赤りんご@の投稿作品一覧
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ぶつちりちぐはぐ
詩:赤りんご@
僕ってさ眠れないんだよね
なんでだろ考えたり悩んだり
君から見たらおもしろいかもね
君ってさ思ってたよりさ
僕が思ったよりずっとさ
かわいいんだね・・・いやいや照れてないし
キラキラ物理学が粒々跳ねて
クラクラチカチカ目が目がちぐはぐはぐちぐはぐ...ぶつちりちぐはぐ
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君と僕である前に
詩:赤りんご@
ねえ、聞いて僕の話
小さな声でしかいえないけど
ねえねえ、ねえったら
あのね振り向いてこっち向いて
目を見て話そう?身長も超えて話そう!
見えない聞こえない理由はなんだろうな
そんな事考えてたって
何か何でどう変わるんだい?...君と僕である前に
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大人になったらの話
詩:赤りんご@
「僕が大人になったらの話」
僕は今此処に生きていて、
色んな昨日を生きてきて、
色んな人を見てきた。
でもまだ世界は広くて
世界は狭くて
曖昧な建築物で塗り替えられていく
小さい公園のブランコに...大人になったらの話
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コントラスティッキー
詩:赤りんご@
季節めぐり合う
この時の中
繰り返す時間だ
もういいよ
またここだ
まだここで
もういらない
もう今更。...コントラスティッキー
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排他線
詩:赤りんご@
切り口 吐き出した
見えない聞こえない
僕は 言った
「もういらないよ」
いっぱいになった僕の中に
いらなくなった、もうお腹が痛い
もういらないもうしらない
好きと吐いた先に何が?...排他線
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ジンジャーアサシン様
詩:赤りんご@
空に見つからない
隠れる身術
暗い森の中それとあれとこれ
消えない目の傷が
やっぱりイメージ通り
メジャーなジンジャーな暗殺者
囁く様に僕を
煌いて通り過ぎていく...ジンジャーアサシン様
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イヤホン、ヘッドホン
詩:赤りんご@
夏の外は明るい日ばかりでした
いつまで休みが続くものかと
じっとおやすみなさい
うるさい音量質量
騒音事態
偏な見軽い蔑全て
耳に電気信号を流して音波で追いやった
私の装備を崩せるものか...イヤホン、ヘッドホン
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プロg
詩:赤りんご@
それがあたし
揺ぎ無い綻び
つなげない回線ねじくりまわした
ぐっちゃぐっちゃにかき回した
真夏のカキ氷
チヨコレイト液体を
口で犯した
馴染んだあたしの中身が埋まる...プロg
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センチメンタリスト
詩:赤りんご@
見えない闇が切り裂いて
裂けた傷口から見つかった
愛や顔や耳や足が
溶けて落ちていった
まだ見えない見えない
手を目の前で伏せて
まだ知らない知ろうとしない
聞かないままでいい...センチメンタリスト
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なんてなんてなんて
詩:赤りんご@
これじゃただのおままごとねって
そんな事言ったらお仕舞いだろ
舞う菊見て笑う
甘いよ辛いよ苦いよ
痛いよ寂しいよ心情は変わる
そんなもんさ人間なんて
感情なんて落ち着かない
街を歩くたんぽぽの種だってさ...なんてなんてなんて
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理由はございません
詩:赤りんご@
暖かいぬくもり詰まった手とか
抱き寄せた綺麗な手や
時間を気にする腕時計や
私を追い詰めるものばかり
いつしかどんどん
薄れる影
いつまでも消えない命が
どうでもいいよ、と価値が消えてく...理由はございません
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たたり
詩:赤りんご@
1回目の釘は
頭へと突き刺さり
木の網目に曲がり突き刺さる
どれだけ頑張っても
届かぬ夢を
描くメルヘンチックな頭を
打ち抜きたくてまた打つよ
コンコン、トントン、トンコンコントン...たたり
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こまごめピペット
詩:赤りんご@
観察実験の絵描きさん
私の絵には落書きだらけで
しょぼくれる自分に馬鹿らしいとか思ってたりなんて
見えなくしているのは自分
まぶたとかで隠しています
いつも耳は鼓膜に叩かれて
今も生きています
電柱を見上げては...こまごめピペット
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微チョコレイト
詩:赤りんご@
待ちに待ったあの日が
近づいてくるにつれて
僕の存在とか
どうでもよくなってくるんだ
必要性とか信頼だとか
くだらない言葉の羅列に
埋もれていきそうだ
ぐしゃぐしゃになった壁を...微チョコレイト
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モノノケグラフィティ
詩:赤りんご@
僕が何でこんな事言っているのか分かるかな
春は過ぎた夏は溶けた秋は散った冬は凍り
僕がこんな塊見つけては転んだり
君に投げつけたりしている訳は
君が僕を知らない
僕が君を知らない
矛盾の恩義は誰のもの
走った止まった走った双六の様に...モノノケグラフィティ
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トロッコ・ストリート
詩:赤りんご@
二日酔いバスの木刀
ぼっちのランドストリート
選ぶタイプのネーミング
無くなりましたメッセンジャー
お花を摘むように
頭を使うリスニング
抱えて見つけた
ダイアモンドファクトリー...トロッコ・ストリート
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スロープ
詩:赤りんご@
「どうせまた、どうせまた」
あきらめて坂から転げ落とす
まだやりたい事はあるのに
これでどう?やっぱりダメ
残虐に逆らえないまま
どうして星は光ってるの
どうしてあたしを照らさないの
不器用で何もできないけど...スロープ
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あるくうた
詩:赤りんご@
僕の名前は黒猫
疎まれて育つ環境の中
捻くれて育ってきた僕は
なんにも楽しくない世界が嫌いだ
見た事ない夢が
僕を襲ってきた
守れない小さな体を
一生懸命に走る...あるくうた
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あのそのあのこの
あそこの席のあの子は
いつも空を見て目が廻る
倒れゆく体を波にさらわれてなんのって
覚えてる日の影はもう消えている
ラジオ体操の
まぶしい太陽が
着てたTシャツを
貫いて心臓に穴を開けた
気がついて瞬いて...あのそのあのこの
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ピアニカル
詩:赤りんご@
S
ピアニカリズム踏んで
足音だけでタップタイミング
今から奏でようか
リズミカルリリカルピアニカルっ!
A
魔法のリズムを刻みながら
私だけのメロディー開演中...ピアニカル
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上下左言う
詩:赤りんご
S
上は上で何もないから
私は下を向くの
下は下で楽しくないから
私はまた左と言う
A
応答願う私
口にしない言葉の海...上下左言う
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どうでしょう(レンver)
詩:赤りんご@
A
僕の頭の中は裏切りだらけ
そしたら最後の嘘も裏切っていた
君ぐらいは僕の裏をかいて
そしたら君はまた嘘で玉砕する
B
まるで君は正直にバカがつくほど
僕の裏切りを信じない...どうでしょう(レンver)
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どうでしょう(リンver)
詩:赤りんご@
A
あたしの頭の中は嘘だらけ
そしたら嘘が全部お菓子に変わってた
君ぐらいは嘘に包まれないで
そしたら君はまたお菓子になる
B
まるで君は正直にバカがつくほど
あたしの嘘を信じぬく...どうでしょう(リンver)
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私の恋人は画面でした
詩:赤りんご@
A
ある朝学校が休みになった
大人の都合とかよく分からないけど
私はラッキーだとしか思わない
外に出るのはやめておいてね
そういう親は嫌いですね
私の勝手だし私のものだし
B...私の恋人は画面でした
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人刺し指
詩:赤りんご@
A
世界がまわるその日は
僕らがまだ出会わない事で
回ることができるのか
それ以外は謎だらけだ
君が欲しくて
僕が要らなくて
用無しでデクノボウで...人刺し指
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