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ある街はずれの洋館。海岸の傍に立つその建物はかつて貴族の屋敷として建てられ、現在は豪勢な図書館となっている。しかし、かつてそこは…ある凄惨な事件の舞台となった場所でもある。
ギィィィィィ…
何年ぶりに扉が開かれたのだろう?一人の少年が洋館の入り口に立っていた。あの凄惨な事件のせいだろうか?いや、そう...犯人の物語―ナゾトキ・ナゾカケ・ぼくにピアノを弾かせて(プロローグ①)―
Raito :受験につき更新自粛><
破壊するわ。
あの人に近づくものはすべて。
それが、存在の意義だと気付いたから。
「ルカ」
私はそばにいた桃色の次女に声をかけた。
「ご苦労さんね。おかげで余計な取り巻きが減ったわ。あなた、結構使えるわ。」
彼女は沈黙する。
パーティーが終わった後、取り巻きが10人殺された。
ナイフかなんかで殺され...【初音ミク】悪食娘コンチータ2
華南
ルシフェニア王国の大きな王宮で開かれたパーティー。
出席者は有力な貴族や各国の王族。
今日はルシフェニア第13王子・レント=ルシフェンの結婚祝い。
お相手は、ルシフェニア王国、ヴェスバニア領、領主の娘・リリ=ヴェスバニア。
幼馴染だった彼らは15歳になったら結婚するという約束があったらしく、
今日が...【初音ミク】悪食娘コンチータ1
華南
ガチャ…
オギャー…オギャー…
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あれから14年の月日が経った。僕は今この手紙を僕だけのために書いている。
結局6人のレンは僕の中でしっかり生きていた。
小さい頃は無邪気だった僕。なんにでも興味を持ち、受け入れていった。...僕―7番目の僕⑦―
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ガチャ…
「あなたは歌っていないのですね…」
僕は扉を開けて、周りを一通り見渡した。この部屋はまるで病室のように真っ白で、とても静かだった。そして、この部屋の唯一の家具であるベットに座っている僕よりかなり年上に見える青年に僕は言った。
ここに来るまで5人のレンとあってきた。部屋にいたのは1人ずつで皆...僕―7番目の僕⑥―
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ガチャ…
コンッ
…バッターン
「その辺散らかってるから気をつけたほうがいいよ。」
そんな、転んでから言われたって…
僕は部屋に入るなり転がっていた空き瓶に足を取られうつ伏せに、盛大に転んでしまっていた。そして、寝転がっている僕を見下ろすように立っている、この部屋の…たぶん主。
「そう、僕もレンだよ...僕―7番目の僕⑤―
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ガチャ…
僕は次の部屋に入ったとたんに瞬きした。なぜなら、次の部屋は色で溢れていたからだ。構造は1番目のレンの部屋と大して変わらないのに、壁や床は極彩に塗り固められていた。花瓶に活けられた薔薇なんかは花びらの一枚一枚の色が違った。そして、部屋の中央には丸い机と2脚の椅子。そしてその片方には眼鏡をかけ...僕―7番目の僕④―
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ガチャ…
グワ~ン、パーパー、ブロロロロ…
3番目の部屋の中はとてもうるさかった。部屋の外から車のクラクションや電車の騒音が響いてきた。僕は思わず耳を塞いだ。そのくらいうるさかったのだ。耳は塞いだまま僕は部屋を見回す今までの部屋と違いこの部屋には窓があった。外の景色から見てここは地上よりも少し高いと...僕―7番目の僕③―
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ガチャ…
僕は勢いよく部屋に飛び込んできた。さっきのレンは消えてしまった。彼は幽霊だったのだろうかそう考えるとゾッとする。
僕は落ち着こうと深呼吸をして、今入って来た部屋を見回した。しかし、ここは部屋なのか?そうこの部屋は、さっきのレンの部屋と違って、なんというか…歪んでいた……所々部屋には穴が開き...僕―7番目の僕②―
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ガチャ…
僕は漆黒の扉を開き中に入る。部屋の中は白と黒に固められている。今僕が入ってきた扉も真っ黒だったが、天井は白、丸い机は黒、壁は白で2脚の椅子は黒と何もかもが白と黒だった。そして、その椅子の1脚には歌を歌っている少年が座っていた。
「いらっしゃい、僕。僕の名前はレン。」
少年はレンと名乗り僕に...僕―7番目の僕①―
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パチンッ!!
俺が左手を鳴らすと本部の扉が開く。
「無事任務完了しました。」
俺が上官に向かって言う。
「ご苦労。レン次はその書類の整理を頼む、それから…」
この男は人遣いが荒い。俺はさっき任務から帰って来たばかりだというのに…
こんな生活をしてもう一年になる。五年前に最愛の彼女とデートをしていたと...月下の二人―からくり卍ばーすと②―
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落ち始めた月の下、私に迫る影が三つ。いいわ、相手してあげる。私は口元を緩める。この瞬間は何度体験してももぞくぞくする。振り返った私の眼に入ったのは三人の男。全員雑魚ね。男達の襟章を見て私はそう思う。さあ、早く出しなさいよ!私はそういう意味をこめて愛しい銃を取り出し、引き金に指をかける。男達はそれを見...
月下の二人―からくり卍ばーすと①―
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そして、いまにいたる。
やっとマスターは『僕だけのマスター』になった。
でも、なぜか喪失感を感じる。
「マスター、僕は…。」
―もうすぐ壊れます―
そう言おうとして、止めた。
僕がいつ壊れようが関係ない。
マスターがずっと傍にいれば良いんだ。
そう、壊れるまでずっと傍に…。
…マスターの傍に居るのに...KAITOがアンインストールを小説にしてみました。4(駄文)
たまき
「…スター、マスター、大好きです。」
僕は、血に塗れた手でマスターを抱き締めた。
「カイト…カイト…」
震える声でマスターは僕の名を呼ぶ。
「なぁに?マスター。」
「…どうして?どうしてこんなことに…」
マスターの瞳は暗かった。
暗くて暗くて、真っ暗だった。
「マスターが大好きだからですよ。マスター...KAITOがアンインストールを小説にしてみました。3(駄文)
たまき
「リン!!」
俺は倒れかけた少女を抱きかかえる。そこで俺はこの少女がとても軽いことに気づいた。顔は蒼白で嫌な汗が出ている。俺は迷わずマントを振ってワープをした。
「リン。大丈夫ですか?」
「え…ええ。」
俺が少女をベットに横たえて、問いかけると弱弱しい声が返ってきた。ここは箱。少女の家。オレンジゴー...オレンジゴールドのナイト―鎌を持てない死神の話④―
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「ほへー…ここが街なの…」
隣の少女は活気溢れる朝の街を見て間抜けな顔をしている。それに対して俺は、朝っぱらからビンタされたことに腹を立て不機嫌だった。
今朝、リンはよっぽど街に下りることが楽しみだったのか、まどろみの中の俺に病人とは思えぬ力で一撃をくれたのだった。死神である俺は眠る必要はないのだが...オレンジゴールドのナイト―鎌を持てない死神の話③―
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蓮 ~16歳~
キーン コーン カーン コーン・・・
放課後を合図するチャイムが鳴る。帰りの仕度をする者、友人を会話を楽しむ者・・・
いつもと変わらぬ光景。
俺の場合・・・・
「蓮―――っ!!ゴメン!今日委員会の集まりがあるの!!
終わるまで待ってて?!」
キレイな金髪を揺らしながらそう言って俺に近...勝手にFire◎flowe 2.蓮と鈴
鏡うさぎ
ギギギギギィィィィ……
厳かな音を立ててて扉が手前に開く。日が沈み暗くなっていた廊下に光が漏れる。白衣の男と看護師が室内に駆け込む。その後に馬車を扱っていた使用人が続く。俺は扉を閉めようとしていた使用人の脇をすり抜け室内に滑り込んだ。
「患者は?」
先に入っていた医者が問う。
「この娘です。」
豪華...オレンジゴールドのナイト―鎌を持てない死神の話②―
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カシャン…
軽い音が鳴り、俺の手にわずかな衝撃が走る。目の前で寝ていた一人暮らしの老婆は、時を同じくして息を引き取った。
「レン。上出来だ。次に行くぞ。」
「ああ、ソル。」
俺はマントを振り昨晩泊まった家から、霧のように姿を消した。
次に俺が現れたのは、都会の大通り…の脇にある路地だった。
「俺はさ...オレンジゴールドのナイト―鎌を持てない死神の話①―
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私はつかんでいたエレベーターガールの服を放し、二、三歩後退りした。
《あなたの生き様と大差は無いのでしょう?》
私は恐怖の眼で目の前に流れる映像を凝視した。お腹の大きな女性が命を絶ち、銃を片手にキスする二人、少女をおぶっている少年…
私はその映像から目を背けたかったが何かがそうさせなかった。私は、そ...終末史episode3―新世紀③―
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チーン
今度はあまり時間の立たないうちに、エレヴェーターが停止した。扉が開くと、さっきとは違う風景が広がっていた。でも、私は先ほどのショックのせいか疲れた表情でゆっくりと顔を上げた。
今度はどこかの都会にこのエレヴェーターは止まっていた。しかも空中に…
私はこの街を見下ろすような位置にいた。かなりの...終末史episode3―新世紀②―
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ここはどこだろう…?周りは霧のようなもので覆われていて、はっきりしない。
昇る~昇る~…
どこかから聞こえてくる歌に合わせて、この空間の壁についている半円状の円盤の上を針が滑っていく…
何かが…確実に近づいて来る…?でも、どこからだろう?
昇る~…
うん?もしかして…
チーン
下だ!!
気づいたとき...終末史episode3―新世紀①―
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ガチャガチャガチャ…
「だめだリン!開かないよ…」
僕達は今、旧国連本部ビル、旧国連の中心となっている建物の前にいる…
安全保障理事会の控え室もこの中にあるはずだ…
ただ……自動ドアが開かない!考えてみれば、廃墟になってしまったこの建物に電気が通っていないのは当然のことだ。
はぁ~どうしよう…このく...終末史episode2―一縷の願い③―
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「にぃちゃん、これって…」
「うん、これがこの本が代々受け継がれてきた理由だよ!」
これを使えば、新人類に支配され心を失った世界を変えることが出来る。
「でも、『対象の人間の意思以外の存在全てを破壊する。』ってなんか怖いね…」
「うん…でも今の僕達に出来ることは、たぶんこれしかない…」
「今までの全...終末史episode2―一縷の願い②―
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暗雲立ち込める地球。物陰に潜む一組の兄妹。
届かぬ月の光の下、二度と同じ道を歩まぬために、選び抜きなさい人類が行く道。
「なあリン、昔の人は、こんな空のことをねずみ色の空とかいったんだって…」
「ふーん。でもにぃちゃん。ねずみって何だろうね?」
___________________________...終末史episode2―一縷の願い①―
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始まりの朝が来た。僕は早々と家を出て、バスで工場へ向かった。そしてリンを待った。昨日のことがあるから、リンが口をきいてくれるか不安だったが、半時間後にバスから降りてきたリンは案外普通だった。それでも僕には、なぜだかリンのテンションが普段より低いように思えてしかたなかった。
「…おはよう。」
恐る恐る...終末史episode1―理想郷③―
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ガチャ…
「ただいま…」
私はボソッとつぶやくように言った。
「アラ、オカエリ、リン。」
また聞こえる、母さんの無機質な声…
母さんと父さんは、三ヶ月前にすでにアンドロイドになっていた。それ以来なんだか二人の声が遠くから聞こえてくる気がする。
「リンハ、アシタダッタカナ?」
「ソウヨ、トウサン。」
...終末史episode1―理想郷②―
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―今日行われている全人類のアンドロイド化計画は、50年前に行われた国際連合の人類再興企画案によるものである。将来的に起こるであろう化石燃料の不足に対応すべく提出されたこの企画案には、当初から倫理上の対立と一部の人間によって可決されたという事実から批判も多かったが、現在の計画の進行状況を見る限り、この...
終末史episode1―理想郷①―
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レン ~5歳~
ハァ・・・ハァ・・・
ボクは息を切らしながらあの子を見失わないよう
ひたすら人ごみをかきわけてあの子のうしろ姿を追う。
この小さな体でボクと同じくらい小さなあの子を
この花火会場に来ている客をかきわけながら追うのは簡単じゃない。
「ハァ、ハァ、リンっ!あんまり離れるとはぐれちゃうヨォ...勝手にFire◎flower 1.幼い頃の夢
鏡うさぎ
悪ノPさん作、ヴェノマニア公の狂気の二次創作です。
そういえばリンが出てこなかったよね、契約した悪魔ってリンじゃないの?
という妄想から発展したものです。
注意
・リンがヤンデレ気味である。
・がく←リンである。
よろしければどうぞ。
懐かしい香りがする。ふと、瞼を開けばそこはどこかの屋敷の地下牢...【ヴェノマニア公の狂気】黄色い悪魔の狂気【二次創作】
ふるぬっこ