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「マスター大丈夫ですか!?」
カイト達が現れる。
「遅かったね?彼女は、たった今…処分した」
劉の足下には有紗がいた。
動かない。
だが、彼等は見逃さなかった。
有紗の指が微かに動いたのを。
「…誰が処分されたって?」
有紗は素早く立ち、劉の腹を蹴る。
「!?…確かにプログラムは破壊した」...新しい物語___到着
【梓】紫姫【花梅】
「う…ぅ」
有紗が劉の腕の中で唸る。
「ほら。早く俺を壊さないと、ボーカロイドを助けれない」
カイト、アカイト、帯人がプログラムで出来た、拘束具で動きを止められている。
「私から…大切なもの…もう奪わせ無い!!」
有紗は劉を薙払う。
「カイト、アカイト、帯人!!」
三人に駆け寄る。
「マスター、後ろ...新しい物語___ピンチ!?そしてチャンス?
【梓】紫姫【花梅】
あれから数週間過ぎた。
連続殺人事件の犯人も夢羅みたいで、ニュースになる事は無かった。
有珠のKAITOは梓と結衣のお陰で回復した。
でも、二人を狙う敵が完全に消えていない事を忘れていた。
『殺戮型に平和は要らない』
アイツ等なら絶対にくれないだろう。
「ん?連続誘拐事件?」
新聞を見ていると、ある...新しい物語___新しい敵
【梓】紫姫【花梅】
「ふぅ…流石にプログラムの実体化はしぶといな」
有紗の視線の先には、分子レベルに消えかけているプログラム、夢羅を見る。
「痛いよぉ…。酷い事しないでよぉ…」
「酷い事だぁ?殺戮モードの俺にンな言葉は無い。分かってんだろ?殺戮型サンよぉ?」
日本刀を腹に刺す。
悲鳴が響き渡る。
「プログラムはオリジナ...新しい物語___バイバイなんてしないよ?
【梓】紫姫【花梅】
「お早うございます、マスター」
「……お早う、カイト」
カイトがこちらを向き、挨拶をする。
「何…見てるの?」
テレビから女子アナウンサーの声が流れる。
「殺人事件?」
「みたいですよ。犯行手口が同じだから同一犯の可能性もあるみたいですよ」
凶器は刃物。
死体は皆、首を斬られて即死。...新しい物語___きっかけに過ぎない事件
【梓】紫姫【花梅】
14日になってしまった。
「はぁ…。三人共、期待してるだろうね」
本命とか考えてない。
寧ろ考え無いようにしていた。
「誰が好きとか…分かんないもん」
三人共好きだから。
それが恋愛感情なのかも分からない。
「カイト!」
「はい?なんですか?」
「はい、あげる」...新しい生活___ハッピーバレンタイン!
【梓】紫姫【花梅】
「…私達は、殺戮型なの」
「まぁ、殺戮型ボーカロイドを処分するために造られた双子だ」
有珠は有紗から無理矢理取り出されたプログラムを実体化した者で、ボーカロイドに近い人間。
二人が合わさった時が完全なる殺戮型。
殺戮モードの後はパニック症候群と言う症状が出る。
両親は、梓と結衣の両親に殺された。
梓...新しい生活___真実を教えます
【梓】紫姫【花梅】
「ただいま」
有紗が帰って来た。
しかもフラフラだ。
「マスター大丈夫ですか?」
カイトが近付いて来た。
「俺に触れるな!」
パシ
伸びて来た手を思わず払った。
しかも、殺戮モードが出た。
「マスター…?」...新しい生活___真実への一歩
【梓】紫姫【花梅】
「はぁ…」
もう少しで14日。
バレンタイデーだ。
何を作ろうか迷っているのだ。
「どうしたものかな?」
亜美はガトーショコラを焼くらしいし…。
「ん~。私もガトーショコラ焼こうかなぁ?」
去年も悩んだ気もする。
「よし、決めた!材料あるか確認しないとね」
台所に向かう。...新しい生活___どうしようかな?@ハプニング?もあり
【梓】紫姫【花梅】
カイトが歩いている。
「…」
「あ、マスター。どうしたんですか?」
有紗の視線に気付き、近寄る。
「ん?いや…。カイトが楽しそうに歩いてるから」
カイトは、ふふふ。と奇妙に笑う。
「な…何よ。気持ち悪いなぁ」
有紗は顔を歪ませる。
カイトは有紗に近付く。
「14日、楽しみに待ってますからね?」...新しい生活___もうすぐですね♪
【梓】紫姫【花梅】
五番目アリスは麗しく
全てを壊して不思議の国
いろんな世界を消しさって
大きな夢を作り上げた
そんなアリスは夢の中
人格を沢山作りながら
夢の思うままに
国を作る事は無かった
「さぁ…君はどんなアリスになってくれる?…な」
「ごめんなさいね。私はこんな所に永遠に居るつもりはないの」...人柱アリス@五番目アリスと
【梓】紫姫【花梅】
「ただいまー」
有紗が茶の間に入るため、扉のドアノブに手をかけた瞬間、悲鳴が聞こえた気がする。
「大丈夫!?」
有紗は慌てて扉をあける。
「…あれ?」
確かに、あれはアカイトの悲鳴だった。
「マスター」
「あ、カイト?さっきアカイトの悲鳴が――…」
振り向いた瞬間、カイトに押される。
「っ!?ケホッ...新しい生活___カイトもヤンデル?
【梓】紫姫【花梅】
ピンポーン
来客者を知らせるインターホンが鳴る。
「あ、あず兄!入って良いよ」
ガチャン
扉が開く音が微かに聞こえる。
「久しぶりだね」
「うん!久しぶり」
あずさの姿が見えるとはしゃぐ。
『…』
面白くない、と顔に書いてあるカイト's。...新しい生活___ライバル!?
【梓】紫姫【花梅】
「マスターいるか?」
茶の間にいるであろう有紗に声をかける。
返事は無い。
「…なんだ、いるじゃん」
ソファーに座っている有紗を見つけ、近寄る。
「マスター?」
「…アカイトだぁ~♪」
横に座ったアカイトにいきなり抱きつく。
「!!?」
突然過ぎて動揺する。...新しい生活___酔った勢いほど恐ろしい事はない
【梓】紫姫【花梅】
朝、物音が聞こえたから目を開けたら、笑顔の帯人がいた。
「んあ?なんだよ?」
「…別にアカイトにも怨みはないんだけど、俺のために犠牲になってもらうよ」
「はぁ?…!!?」
いきなり、目の前が真っ暗になった。
そして、どっかに入れられた。
「見ないで!」
マスターの声で目が覚めた。
(ここ…マスターの...新しい生活___俺も最悪な1日だった@アカイト
【梓】紫姫【花梅】
「いやぁ…何とか戻って来れて良かったよ」
「マスター…」
「はいはい」
帯人が有紗に抱きつく。
有紗は慣れたのか背中を軽く2、3回叩く。
「ヒヤヒヤしたぜ」
アカイトは思い出したのか溜め息を吐く。
「それより、マスター」
「な…なぁに?」
ビクッと肩を震わす。...新しい生活___帰宅後
【梓】紫姫【花梅】
昨日から、駅付近にある運河沿いで雪灯かりが始まった。
雪を凍らせて中を空洞にしてロウソクを入れる。
儚げな光がまた綺麗。
「マスター、何見てるんですか?」
「ん?ぁあ、雪灯かりのポスターだよ」
一枚のポスターを見せる。
「綺麗ですね!」
「でしょ?私、好きなのよね」
有紗がニッコリと微笑みながらカイ...新しい生活___雪灯かり
【梓】紫姫【花梅】
「ねぇ…」
「ん?」
「なんで、私アカイトの膝の上に座ってんの?」
有紗はアカイトの膝の上に座っている。
寧ろ強制的に。
「別に理由はナイ」
「…そうですか」
聞いた私が悪かったよ
と思いつつ、うたた寝を始めた。
「…有紗?」...番外編___もしカップルだったら!?@AKAITO
【梓】紫姫【花梅】
「…」
有紗はただいまカタカタと震えています。
理由は?
1 帯人がヤンデレになった
2 帯人が血だらけ(手が)
3 料理がヤバイ
正解は?
1
→2
3...新しい生活___誕生日@3
【梓】紫姫【花梅】
「マスター」
「ん?何、アカイト」
「バレンタインデーって何?」
「えっとね…好きな相手や、友達とかにチョコレートをあげる日」
有紗は紅茶をすすりながら答える。
「ふーん。…で?」
「…で?って何がよ?」
有紗はアカイトの顔を見る。
「マスターは誰にあげんの?」
「ッ!?ゴホ…ゲホ!!!」...新しい生活___バレンタインデー?
【梓】紫姫【花梅】
「起きて下さい、有紗!」
ユサユサと有紗の体を揺らすカイト。
「んー…。後、1時間~」
「どんだけ寝れば気が済むんですかっ」
「いやぁー!」
カイトは、布団を引っ張るが、有紗は布団を掴む手の力を緩めない。
「…早く起きないとキスしちゃいますよぉ?」
「…」
寝たもよう(もしくは寝たフリ)。
「はぁ…...番外編___もしカップルだったら?@KAITO
【梓】紫姫【花梅】
●簡単性格設定
カイト…おバカ、ヘタレ
アカイト…ヘタレが残る俺様
帯人…ヤンデレ、マスコン
●力関係
帯人>アカイト>カイト
●注意!
マスターが男の人で喋っちゃう。
カイト、アカイトが不憫。
―――――――――――――...【亜種注意】ある家のボカロたち05【KAITO】
ニコ
有紗は必死に説明した成果が出たらしく、前の帯人に戻った。
でも、安心は出来ない。
「護身術でも習えば?」
アカイトがそう有紗に言う。
「馬鹿にしてるでしょ?」
「してる。弱いのは事実…ぅおお!?」
ダン!!
アカイトは背負い投げをされ、床に思いっきり叩きつけられた。
「っ―――!?」
そうとう痛かっ...新しい生活___ヤンデレ事件、後日談?
【梓】紫姫【花梅】
「マスター」
「ん?何~?…っ!?」
帯人に呼ばれて振り返ると、壁に叩きつけられる。
「ゲホッ!ゲホッ!」
あまりにも強く当たったから咽せる。
「痛い…よ?たい――…。帯人?」
いつもと何かが違う。
「きゃあ!?」
いきなりアイスピックを振り回す。
反射的に避けれたものの、腕に痛みが走る。...新しい生活____ピ ン チ!?
【梓】紫姫【花梅】
「うーん…」
寝返りをしようと体を動かすが…。
「…ん?何か重い気が…」
重い瞼をゆっくり開く。
「っ!!」
危うく叫ぶ所だった。
「…寝てるよね?」
有紗は、動かす事が出来る右手を動かし、カイトの髪の毛に触れる。
(うわ…!サラサラしてる…。綺麗な顔してるなぁ。羨ましなぁ)
起こさないよう、ゆっく...新しい生活___後日談?
【梓】紫姫【花梅】
年越し蕎麦を食べながらぼーっとしてたら、除夜の鐘が聞こえてきた。
「もう新年かぁ…」
時計を見ると、針は12を指している。
「マスター」
「ひあ!?」
甘えるような喋り方、そしていきなり抱きついて来る…。
「帯人…?いい加減、抱きついて来るのやめない?」
嫌いだからとかでは無く、心臓が持たないだけで...新しい生活___大変なお正月?
【梓】紫姫【花梅】
●簡単性格設定
カイト…おバカ、ヘタレ
アカイト…ヘタレが残る俺様
帯人…ヤンデレ、マスコン
●力関係
帯人>アカイト>カイト
●注意!
マスターが男の人で喋っちゃう。
カイト、アカイトが不憫。
―――――――――――――...【亜種注意】ある家のボカロたち04【KAITO】
ニコ
今日はやけに寒い。
「う~…寒いっ」
カーテンを開けて窓の外を見てみる。
「雪…だ」
今年初の雪だ。
「マスター、朝ですよ~?」
ノックの音と共にカイトの声も聞こえる。
「あ、うん。今行くー!」
カイトの声で我に戻り、着替える。
「お早う、3人共」...新しい生活___Merry Xmas!!
【梓】紫姫【花梅】
前回から約3日が経過したある日。
「よぉ、・・・元気してたか?」
アカイトが少し照れながらバンの研究所を訪れたが・・・。
「・・・!!!?」
ドアを開ければそこには・・・、
「お、お前何して・・・!?」
「いや違うんだこれは・・・」
「にゃおぉぉぉぉぉぉん!!」
「飛びかかるなああああああああああ!...【コラボ】 アカイトと科音バンと猫音ミンと羊音モコとどたばた日常 【亜種】
もごもご犬
生まれたときから選ばれ「し」王子様
王位を表すクラウンがよくお似合いです
異色の色に悩まれる姿さえ、ああよくお似合いです!
ベイビーベイビークラウン
この世界をよく見て下さい
ほらおかしいでしょう
あそこの橋が壊れてるじゃないですか!
真っ赤なマントを翻し
先陣に立つのは我が国の王子様
その勇ましき...【KAITO】ベイビークラウン【AKAITO】
ニコ