双子可愛いすぎて生きてくのが辛い アイコンはhttp://piapro.jp/collabo/?id=13198にて、 玖井れいさん(http://piapro.jp/wanhoop)に描いていただきました! ついったー↓ http://twitter.com/#!/iren121 ピクシブ↓ http://www.pixiv.net/mypage.php アメブロ↓ http://ameblo.jp/misato-1218k2/
プロフィールを見る投稿作品67作品
もっと見る-
【Dear 雨宮ぼたん様】 HAPPY BIRTHDY 【祝!15歳】
-
最初から、君を・・・
ーーーFire◎Flowerーーー
いつもは閑静な街も、一時の賑やかさを取り戻す祭。道沿いには多くの出店が軒を連ね、すれ違う人々は一様に笑顔を浮かべていた。
わぁっ、と歓声が上がる。夜空を彩る、鮮やかな花火。
ドン、ドドン、と体を突き抜けるような大きな音を上げ、絶え間なくその花...【自己解釈】Fire◎Flower【halyosy】
-
♪ 2011年 暑中見舞い企画 ♪
5番【必読】を必ず読んで下さい。
1.はじめに
☆ご希望なさる方は、住所・名前(HNでも可です。)を教えていただくことを前提にお願いいたします。
★昨年の暑中見舞い企画、もしくは年始の年賀状企画にご参加頂いた皆様は、参加表明のみで結構です。
☆衣恋低クオリティ...【 必読事項在り。 】2011年暑中見舞い企画について
-
「退屈ね」
冷たいコンクリートに四方を囲まれた部屋で、女は言った。
時刻は深夜2時を廻ったところだ。今夜は雲が出ていなくて、錆び付いた鉄格子の窓から覗く月明かりも、より一層明るく感じる。
女の顔はとても整っていた。シルクのような薄桃色の長い髪に、少し暗めの茶色っぽい瞳。雪のように白い肌。すらりと伸び...トランプ。
-
君に伝えたいことがある
胸に抱えたこの思いを
うまく言葉に出来ないけど
どうか、聞いて欲しい。
「かぁー・・・がみねっ!」
ぱしん、と軽い音と共に、後頭部に小さな衝撃が走る。
顔を上げてみると、そいつはにかっ、と笑顔を浮かべた。
「プリント!持って行ってあげるよ!」
「あ、サンキュー」
先程教師に配...告白
-
君が遠くて、遠くて、まだ見えなくて
空が近くて、近くて、手が届きそう
海は深くて、深くて、底は見えない
恋は熱くて、苦くて、冷たかった
僕は何処に居るのかと
問いただしてみても
反ってくる言葉はどうしたって曖昧なのです
街の片隅で誰か泣いていた
その手に確かに、刻まれたあの夢
からまわり、うそさがし...Jumping down Girl To You Smile Again.
-
血。
暗い部屋の中、窓から漏れる微かな月明かりの下、白いカーペットに浮き出る、朧気に人の形をした血。
それは、あの事件の時のミクの血。
しゃがみ込み、そっと指先で触ってみる。乾いて、チクチクと指先を刺激される。
「彼女は、何故死ななければならなかったのか?彼女は何故殺されたのか?・・・いや、光り輝く...【第6話】君の言葉と片羽のアゲハ。【片羽のアゲハは飛ぶことも許されずに憂いを抱く。】
-
優しい歌を歌っていてね、孤独な世界に包まれても。
-
あれから1ヶ月。
俺は神威グミと名乗った女に、何故か何もされないままに解放され、カイトの葬式には、ミクや加賀峰の死との関連があるんじゃないか、ということで、多くのマスコミやメディアも参列していた。
それも徐々に世間の波へと埋まっていき、街は再び自分たちのリズムに戻っていった。
そして、今日俺は、ミク...【第5話】君の言葉と片羽のアゲハ【その嘘の裏に隠されたのは君の優しさ】
-
「・・・?」
目を開けると、そこは闇だった。しかし、少しすれば闇に目が慣れ、ぼんやりと辺りの様子が分かるようになった。
縛られた手足でなんとか立ち上がろうとする。
くらり。
目眩がして、冷たいコンクリートの床へと体を叩きつけられる。
俺の脳内は、先ほどの・・・いや、あれからどれ程時間がたったのかは分...【第4話】君の言葉と片羽のアゲハ【縺れ合った糸のその先に待つもの】
-
「は?」
単刀直入、俺は目の前にたたずむ女にそう問いかけた。
女はわざとらしく大きな溜息を吐くと、なんの感情も抱いていないかのような声で、話を続ける。
「はあぁ・・・。まったく、君程物わかりの乏しい奴は初めてだよ。僕の話をちゃんと聞いているのかい?そこまで理解力がないとむしろ凄いと僕は考え、君を崇め...白と黒と欠けた両翼の羽。
-
奏でているよ… 終わらないセカイの夢
―――夢桜―――
「なぁ」
上から掛けられたその声に、蓮はゆっくりと顔を上げた。時代の境目に起きた戦争の名残、辺りは未だ焦げ臭い匂いと赤黒い世界が広がっている。
連は目の前に立つ男に視線を移した。
男も、訝しげに自分を見る蓮の姿を瞳に映す。
10代前半の背格好...【自己解釈】 夢桜 ver,蓮 【ひとしずくP】
-
夢見ていたい終わらない世界の夢。
―――夢桜―――
「凜!」
春の訪れを感じさせる季節。桃色の桜が美しく咲き始める頃、父が主催する社交会に出席していた少女は、ゆっくりと振り向いた。
肩のあたりで切りそろえられた綺麗な髪を後ろで結い、桃色と紺の袴を身につけたその少女は、声を掛けた人物の顔を見て、端正な...【自己解釈】 夢桜 【ひとしずくP】
-
出会いも別れも全て運命なんだ。
―――Calc,―――
「ミク」
そう呼ばれた気がして、私は思わず振り返った。
誰もいない、いつもどおりの帰り道。少しでも期待してしまった自分を自虐的に笑う。
ああ、まだ忘れきれてないんだよ。君のこと。
「・・・っだから、なんで分かってくれないの!?」
「ミクこそ・・...【自己解釈】 Calc. 【ジミーサムP】
-
明日を歌うよ。
-
「可哀相に・・・。」
「まだ、高2でしょう?」
「まさか、2人もなんて・・・。」
一様に喪服を身に纏った参列者達が、次々と棺桶の中に、色とりどりの花を添えてゆく。
俺は白い百合の花を手に、棺桶の横に立つ。
死に化粧をして、長いまつげを伏せ、冷たくなって其処に横たわる人物。
「・・・嘉神音・・・。」
...【第3話】 君の言葉と片羽のアゲハ。 【闇に浮かぶ光は儚く脆い】