タグ「じん(自然の敵P)」のついた投稿作品一覧(34)
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――それでは次の次の次で、また逢いましょう。
≪アウターサイエンス【自己解釈】≫
ある少年の話をしよう。
少年は少女とともに都会へ来ていた。少女はかなりのお金持ちで、少女はとあるアイドルのサインを欲しがっていたらしい。
しかし、不運な事故――そうだ、ほんとうに不運な事故で、彼女はトラックに轢...アウターサイエンス【自己解釈】
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カラオケに行ったり、ゲームコーナーに行ったり、メイド服を一緒に着たり……いろんなことをした。
けれど、それは全てヒビヤくんのためでもあった。だって、本当にダメな時は私が支えてあげる。
だから、いっそ……なんて言って諦めちゃ絶対にダメなんだからね。
「ねえ、一緒に進もう?」
一緒に『独りぼっち...オツキミリサイタル【自己解釈・後編】
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ちょうど私たちが歩いているところ、街の電気屋さんにあるテレビにクギ付けになっていた。理由は簡単で、最近コンサートをした流行のアイドル――まあ、私のことなんだけれど――が映っていた。アイドルがちょうどカメラのズームで決めポーズをしようとしたときにマイクをヒールで踏んでしまいずっこけてしまった様子を見...
オツキミリサイタル【自己解釈・前編】
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茜色、お願い。
これ以上、誰かの未来を壊さないで――
≪アヤノの幸福理論 3【自己解釈】≫
私は気づいたら、学校の屋上にいた。
夕日がとても綺麗だった。
「――これ以上、誰かの未来を壊さないで」
試験用紙を折り紙のように使って鶴を折る。勿論、試験用紙は私ので、幾つか持ってきたものだ。
折...アヤノの幸福理論 3【自己解釈】
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茜色、お願い。
これ以上、誰かの未来を壊さないで――
≪アヤノの幸福理論 2【自己解釈】≫
そんなことで、面白いことを考えながら、いろいろと悩んでいる。
今日はあれをしよう。でも、この前みたいに失敗しなければいいな……。私はすっかりお姉ちゃんぶっていた。
今日は、あるものを持ってきた。
...アヤノの幸福理論 2【自己解釈】
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茜色、お願い。
これ以上、誰かの未来を壊さないで――
≪アヤノの幸福理論 1【自己解釈】≫
――いつも、思い出すのは家族のことだった。
私の家は保育園だった。保育園とは名乗っているけれど、事故とかで親を失った子供もたまに連れてきてここで自立出来るまで暮らすこともあるんだという。
『楯山保育...アヤノの幸福理論 1【自己解釈】
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炎天下のとある日のこと。
ひとりの少年が呟いた。
「――どうかいっそ、連れてってくれよ」
≪ロスタイムメモリー 4【自己解釈】≫
シンタローはコノハによく似た黒い人間――黒羽と対峙していた。
「……どうした?」
黒羽に訊ねるも、彼は答えない。
黒羽は頭を抱えて、うずくまった。
そして。
...ロスタイムメモリー 4【自己解釈】
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メカクシ団という団体がある。
ニジオタコミュショーヒキニートでも問題無い、なんとも訳の分からない団体である。
構成人数はおよそ十名と小さな団体である。活動内容は、『悪』。
如月伸太郎にとって、その団体は小さな幸福と思えた。
「……もし、夏が夢を見せるとするなら」
伸太郎は誰にも聞こえない呟...ロスタイムメモリー 3【自己解釈】
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ある炎天下の日のこと、僕らは歩いていた。
まだ、とても暑く夏の温度が目に残っていた。
「ねえシンタロー、明日土曜日じゃない? どっかにいかない?」
「構わないでよ、何処かに行ってくれ」
僕は、あまりにも君が構ってくるから、君の手を払った。
「行かないよ」
そう言って君は、僕の手をつかみ返した...ロスタイムメモリー 2【自己解釈】
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八月十五日。
夏の暑さはこれから本番を迎える、とインターネットの天気予報は伝えていた。
「……外に出なきゃいけないな」
今日もいつものように如月伸太朗という人間は呟いてパソコンの画面を眺めていた。
「ご主人、つまらなくないですか? こう毎日とパソコン……。飽きないんですか?」
「パソコンに居る...ロスタイムメモリー【自己解釈】
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僕は、誤魔化すなんていったんだよ。
それでも。
この本心は不気味だ。
醜態を並べているだけに過ぎないんだ。
偽って、そっぽ向いて、嘘を重ねて――僕は今日もまた、嘘をつかせた人間を見て嘲笑うだけ。
僕はそれから孤児院に入った。同じ境遇というか、仲良くなった二人が居てね。
一人は自分の体を...夜咄ディセイブ【自己解釈】 後編
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――嘘をつくのは得意なんだ。
――でも、本音は少し苦手でさ
――可笑しいね、いつだって
――本当の咄が、一番嘘くさいんだよ。
≪夜咄ディゼイブ【自己解釈】 前編≫
夜は少し好きだ。
月の光が怪しく、街を照らすからね。
たまには、愚痴りたいときだってあるんだよ。
どういう話か、って?
...夜咄ディセイブ【自己解釈】 前編
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ワールド・コーリング
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――魔法みたいな光景が当たり前になっていく。
≪ワールド・コーリング【自己解釈】≫
僕は単純なんだ。
だから君に何かしたくて、正直大袈裟に興味をひきたいところだった。
さて、どうしようか?
いろいろ本を読んだり、洗濯機で回転してみたり。
だけど……難しいんだよなあ。
僕が吐き出した言葉...ワールド・コーリング【自己解釈】
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チルドレンレコード
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それは、それは何処かへと飛び去っていく飛行機。
いつか、僕らでも届くのかなって――精一杯空に手を伸ばしてた。
≪sky of beginning【二次創作】後編≫
けれど雨の中、思い出すんだ。
僕がまだ飛行機乗りになろうなんて思ってもいなかった頃、空を見てたらはるかな空に淡い緑の小さな飛行機...sky of beginning【自己解釈】後編
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それは、それは何処かへと飛び去っていく飛行機。
いつか、僕らでも届くのかなって――精一杯空に手を伸ばしてた。
≪sky of beginning【二次創作】 前編≫
昔から僕の心にあったちいさな思い出は全て、忘れていた“好奇心”でそれをひとつひとつ選んで、継ぎ接ぎしていってなんとかくっつけたも...sky of beginning【自己解釈】前編
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コノハ
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――少年少女、前を向け。
≪チルドレンレコード Ⅴ【自己解釈】≫
「……ねえ、キド?」
「なんだカノ。まだ俺は怒っていることを忘れているな?」
「キドはどうなの?」
「……どう、とは?」
「ほら、だからこのチームのことだよ。価値観が全員すれ違ってる人間だったわけじゃん。けれど、やることは、目的はたっ...チルドレンレコード Ⅴ【自己解釈】
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――少年少女、前を向け。
≪チルドレンレコード Ⅳ【自己解釈】≫
「解ってる……解ってるさ……」
シンタローはすべてを終え、外へ出ようとしていた。
しかし彼は二年もの間、ニートだった。
そんな人間がすぐ出ようなんて、簡単にはできないだろう。
しかし、彼以外の人間はみんな頑張っていることは事実...チルドレンレコード Ⅳ【自己解釈】
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――少年少女、前を向け。
≪チルドレンレコード Ⅲ【自己解釈】≫
とあるコンサート会場では、アイドルがフリル死でもするのかと言わんばかりのフリルをつけた格好で、歌を歌っていた。
「少年少女前を向く~」
彼女の歌一単語だけでも、歓声が上がる。アイドルは大変だ。
突飛な世界でも、彼女は一時はプレッ...チルドレンレコード Ⅲ【自己解釈】
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――少年少女、前を向け。
≪チルドレンレコード Ⅱ【自己解釈】≫
とあるところにメデューサがいた。彼女はとても子供を可愛がっていた。しかしそれと同時に彼女は怖がっていた。
――ここは、人間に知られすぎた。
――近いうちに、人間がやってくる。
それを彼女は知っていた。だから、子供、マリーだけは...チルドレンレコード Ⅱ【自己解釈】
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――少年少女、前を向け。
≪チルドレンレコード Ⅰ【自己解釈】≫
――とあるパーカーを被った男みたいに見える少女が歩いていた。彼女は耳に白いイヤホンをあて、街を歩いていた。
街は八月の半ばにもなり、暑さのピークである。そんな中歩く少女は、なんだか少し別の次元にいる人間にも思えた。
そして――そ...チルドレンレコード Ⅰ【自己解釈】
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エネの電脳紀行
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如月アテンション
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――疲れた。
私はそんなことを考えていた。
もう、こんな生活疲れちゃったなあ。
「……とりあえず、フード付きのパーカーを、っと……」
そう言って私はピンクのフードがついたパーカを着る。
だって、私は売れっ子アイドル。いつもこんな感じで歩かないと人目に付いてしまうんだよね。
しかも、もうず...如月アテンション【自己解釈】
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人造エネミー
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日本橋高架下R計画
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コノハの世界事情
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どう足掻こうとも、この世界は所詮希望が消えている。
だから、そんな世界じゃ太りすぎてちょっとも飛べない。
依然僕にマチガイをインポートし続けるのだ。
≪メカクシコード【自己解釈】≫
ズボンの裾が伸びきってiPodのコードが揺れている。
イヤホンを充てがってフードを被っておけばひとまず問題は...メカクシコード【自己解釈】
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