タグ「UTAU」のついた投稿作品一覧(73)
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UV-WARS
第三部「紫苑ヨワ編」
第一章「ヨワ、アイドルになる決意をする」
その34「ボーカロイドに勝てますか?」
ボーカロイドに勝つ、なんて、言葉にするのは簡単だけど、これほど中身が空っぽなフレーズもないと思う。
凡そ、身体を使うことで、ボーカロイドに勝つ方法があるとは思えない。
歌、...UV-WARS・ヨワ編#034「ボーカロイドに勝てますか?」
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UV-WARS
第三部「紫苑ヨワ編」
第一章「ヨワ、アイドルになる決意をする」
その33「帰りは初音ミクのラッピング電車で」
叔父さんは結局、わたしの案内などいらなかったのだ。今、アイドルと呼ばれる存在が、どんな扱いを受けているか、わたしに見せたかったのだ。
店を出たあと、叔父さんは迷うことな...UV-WARS・ヨワ編#033「帰りは初音ミクのラッピング電車で」
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UVーWARS
第三部「紫苑ヨワ編」
第一章「ヨワ、アイドルになる決意をする」
その32「アイドル終焉の地」
暗いステージの中央に眩しい程のスポットライトが当てられ、その中に女の子が現れた。
それだけで喚声が上がり、女の子の名前が連呼された。
「シオリーン!」
耳元で大きな声がした。鼓膜が震...UV-WARS・ヨワ編#032「アイドル終焉の地」
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UVーWARS
第三部「紫苑ヨワ編」
第一章「ヨワ、アイドルになる決意をする」
その31「叔父さんと秋葉原、でもデートじゃないよ」
兄は小脇に発泡スチロールの箱を抱えていた。
中身は言うまでもない。肉だ。きっとA5か、A6か信じられないほど高級なお肉にちがいない。
そう言えば、友達の家でバー...UV-WARS・ヨワ編#031「叔父さんと秋葉原、でもデートじゃないよ」
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UVーWARS
第三部「紫苑ヨワ編」
第一章「ヨワ、アイドルになる決意をする」
その30「帰宅とボーカロイドとクリスマスイブ」
家に帰ろう。
お母さんに報告しよう。
お父さんに伝えよう。
〔受かったよっ!〕
足取りが軽い。
羽根が生えたみたい。...UV-WARS・ヨワ編#030「帰宅とボーカロイドとクリスマスイブ」
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UVーWARS
第三部「紫苑ヨワ編」
第一章「ヨワ、アイドルになる決意をする」
その29「実技試験その5~採点~」
ドアがドンと開け放たれた。
〔ビックリした!〕
ドアを開けて出てきたのは、デフォ子さんだった。
デフォ子さんは、耳に当てていたスマホをゆっくり下ろした。
「聞こえてる」
デフ...UV-WARS・ヨワ編#029「実技試験その5~採点~」
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UVーWARS
第三部「紫苑ヨワ編」
第一章「ヨワ、アイドルになる決意をする」
その28「実技試験その4~解答~」
再び厳かなモモさんの声が聞こえた。
「紫苑さん、お疲れ様でした」
わたしは最後のポーズを解いて、やっと自分が肩で息をしていることに気づいた。
額と耳の裏から汗が滴っていた。ぽつ...UV-WARS・ヨワ編#028「実技試験その4~解答~」
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UVーWARS
第三部「紫苑ヨワ編」
第一章「ヨワ、アイドルになる決意をする」
その27「実技試験その3~実演~」
厳かにモモさんの声が広がった。
「10分経過しました」
ストップウォッチから目を上げて、モモさんは変わらず微笑んでいた。
「15秒後に音楽を流します。紫苑さんは準備してください」...UV-WARS・ヨワ編#027「実技試験その3~実演~」
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UV-WARS
第一部「重音テト」
第一章「耳のあるロボットの歌」
その25「旅立ち」
金属の擦れ合う音と、何かが潰れる音がした。
テトはタイムマシンの中で態勢を立て直すと、外を見た。
モモはすぐそばに倒れていた。
テトはもう一人の姿を探した。
「メイコさん!!」
モモが弱々しく指差した...UV-WARS・テト編#025「旅立ち」
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UVーWARS
第三部「紫苑ヨワ編」
第一章「ヨワ、アイドルになる決意をする」
その23「3人の受験生」
茶色い髪の子の声は、優しくて柔らかかった。
「アタシ、友音ユア。お名前、伺ってもいいかしら?」
ピンク色の髪の子はその子の隣の椅子に座った。よく判らなかったけど、少しムスッとしているように...UV-WARS・ヨワ編#023「3人の受験生」
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UV-WARS
第一部「重音テト」
第一章「耳のあるロボットの歌」
その23「第三波」
不意に大きな声がした。
「ふぁー」
モモが大きな動作と欠伸で目覚めた。
「モモ?」
モモは半開きの眼でテトを見つめると、眠そうな声で答えた。
「テトさん、おはようございます」...UV-WARS・テト編#023「第三波」
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UVーWARS
第三部「紫苑ヨワ編」
第一章「ヨワ、アイドルになる決意をする」
その22「マネージャーさんの名前」
試験開始の四十分前、わたしはいつも練習で使っているレオタードを着て、上に学校のジャージを着た。
更衣室を出ると二人の女の子が立っていた。
二人は丁度ロッカーのキーを受け取ったと...UV-WARS・ヨワ編#022「マネージャーさんの名前」
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UVーWARS
第三部「紫苑ヨワ編」
第一章「ヨワ、アイドルになる決意をする」
その19「三者面談」
わたしの頭の中は、料理のことでいっぱいだった。
夕方、学校から帰ると、母はてぐすねを引いて待ち構えていた。
材料を揃え、昨日は八宝菜、一昨日はオムライス、今日はチャーハンだった。
料理がち...UV-WARS・ヨワ編#019「三者面談」
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UV-WARS
第二部「初音ミク」
第一章「ハジメテのオト」
その19「誘拐」
時計は午後5時を回っていたが、日はまだ高く、蒸すような暑さが留まっていた。
バス停は、国道沿いの、海の反対側で、テッドの家の反対側にあった。傍らに申し訳程度に屋根つきのベンチが設置されていた。
国道といっても、片...UV-WARS・ミク編#019「誘拐」
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UV-WARS
第一部「重音テト」
第一章「耳のあるロボットの歌」
その19「涙」
雲の切れ間に星が見えてきた。
小隊長が声をあげた。
「おーい、生きてるか」
モモが応えた。
「生きてますよ」
「テトは?」...UV-WARS・テト編#019「涙」
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UVーWARS
第三部「紫苑ヨワ編」
第一章「ヨワ、アイドルになる決意をする」
その18「いつもとはかけ離れた朝」
翌日、朝六時、いつもより一時間早く、母に起こされた。
「お、はよう」
どうしたの、こんなに早く、と言いかけて、母の冷めたような目に、わたしの目が覚めた。
「一度しか言わないから、...UV-WARS・ヨワ編#018「いつもとはかけ離れた朝」
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UV-WARS
第二部「初音ミク」
第一章「ハジメテのオト」
その18「会議」
桃がテッドの家を出る数時間前、あるビルの一室で男たちが会議をしていた。
そのビルは割りと大きな街の中心にあり、すぐそばに新幹線の駅もあった。
会議の場所は古びた事務机が並べられていて、男が二人、折り畳み椅子に座っ...UV-WARS・ミク編#018「会議」
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UV-WARS
第一部「重音テト」
第一章「耳のあるロボットの歌」
その18「三人vsタイプH(その4・死闘)」
小隊長の胸に小さな光点が現れた。
タイプHが気づいたのはその光が伸びて、自分の左胸を貫いた時だった。
「そんな、仲間ごと?」
小隊長の背後でビームサーベルを握っていたのはテトだっ...UV-WARS・テト編#018「三人vsタイプH(その4・死闘)」
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UVーWARS
第三部「紫苑ヨワ編」
第一章「ヨワ、アイドルになる決意をする」
その17「決意表明」
この時、わたしはちょっと視線を床に落とした。呆れるか、茫然となってポカンと口を開ける両親を想像していた。
目を上げた時、二人とも厳しい表情をしていた。
「証明…、だと?」
「ヨワ、あなた、自分...UV-WARS・ヨワ編#017「決意表明」
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UV-WARS
第二部「初音ミク」
第一章「ハジメテのオト」
その17「テッドが動いた日」
その後のログの解析で、ミクはサブフォルダの中にあったテキストファイルで作られたリストに従って、MMDのモーションデータと基本的な動作プログラムを組み合わせる作業を行っていたことが判った。
それは、十億通...UV-WARS・ミク編#017「テッドが動いた日」
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UV-WARS
第一部「重音テト」
第一章「耳のあるロボットの歌」
その17「三人vsタイプH(その3・作戦会議)」
少し前の作戦会議で。
「タイプHは強敵ではあるが、戦場で目撃されたケースは少ない。なぜだと思う?」
小隊長の質問に二人は答えられなかった。
戦場で見かけないといっても、見かけ...UV-WARS・テト編#017「三人vsタイプH(その3・作戦会議)」
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UVーWARS
第三部「紫苑ヨワ編」
第一章「ヨワ、アイドルになる決意をする」
その16「家族会議」
その父の表情をわたしは大昔に見たことがあった。二回。忘れられなかった。
一回目は小学校一年生のとき、無断で電車に乗って遠くまで行って警察に保護されたとき。
二回目は、四年生のとき、怒られて家...UV-WARS・ヨワ編#016「家族会議」
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UV-WARS
第二部「初音ミク」
第一章「ハジメテのオト」
その16「ミクが動いた日」
テッドは夢を見ていた。
十年以上前の記憶をたどる夢だった。その時テッドは小学六年生だった。
ある日、玄関を開けると、テトが立っていた。
印象的だったのは、初めて目が合ったとき、心底疲れがとれたような、...UV-WARS・ミク編#016「ミクが動いた日」
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UV-WARS
第一部「重音テト」
第一章「耳のあるロボットの歌」
その16「三人vsタイプH(その2)」
テトたち三人がタイプHと100メートル離れて対峙したとき、日が完全に沈み、辺りを闇が満たしていた。
タイプHは三人に聞こえないほどの声で呟いた。
「そんなに離れてては話しにくいわね」
...UV-WARS・テト編#016「三人vsタイプH(その2)」
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UVーWARS
第三部「紫苑ヨワ編」
第一章「ヨワ、アイドルになる決意をする」
その15「ヴォーカロイドとの遭遇」
わたしたちは二度目のステージを無事に終えた。
踊り終わった後、ユフさんはさらに二曲歌って、計六曲のミニライブを終えた。
終わった時の盛大な拍手に、ユフさんはうっすら涙を浮かべて...UV-WARS・ヨワ編#015「ヴォーカロイドとの遭遇」
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UV-WARS
第二部「初音ミク」
第一章「ハジメテのオト」
その15「夕闇と盗聴と悪口」
テトの運転で桃を乗せた古いセダンは国道を東に走っていた。夕日が沈みかけて周囲はオレンジに染まっていた。
「上機嫌だね、モモちゃん?」
ハンドルを握り前しか見ていないにも拘らず、テトは桃の表情を把握してい...UV-WARS・ミク編#015「夕闇と盗聴と悪口」