タグ「曲募集中」のついた投稿作品一覧(200)
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塗装が剥がれた外壁を指でなぞる
もうすぐ雪に変わる雨に打たれていて
心臓のスネア キックを打つ環境音のリズム
通奏低音はBPMを120で刻んでいる
映画が見れないのは独りじゃないから
ただ疲れているだけだ きみは
誰かのせいにしていた詩篇も
伝え忘れていた言葉も なんだっけ
潰れそうな肺で歌う
流れ...ねずみ色の街について
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きみの赤毛が風にそよぐように 春ひさぎ、芽吹きを継ぎ
市民ケーン その終わりをひそめく あいつらには分からんような
予感を歌おう 自由のように
パンケーキを焼いたのかい 蜂蜜とバターを乗せて
窓を開けてごらん 陽射しが眩しいのかい?
鞄に詰め込んだ あるだけの忘れてないもの
大切にしてね あなただけ...イヴリン
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海を泳ぐように クリック クリック
溺れそうになるまで 歌う歌
お喋りな猫と友達だった 僕らの生活
夏休みのリビングを思い出すように
飲み掛けのいろはすを思い出すように
忘れた言葉の輪郭をなぞる夜に
あなたの声の波形 思い出すように
くたびれたミームが手を広げ 抱擁するように空を舞う
連絡帳の端っこ...波間を縫う
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バードマンのあの映画の終わり リーガン・トムソンは飛び立った
長い長い物語に区切りが付いて エンドロールが流れるのです
生活は徒労に終わる 定型通りのタイムラインとゴシップ誌の報道や
その昔のスーパーヒーローは 僕らの瞼の裏で眼神経にのみ宿っている
最低賃金すれすれの時給と 口元に出来た肌荒れの証拠...月曜日
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君だけの宝物の名前を
誰にも教えないまま 君しか知らないまま
図鑑には乗らない類の怪物が 僕らを呼んだ
幸せも呼んでくれたのだろうか?
真っ暗な夜 君の部屋の扉を訪ねて行った
そんなお化けが同じ様な声で話しても 扉は開けちゃ駄目だよ
不可能と真偽を継いで剥いで物語にしよう
あの日に見た幽霊船 きっと...ケセランパサラン
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インスタントミュージック そこら辺に溢れたシュガーをサーフして
またカフェイン中毒 茹だる夏と漕いだ自転車の色
僕は自律神経のイカれちまった 人間どもの仲間の一匹で
新世紀の動物たち くたばっちまえって嘯いて
陪審員を揶揄って追い出された
ヴィム・ヴェンダースの映画の世界へと
息を止めてずっと走り続...悪鬼羅刹よ一万光年を征け
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弱虫の泣き虫 意気地なし
明日へ向かう為の夜の話
歴史はこんな寒さの中で作られるらしい
これは誰かの受け売りの話
あなたを傷付けてないといいが
僕はもう どれだけ傷付いてもいいよ
嘘だよ 本当は傷付きたくないよ
誰かに届くといいなって 足りない言葉で紡いで吐き出した
僅かな本音が響いていたらいいな
...夜の詩
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どうにか この先のあなたの どんな未来にも
憂いや悲しみが無い事を祈らせて欲しい
ねえ どうにか あなたがもう泣かないように
素敵な音楽が溢れて欲しい
例えば 愛を知らないあなたは空回り
誰かに近づく事を酷く恐れている
例えば 真面目なあなたも傷付くだろう
その傷跡をなぞって 遠い過去を思い出すだろ...街の灯
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失くしたままの 遠い時代の私が
まだ言葉の中にあった くだらないままで
夜は心地良くて 明日が怖くて
胸の中にあるのは 僅かな喜怒哀楽
残滓の夏の陽を浴びて あの街まで
雫が滴る記憶をフィルム越しに
定点観測のままシーンが連なって行く
思い出せない 君の横顔も
香りごと想起できる流行歌も 感情になる...皺
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シーラカンスは夢見る この海の向こうへの浮上を
くだらない人生の結末は 廃品置き場で腐っている
「本当は叶えたい夢があったんだ」
もう時間がなくてさ、と彼は去って行った
幽霊少年は成仏出来ずに彷徨っている
僕らを取り巻く世界は もう救いようが無くなっている
本当は叶えたい夢があったそうな
もうすぐ ...ビビデバビデ
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相変わらず弱い自律神経 カフェインの摂りすぎ
また言葉を間違えて 何も喋れなくなっちまう
変わらないままの自分と 変わりゆく駅前の風景
増えた駐車場 自販機のラインナップ 名前も忘れた本屋の記憶
相変わらず未完成の小説 やっつい幽霊を聞いて眠る
二十半ばにもなって叶わぬ夢 違う 僕が臆病なだけ
そう...正体見たり、枯れ尾花
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脊髄を刺激するカフェインと脳信号
矢印で方向を示すみたいに
煙草で天を曇らせて 仰ぎ見ていた
明日はまだ手のひらの中
あなたが言うところの正しさに律されれば
均等になって運ばれる その躁鬱を蹴飛ばした
まあ、用は無いんだって
暗号みたいな言葉は要らない けれど 音が軋んで痛いよ
ノストラダムスの大予...再生と脈動
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アン・マリーの詩を歌った少年
教会の鐘が聞こえ
マルホランド・ドライブの その序章で
僕らは鬱屈を越え
書きかけのペンを取った
信じていたいんだ 僕は
It's time to face it
No matter who we are, in that life
痛みを切り取るように そっと
アルコ...感電する鼓動
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時々、心臓の鼓動で現在位置を確かめている
何処へ向かうか分からない感情を 咀嚼したら衛星になった
自転と公転のリズムで幸不幸は
くるくると廻っているとは限らないが
明日は良い事が起きるって 祈るのは悪い事じゃない
転んで擦り傷が出来たら
立ち上がる為の言葉が必要だ
今は、もう大丈夫 前に進むだけで十...痛覚
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窓際 空想が僕らの人生を描く
パパもママも知らない 冒険が一限の合図さ
誰かがくれたものが 身体と心を形作っている
真似た口癖とか 指を折る仕草だとか
焼き付いている
往来を征くパレードと楽器隊の夢
跳ねる鯉が龍になり雨を降らせたんだ
いつか本の外から飛び出した誰かが
僕の手を取って 踊れと囃し立て...約束
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私がもしも雲になったら
あの夏の日を
追い掛けて、眺めていたい
真っ青な世界の果てから
モネの絵画の様な着色の風景が
瞼の裏に張り付いたままの 死にたい夜
「どっどど どどうど」と、吹き荒ぶ風に逆らって
今日を生きる貴方の美しさが蛍火になった
私がもしも雲になったら
貴方はきっと触れないまま...青
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わかんない わかんない わかんない事ばかりで
割り切れない感情をイコールで吐き出して
あなたに嫌われたって わけないのに
わかんないから等分出来なかった数字を
割り切れないままで提出した答案用紙を
燃やしちゃってママに怒られた
破れた心はもう治んない
敗れた僕らは負け犬さ
さもしいドッグ 走り出した...昨晩未明
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面白い事も言えない 喉が渇いてさ
寝込みたいぐらいだよ 体調悪いみたい
学習帳のすみで 剣を握った棒人間
迷路の出口を作るの忘れていたな
お母さんが帰ってこない日は
留守番が怖くて
悪魔がやってくるんじゃないかって 思っていたよ、ずっと
明日になったら元通り こんな悪夢もすぐ忘れて
あいつの背中を叩...ねむれないときのうた
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背中合わせで 意図せぬリボンに絡まって
見えるかい? あのジグザグ あれをカシオペヤって言うらしい
はじめての言葉が 文章になれなくて詰まってさ
書き出しは陳腐で なぞろうとした、賢治のよだか
あの日の雨 降り頻るアーメン
惜別を交わして傘の中で歌った
神様、これからが 映画みたいな
そんな日々にな...四丁目の夕陽
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絵本のその最後のページ 不条理に焼かれた村の絵
遠い国の戦争で めでたしめでたし、は消え失せました
何の為に生きるかなんて まだ僕はちゃんとした答えを持っていない
新世紀の街のネオン通り もうすぐクリスマスがやってくる
祝う理由も知らない恋人達 手を繋いで夜に溶けて行く
何の為に生きるかなんて 子供...1999.12
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夏の遮光 空の青さを仰ぐひとよ
反射した瞳の中の言葉、言葉、言葉
ペットボトルの透明さ
梅雨の終わりが僕らを呼んだのさ
昨日、見た夢とか 明日の予定とか
自由帳の白さに溶けていった
文字にならない感情が
ライ麦畑のサリンジャーとか
誰かの台詞を借りて泳ぐ 時間の隙間を縫って
海の見える駅で会おうって...海の見える駅で
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書きたいものとか別にない でも僕は空想していた
愉快なキャラクターと遊園地みたいな国 平和で騒がしい日々の事を
「面白い事がそんなにない」から、面白い事を書こう
優等生でも劣等生でもない 僕だって何かが出来る
誰かと語り明かしたかった 振り返ってもなんもないような
消えちまったプロットの全部が 僕の...小説(概要)
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泳いでた 星の海の中を 手元には花束
あなたが あまりにも「要らない」と言うから 私が拾ったのです
そして この物語の行く末を この街を漂いながら ひたすら探し歩いた異邦人
傷だらけのバレリーナ 芳醇な香りのサングリア 酔っ払っちまったボンクラ
カットアップのフィルムが過って行く
流れ星に祈る言葉を...私達の新しい日々へ
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新世界はもう目前 夜明け前一時半の窮屈
工業廃水と夕焼けの色 日記にまとめて描いた
いつかのキャンパスノート
過去の感情と他人事の死の感触を
ちゃんと言葉に出来ない 僕の不出来さを
何某かの映画に自己投影したり
それを口遊める程度の人間でありたい
未来の展望と自分の為に見た夢の
その景色の轍で 成り...新世界ノート
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あんまり大人になれないで
嘯いてばかりの間抜けなグース
歌っていたいんだ この世界のこと
グーテンモルゲン 僕ら壁を越えて旅立った
ベルリンの天使が見ていたのは
ちょび髭の独裁者と 友人の音楽家と
今夜の月の様な 真ん丸い空白の絵の具
新品のリュックサックと頬を撫でる風の感触
あんまり大人になれない...ベルリンの壁と僕らの車窓から
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セントエルモの灯が遠くまで
君のもとまで 届く様に大きな声を出すよ
日々は戦争で平和で 不平等と寛容の社会
ねえ、君に口喧嘩で買った事なんか
一回きりもなかったね
どうでもいい事ばかり拾って投げ合った昼間
何も起きない時間が平凡だった日常の話
目が覚めたら 背広を着て、家を出て
そんなのが嫌だって ...無題
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プランは尽き 生涯は最早、炭酸の抜けたコーラに等しい
舞台袖にはける用意も出来 暗転を待つばかりで冗長
鼠色の街 橙に溶ける頃に吐く白い息の様に
僅かばかりの抒情のみで生きる 車輪の下のチャップリンと喜劇
何も言わずに去ったあいつらに 言い残した事があるのは僕ばかり
詩人を気取るあまりに忘れていた
...プランEの結末
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あいつがくたばった 映画のラストシーン
拍手喝采なんてなく みんな去っていく
考察の余地もなく思想を述べられただけさ
然もありなんだが 僕の感想はどうだい
三文芝居に払った三文分の
時給幾らかの対価に相応しい悲劇だとか
小難しい事は考えちゃいないが
悪くない幕切れだぜ
誰かがくたばる 路傍の吐瀉物
...D氏の死神
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カリウムを噛み砕くと 健康になると云うわ
不安は戦争の火種と言うのです
健全であるかの様に 安心と降り注ぐ融和
俄然、興味の湧かぬ広告のデスゲーム
肌寒い季節の前触れで
雪が降るのを待っていました
何もない今日の終わりの前で 言い忘れた事
どうしようもない
どうしようもない事が起こったら
どうしよう...Cとして生きる
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週刊連載中弛み中のコミック
格安のスニーカーの紐がほつれた
煙に撒いた様な街の色 僕らだって事情を抱えている、メーデー
親戚郎党皆殺しにして 今日も暇潰しに興じている
月曜日の報道 クラスメイトを死なせた少女Bが笑っている
ああ 退屈な人生
最寄りの駅では今日も人間がごった返している
行くも帰るも否...或る街と少女B