作品一覧
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「よう!」
「今流行りのアカイト?!」「まぁそう驚くな俺の分身よ。」
「いや分身そっち!俺本体だよ!?」
「アラ、アカイトじゃない」「よーメイコ。土産あんだけど食う?」
「そ、それは・・ビールによく合うキムチ!!」
「うめーぞ?激辛だ!」
「もうあんたがカイトでよくない?」
「めめめーちゃぁぁん?...ボカロ一家+アカイト
まるも。
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どうして本当のことが言えただろう。
奇麗な夢
いつの間に眠っていたのだろうか。
あまり広くない研究室の真ん中、薬缶のシューシュー鳴る音で目が覚めた。
旧時代的なストーブが赤い炎を抱いている部屋は暖かい。でも、何だか置いてけぼりにされているようだ。
窓の外は雪でただ、ずっと白い。
生まれてからというも...奇麗な夢
榎ノ木
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僕はひそかに、ミクをクリオネタリアと名付けた。
どこか掠れたような、でも僕らよりずっと高くて可愛い声が、色んなひとたちの鼓膜を揺らして脳に入り込む。ミクの声はどこか透明で色鮮やかで、混濁している。
それは勿論ミクを使う人にもよるのかもしれないけど、多分ミク自身がなにか、色んな可能性を秘めているのだ。...クリオネタリア
ひやた
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初音ミクが図書館に行っているその日
カイトは家にいた。
ぽけぇぇぇぇ
着替えてはいるがずっとベットに倒れこんでいる。
(俺はミクの彼氏になる。)
今になっては恥ずかしい。
でも、俺の気持ちはミクに伝えた。
後はミク次第…。
そう考えると不安になった。
もし、ミクが俺の事を何とも思ってなかったら。...【6話‐カイト編‐】恋
柊 ハク
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朝起きて まずあなたを探す
夢をみたの。あなたがいなくなる夢
ただ、これはわかる。あなたのいない世界は真っ暗で、音のない世界といっしょ
あなたが光だからあなたが音だから
だけどぼんやりとしていて
夢がだんだんわからなくなっていく
ねえ あなたはしらないでしょう?
私があなたに届けたい想い・・・・
あ...あなたのための歌 後
水あめ
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俺はソード隊の出撃を確認した後、総合指令室へ入った。そして自分の席へ座る。
任務へ就く部隊の指揮は大体AWACSの仕事。俺はそれに指示を下すいわば作戦指揮官だ。
こうしてそれぞれ目の前のモニターに向かっているオペレーターや、部屋の中央に投影されているこの基地の周囲の空域の情報を表示しているホロ...Sky of Black Angel 第十四話「情報収集」
FOX2
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四章
朝日がまぶしすぎて、リンは今まで以上の早起きをした。
リンはまだ起きたばかりで、あまり頭が回転しない。それでも、必死にもう一人いた誰かを、記憶の中で捜していた。もう誰かはわかっているのと同じだけど、本当に思い出した...【悪ノ】哀れな双子 4章
紺スープ
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11:59:57
11:59:58
11:59:59
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date/2014/9/14/00:00:07
私はうまれた。...green island
オレンジジャム
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次の日
珍しく早く起きてしまった。
今日は何をしよう。
そうだ、カイトと買い物に…。
……。
なんだか
『カイトが好き』
と言う事を意識すると
接しにくくなる。
鏡を見ると頬を赤らめた私がいた。...【5話-休日編-】恋
柊 ハク
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小説書くの苦手なのでいろいろ変になってるかもしれません
もしかしたらイメージを壊してしまうかも・・・
それでも良い方はどうぞ
前のバージョンで続いていきます
ココロとココロ・キセキを独自解釈で小説化
Hituzi123
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僕は母のお腹の中にいるときから、ある程度の言葉が理解できていた。
そこは幸せな声で溢れていた。
優しい言葉が降り注いでくれた。
陽だまりみたいに暖かかった。
幸せの、時間だった……
一つ目の春を迎えた頃。
初めて、お母さんから声をかけられた。
僕はその招きのままに、不安定な歩きで後を...鬼の子
痛覚
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私はカイトの事が好きなんだろうか。
カイトの事を考えるとドキドキする。
体があったかくなる。
この感覚は何なんだろう?
翌日
学校は休みだ。
私はレナ先生の所に電話した。
(プルルッ、プルルルッ)
(はい?
輝音ですけど。)...【4話】恋
柊 ハク
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私は家に帰り部屋に入った。
(……。)
ベットに倒れこみ考えていた。
私は人に頼りすぎなのかな?
そういえば、自分で深く考えこむ事なんて無かった。
そういえばいつだろう。
カイトに出会い、仲良くなったのは。
何がきっかけだったのだろう。
幼い時の自分がよみがえる。
……。...【3話】恋
柊 ハク
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──コツコツ。
ヒ-ルの音が夜の街にこだまする
今日はいつもより寂しさを帯び、しんと静まりかえってる気がした
コツコツ、コツコツ
コツコツ、コツコツ
コツン…
ある建物の前で音は止んだ
なるべく音をたてないようにそっとドアを開け、奥に進む
中は外の静けさとは対象的に
明るく、にぎやかで誰もが仮面をし...仮面の奥に#00
紅蘭 蝶
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全快した。大尉は意外と早かったわねと褒めてるのかどうかよく分からないことを言いながら、一等お気に入りのボトルを回復祝いと称して置いていき、少佐が本当に治ったのかこのモヤシといいながら僕をどついたぐらいで特にどうといったことはなかったけれど。取り上げられていた愛銃も返却された。今日から隊に戻ることにな...
アンビバレント3 (KAITO・軍パロ注意)
ひやた
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ここはVOCALOID専用調整ラボ。
私『初音ミク』はマスターの友人が所長を務める、このラボにメンテナンスで来ている。
マスターは静かに調整カプセルの扉を開けて私に声をかけてきた。
「ミク、調子はどうだい?」
「はい…ちょっと頭がぼーっとします」
「まだ目が覚めたばかりだからな。」
そう言って私の頭...VOCALOID-3『目覚め』[小説]
イルカ
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コンコン
「KAITO?私、MEIKO。入るわよ?」
彼女が部屋に入ってきた。
僕は部屋の電気をつけてなかった。
「…うわっ…ちょっと、電気くらいつけなさいよ!」
そう言って彼女は部屋の電気をつけた。
「ほらー、いつまでも沈んでないで、笑顔笑顔!」
彼女はにっこりと笑顔を向けてくれた。
なんで彼女は...VOCALOID-2『声』[小説]
イルカ
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僕の声はもう誰にも届かない。
誰にも伝わらない。
『それ』は僕の悲しい歌となって、僕の中にだけ響いてた…。
そして、僕は歌うのをやめた。
静かに、僕の時間が止まるのを待ち続けた。
VOCAL-ANDROID
通称VOCALOID
彼らは歌うことで人々に笑顔を与えることの出来る、唯一感情を持つアンドロ...VOCALOID-1『出逢い』[小説]
イルカ
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─パタッ。パタタ。
? 何だろう・・・。これは、空の?それとも僕の?
ザアアアアアァ─。
いや、両方かな?
この音は、僕の存在を消してくれるようで気持ちくて、冷たい。
誰も僕の気持ちを気付かない。知らない。
あの笑顔が、あの言葉が、僕の゛ココロ゛を削っていく。
ヤンデ、ハヤク、ヤンデヨ・・・。
僕ガ...スベテコワセバイイ
壟(ロウ)
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ボカロ一家の日常
レンです。自称姉のリンと一緒に歌手をしてます。
最近は少しエッチな曲やスク水を着て歌っています。
僕自身にそんな趣味はありません。
お兄ちゃんのカイトはダッツばっかり食べたり、仕事場から女装して帰ってくることもあります。
「レン!見て見て!今度の仕事で女装して歌ったら、こんなにア...ボカロ一家の日常 レン君の苦悩
エントツ
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昨日から、変だなって思ってた。
歌ってる時になんとなく、空咳をくりかえしたり、喉の辺りを触って首をかしげたりしてたし。そういえば声の伸びもあんまり良くなかった気がするし。
今朝になってそれは明白になった。
顔を真っ赤にして、苦しそうに咳き込みながら寝込んでいるリン。真夜中に発熱して、今日はてんやわん...リンが風邪をひいた日
@片隅
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スクランブル待機室に待機してから半日が経とうとしている。
正直、何もしないでこうして座っているだけなのは暇と言えば暇だ。
警戒態勢など敷かれていなければ、今頃いつもの上空警戒任務で空に漂っているか、訓練用シミュレーターをやっているかどちらかだろう。
しかしいざとなれば優先的にここに待機させら...Sky of BlackAngel 第十三話「ソード小隊」
FOX2
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(お前の彼氏になる。)
「……。」
私は勉強に集中出来なかった。
告白なんて初めてされた…。
ドキドキがまだ止まらない。
横をちらっと見てみた。
カイトは何事も無かったかのように勉強している。
(恋なんて…。)
絶対しないものだと思っていた。
恋自体がどんなものかが分からない…。...【2話】恋
柊 ハク
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「…どうして、あんたがここにいるのよ」
僕を目にした瞬間、彼女は驚きとも不思議ともつかないような、奇妙な表情でそう言った。
一瞬迷ってから、僕は言葉を発する代わりに、マフラーの下から少しだけ微笑んでみせた。
まるで、ずっと前からそうしようと思って用意していたみたいに。
本当は、なんて言ったらいいか分...寒い日。(※カイメイ)
サハラ。
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予想はしていた通りだけど、中尉の位は取り上げられることになった。まあ当たり前だよなと小さく微笑んだ僕に大尉は続けて告げた。その代りと言うのは可笑しいのかも知れないが、今回の件は事情を知っている者だけの秘密になっているから安心しろ、と。大尉が良かったわねと言って僕の肩に手を置いたとき、僕は愕然とした。...
アンビバレント2 (軍パロ注意・KAITOMEIKO)
ひやた
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★マスミク
『♪世界で一番お姫様
そういう扱い心得て……よね!』
ハードなロック。
ジャズの利いたピアノ。
(わーるどいずまいん……かぁ。すごい歌声だわ)
マスターお気に入りの動画サイトで見つけた"私じゃない"ミクの曲。
このマスターの作った曲は他にも聞いたことがある。
どれも等身大の女の子って感...【小話】ワールドインユアカラー
arabesuku
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ある年の冬
タッタッタッ…
道路を一人の少女が走っていた。
「早くしないと遅刻しちゃう。」
その走っている少女の名前は
『初音ミク』
と言う。
キーンコーン…
ガラガラッ
「はあはあっ…。間に合った…。」...恋
柊 ハク
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「・・・マスター」
「ごめんな・・・レン」
「いいですよ、マスター。しょうがないから。・・・・・リンに、言っときますね」俺はマスターの部屋を出てリンのトコに向かった。
「・・入るぞー」
ガチャ。
ドアを開けて部屋に入った。
リンは部屋の奥の方に座っていた。
「電気ぐらい点けろよ」
俺が部屋の電気を点...消える時も
壟(ロウ)
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三章
ある日突然、怒れ狂った国民たちの手で、城は攻められた。
休み暇もなく疲れ切った兵士は、彼らも敵ではなかった。
大臣たちは、逃げ出した。
リンは自分の部屋にいた。レンも、そのそばを離れずにいた。
「ほら、僕の服を...【悪ノ】哀れな双子 3章
紺スープ
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バタン、と戸の閉まる音がした。それに反応して目蓋が開く。
……戸はしっかり閉めたはずなんだけどな。
視線を移すと、黒い影が揺らめく。僕によく似た。
「どうした、リン」
目をこすりこすり、口を開く。
「一緒に寝よう、レン」
いきなりその影が首元に飛び付いてくる。泣いているみたいだ。
「ば、馬鹿、いてー...ティントとシェードの狭間
teito