作品一覧
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※注意※
この物語は、元動画を作られたトラボルタP様の承諾なしに勝手に書いたものです。
私なりの解釈と、原曲から派生した一部の曲やPVの影響を受けつつ進行しております。
リン=ロボット レン=科学者
科学者の歌はがくぽが歌ってますが、ここでは大人のレンが出てきます。
読んでくださる方、前バージョンか...ココロ 勝手に小説
蒼い時計
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どうして?あんたはあたしの片割れなのに
どうして?何勝手なことやってんのよ
愛車であるロードローラーを時速ぶっちぎり以上で走らせ、卑怯オレンジこと鏡音リンは、レンの救出に向かった。
ジャスティスの基地の少し遠くで止めて、リンは『鏡音レン』の反応を探す。
(場所は、地下。ここから見て・・・ルートは・・...「卑怯戦隊うろたんだー」の世界観で「ごみばこ」~「サルベージ」を小説にしてみた ②
jouet ジュエ
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ウィーン・・・。
「これって・・・」
ここは秘密結社ジャスティス日本支部の基地、のコンピュータールーム。
一つのPCの前に立っているのは、卑怯戦隊うろたんだーのメンバー・卑怯イエローこと、鏡音レン。
なぜ彼がここにいるのかというと・・・簡単にいえば、潜入工作のためだ。
元々ブルーのカイトがやるはずだ...「卑怯戦隊うろたんだー」の世界観で「ごみばこ」~「サルベージ」を小説にしてみた ①
jouet ジュエ
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幼い時分だった。親が持っていた媒体で見た、昔の美しい海。
見惚れた。いつか、本物を見てみたいと願っていた。
それは途方もなく難しい話で、このままいけば悪化するばかりなのだと、まだその頃は知らず、無垢にもそれがいつか叶うと信じていた。
そして、世界を知り始めた頃。俺は両親を亡くした。
極普通の一般家庭...願いと成就 最終話
小夜
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白い花が咲いていた。
それに気づいたのは、奇しくも雨宿りの最中であった。
ひっそりと、可愛らしい小さな。
むき出しになった床の下の土からひょこりと顔を出したそれは、吹き込んできた露を乗せてきらめかせている。
そこで初めて、雨が有害なそれではなくなったことに気がついた。
ゆっくりと座り込んで見つめて、...願いと成就 5話
小夜
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─冬
「サクラって綺麗だ・・・・」
いつも呟く様に言っていた私のマスター。
このごろ元気がなくなってきた、
そうだ!お花を取って来てあげれば元気が出るかな?
私は勢い良く病院を飛び出した。
マスターがよく見ていた写真を思い出すんだ!
ピンク色で花びらが五枚ッとても綺麗なお花。
コッチかな?アッチかな...サクラ
遊@
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売れ残っていたボーカロイドを買った、風変わりな妙な男。
彼に理由を問えば、彼は首を傾げてこういう。
「気に入ったから」
現に、彼はKAITOを起動させる前から、存分にその外見を眺めて満足そうにしていた。歌うための存在を、彼は外見からして気に入ったらしい。
まず、青が好きな彼にとって、KAITOの髪の...願いと成就 4話
小夜
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「ごめんな、ミク」
ミクのマスターが突然苦笑しながら謝ってきたので、ミクは自分より少し背の高い彼の顔を覗き込んで
「どうしてあやまるの?」
心配そうな、不安そうな顔で彼女は聞いた
「俺は音楽関係なんて、よく分からないから、お前に歌を歌わせることなんてあまりないだろ?だから、悪いことしてるな...心から思うこと
サリア
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―・・20XX年。
とある研究が国家機密の元、行われていた。
『世界防衛計画』
それはこの先十数年で人間が滅びるというのを阻止する計画だった。
全ては、環境問題から起こったことであった。
この計画はあと一年で完成する予定だった。
しかし、自然の脅威は突然今まで異常の速さで世界を飲み...サンドスクレイパー~砂漠の特急線~ act0「世界の始まり」
シュウ@
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・sm5408975様を拝見し勝手に書いた後日話です。
・動画内ではマリカでの決着は付きませんでしたが、『もし決着がついていて、殿下が負けた場合』というのが前提となっています。
・あくまで私が勝手に書いた後日話です(大事なことなので(ry)
・よって各P様とは何の関係もございません。
「うっわ、嘘や...膝カックンの後日談①
雹月
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正義のあとに、おそれるべきは報復。
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――夜。
彼は、穴を掘っていた。
あまり深くはない。けれど縦に細長く、まるで棺桶の形をしたくぼみだ。
シャベルを地面に突き刺し、ざくっという心地のいい音を立てて、土をすぐ脇へ除けていく。ざくっ、どさどさ。いつのまにかリズムがで...鏡音レンは夜歩く 「手の庭」(1)
missitu11
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この家に止まることはできない、とKAITOは考えていた。動かなくなってしまった躯はそのままにした。
もしかしたらまた動き出すかもしれないという甘い考えが捨て切れなかったのか、それともただ単に魂が抜けた物体をマスターであると思いたくなかったのか。それはKAITO自身にもわからない。
何も持たずに外へ出...願いと成就 3話
小夜
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『ブレード1、離陸を許可する。』
午前8時、射出滑走路から4機のF-15改が飛び立った。
これで水面基地から俺達を含めすべての飛行隊が空へ上がったということだ。これより各部隊はそれぞれ決められた空域で警戒任務に就く。空母「雪峰」の艦載機と共に。
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午前8時半、B-0...Sky of Black Angel 第十九話「艦隊防空任務」
FOX2
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男は生来、身体が強いほうではなかった。病弱と言うほどあからさまではなかったが、インフルエンザなどの流行り病には必ず罹ったし、不精をすればすぐに体調を崩した。
食料が満足に供給されない現状では、男が体調を保つことは酷く難しい話なのである。
先の会話をしてから、幾日も立たぬうちに床に伏してしまったマスタ...願いと成就 2話
小夜
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あなたは言った。
いずれ、居なくなるのか、消えていくのか、どちらにしろ人類はこの星からいなくなるだろうと。
ほんの少し苦笑して、悲しそうに目を細め。
そっと僕に触れながら。
「…あなたも、いなくなるのですか」
「そうだね。俺はそんなに沢山お金などないから…」
消えていくの、だろうね?
そう囁いて笑う...願いと成就 1話
小夜
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ドスンッ!
ドスン?ドスンッてなに?ってか、痛い!ひりひりする~。
なんなのよ~。って、あれ?ここ・・・どこ?
ヘンなとこ~。レンガ・・・てか、どっちかというと四角い岩の家に、色とりどりの宝石の装飾。マブシ~!
切り絵みたいな月と星が輝く、夜空。ん?なんか、飛んでる?飛んでるよね!?
鳥じ...不思議の国のアリスは、救世主!? 2話
紺スープ
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「マスター、何故貴方は、俺は歌うのが好きなんだ、と思うんですか」
「…ん?」
煩雑な日本語に、質問の意味を取り兼ねた。問い返すと、まずカイトの浅いため息が応えた。
「何故貴方は、俺が歌を嫌いでないと断定出来るんですか?」
呆れたような、若干苛立っているような口調。
「…それはお前が、」
「俺がボーカ...理不尽と不条理、矛盾を謳歌う
壱號 ‐いちこ‐
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「マスター、おはようございます。今朝はどの曲を歌えば良いですか?」
専用回線を使って、マスターが持ち歩いている携帯端末に呼びかける。しんと静まりかえったデジタル空間には時折思い出したようにノイズが走るばかりで、応答は無い。
『規定時間内に携帯端末側からの操作が行われなかったため、回線を遮断します』...無人砂漠のオルゴール
音痴娘
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南へ行こう。
北へ行こう。
そうして歩き出した。
目的地はないけれど、ただただ北へ。南へ。
世界の中心の交差点。
人があふれかえる町。
たくさんの品物がならぶ都会。
たった一つの交差点で地図を広げていた。
向こうに見える似た子。
同じように白色の地図を開いていた。...【ネタバレ注意!!】South North Story【二次小説】
李緒
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リンは公園のブランコにただ座っていた。
空は青く澄み切り、太陽の陽が降り注いでいる。
「さすがにあのままあそこにいるのは無理よね~…」
レコーディングがあるといってきたが実際今日レコーディングは無い。ただ家から出るための口実として嘘をついてきたのだ。
「…明日ココで…10時に待ち合わせ…ね…」
頭で...レンとリンの初デート(仮)第二章
yj
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マスターは、私に優しくしてくれた。
キクという可愛い名前をくれた。
大好きだった。
寝付けない私のために、彼はいつもホットミルクを作ってくれた。
コップに注がれた暖かなホットミルクはとてもおいしかった。
彼は喜ぶ私を見て、よく笑っていた。
その笑顔が大好きだった。
歌を上手く歌えない私を責めることな...優しい傷跡 第16話「記憶」
アイクル
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ベランダから飛び降りた帯人と雪子を見届けて、メイコはゆっくりと
立ち上がった。
キクはベランダを見つめたまま、じっとしている。
その口だけは動き続けていて、まるでなにかを唱えているようだった。
「残念だったわね。……あんたの相手でもしてあげる」
そう言うと、ぼんやりとした瞳をこちらにむけるキク。
「...優しい傷跡 第15話「本音が知りたいから」
アイクル
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駅の改札から出ると、辺りは真っ暗になっている。
家路へ急ぐ会社帰りのおじさん達を横目に見ながら、さて私も早く帰らなくちゃと肩からずり落ち気味の鞄を背負い直した。
肺に溜まった嫌な空気を深呼吸で新鮮なものに入れ替えて、足を踏み出す。ここから家までは歩いて二十分ほどで、決して近くはないけれど、留守番をし...むかえにきたよ
瑞谷亜衣
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ある日の昼下がりのこと
「レン~、どこ~?」
「どうかした~?」
ドアの陰からレンが出て来て答えた。
「…あのね、明日って何か予定入ってる?」
「ううん、明日は一日中フリーだけど」
「じゃあさ、明日一緒に出掛けない?」
リンが目を輝かせながら聞いた。
「いいよ。」
レンは冷蔵庫の中をのぞきながらそっ...レンとリンの初デート(仮)第一章
yj
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寒い冬まであと少し。フレップの実る月の空は、どこまでも澄んで、明るい。
そんな空に似つかわしい、伸びやかに透明な声が響き渡っていた。
「リン? リーンーっ!? どこにいるの? 聞こえたら返事しなさぁーいっ!」
声は少女のものである。
口と喉をいっぱいに開いて、リン、という名を呼んでいるのは浅...「森へ行く-ver.MIKU-」
じゃりねこ
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あたしのにぃにぃはとっても巧い「唄紡ぎ」だから、たくさんの呼ばれ方をする。
曰く、森住まいの精霊のお気に入り。
曰く、歌のカケラを口にした唄紡ぎ。
曰く、金の舌と銀の声持つ吟遊詩人。
それから、村の人たちからは、こんなことを言われたりもしてる。
にぃにぃが、ときどき一人で森へ行くのは、森住...森へ行く-ver.Rin-
じゃりねこ
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この作品は、以下の作品の一部を参照・引用させて頂いております。
「同じように」(ボカロ互助会様)
「お兄さんは心配性」「お兄ちゃんが心配性」(すけ様)
「お兄さんは心配性」【勢いでPVシリーズ】(skm様)
素晴らしき作品たちに、敬意を表して。
↓ 「前のバージョン」で...【カイトとミクのお話】 ~狂想曲(ラプソディ)~
時給310円
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現実に疲れていませんか?
真実が嫌になっていませんか?
そんなときは・・・“ココ”においでくださいませ。
人生に疲れた人のための、“不思議の国”へ。
深い深い森の奥。道なき道をずっと進んでいく。
・・・どれだけその者は歩いただろう。気が付けば底に大きな鏡があった。
なぜかその者は鏡と目があった気がし...不思議の国
芋わさび
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夜中に突然あたしは目が覚めた。何でだろう。充電中のはずなのに。
周りを見ると、真っ暗て訳じゃなくてぼんやりものが見れた。そういえばこの部屋、夜になるとうっすら壁が光るようになってるんだっけ。
机の上の時計に目をやると午前3時だった。ああ、何でこんな時間に目が覚めなきゃいけないのさ。あたしのすぐ...Sky of Black Angel 第十八話「葛藤」
FOX2
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…「アイタァッ!?」
私のお昼の目覚めは、私のよく知る隣の席の人の
教科書の角アタックだった
「つぅぅ…なにすんのよ、レン…」
私は半泣きになりながら、上を見上げた。
そこには[学級委員長]の「鏡音レン」が
少し眉間にしわを寄せ、
教科書を肩の上に載せた状態で、
私を見下ろしていた。
「なにすんの~...正杏学園推理部(せいきょうがくえんすいりぶ) 第1話 〈召集〉
鏡華