ったが……
やっぱり、決定的に情報が足りなく、まだ情報が点のままだった
そして……ハクとの戦いから一カ月
その間も敵は絶え間なくやってくる……
前にも増して、敵の攻撃が激しくなっている
ミクもルーキーとはいえ...0と1に響く言の刃#31
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#30
カイトは自分の部屋にミク、レン、リンを呼んだ
ハクとの戦いから得た情報を共有するためだ
カイトはハクがかつての自分たちの師だということを伝える気はなかった
無駄に心配をかけるだけだったから……
「君たちもみたあの人は、おそらく……というより、ほぼ確実にバグの一種だ」
そういいつつも、自分の師...0と1に響く言の刃#30
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#29
カイトは、震えて崩れるメイコを抱きしめた
「めーちゃん……」
こういう時にどんな言葉が正解か……カイトにもわからなかった
「カイトぉ……私…………また何もできなかった……」
カイトの腕の中で震えるメイコ
「僕もだ……結局、あの人に何も恩返しできなかった……」
メイコの気持ちが痛いほどわかるカ...0と1に響く言の刃#29
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#25
レンが自分の部屋に戻ろうとした時だった
「あ、君!」
後ろから聞いた事のない声を感じた
レンが身構えながら、振り返る
「あ……ごめんごめん。驚かせちゃったかな?私、ここに新しく配属になったんだけど……この施設の入口に呼び鈴とかもないし……」
その人は白い長い髪を青いリボンで束ねている女性だっ...0と1に響く言の刃#25
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#24
ルカの体が消えた
それをきいて、みんなはルカの体があった場所に集まった
「そんな!戦闘前に見た時はあったわよ!」
メイコの言葉の通り、戦闘の最中になくなったルカの体
「もしかして……敵の狙いって……これだったんじゃ……」
レンは、敵が弱かった事に関して、ずっと考えていた
そして、メイコもはっ...0と1に響く言の刃#24
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#23
翌日……
「みんな!敵が近くにいる!昨日よりは、数は少ないが油断は禁物だ!」
再び、バグがカイト達に押し寄せる
「もう!どうして、こうも連日!」
メイコが愚痴をこぼすが、それには誰も答えられない
「いい!リンは、あんな状態じゃ出られない!私が前線で戦うから、一歩ひいてレンとミクで援護して!」...0と1に響く言の刃#23
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#22
ミクは一人、自分の部屋の中でメイコに言われたことを考える
『ルカがああなったのは、あなただけのせいじゃないの。それだけは覚えておいて』
メイコはそういった
ミクにも、あれがメイコの優しさであることくらいわかる
けれど、どうしても、ルカがいなくなったのは……
「ミクさん……いますか?」
部屋の...0と1に響く言の刃#22
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#17
突然、メイコに訓練所に連れてこられたミク
そして、いきなりメイコに投げ飛ばされたミク
「いたい……な、何するんですか!メイコさん!」
ミクが涙目でメイコをみる
「目は覚めたかしら?うぬぼれ屋さん?」
メイコはニコニコと笑っている……けれど、それは目が笑っていない
「ど、どういうことですか!」...0と1に響く言の刃#17
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#16
結局、ミクはリンの部屋で一夜過ごした
リンが泣き疲れて眠るまで、ミクはずっとリンの背中をぽんぽんと叩いていた
「……ん?んん?あ、あれ……私、いつの間に寝ちゃったんだろう」
ミクが目を覚ますと、リンが部屋に戻ってきた
「あ、起きた?まったく……いつまで寝てるの?」
リンが腕組みをして呆れてい...0と1に響く言の刃#16
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#15
空間に穴のあいたような黒い塊……
その中から、気色悪く伸びる触手のような黒い闇……
「リン!いくよ!」
「うん!援護は任せて!」
ネルが一瞬、リンの方をみて二コリと笑った
「はぁぁぁ!!」
ネルが黒い塊に向かって走り出す
その後ろでリンがたくさんのクナイを黒い塊めがけて投げる
ネルの顔の横を...0と1に響く言の刃#15
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#13
ミクはネルのことをきくため、リンの部屋を訪れた
「……そこ……すわって……」
リンは自分のベッドにミクを座らせた
ミクが枕にふれると、それは少し濡れていた……
「あんたのその刀……【音無】は……元々は、ネルのものだった」
ミクは驚き、自分の刀に目をやる
「……そして、ネルは、あんたがここにく...0と1に響く言の刃#13
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#12
バグをなんとか退けた彼ら……
しかし、その代償があまりに大きかった……
ルカの体を施設の奥に運び、その後、カイトの部屋に集まる面々
「レン……リンは?」
カイトが壁によりかかるレンに、まだ姿を現さないリンのことをたずねる
「……自分の部屋から出てこない」
「そうか……無理もない」
その場にい...0と1に響く言の刃#12
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#11
「……え、ネル?」
「リンさん!ルカさんはあの人にやられました!気をつけてください!」
後ろから、ミクが忠告する
「……うぅ……リン?……なんだ……また頭痛が……くそっ!」
ネルが最初と同じように頭を抱える
「……そう。ルカ姉はネルに……」
一瞬、とても悲しそうな顔をするリンだったが、すぐに...0と1に響く言の刃#11
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#10
「ふ、ふふ、ははははは!やった!やった!ルカをやったぞ!」
崩れ落ちるミクと対象的に高らかに笑うネル
「……なんで……なんで笑っているんですか」
うつむいたまま、ミクは震えてそういった
「はぁ?なにいってんだ?目的達成なんだから、あたりまえだろ?」
微塵も悪いなんて思っていないネル
「……な...0と1に響く言の刃#10