タグ「6月ハーモニー小説版」のついた投稿作品一覧(27)
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6月ハーモニー 未来音符 そのじゅ~ろっく
次の日、私は授業が終わり、その次のHRも終わると同時に立ち上がった。
うちの学校の生徒が近いからよく学校帰りにメゾールに行く。
だから下手したら私と先輩が2人でメゾールを回る姿を誰かに見られて
しまうかもしれない。
それは恥ずかしい。とっっても恥ずかしい!...6月ハーモニー 未来音符 その16
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6月ハーモニー 未来音符 そのじゅーしー
私が分かりましたと言うと、先輩は笑顔になって
「ありがと~そう言ってくれて助かるわ~
いや~昨日の夜からずっとハラハラしてたんだけど、良かったわ~」
「で、でも私は流香先輩に言われたから、あのお馬鹿イト先輩にチャンスを
あげるんですからね?勘違いしないで下さ...6月ハーモニー 未来音符 その14
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6月ハーモニー 未来音符 そのじゅーさん!
「じゃあ……私が真っ先にミクに非難されるべき人間ね…」
流香先輩は無感情にそう言って、紅茶を一口飲んだ。
非難されるべき人間……?
先輩の言葉に私は戸惑いながら
「え?え?な、なに言ってるんですか流香先輩?
わ、私がどうして先輩のことを非難しなくちゃいけな...6月ハーモニー 未来音符 その13
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6月ハーモニー 未来音符 そのじゅーに~
私は先輩と別れて小雨の中、真っ直ぐ家に向かった。
メゾールから出て、駅に行って電車に乗って、誰もいない家に向かった。
家に着くまでの間、私はずっとイライラしていた。
そして家に着いて自分の部屋に入って、ベッドにバッグを投げつけた。
「…………」
流香先輩に買...6月ハーモニー 未来音符 その12
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6月ハーモニー 未来音符 そのじゅーいちっ
私達がLilyの歌を聴き始めて、1時間ちょっと経った時だった。
ぽつぽつと、梅雨の空が雨を降らせ始めた。
その一粒が私のおでこに落ちてきた。
「冷た!」
私が上を向くと、雲は真っ白…とは言えないが、全体的に灰色になっていた。
うわぁ~超どんよりしてるじゃん...6月ハーモニー 未来音符 その11
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6月ハーモニー 未来音符 そのきゅー
料理も食べ終わったので、私達はお店から出た
「それで?次はどこに行くんですか?」
先にお店から出た海斗先輩の背中に訊ねた
「え~っとね、この後に2階にイベント広場があるじゃん?
今日そこにLilyが来るらしいんだよ。だからそれを見に行こうと
思ってるんですけど…...6月ハーモニー 未来音符 その9
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6月ハーモニー 未来音符 そのはち
「いやいやいや!!いつも通りじゃないよ!?いつもと全然違うよ!?」
うるさいなぁ~私が寒がってるのも分からなかった鈍感のくせに…
私は先輩の方を向いて
「いつも通りって言ってるじゃないですか?いつもこんな感じです」
流香先輩の時と同様、殺気を含んだ目と低い声で言う...6月ハーモニー 未来音符 その8
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6月ハーモニー 未来音符 そのなな
家に帰り自分の部屋に上がり、先輩に買ってもらった服と靴をベッドの上に。
そして服を袋から出して、人が着ている形に並べて
う~~ん…流香先輩は気合をそんなに入れてないって言うけど…
今まで着たことがない服が並んでいるため、自分には変なんじゃないかと、
流香先輩は、チ...6月ハーモニー 未来音符 その7
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6月ハーモニー 未来音符 そのろく
エスカレーターに乗って3階に着き、喫茶店に入り
「さぁ好きなもの何でも頼んで良いわよ~お姉さんが奢ってあげる!」
先輩が良い笑顔で言っきたので、私はメニューを見ながら
「好きなものって…本当に何でも良いんですか~?」
無感情…正確には殺気を含んだ目と、かなり低い声...6月ハーモニー 未来音符 その6
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6月ハーモニー 未来音符 そのごー
曇り空の中、私は急いでメゾールに向かった。
メゾールは駅前にある大きなショッピングモールで、建物の大きさは地下1階から5階まで
あり、広さは学校と校庭がそのまんま入りそうなほど大きい。
建物の形は少し面白く、上から見たら全体の形はただの丸だが、2階から上の階は三日...6月ハーモニー 未来音符 その5
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6月ハーモニー 未来音符 そのよん
「ん?どうしたのミキ?何か嬉しそう…」
ミキは私から視線を逸らし、少し照れて
「べ、別に…何でもないよ…ミクの気のせいじゃないの?」
気のせいって…その割にはミキの顔が…
「いや、ミキ顔が赤くなってるし…ん~やっぱり嬉しそうだよ?」
特に今日は…いや、一週間ぐらい...6月ハーモニー 未来音符 その4
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6月ハーモニー 未来音符 そのさん
「な、何やってるの?お母さん…」
おかしな行動をしてる背中に話しかけると
「う~~ん、洗濯物がね~~乾かないからね~~こうやって乾かしてるの~」
なんて効率の悪いやり方だ…
「いやいや、お母さん、クーラーとかつければいいじゃん…」
呆れたように言うと、お母さんは扇...6月ハーモニー 未来音符 その3
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6月ハーモニー 未来音符 そのにー
海斗先輩に一緒に帰ることになって、下駄箱で靴を履き替えて
「それじゃあ、帰ろっか…」
「はい…」
なんとなく気まずい雰囲気の中、私達は一緒に帰った
一緒に帰ると言っても1つの傘に2人とゆうことは無い。
2人ともちゃ~んとそれぞれ傘を持っていますよ。
相合傘なんて状...6月ハーモニー 未来音符 その2
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6月ハーモニー 未来音符 そのいち
私が5月の初めの頃に、合唱部を辞めて演劇部に入ってから一月が経った。
だから今は6月。
そして制服は衣替えの時期で、長袖から半そでになった。
まぁ私は長袖のほうが好きなんだけど…
だって半そでは何か……落ち着かない…
私は演劇部の部室の机にぐで~と寝そべりながら、...6月ハーモニー 未来音符 その1
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6月ハーモニー 双子蜜柑 そのじゅうさん!
自分の部屋に戻って携帯を開いて
『さっきレンに聞いたら特に怒って無いって…良かったね?
まぁレンを好きでいると大変だろうけど、頑張って。ふぁいと~』
メグミにお願いへの返事と励まし?のメールを送った。
しかし、今日のメグミはレンにことごとく自分の思惑を...6月ハーモニー 双子蜜柑 その13
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6月ハーモニー 双子蜜柑 そのじゅ~に!
オムライスを食べ終わって、私とレンはそれぞれ自分の部屋に戻った。
私が部屋に戻り携帯をポケットから出すと、ランプが点滅していた。
ん?なんだ?
携帯を開くと、メグミからメールが来ていて
『リン大丈夫?ショップでのことだけど、あんまり気にしちゃダメだよ?
...6月ハーモニー 双子蜜柑 その12
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6月ハーモニー 双子蜜柑 そのじゅ~いち
俺の携帯がメールを受け取ったので、誰からだ?と思い画面を見ると母さんからで
『リンに電話しようとか考えてんじゃねぇぞ?
それよりも何があったかワケをちゃんと話せ。あんな説明じゃなんにも分からん。母より』
俺は母さんからのメールを見て
これは…帰って説明したほ...6月ハーモニー 双子蜜柑 その11
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6月ハーモニー 双子蜜柑 そのじゅ~
俺はボールを持って、肩で息をしながら
「タ、タケル…俺達…はぁ…はぁ…今…はぁ…はぁ…何対何だっけ?」
タケルも俺と同じように肩で息をしながら
「はぁ…はぁ…え?…覚えて…ない…メグミなら…はぁ…分かるんじゃね?」
「そっか…はぁ…はぁ…メグミ…俺達…今…はぁ…...6月ハーモニー 双子蜜柑 その10
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6月ハーモニー 双子蜜柑 そのきゅう
「子供の時みたいに髪を伸ばしたら、この服を買いに来てね?鏡音リンちゃん」
私達3人はお店から全力で走って離れて、そのままイベント広場の近くの
外階段に向かった。
あのお姉さん、ど、ど、どうして私の髪が子供の頃は長かったって、
し、知ってるの!?
そ、それに、わ、...6月ハーモニー 双子蜜柑 その9
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6月ハーモニー 双子蜜柑 そのはち
「こ、これなんかいいんじゃない?ねっ?リン!?」
お店に入ったメグミはそう言って、フリーサイズの白のワンピを私に渡してきたので
「急にどうしたのよメグミ?なによ?」
するとメグミは私に顔を寄せ、小声で
「こ、ここで服選びのセンスをレン君に見せとかないと、レン君に私...6月ハーモニー 双子蜜柑 その8
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6月ハーモニー 双子蜜柑 そのなな
声がした方に私とレンが振り返ると
「あれ?メグミじゃん?」
「あっ、メグミ~」
そこにはTシャツにジーンズといったラフな格好のメグミがいた
「え?…え?…ちょ、ちょっと待ってねレン君」
メグミは焦った顔をして私達に背中を向け、鞄から携帯を出して
プルル~、プルル~...6月ハーモニー 双子蜜柑 その7
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6月ハーモニー 双子蜜柑 そのろく
映画が始まる15分前、メゾールの映画館の前で私はレンを待っていた
私の格好はデニムのショートパンツにパーカー。以上。
そして映画館に入る子供と子供と子供達を見ながら
レンまだかな~
レンを待っていると
プルル~
私の携帯が鳴ったので
レンだ。なんだろ?
レンからの...6月ハーモニー 双子蜜柑 その6
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6月ハーモニー 双子蜜柑 そのごー
お母さんの手にはアルバムが2冊あった
「は~い。幼稚園の頃のリンちゃんで~す。ねっ?髪長いでしょ~?」
お母さんがアルバムを広げると、そこには幼稚園の服を着てる髪が長くて
超可愛い私がいた
「本当だー!私って昔は髪が長かったんだー!!レンも見て見て!!」
「へえ~...6月ハーモニー 双子蜜柑 その5
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6月ハーモニー 双子蜜柑 そのよん
ブーたれながらレンに手を引かれ、私達は家に帰った
「ただいま~」
「ただいま…」
先にレン。次に私がお母さんに帰ってきたことを言うと
「おかえり~あと2分ぐらいで晩ご飯だから、早く着替えてきて~」
台所からお母さんの声が聞こえてきた
「俺いつも思うけど、帰ってきて...6月ハーモニー 双子蜜柑 その4
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6月ハーモニー 双子蜜柑 そのさん
私が上りエスカレーターに乗って3階につくと、レンが待っててくれた
「レ~ン!お待たせ!待っててくれたの?ありがと~」
エスカレーター前のレンに駆け寄った
「ん~、じゃあゴドバシ行くか…」
そう言って家電量販店に向かうレン
そのレンの横に並び、私はいつも通りレンと手...6月ハーモニー 双子蜜柑 その3
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6月ハーモニー 双子蜜柑 そのにー
メゾールは駅前にある大きなショッピングモールで、建物の大きさは地下1階から5階まで
あり、広さは学校と校庭がそのまんま入りそうなほど大きい。
建物の形は少し面白く、上から見たら全体の形はただの丸だが、2階から上の階は三日月の
形で建っていて、2階は三日月以外の部分...6月ハーモニー 双子蜜柑 その2
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6月ハーモニー 双子蜜柑 そのいち
私とレンが高校に入学して初めての梅雨の季節がやってきた。
だから今は6月。
そして制服は衣替えの時期で、長袖から半そでになった。
半そでは動きやすくて好き…
長袖から半そでに変わり、私は気分が良かった。
だから黒に近い灰色の曇り空が雨を降らせているが、気分は暗くな...6月ハーモニー 双子蜜柑 その1