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MUSIC POWER FROM 027(ゼロ・ニー・ナナ)/
私の感情吐露してもいいかな?/
喜怒哀楽/ただI LOVE/ひっくるめようプラス・マイナス/
悲しみこらえてOPEN DOOR/神様お願いCHOSEN MORE/
ラブソングでもマッドソングでもI DON'T CARE…/
心技体こと三...サヨナラPAST
あると
(Aメロ)
私が今こうして
ここに存在すること
それは誰か他の人にとっても
何か意味のあることなの
(Bメロ)
考えれば考えるほどよく分からなくなるよ
だから確かめるためバトン持って走り出す
(サビ)
どこかに居るの私からのバトン...バトンリレー
ぷりてー
僕はあれから考えていた。
なんども、何度も考えていた。
あれは想像だったのか? 偽りだったのか? 現実じゃなかったのか?
彼女――初音とは会えないのか?
そんなことを――今日も思っていた。
***
僕はあれから少しして退院、何年ぶりかの学校は僕を優しく受け止めた。クラスメイトも僕に優しく...僕と彼女の不思議な日常 エピローグ
aurora
少年は、目を覚ますと白い天井が目に入り込んできた。
「なんだこれは……?」
少年は、ベッドに横になっていた。点滴がされ、重いギブスがつけられ。
どうやらここは病院のようだった。
少年が起き上がろうとして横を見ると、ピンク色の何かが見えた。どうやら、それは髪の毛のようで。
「う、うーん……」
...僕と彼女の不思議な日常 最終話
aurora
≪第三節≫
そのころ、リン。
「人間はカミサマになるべきなのよ……。
何がカミよ。
何がカミサマよ。
ヒトの面倒を見ないで、祈ったときに救わないで、何がカミサマだっていうの?」
そんなことをつぶやきながら、真っ暗な場所をただひたすらと歩いていた。
≪ヒトはカミをどのように思うか?≫
不...【リレー】僕と彼女の不思議な世界 05 MGR団【後編】
aurora
≪第零節≫
「当たり前だろ。もう僕は逃げない。
彼女を……初音を救ってみせる」
僕が言うと、
「その言葉が聞きたかった」
グミは笑って、呟いた。
そして、
「……特例ですよ。23942回目の部分リセット。3回目になる10月28日です。
必ず彼女を救ってくださいね。
もう“特例”は存在しま...【リレー】僕と彼女の不思議な世界 05 MGR団【前編】
aurora
僕はとりあえずカイトとともにその光景を傍観していた。初音が僕のよく知る場所へ入っていく光景を、ただただ傍観していた。
気づけば、彼女が僕のいる場所に来たのが全てのはじまりだった。
彼女が僕の世界に、言い方は悪いけど土足で上がってきた。それって遠慮がちになっていたみんなよりかは素晴らしいことなのかもし...【リレー】僕と彼女の不思議な世界 05 壁
aurora
そのころ。
「……ここはどこだ?」
僕は別の世界へと来ていた。
全てが歪んだ、世界。
そして、背景の所々に0と1の数字が描かれている。
「……君か」
声に驚き、振り返ると、
「カイト……だったな」
「ああ。なぜお前がここにいる?」
カイトは傷ついていた。いったい何があったというのだろうか?...【リレー】僕と彼女の不思議な世界 05 邂逅
aurora
「……それじゃあ君は死んでもいいのか? 消えてもいいのか?
存在が誰にも確認できなくなったとしても……!?」
「だからいいの。私はもう誰かがいる世界にいたくないのよ。
解る? 誰からも救われない世界よ?
例え私をわかろうよする人間がいても、それは偽りの気持ちなの」
「……だから、私は神管。お前...【リレー】僕と彼女の不思議な世界 05 序
aurora
「そんな! 僕は心配したんだぞ?! あの爆発に巻き込まれて、もしかしたら君が死んだのではないか、と……」
「うっさい。アイス大好きだからってクールを気取ってんじゃないわよ?」
「いや気取ってるわけではないんだが……」
カイトはすっかりメイコのペースに乗せられていた。
「……ったく僕は急がなくちゃなん...僕と彼女の不思議な校内探検 27【リレー】
aurora
そのころ、カイトはただ走っていた。
「おかしい…… なぜだ?」
一つ、心の中に疑問が浮かんでいた。
「なぜ、あの時と同じ風景なのだ?」
――あの時、とはかれが初めてこの世界に迷い込んだ時である。
夢の中かもしれないその景色が、これだった。
「つまり、目的に近づいた、ということか」
ニヤリ、とカイトは...僕と彼女の不思議な校内探検 25【リレー】
aurora
「実は、あの世界は弱音ハクという人間が作り上げた『歌』の世界なの」
VY1もといミズキは唐突にそんなことを言い出した。
「……どういうこと?」
「つまり、私たちは異次元の空間通路を利用してここまで、現実まで来た、ってこと」
全くわからない。
「……あなた、カイトが何がしたいか、覚えている?」
なんだ...僕と彼女の不思議な校内探検 23【リレー】
aurora
「ええ。神はもう古い存在よ。神はたかが人間が勝手に作った妄想に過ぎない」
ミクは、ルカに一歩進んで、言った。
「いいえ。違います。神は人間の最終的な進化系となる存在です」
「神は古い存在? 神が崩壊をし続けている。今や神を信仰する人間なんていないんですよ」
「……そうね。神は、」
ミクは、一度考えて...僕と彼女の不思議な校内探検 21【リレー】
aurora
「まったく。このままでは大変です。というわけであなたに絶対に解くことの出来ない問題で勝負しませんか?」
ルカはミクに笑って、言った。
「……それはいったいどういうこと? はじまりの神に解けないであなたに解ける問題があるとでも?」
「ええ」ルカはまたも笑う。
「では、問題です。『生命、宇宙、そして万...僕と彼女の不思議な校内探検 19【リレー】
aurora
「……ところでどこに行こうとしてるんだい?」
「地下室」初音はそれだけを述べ、
「地下室には“この世界に在らざる”エネルギーが存在してた。きっとそこに世界の創造主はいるはず」
初音がそんなことを言っていたが、まあ、簡単にいえばさっぱり解らなかった。
「そもそも地球にある人間からは生み出される訳のない...僕と彼女の不思議な校内探検 17【リレー】
aurora
ところは変わって。
暗闇の空間に、誰かが椅子に腰掛けている。
「……作戦は失敗、ですか?」
大人のような女性が、尋ねる。
「……リリーにはもともと影神の監視を求めていたのに、それ以上のことをしたからだ。私は、ただ作戦を命じただけ」
「……相変わらず、ですね」
彼女は机の上に座って、スマートフォン……...僕と彼女の不思議な校内探検 15【リレー】
aurora
「そんなことはできません。影神なのですから。あなたは」
「そんなの言ったって……!!」
「あーあ。結局こうなっちゃうんだよねー」
がくぽとミキの間に、誰かが現れた。
黄色い髪で、目線ががくぽの方にむいていた。
その人間をがくぽは遠い昔に見たこともある気がするが……。
「覚えてないか? 神威がくぽ」
...僕と彼女の不思議な校内探検 13【リレー】
aurora
「連れ戻し……?」
「そうさ。僕らの計画。『神の歯車』には君ともう一人」
「もう一人?」
「……神威がくぽが必要なのだ」
ルカは思わずのけぞった。
「……神威に何をする気?」
「……安心しろ。一緒に連れてってやる」
「そんな問題ではない!!」
ルカの叫びに地面が震えた。
「むぅ……。こうなっては仕方...僕と彼女の不思議な校内探検 11【リレー】
aurora
「そうさ。やっと解ったのかい?」
そこには誰かが立っていた。
青いマフラーをした男が、立っていた。
「やっと種が芽吹き始めたみたいだな」
「あなたは……?」
「なに。君のすべてを知るものさ」
「!!」
「知りたいのか?」
男の問いにルカは頷く。
「ほんとうに?」...僕と彼女の不思議な校内探検 9【リレー】
aurora
「グミ。君は何か知ってるのか?」
僕は思い切ってグミに尋ねた。
グミは笑って、
「いいえ。先輩。私は何もしてませんよ。“わたしは”ね」
「あんたどうしたの?」
「え……? ここにグミが居るじゃないか」
「……グミって誰? ルカ解る?」
ルカは動かない。ただの屍のようだ。……ネタを言ってる場合じゃなく...僕と彼女の不思議な校内探検 7【リレー】
aurora
というわけでまた次の日。
いつもと変わらない一日。
僕は本を読み、初音はなんだか訳の分からない装置を組み立て、ルカはルカでまた爆睡している。いったい彼女はいつ起きているんだろうか。
そして昨日来たグミという女の子は――ただひたすらスマートフォンをいじくるだけ。
普通だったらこれ、部活じゃないよな?
...僕と彼女の不思議な校内探検 5【リレー】
aurora
MGR団は次の日も、僕のいる実験室に集まるようになった。
どうやらここが集会場所になったようだ。僕としてはとても迷惑なんだけど。
――そういえばここにいる人たちって至極変わった人ばかりなのである。
かたや、神の座を奪おうとして、七つの大罪全てを犯した少女。
かたや、愛した人間を救うために人間を捨て神...僕と彼女の不思議な校内探検 3【リレー】
aurora
【リレー】僕と彼女の不思議な日常 End of story.
「……できない」
「えっ?」
「僕には…… 手を下すことが…… できないっ!!」
『まだ言うか。神威。お前が神となった今、すべての知識のもと、贖罪せねばならない』
「うるさい!! うるさい!! うるさい!!」
ぴしっ。
空間にヒビが入る。...【リレー】僕と彼女の不思議な日常 14【完結編】
aurora
【リレー】僕と彼女の不思議な日常 12
『そうだよ。私はあなた。あなたは私』
――なぜ止める?
『スゴロクに選ばれてないから』
――スゴロクに選ばれてないなら選ばさせるまで。
『……無理だね』
――なんで。
『下に行くがいいさ。そこに真実がある』
――了解。
***...【リレー】僕と彼女の不思議な日常 12
aurora
【リレー】僕と彼女の不思議な日常 10
「まさか、あなたがここにいるとはね」
「そんなに自分の立場が好きか?」
「む」ルカは口をつぐんだ。
「さすが人間は、隠せないなぁ」
「何が言いたい?」
「人間ってのは、みんなが自己中心的なんだよ。自分の立場だけを守りたがる。とてもつまらない人間さ」
「……そん...【リレー】僕と彼女の不思議な日常 10
aurora
【リレー】僕と彼女の不思議な日常 8
「神は何時までも居座ってるつもり? 私はしってるのよ。その『神のスゴロク』が神の継承されるもの、ってことは」
「随分調べましたね。その苦労は認めましょう……」
でも。
「あなたが神でない限り、あなたはこのスゴロクのなかからはでられない」
そう言ってルカはサイコロ...【リレー】僕と彼女の不思議な日常 8
aurora
【リレー】僕と彼女の不思議な日常 6
約束の日。
研究室にいつもより少し早めに僕は着いた。
そしたら既に初音はいた。
「早いね」
「君こそ」
初音はいつもと同じ服装だった。
ただ、今までにないものがひとつだけ。
ルービックキューブのようなものと、金色の鍵。
ルービックキューブには鍵穴がひとつ。そして...【リレー】僕と彼女の不思議な日常 6
aurora
【リレー】僕と彼女の不思議な日常 4
「ねえ。もしも『神のスゴロク』を自由に操ることができたらどうする? コマを自由にできたり、ね」
「……なんだと?」
初音は今なんといった? 神のスゴロクを自由に操る?
「……ちょっと頭が混乱しているんだが」
「あら。混乱するほどのことだったかしら? まったく普通...【リレー】僕と彼女の不思議な日常 4
aurora
【リレー】僕と彼女の不思議な日常 2
「あなた。私が何考えてるか知りたい?」
唐突に彼女が言ったのは、初音が研究室にやってきてから3日経った頃だった。
「え?」
確か僕が研究室のフラスコに適当に物質を投入して混ぜ合わせてた時だった。
「『地球プラネタリウム』って知ってる?」
「ああ。地球の外は宇宙の...【リレー】僕と彼女の不思議な日常 2
aurora
もっともっと
スピード上げて
追いつかれてしまう前に
右手に握ったそのバトンを
早く僕に渡して
1,はじまりはそうあの言葉
「リレーで競争する気ない?」
走ることが大好きな
僕らはすぐに頷いた
神聖なグラウンド...リレー
咲椰このは@桜華