タグ「愛」のついた投稿作品一覧(31)
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地球は水槽だ 狭くてビョーキも蔓延
世の中の大半が気がふれてるか無関心で
愛国憂国を叫び道に溢れるデモ隊の足の下で
アスファルトに咲いた花がぺちゃんこに潰れていった
正義の実現のためには多少の犠牲は必要だと
幸せと呼ばれる 限られたパンを取り合う
誰かと分け合えば増える裏技を知らずに
誰もが端末を軸...Goodbye, the loveless world. ~くだらない世界に花束を~
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あなたの瞳の中には 澄み渡る空がある
心奪うような 目に染みる青色
どんなに暗い夜が来ても 寒さに震えても
ただ静かに笑って希望を見据えてた
優しいだけの言葉ならきっといくつもある
確かな温もりをくれた あなたの その手のひら
暖かい日差しが 錆びた手を温める
鳥籠から脱け出て 生きる歓びを
歌うよ...Remenbrance Blue
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こんなにも穏やかな日に
君は行こうというのか
空は青く青く晴れて風も無いというのに
地上では鳥が鳴いてる
紫陽花ももうすぐ咲くよ。
夏は幾度幾度巡り来年も来ると思っていた
突然現れた終着駅
古びた汽車に乗って 南十字まで
君一人、避暑旅行
そんなにも僕を置いて...銀河鉄道は晴天なり
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オレンジに燃えて染まる空から 星がひとつ落ちるのを見た
さっきまで群れていた白い雲は晴れて 雷鳴と共に黒い夜が来る
待ち望んでた時代の黄金(きん)色も やがては黄昏に成り代わる
錆びついた風見鶏と 人の声と 信号灯が告げたんだ“終わり”をさ
「栄光の時は過ぎたのさ 君の未来はもう来ない」
永遠に更新...落日蒸機帝国とイカロスの羽根
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沈みゆく世界の面影が
アクアリウムの空に反射するの
まるで舞い踊る幾多の蛍のようね
ガラスの雨に凍りついた刻
離岸流を古いものが漂っていく
忘れられていく かけがえの数々と
限りなく喪失と再生に近い淵で
命の重みを知る
風は凪いでゆく 世界は停まったよう
青く薫る水際(みぎわ)で 初めてここまで近づ...promise -青の果てで-
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空白に鳴り響いた終焉の鐘の音
破り捨てたエチュードの切れ端を
未練がましく抱いた手から離して
傷ついた胸から流す涙で 赤く赤く染めて吹き飛ばしてしまおう
呪いを掛けてあげる
もう二度と僕のことを忘れないように
幾度時代巡っても また出逢えるよう
この痛みの刻印(シジル)で お互いの手首に記して
消え...Allegro
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“三日月の夜が明けるまでに 境界の壁の下で待っててね”
交わしたその約束が果たされないことなどとうに知っていた
本当の君はこの世界で 痛みだけに触れて泣いている
革命が朝を塗り替える、不満を“力”に押し付けて
掲げた旗印も
世情に簡単に左右される
“悪”を弑(しい)したイチイの槍を 人は忌み嫌った
...Dog Holds Bayonette
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雷鳴 宇宙に水晶の雨が降って
赤、さそりの火の冷たい揺らぎ
星空のキーボードを叩くから、
どうか答えてくれないか?
ハロー、何処ノ誰カモ分カラヌ 星ノヒト
本日ハ晴天ナリ、晴天ナリ・・・
悲嘆と静寂が軸を歪ませ
自分のため息だけブレストに届く
純銀のA弦は何を紡ぐ
爪弾いた音を波に変え 空へ送る...点燈夫の空奏宇宙理論
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傷ついた日の夢の欠片が 残してくれた一片の羽根
もう迷わないよ、どこまでも続く蒼穹(そら)の下
降り注ぐ春の日に抱かれ 花と虫の歌を二人聞いた
こんな穏やかな日々が いつまでも続くと信じてた
僕にそっくりな影に 告げられた真実は 無情
枯れ果てていく、仮初ごと 希望も
不意に雷(いかずち)が閃き 鳥...faithful garden -大神の居た庭-
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“どうして泣いているのですか”
“一人ぼっちが寂しいのですか”
“こちらを見てください”
“私を振り向いてください”
“私はあなたの側にいます”
“今までも、今も、そしてこれからも一緒です”
“どうか気づいてください、私を見てください”
“私はどこへも行っていません、あなたが見失っただけなのです”
...desperately -another side-(オリジナル日本語詞バージョン)
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“あなたには大切な人がいますか”
“大切にしてくれる人はいますか”
“あなたは何のために生きていますか”
“毎日の暮らしに理由はありますか、それともただ生きているだけですか”
“誰かこの声が聞こえますか”
“応えてくれますか”
“僕には分からない”
“それがとても寂しい”
“冬が啼き、冷たい風が、す...desperately -one side-(オリジナル日本語詞バージョン)
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満点の宇宙に手を浸して
秋の夜長に君に電話を掛けた
もしもし この声は聞こえていますか
遠い昔にいなくなった君
黒いシャボンにその身浸して
古い夢の欠片たちと空を巡るかな?
君は今 どこにいるの
あの日離した手が 今も痛いんだ
20万分の一光年 君と旅した
数えきれない未来と夢を抱えて...Your voice.
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六月の長い雨が
若葉を濡らしてた。
君は朝から一人、
箱の中で。
白檀の古い匂い
そっと髪に漂う
昔懐かしいなあ、あの
シルクのコサージュと同じ匂いがしていた。
永遠に引き戻され 閉じてしまった 時の匂い
ばらばら叩く雨音...プラネット
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昏い水の底 沈められた過去の時の骨
泥を舐める命が今 清流(せせらぎ)と触れ合った
どれほどの業と塵芥の輪廻
蕾は雫に濡れて打ち震える
月も無き夜に開くは 淡い星色の花弁
あなたのすべてが欲しい
闇を殺し光を裂いて
生まれ落ちる十二の罪
枯れ果てるその末期が 運命なら
どうかその時まで 教えて...サファイア・ロータス
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黄昏の太陽が震えて 星空が世界を押し潰す
また暗い夜が来る前に、震えている君の元へ
眠れない大人たちは、また 今日も鉄を撃ち合うのかな
埃にまみれたその瞳の光をどうか消さないで
銀翼に乗り飛ぶよ この惑星の夜空を舞う小夜啼き鳥(ナイチンゲール)
赤く照らされる滑走路を駆けて、さあ、夜を飛べ!
ハロー...光の滑走路 -Rescue from the sky-
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斜陽が差し込んで床に残す アラベスク
サナトリウムの壁の中 幾多の過去は眠っている
私があなたに贈る愛は 歪んでいる
いびつな形をしている そうまるで心臓のように
歌いましょう、
束の間の命を。
蝶が舞う
黄昏の光の中を
薄紙のような羽を羽ばたいて、
妖しき焔(ほむら)の舞...エフェメロワルツ
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霧の夜
水上(みなかみ)に月満ち満ちて、
図南(となん)の志あり
田畑(でんぱた)に
紅(あか)き花は散りて
穢土は清められん。
昔々、荒れ野を行く勇士は
ある時三本の分かれ道に出会ったそうな。
“右に行けば富を 左に行けば名誉を
真ん中に行けば愛を差し上げましょう...愚行致命士トリヴィアル -millenary ballade-
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もしもこの先人類が馬鹿になって
世界が滅びるようなことがあれば
僕等はそれを愛の欠如故と謳い
それを繋がなかった自分達を責めるだろう
あの日奪い合った空は今日も青く
世界は思った以上に不安定で
人はこんなにも脆くて
今日永らえた命だって
明日には死ぬかもしれない
だから、...100年バラード ~これまでと、今と、これからへ~
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舞い散ってゆく黄金(きん)色の花びら。
受け止めようとした
手の指は
届かなかった。
月も照らさなくなった城壁の下で、
ガラスの鳥は夜に抱かれて眠る。
凍りついた玉杯が砕け
水は溢れてゆくけど
君の血で満たした田畑なんて
僕は欲しくないよ。...ぐっばいゆーりぃずでい
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砲火の鳴り止まぬ戦闘 砕け割れゆく大地
星の降る夜に染められた聖堂で 僕は光と出会った
落陽の白夜に浮かぶ たまねぎ頭の遠いシルエット
空には鉄の鳥の舞う逢魔が時
茨の古塔にいるのは誰?
真昼にしか魔法の使えないヴァシリーサ
玻璃(ガラス)の麗しき白鳥の羽は
いつしか時代を焼いた灰に塗れ消えて
そ...アストラル・カセドラル
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一番星が曇り空で泣いてる
かすかに震える吐息は 私の言霊を映す
太陽が消え果てて 鳥も鳴かない四月
何時(いつ)から止まったのだろう この惑星(ほし)の歴史は
絶ち切れなかった憎しみの輪廻に
花は舞い散り、私もひとり
大切な寝顔 置き去って果てへ逝く
遺された悪意から ひよわな“希望”守るため
全て...ホワイトヘザーの追憶
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青嵐 カライスは幸せを奪った
花盛りの大地に僕だけが一人
何も言わぬニンフと嘆くのも飽きたから
岩の裂け目をくぐって鏡の裏の世界へ
そこは何もかもが牙を剥く穢れた悪鬼(あっき)どもの世界
C.Q. C.Q. I’m finding you, mama きっと見つける、いつか探し出す
幻覚は揺れて巧み...花のない世界
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もしも明日この空が天から落ちて
世界が燃え尽きて何もない荒野になっても
僕は変わらず君の側にいるだろう
君の涙が乾くまでそこにいるだろう
ずっと
神様が僕らに終わりを望むのなら
僕はあえてそれに逆らおう
世界を焦土に化すというのなら
僕はこの手で土を打ち種を蒔こう
いつの日も希望はそこにある。...君へ
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広がる空の下 ただ一人立ちすくんだ
あの日見たあの色は もう思い出の彼方
流した涙も遠い記憶も 宝石箱の中しまっておこう
いつかみんな輝いて見える そんな時が来ると信じて
汚れた靴のひも締め直して もう一度前を見よう
青い水平線の それよりも先へ
渇いた砂の平原 荒海の向こうまでも
あなたと一緒に ...この果てしない世界で【曲着きました!】
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はるか極東(ファー・イースト)の地平線が 暁に染まるころ
新大陸の子供たちが 星を数えながら眠りにつく
どこまでも青い球(スフィア)に 絶え間なく続く夜と朝のカノン
なんて素晴らしい この惑星(ほし)はwonderful world
赤い熱い砂の沙漠を行く人が
夢見た豊かな大河の育む緑の森
真白き雪...Colorful world
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東雲(しののめ)に
目覚める朝
隣で眠る、君
でももう目を開けてはくれないんだね、冷たい肌 そっと雫落ちる
風の音は聞こえず
呼んだ声も永久(とわ)の星空に吸い込まれて
何も変わらない、ありのままの姿
行ってしまったのは君だよ、
私を置き去りにしてひとり飛び立った
愛さなければ悲しみも知らなかった...Planet-anemone ‐プラネットとアネモネ‐
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どうして、行ってしまったの?
僕を置いてたった一人で。
花園に眠る君に呼びかけても、
答えてくれないんだ、もう、もう
千年前に君に恋した
蒼色の天球の下で星を見て
星はきらきら、清水に漂い
しとどに降り注ぐ流星の雨が
ねえ、忘れたりしないよね?
どんなに遠くに行っても、僕たちの重ねた刻(とき)を...Planet-allium ‐プラネットとアリウム‐
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風吹くこの大地踏みしめて
君と共に舞い踊ろう
花の香に包まれ 唄いだせば
色づいた世界 ほら廻りだす
光満つ 遠き空に 生まれ落ちる者の奏でる音
朝露に足を濡らして 花たちの育つ歌を聴こう
東雲(しののめ)の園に舞う 夢胡蝶
うつむく君の横顔 白百合のように
どんな言葉でもいいから
側にいて 語って...再生世界のワルツ
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十六夜の空を鳥がゆく
銀の翼を伸べて
黒い森の上ヒカリの中、飛ぶことを許して、ねえ
眠りを邪魔しないから
甘くたゆたう月影で
開く露草の花はおくれた者のため?
夜風に吹かれながら、白い丘で
ひとり待っているの
夜光虫が思い出を侵してゆく
何もかもが眠る世界の中で...月夜の飛行車
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金色の刻(とき)の円環のさいはてで
その淵には水が満たされていた。
刹那は永遠へとすり替わって
世界の始まりはきっと、
ふとしたことだった。
ふくよかな彩(いろ)と香りの中で
黒土と露にまみれて
月光と星影に照らされて眠るあなたの、
その寝顔、見つめて
愛しきあなたがあるように祈りましょう。...久遠の花
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