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第三章 千年樹 パート2
グミがネルの元に到達したのは日付も変わる頃であった。ミルドガルド大陸でも南部に位置する緑の国は比較的温暖な気候で知られているが、今日に限っては妙に肌寒い風が馬を駆けさせるグミの身体を吹きさらしている。周囲に視覚として確認できる姿は天空の星空と、近くを走る先導の兵士の姿だけ...ハルジオン⑧ 【小説版 悪ノ娘・白ノ娘】
レイジ
第三章 千年樹 パート1
少し、遠出をしすぎたのかしら。
若草の様な淡い緑色の髪をツインテールにした少女はそう考えて、騎乗した馬の手綱を一度引き絞った。それに反応して、馬の歩みが止まる。
ここはどこだろう。彼女はそう考えて、周囲を見渡した。周囲に見えるものは彼女の髪の色よりも深い緑の木々ばかり...ハルジオン⑦ 【小説版 悪ノ娘・白ノ娘】
レイジ
「生きていてごめんなさい」
*
あの惨劇から数ヶ月。
私は町外れの教会で新たに暮らし始めた。
静かな教会。教会の近くには小さな港が有るが、余りそこに人は近寄らない。風が強いからだという。
そんなある日、革命で王女が死んだと風の噂で聞いた。
―当たり前だと思った。
今まで黄の国の国民を苦しめ...白ノ娘 ―4―
haruna
私とミクちゃんは二人でこっそり村を抜け出して、街で暮らし始めた。
街は活気があって、あの私を蔑んでいた人達が住んでいた村とは違いとても居心地がよかった。誰も私を蔑まない。大切な人も隣に居る。
もちろん仕事無しでは飢え死にしてしまう。だから、私達は仕事を始めた。
不慣れな仕事と生活でも、二人なら大丈夫...白ノ娘 ―3―
haruna
「ちょっとあんた」
ある晴れた昼下がり。
突然ノックもせずに堂々と部屋に上がりこんできたのは、隣に住む女の子だった。女の子の目は猫科の動物を彷彿とさせる瞳で、それが今は釣り上がっていて余計に怖い。女の子は腕を組んで私を見下ろす。
「あんた、緑の髪の子と仲良くしてるんでしょう?」
「はあ……」
女の子...白ノ娘 ―2―
haruna
どうも。みるるです☆(
えと…ここでは自己紹介…にしちゃいます。
小学六年生です。ハイ。
レン君愛してます。
でもこの物語に出てくるのはハク姉さんとかそこらへんです。
いろいろ終わってます。
英語だ今日…
歌詞考えて一気に忘れるタイプです。
かんけーないこと多くかいた…
えと…そんな僕ですがこれから...マスターとミク達の非日常生活
みるる
この世界は異常だった。
この世界は残酷だった。
この世界は滑稽だった。
この世界には、様々な人間が、それぞれの役割を演じている。
一人は悪政を行い、革命で処刑された人呼んで『悪ノ娘』。
一人は『悪ノ...悪ノ -その後-
グーフ&ボイスレコーダー
「うん、これでよし」
凛(リン)が釜戸に大量のブリオッシュを入れる。
それを見つめながら、白(ハク)は聞く。
「凛、ずっと思ってたんだけど…」
「何ー?」
焼けていくブリオッシュを見つめながら凛は答える。
白は続けた。
「何で、ブリオッシュを作るの?お菓子なら他にもたくさんあるのに………」
...epilogue 白ノ娘トブリオッシュ
グーフ&ボイスレコーダー
町はずれの小さな港
1人佇む凛(リン)
背後から近づく私
懐からナイフ取り出して
王女様の背中に向けて
振り上げた――...fifth chapter 白ノ娘ト悪ノ娘
グーフ&ボイスレコーダー
「生きていてごめんなさい」
いつからだっただろう。こんな気持ちが湧いてきたのは。
いつからだっただろう。こんな弱音ばかり吐く自分が大嫌いだと思い始めたのは。つまらない人生だと思い始めたのは。
ああ……こんな私が生きていて、ごめんなさい。
「あの子、魔女なんじゃないの?」
「顔は若いのに白い髪なんて…...白ノ娘 ―1―
haruna
いつのまにか二人は、とても仲良くなった。
だけど、私と彼女、何もかもが違った。
「ん……」
目を覚ますと、まだ辺りは真っ暗だった。
「何だ…まだ夜中かぁ」
私は再び眠りに着こうとするが、
...force chapter 白ノ娘ト…?
グーフ&ボイスレコーダー
みんな、みんないなくなってしまった。
白い髪の私以外。
残った物は、心の傷。
あの絶望。
耳に付き纏う悲鳴。
...third chapter 白ノ娘ト黄ノ娘
グーフ&ボイスレコーダー
空は今日も灰色だ
私がここに閉じ込められて半年がたった
気がついたときにはほとんどだれもいなくなった
「ハク姉」
しんと静まり返ったコンクリートの牢屋の中で、遠い血縁の彼女は言う
「ボクたちはいつここから出られるの?」
彼女の言葉はコンクリートに反響し、むなしく響く
「ハク」
黒々と穴が開いたかのよ...スクラップ
curoe@耶珠也(藤木)
――そう。幸せは長くは続かない。そう、決まっている…
ある日、屋敷で見かけた綺麗な青い髪の優男。この国の人では、無かった。誰もが見とれる美しい顔立ち。
そう、あいつと未来(ミク)との出会いが、全てを狂わせた。
彼は、海の向こうの国の王。彼は未来を深く愛した。そして――
ある日...Second chaputer 白ノ娘ト青ノ王子
グーフ&ボイスレコーダー
ある日、千年樹の傍に先約がいた。どきん、と鼓動が跳ね上がる。綺麗な緑髪――この村の住人だった。でも、動かない。倒れている。
――死んでる?
背筋が凍る。鼓動はどんどん速くなっていく。
その鼓動を押さえつけて、私は近づいて、肩を揺さぶる。すると――
「………ぅ…」
「!」
反応があった。そ...fast chapter 白ノ娘ト緑ノ娘
グーフ&ボイスレコーダー
昔々、森に囲まれた平和な国。
そこに住んでいるのは、きれいな緑の髪の住人達。
ただ1人を除いては――
『生きていてごめんなさい』
いつのまにか私の口癖。村の人たちは皆綺麗な緑の髪。
なのに、どうして?私だけ人と違う白い髪。まるで老人のように白い髪。色の着いていない、仲間はずれの白い髪。どう...prologue 白ノ娘ト千年樹
グーフ&ボイスレコーダー
紫苑の君と白鷺の巫女
ある所に容姿端麗な兄妹がおりました。
北東の国の辺り一面を支配する殿様の子息で兄は紫苑の君と呼ばれ文武両道の立派な若君でしたので、国中の男女から憧れと羨望を寄せられておりました。
ある時紫苑の君は元気で愛らしい妹姫の為に鷹狩で美しい白鷺を取ってくる約束をしました。
「お前に相応...紫苑の君と白鷺の巫女
yuna-K
次第に会場にも静けさが戻ってきた。
それと同時に、五人の目に、鮮やかにうつるフィールドの上の兄姉。それと、相手の二人組み。
信頼する二人のこと、そう簡単に負けるとは思わないが、ある意味ピンチには違いないだろう。しかも相手は二人の曲を完全にコピーして、その力で能力を使っているのだから、二人は動揺...今日も双子日和 15
リオン
突き出された『それ』は、どことなく見覚えるのあるはねっ毛、茜色の長髪、特殊な服装、それに何よりカラクリ人形のように関節部分が無加工である異端のボーカロイド。
「…ミキが、どうかしたか?」
「データに異常が起きているらしいんです。とりあえず、見てやってくれませんか」
「いいが…ハク!準備をしろ。メモ...今日も双子日和 14
リオン
注意
このお話では、ミクが一応主人公です。
ミクが、ミクじゃなくなります。
それでもよい方は↓へお進みください。
2
数年後、街に、ある一人の少年と、ある女性が住んでいました。
そう、数年前、離れ離れになってしまった、双子の片割れです。
その少年は「レン」と言いま...TINY SONG2
璃滝
これからしばらく、仲間たちの出番はない。
何せ、リンとレンが出るのは全十五試合の最後、十五試合目なのだから。途中から見ているのにも飽きたリンとレンは、メイコに言ってドームの中を探検してみることになった。
「レン、あっちに行って見よう」
と右の通路を通って、
「リン、こっちが面白そう」
と左の...今日も双子日和 11
リオン
「あ、デルさん…。おかえりなさい」
薄暗い部屋に帰ってきた銀髪の青年を、同じく銀髪の女性が申しわけなさそうに出迎えた。女性の前を素通りし、先ほど氷山から受け取った機器を弾くように女性のほうへと放り投げ、奥の椅子に腰掛けた。プラズマ画面が表示されると、女性へ呼びかける。
「読み込め。報告するものはバ...今日も双子日和 10
リオン
第六章 消失 パート4
「かなりの被害が出たようだな。」
夜襲を受けた翌日、苦虫を噛み潰したような表情でロックバード伯爵はメイコに向かってそう言った。被害報告は黄の国の死者が二千名に対して、緑の国の死者は数十名に過ぎない。
完敗と言っていい被害であった。
「本日中に敵軍を打ち破る必要がありま...悪ノ娘 小説版 (VOCALOID楽曲二次創作) ⑭
レイジ
第六章 消失 パート3
黄の国の軍と緑の国の軍が激突したのはそれから三日後のこと。場所はミルドガルド山地であった。
黄の国から緑の国へ進軍するには、まず大陸中央部を縦断しているミルドガルド山地を越えなければならない。それほど標高の高い山ではないが、それでも道は狭くなり、大軍の移動が困難になる地域...悪ノ娘 小説版 (VOCALOID楽曲二次創作) ⑬
レイジ
第三章 緑の国の女王
「ミク、また手紙が届いているわ。本当にモテモテね、あんたって。」
緑の国の女王、ミクに対して遠慮のない言葉を放ちながら緑の国の謁見室に現れた人物はネルという。明るい金髪をサイドテールにした髪型が特徴である彼女は、ミク女王に向かって半ば放り投げるようにして手にした手紙をミクに...悪ノ娘 小説版 (VOCALOID楽曲二次創作) ⑦
レイジ
「ういぃ~っく」
私は弱音ハク。
もう人生いやだよ。
昼間から酔っ払ったようにふらふらする。
こんなことが続くようになったのは、
クスリやり始めたあたりかな。
そんなことを考えながら町をぶらぶら。
クスリをいつも所持していて、効果が薄れてくるといらいらする。
私だって、クスリはいけないってわかってる...弱音ハクで「Day Tripper」
初音ミミック
今日はデート。
デートといっても、男×女ではない。
女×女だ。
「おっはよぉ~、ルカ!いい天気だね~」
「おはよ、ハク。天気がいいわね。でも、この天気より私のほうがきれいよ」
「なんで!?自分のこと上にあげるの!?」
公園の噴水前にルカとハクが手をつないで座っていると、なぜかリンがその横で突っ込む。...初音ミクコント・第三回
初音ミミック
螺旋状ノ恋
01
「カイト殿下、ミク秘書官様。本日はお越し戴き誠に感謝しておりますわ。」
アタシは満面の笑みを浮かべて言う。勿論その笑みは普段浮かべている偽りの物などではなく、心からの物だった。
「いや、丁度≪紅≫の工業の技術を学ぼうと視察を考えていたところでしたから。僕達にとっても都合がいい。」...螺旋状ノ恋 第一話 01
kmy。@元蒼刻楼藍
最初に...
この“螺旋状ノ恋”は、年齢・兄弟関係総無視、キャラ崩壊は当たり前の状態です(汗)
それでもおkという方のみ前のバージョンへお進みください★螺旋状ノ恋 第一話 前章
kmy。@元蒼刻楼藍
失敗することあるけれど
諦めることないんだよ
何れ成功する時が
必ず来るって信じてる
頑張れなんて言わないよ
元気出してなんて言えないよ
前向き(ポジティブ)思考 全力前進
自力で掴め、輝く明日を
不安になることあるけれど
恥じる必要ないんだよ...sforzo
吸血少女