ブクマつながり
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かんかんかんかん。
非常階段を昇る音に、水を含んだスポンジみたいな頭を上げる。
カーテンを引き開ければ血みたいに真っ赤な夕日が見えた。
―――いや、血っていうか私の顔の色かな。
泣きすぎて真っ赤になった顔に触ってみる。少し冷たく感じる指が気持ちいい。というか、自分の惨めさと虚しさに一人で泣いたとかほ...私的炉心融解(下)
翔破
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とても綺麗な夢を見た。
手を伸ばしても抱え切れないほどの花の群れ。
色とりどりに咲き誇り、一つだって同じ花はない。
そのただ中を歩く私の足が花を踏む。
折れていやしないかと慌てて足を退けてみれば、花は無事元気な姿を見せた。
こんなに綺麗なのに丈夫だなんて、理想的。
さあ花を摘んで花輪を作りましょう。...両手一杯の(私的恐怖ガーデン)下
翔破
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食べるということは、昔は私にとってとても嬉しい事だった。
そばには大切な家族がいて、皆で笑いながら美味しいご飯を食べる。それは幸せの具現。
でも側に誰もいなければ美味しいご飯も美味しくない。
<Side:コンチータ>
がらんとした広間の中で、私は目の前に崩れ落ちたその塊を見詰めた。
金髪の少女。手に...誰もが皆(私的悪食娘コンチータ)4
翔破
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『で、出来ない・・・出来ないよ!』
そう。
大丈夫、その気持ちはよく分かるわ。あなたが選んだことならそれはそれでいい。とやかく言うつもりはないの。
でもね、レン。だったら私も選ばせてもらうわ。
<Side:メイド>
「全く、使えない奴ばかりね」
「申し訳ございません」
カイトさんは深くうなだれる。
...誰もが皆(私的悪食娘コンチータ)3
翔破
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俺は何を知ってるっていうんだろう。
ねえ、どうして?
どうしてこんなに怖いんだ。
<Side:召使>
「レン、掃除が甘い」
「どこ?」
「二階の倉庫。桟が酷いことになってた。やっといたけどね」
「ありがと」
「サボり」
「悪かったって」...誰もが皆(私的悪食娘コンチータ)2
翔破
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街のはずれの豪奢な洋館。
とても美しいたたずまいだというのに、その扉を叩く人はほとんどいない。
―――あの館に行ったら、食べられてしまうよ。
そんな噂が立ちはじめたのはいつのことだっただろう。
<Side:コック>
「カイトさん、箱ここに置いときますね」
「ありがとうミクちゃん。いつも悪いね」
「い...誰もが皆(私的悪食娘コンチータ)1
翔破
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割とダークです。ご注意ください。
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闇のダンスサイト、二人で踊りましょう。
私は、限界だった。
世の中には耐えられないものがある。例えばいじめとか。劣等感とか。空気の悪さとか。その他諸々、人によって違うのでし...Side:リン(私的闇のダンスサイト)
翔破
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正直、この時期が誕生日で良いことっていうのはまずない。
「Merry X'mas And HAPPY BIRTHDAY、おーたーのしみTime♪って言ったってねー、Andで括れちゃうのが悲劇な訳ですよ」
「同感同感。鏡音三大悲劇イコール『先輩(有名)』『誕生日(合同)』『滑舌(悪い)』」
「おおレン...メリークリスマス!
翔破
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昔作文を書いた。
タイトルは『将来の夢』。
『じゃあ、鏡音リンちゃん』
『はい!』
幼い私は喜び勇んで返事をした記憶がある。あの頃はほんとに何も考えてなかったけど。
『わたしは、おおきくなったらおはなやさんになりたいです!』
『にあわねー』
『レンひどーい!っていうかわたしがはっぴょうしてるんだから...両手一杯の(私的恐怖ガーデン)上
翔破
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人によってはグロテスクかもしれません。
ご注意ください。
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ぐちゃぐちゃになった『それ』を見た瞬間、思考回路のどこかが決定的におかしくなった気がした。
俺とリンは恋人同士だった。
とても明るくて可愛いリン。側にいるだけで幸せで...Side:レン(私的闇のダンスサイト)
翔破
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わたしは可愛いお人形を持っているの。レンという名前よ。
私の言うことにはハイ、ハイと頷くとっても従順なおもちゃ。
檻の向こうでわたしに跪づく、とても綺麗なおもちゃ。
そして、何と言ってもレンは生きているのよ。自我だってあるし壊れ難さは段違い。
どうして手に入れたのだったかしら。覚えていないわ。
気付...私的篭ノ鳥
翔破
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「リン、レン、自分の部屋が欲しくないか?」
始まりは父さんの一言だった。
「え―?なんで?」
私は口を尖らせた。だって別に不便があるわけじゃないし、今までもずっと同じ部屋だったし。なんでわざわざ分けなくちゃいけないのかな。
お父さんは暢気な顔で指を立てて見せた。
・・・あんまり可愛くない。いつも以上...私的アドレサンス(前)
翔破
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リンの様子がおかしい。落ち込んでいるのか、ずっと暗い顔をしている。
思えば昨日の夜から変ではあった。どこか上の空で、朝起きた時には泣いていた跡もあった。
どうしたのか聞いてみようかとも思ったけど、触れられたくないっていう気持ちが伝わって来たんじゃ手の出し様がない。
どうしたんだろう。
考えつく理由は...私的アドレサンス(後)
翔破
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何故、戻って来たの。
<造花の薔薇.1>
はあ、と溜め息をつく。
正直なところ書庫の本は読み尽くした。手持ち無沙汰というか…まあ何回読んでも面白い、いわゆる名作というものも確かにあるけれど。でもいかに素晴らしい本であっても、何百回も読めば流石に飽きが来てしまう。
―――外に行けたらいいのに。...造花の薔薇.1
翔破
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すみません、ギャグです。
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私は、常々思うのです。
―――レンって、男じゃない!
<ぶつけろ枕!>
「信じらんない!信じらんない!」
「ちょ、リン、落ち着いて!」
「落ち着ける訳ないでしょこのヘタレ!」
「へた・・・!?僕が気にしてるの知ってるだろ!?」
「知るかぁ―――ッ!」...ぶつけろ枕!(私的アドレサンス)
翔破
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約束をした。
思い出す景色は満開の桜で彩られている。
『やくそくするよ!』
『やくそく?』
その時、僕は子供の必死さで誓った。
『いつか、リンがもどってきたら』
『うん』
その時は疑いもなく叶うものだと信じていた。
『僕がリンを守りたいんだ、ずうっと』
『・・・えっ』...桜に、雪に(私的花吹雪・風花舞)1
翔破
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私は瞑目した。
ああ神よ、何故かくも残酷な運命を私に与えられたのですか―――
<ティアラを投げ捨てて>
「もう一曲、いいかな?」
絡んだ指に、意図せずして胸が高鳴るのを感じた。
端正な顔立ち、優しそうな笑顔。今まで私が見たことの無い、ガラス細工のようなその姿。
綺麗な人。
多分それは一目惚れで、私は...こんなサンドリヨンは嫌だ(前)
翔破
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・いろいろ捏造されています
・アドレ(ギャグ)の親世代設定です
・当然そういう繋がりになります
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語られずに済んだ後日談なんて、知らずにいた方がいい時もある。
あなたもやがてそれを知るでしょう。
<一人で遊んでろ!>
「・・・ふう」
私は重い桶を置いて溜息をつい...こんなサンドリヨンは嫌だ(後)
翔破
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※ロリ誘拐とお兄さんは心配性の合わせ技
※年齢は変更されています。その他家族関係も絶賛捏造中。
※残念ながらレンが哀れなことになっています。
好きなものは好きだからしょうがない!
<1.とりあえず通報>
『さあみんなー、カイトお兄さんの体操の時間だよー!』
『は~い!』
その明るい返事に、画面を食い...犯罪じゃないよ? 1
翔破
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マスター
謎。全てにおいて謎な人。
性別、年齢等において決定的な記述はなし。
マンションの三階に在住。KAITOの種を手に入れるまで一人暮らしだったようだが実際はわからない。
器用貧乏、地味な人。
興味があれば何にでも手をつける。
何でも出来るが秀でたものはない。
一つの事に集中している時、稀に周り...KAITOの種 どうでもいい設定
霜降り五葉
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夕方。
パタパタと廊下を歩き、リンはレンの部屋のドアに手を掛けた。
ガチャっ
「レン~」
「っいきなりノックもしないで部屋に入ってくんなよバカリン!!」
「ぴゃあっ!ご、ごめん!」
ドアを開けて部屋に入ると、突然レンの怒声が振って来た。
反射的に悲鳴を上げて謝罪の言葉を言うと、レンはフ...思春期なんです。
ひそか
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朝、何かに起こされる。
みーみーと鳴くそれは目覚ましかと思ったが、違った。
氷KAITOだ。
時計を見る。四時。
…早起き過ぎる。
モカはまだ寝ているようだ。
つかいつの間にベッドの上に乗ってるんだこいつら。
ソファで寝てただろ。
「みーっ」
あーはいはい。何ですか。...KAITOの種4(亜種注意)
霜降り五葉
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だんだん暖かい日が増えてきた。
晴れた日は外に出ようと思える。
「………マスター…」
ん?
「どこか……行くんですか…?」
外に出る準備をしているのが気になったのか、モカが聞いてきた。
買い物がてら散歩しようと思っただけなのだが…。
そうか。こいつら留守番させなくてもいいのか。
行くか?散歩。
「み...KAITOの種8(亜種注意)
霜降り五葉
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鏡の悪魔Ⅳ
-紅いもの同士-
「ちょっと疲れた…。少しゆっくり帰っても大丈夫よね」
そう独り言をいい、メイコは公園のベンチに座って買い物帰りのエコバッグから『鮭とば』と缶ビールを取り出し、まっていましたと言うように嬉しそうに鮭とばの袋を開き、缶...鏡の悪魔Ⅳ 1
リオン
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カフェモカからKAITOが生まれて次の日。
今のところメルトしたりとかはしてない。
以外にもカフェモカ以外のアイスも食べるようだ。
アイスを食べてる時、相変わらず乏しい表情が凄く必死に見える。
せっせとでかいスプーンでアイスを掘り返す姿は、横から見ると面白い。
「………っ!」
…慌てて食べたせいで頭...KAITOの種2(亜種注意)
霜降り五葉
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(こちらは炉心融解を元に書いた二次元創作小説です。不快に思われる方の閲覧はご遠慮願います)
声の枯れたボーカロイドの行く末を
その末期を君は知っているか
そこがどこなのか君は知っているか
「アレ、そういえばリンは」
「ん?そういや見かけないなぁ最近」
にぎわいを見せていた録音室でただ一人レンだけがマ...【鏡音リンオリジナル曲】炉心融解
灰音
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わたしには好きな人がいます。
<番外編>
わたしはリン。小学校二年生、7さい。
学校は4時間じゅぎょうで、きゅう食はあったりなかったりします。
いつもおうちにかえるのは1時半くらい。
ルカお姉ちゃんがかえってくるのはけっこうおそいけど、リンはさびしくないよ。
だって、おにいちゃんがあそんでくれるから...犯罪じゃないね。
翔破
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「ねえねえ」
「ん?何」
私の声に、雑誌を読みながら適当に答えるレン。
まあ答えてくれただけいいけど…もうちょっと答えようがないのかな。人間関係って大切なんだから!
でもそんな抗議は口にせず、ひとまず横に置いておく。本題に入らないと。
「この番号ってさぁ」
レンに左肩を見せるようにしながら、問う。
...心配ご無用!
翔破
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俺に声なんて必要だったのかな。
私は目を丸くした。
その発言主であるレン君は静かに繰り返す。
「俺に声なんて必要だったのかな」
「・・・それは、必要なんじゃないかなぁ」
だってそもそも私達は歌うために存在しているんだから、声が無かったら大変なことになるんじゃないだろうか。
―――レン君、何かあったの...恋とはどんなものかしら
翔破
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疲れた。
それ以外他に言うことがないくらい疲れて家に帰ってきた。
家のドアを開ける。
そんな動作がとても億劫だ。
「みーっ!」
ただいま……。
「………み?」
元気の無い返事に、流石の氷KAITOも異変を感じとったらしい。
一瞬で表情を変えた。
「…み?み?」...KAITOの種5(亜種注意)
霜降り五葉
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「みーっ!」
………何だこれは。
昨日カフェモカKAITOを洗っているときにふと思ったことを実践してみた。
氷にKAITOの種を植える。
結果……生まれた。
カフェモカKAITOよりも小さく、カフェモカKAITOよりもよく動く、何か。
「み?」
……み?
氷KAITOはさっきから「み」としか言ってい...KAITOの種3(亜種注意)
霜降り五葉
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いつもより少し遅く帰宅する。
一つ何かあると何故全く関係のないものまでトラブルを起こすのか。
理解が出来ない。
最近やけに忙しい。
そんな時に限って面倒なことばかり起こるものだし。
ああもう。早く帰ってアイスでも食おう。
どうせ二人にせがまれるんだし。家のドアを開ける。
………静かだ。
寝てんのか?...KAITOの種6 前編(亜種注意)
霜降り五葉
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*亜種とイメージ崩壊注意*
我が家にはカイトと帯人、そしてアカイトが居る。
とはいってもカイトは一緒に住む友人のものなのでおいそれと勝手に遊べないしかといって二人にはカイトの音域は高すぎてかわいそうだ。
まあ無理して歌うさまはかわいいと言えなくもないのだが…。
「あ、同居人さん何見てるんですか...「亜種注意」手のひらサイズの彼 その①「KAITOの種」
純チョコ
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-転校生-
今日も退屈な毎日が始まる。
今日からまた五日間、金曜の夕方ほどまで毎日毎日、学校での退屈で面倒な授業を繰り返さなければならないのかと思うと、“反吐”が出そうだ。
「――リン?どうした、学校行かないのか?」
そんなことを考えていたリンの妄想を断ち切...鏡の悪魔Ⅲ 1
リオン
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「忙しい人向け悪ノ娘NG集」
及び
「忙しい人向けかもしれない悪ノ娘」
を元にしてあります。
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運命なんてものの存在を、僕は信じていなかった。
でも、あの日。
「さあ、跪きなさい!」
馬に跨って高笑いする王女の姿を見て、僕は一目で恋に落ちてしまったんだ。
...悪ノNG使い
翔破
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Please do not ask me why
All of you wants to know me Ithink…
Please do not ask me why
All of you wants to know me
こんな気持ちは初めて
初心者はまずROMってろ
あなたと親しくなり...【替え歌】ggrksーググレカスー 男女逆転ver
蒼李
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枕元のシーツが微かに揺れた。
おなじみになってしまった、涙が落ちた振動。
そんな感触までわかるようになった自分に心の中で苦笑する。
どこまで敏感になるつもりなんだろう、私の感覚は。何年もこうしていたら変わっていくのも当然かもしれないけど。
また涙が落ちたのを感じる。続けざまにぽつぽつ、とシーツが揺れ...いのちの証(私的proof of life)
翔破
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!!!Attention!!!
この度、ボス走らず急いで歩いてきて僕らを助けてPの「野良犬疾走日和」を、コラボ(二人)で書くことになりました。
自分が書く「青犬編」とつんばるさんの書く「紅猫編」に分かれております。
原作者様には全く関係なく、そして勝手な解釈もいいところで、捏造だろうと思われる部分も...【独自解釈】 野良犬疾走日和 【青犬編#25】
+KK
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朝 目が覚めて 真っ先に思い浮かぶ 君のこと
思い切って オトナ買い10本入り 30個
透明のケース 肌色の液体 銀紙指で穴開けて
一気に 飲み干すんだ
ヤクルト! 一本35円 生きて腸に届くよ 乳酸菌
だからヤクルト! カゼイシロタ株
一本あたり400億 入ってる
だから 君のことが 好きなの
天...【メルト】ヤクルト【替え歌】
yuzuru
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「…レン?」
双子の弟の名前を呼びながら目を覚ます。あるはずの亜麻色が見当たらない。隣で寝ているはずのレンがいない。
「レン…?」
真夜中。外には半月。布団には私の温もりしか残っていない。
「レン…っ」
跳ね起きた。慌てて部屋を飛び出す。
着慣れないドレスの裾がまとわりついてくる。肩を露わに...思春期の歌声【リンとレン】
西の風
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「私の恋を悲劇のジュリエットにしないで
ここから連れ出して…」
セリフ:さあ、覚悟は出来た?
パパとママはもう夢の中
きっと幸せな夢を見てる
大人は 何も知らない
月が光る明るい夜に
君の瞳の妖しい輝き
今夜はどこまで行こうか?
痛みにも似た...ロミオとシンデレラ 盗賊版
山田直喜
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・あくまで二次創作です
・初めに謝っておきます。すみません。
・正確には「リン」「レン」ではないのでしょうが、その辺は見逃してください。
Q.さあ、犯人はだあれ?
A.知るか。
<お願いだから、ナゾ解いて!>
ん?
僕は目をしばたたいた。
気のせいかな。なんか今、あるまじき発言が聞こえた...お願いだから、ナゾ解いて!
翔破
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■リンレンリン
■双子とか鏡とかボーカロイドとか色々全部無視
■学園ものなのかもしれない
■読んで気分を害されたらすみません、脳内から消去願います
お願い、これ渡してくれない?
放課後、教室の隅でこっそりとリンから同級生に手渡されたのは淡い卵色の封筒。レンに渡して欲しいという。内容は見なくてもわ...手紙
BD574703
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窓から入ってくる風は湿り気を帯びていて、今すぐにでも雨が降りそうだ。
背中でその風を受けながらフライパンを動かして、綺麗に焼き上がったホットケーキを皿に移す。
ふむ。
我ながら中々上手く作れたと思う。
一枚のホットケーキに包丁を通す。
何等分がいいのだろうか。
普通ならば六等分だが、食べる人の事を考...KAITOの種17(亜種注意)
霜降り五葉
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「か…可愛い……!」
何度目かの台詞。
ソファに座る彼女が言った。
視線の先の机にはモカとコウがいる。
黒ゴマイトがその横でため息をつく。
「マスターさっきからそれしか言ってないですよ」
「しょうがないじゃん。クロより断然可愛いんだから」
それを聞いて拗ねたように、顔を膨らませる黒ゴマKAITO。
...KAITOの種19(亜種注意)
霜降り五葉
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緑茶。ジュース。チョコ。ポテチ。鶏肉。素麺。袋麺の醤油と塩。シーチキンとコンビーフとコーンの缶詰。アイス。
買い物リストを見ながら買った物を思い出す。
…よし、ない!
ホッとしながらリストをしまって地面に置いていた袋を持ち上げる。
…………おっもいんですけど!!
マスターったらどうして重かったりかさ...KAITOの種 番外編4(亜種注意)
霜降り五葉
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うーむ…どんなのならばいいんだろうか。
留守番する時間の長いモカとコウのために、暇つぶし用に何か用意してやろうと思い、買い物に来た。
しかし何を買えばいいのか。
確か色鉛筆が大きくて描きにくかったとモカが言っていた。
だから千羽鶴用の小さい折り紙を買おうと思ったのだが…、正直これでもでかい気がする。...KAITOの種11(亜種注意)
霜降り五葉
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陽の光が部屋に差し込んでくる。
暖かい。
ぽかぽかと気持ちが良い。
薄い毛布を手にして窓際へ向かう。
今日こそは昼寝したい。
忙しいのとコウの邪魔で、ここのところ昼寝する暇が無かった。
麗らかな今日。昼寝には最適だ。
陽に当たりながらぬくぬくと眠ろう。
「み」
コウが後ろを付いて回る。...KAITOの種14(亜種注意)
霜降り五葉
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モカの様子がおかしい。
熱がある。
息も荒い。
とりあえずわかるのは、尋常ではないということ。
泣きじゃくるコウの横で、モカが苦しそうに目を開ける。
「………………ま、す……た…?」
大丈夫か、どうした?
ソファの上にクッションを置き、モカをその上に移動させる。
コウが涙を拭いながらソファに飛び乗っ...KAITOの種16 前編(亜種注意)
霜降り五葉
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マスターは今、家にいない。
何してるのかとかは知らない。
夜には帰ってくるとは言ってたけれど。
退屈しないようにと色鉛筆と画用紙を置いて行ってくれた。
氷KAITOが苦労しながら楽しそうに絵を描いている。
何の絵かはすぐ分かった。
「みー!」
何アイス?
「み」
バニラか。...KAITOの種 番外編(亜種注意)
霜降り五葉